記事一覧

当ブログについて

NPB2017

NPB2016

NPB2015

NPB2014

2014年戦力分析とドラフト[広島東洋カープ]

□2014年総合
球団 打撃 守備 投球 合計 貯金 勝敗成績 勝率
巨人 -1 23 39 61 21 82勝61敗1分 0.573
阪神 8 -24 -9 -25 7 75勝68敗1分 0.524
広島 61 1 2 64 6 74勝68敗2分 0.521
中日 -7 47 -55 -15 -6 67勝73敗4分 0.479
DeNA -75 -19 54 -41 -8 67勝75敗2分 0.472
ヤクルト 16 -28 -30 -42 -21 60勝81敗3分 0.426

それぞれの数値は、各部門で「リーグ平均に対し何点分の利得を作れたか」を示します。
打撃については球場補正を加えたRCAAを記載、投球については球場補正守備補正を加えたRSAAを記載、
守備についてはDERから求められる守備得点を記載しました。

今季の広島はセリーグで唯一、投攻守の三部門すべてで「+」を記録。特に昨季と比較すると打撃が大幅に伸びました。
三部門の利得の単純な合計では優勝した巨人を上回っており、チームの実力はリーグ最高峰だったと言えます。

□2014年攻撃評価
広島攻撃
各ポジションの先発出場数上位3人について、球場の得点PFを考慮した上で
同ポジションの平均的な選手と比べて何点分チームの得点を増やしたか」をまとめたものです。

全ポジションの打力がほぼ平均以上という、バランスの良く穴の無い構成となりました。
特に二塁の菊池涼介,中堅の丸佳浩が年間通して同一ポジションを守り、打撃面でチームに大きく貢献しました。
會澤翼は30%程度の出場に留まりましたが、捕手としては阿部慎之助に迫るリーグ2位の打撃貢献を記録。
残りのポジションは固定できているとは言い難いものの、田中広輔,松山竜平,小窪哲也,天谷宗一郎
準レギュラー格選手の打撃が非常に好調で、チームの攻撃力の高さを下支えしたと考えられます。

□2014年投球評価
広島投球
チームの守備力、本拠地の得点PFを考慮した上で
先発投手について「平均的な先発投手と比べて何点分チームの失点を減らしたか
救援投手について「平均的な救援投手と比べて何点分チームの失点を減らしたか」をまとめたものです。

先発投手陣は前田健太が今年もリーグ1位の投球利得を積み上げました。
しかし前田の他に「+」を記録した先発投手はヒースだけで、やや物足りない陣容だったと言えます。
救援投手陣は軒並み好調で、30投球回以上を記録した全員が「+」を記録。
特に一岡竜司は故障により6月中旬以降は長く戦列を離れましたが、わずか31投球回でチームトップの貢献を上げました。

□総評
総得点がwOBAやRCの予想値ほど伸びず、得失点差に対して勝敗成績も伸びず、
優勝できる実力を持ちながら惜しくも3位となりました。二重の不運に泣かされたと言えます。

攻撃面については、BABIPなどを見る限り今季はやや出来過ぎの気があり、
来季は今季ほどの得点力は維持できない可能性が高いと言えます。
しかし広島の野手陣は平均年齢が低くまだまだ伸び代が期待できるため、
層の厚さはリーグ屈指であることは間違いありません。

優秀な野手陣を抱える一方で投手陣は平均程度であり、補強による上積みを狙うならこちらを優先すべきだと思います。
広島のフロントは既に2人の外国人左腕の獲得を発表しています。
広島 新助っ人150キロ左腕マイク・ザガースキー獲得発表(スポニチ)
鯉150キロ左腕ジョンソン獲得へ(デイリースポーツ)
記事を見る限りジョンソンは先発、ザガースキーはリリーフでの起用となりそうですね。

□ドラフト
広島ドラフト

投手4人,捕手1人,内野手1人,外野手1人の計7人の指名でした。
外野に関しては来期は左翼がロサリオ,中堅が丸に固定されると思われるため、
野間峻祥が定着を狙うのは右翼ということになるのでしょうか。堂林の起用法がどうなるのか興味深いです。

■他球団の2014年戦力分析はこちら [][][広][][De][] [][][][][西][]

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

コンテンツ

■2017年シーズンデータ
 PFを考慮したwOBAとRSAA
 セリーグ パリーグ 各種PF
 ファームwOBAとRSAA
 ウリーグ イリーグ 各種PF
 各球団の一軍打線
  De 西


■選手INDEX(球団/五十音/守備)
  De
  西 他消滅球団
 
 

■打線アーカイブ
  De
  西 他消滅球団
 歴代打線得点力評価[-2017]
 歴代打線守備力評価[-2017]

■RCWINに関する記録
 RCWIN歴代記録[-2016]
 通算 シーズン RCWIN
 通算 シーズン RCWIN(PF)
 通算 シーズン RCWIN(PF/POS)
 RCWINで見る強力打撃コンビ
 RCWINで見る強力打撃トリオ
 ポジション別
 

■RSWINに関する記録
 RSWIN歴代記録[-2016]
 通算 シーズン RSWIN
 通算 シーズン RSWIN(PF/DER)
 通算 シーズン RSWIN(リリーフ)
 RSWINで見る強力ダブルエース
 RSWINで見る強力勝利の方程式

■守備得点に関する記録
 

■PFに関する記録
 一軍PF
 2017 2016 2015 それ以前
 二軍PF
 2017 2016 2015 それ以前
 球場別各種PF
 マツダスタジアム
 横浜スタジアム
 ナゴヤドーム
 種類別各種PF
 セリーグ得点PF[1957-2016]
 パリーグ得点PF[1957-2016]

■傑出度に関する記録
 打撃歴代記録[-2016]
 通算 シーズン 打率傑出度
 通算 シーズン 出塁率傑出度
 通算 シーズン 長打率傑出度
 通算 シーズン OPS傑出度
 投球歴代記録[-2016]
 通算 シーズン 防御率傑出度
 通算 シーズン 奪三振率傑出度
 通算 シーズン 与四球率傑出度

■戦力分析とドラフト評価
 2015年戦力分析
  De 西
 2014年戦力分析
  De 西
 2013年戦力分析
  De 西
 2015年二軍評価
  De 西
 2015年ファーム得点PFと選手評価
 打順の組み方を眺める
 2016年 セリーグ パリーグ

■選手の個人評価
 ポジション別に最優秀打者を選ぶ
 2016年 セリーグ パリーグ
 2015年 セリーグ パリーグ
 2014年 セリーグ パリーグ
 2013年 セリーグ パリーグ
 2016年打者の通信簿
  De 西
 2015年打者の通信簿
  De 西
 2014年選手別守備得点と総合貢献
 総括
 簡易WARの答え合わせ2014
 球団史上最高の4人を選ぶ
    De 西
 

■2017年の特筆記事
 現役20代選手の通算安打(2017年版)
 「8番投手」は珍しいのか?
 2017年各種パークファクター
 2017広島打線は史上最強か?

■2016年の特筆記事
 2016年における2000本安打の展望
 2016年広島打線、得点力向上の要因は?
 2016年各種パークファクター
 パリーグ野手編成と野手運用の私的評価
 セリーグの犠打減少を考える
 糸井嘉男の成績低下リスクを考える


■2015年の特筆記事
 2000本安打の展望
 違反球の再来?2015年セリーグ
 こちらも違反球?2015年パリーグ
 秋山と柳田が挑む、もうひとつの日本記録
 秋山翔吾の安打記録更新の確率を考える
 「余剰安打」で見る、安打新記録の価値
 山田哲人は何位?二塁手シーズンHR記録
 二塁手史上最高の打撃?2015年山田哲人
 30HRと30盗塁の両立
 三浦大輔、23年連続安打
 谷繁元信、27年連続本塁打
 坂本勇人、7年連続二桁本塁打
 阪神タイガース、得失点差-59で貯金
 2015年はどのくらい打低だったのか?
 2015年各種パークファクター

■考察のようななにか
 □分析結果系
 徹底比較 ダルビッシュ有と田中将大
 平成の大投手 三浦大輔
 ポスト松井稼頭央時代の遊撃手総合力評価
 恐怖の8番打者
 稲葉篤紀、現役引退表明
 0本塁打のスラッガー
 シーズン二桁本塁打に関する記録
 20盗塁カルテットに関する記録
 ピタゴラス勝率を用いた采配評価の妥当性
 鈴木啓示の先発勝利に関する疑義
 セリーグの野手世代交代に関する考察
 □分析手法系
 RSAAに守備力補正をかける
 守備イニング推定手法の改良案
 DERチーム守備得点の改良案
 RRFの考え方
 外野刺殺指標試案
 外野補殺指標試案
 NPB版oWAR(試案)

■データ置き場
 [守備位置別安打記録]
 通算 シーズン
 [奪三振率]
 通算 シーズン
 [与四球率]
 通算 シーズン
 [K%]
 通算 シーズン
 [BB%]
 通算 シーズン
 [wSB+(盗塁得点)]
 通算 シーズン
 投手のシーズン本塁打記録
 セパ年度別 打低打高早見表
 年度別タイトル・表彰獲得者一覧


■当ブログのデータについて
 Kazmix World
 日本プロ野球記録
 スタメンデータベース
 プロ野球ヌルデータ置き場
 日本プロ野球私的統計研究会
 を参考にさせていただいています。

■お問い合わせ
 ご意見ご感想、間違いのご指摘など
 お問い合わせは コメント欄 及び
 ranzankeikoku.npbstats★gmail.com
 にお願い致します。(★を@に変換)

Twitter

検索フォーム

訪問者カウンター