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歴代打線得点力評価[-2017]


リーグ平均との対比で得点力を評価する

1試合あたり平均得点 2010年セリーグ 4.31点 → 2011年セリーグ 3.14点 (-1.16点)
1試合あたり平均得点 2010年パリーグ 4.47点 → 2011年パリーグ 3.41点 (-1.06点)

2011年に低反発統一球が導入されてから、投手戦が増えたのは記憶に新しいかと思います。
この「飛ばないボール」による打球速度の低下は本塁打の減少を招いただけでなく、
野手陣の間を抜く打球が減ったことで本塁打以外の安打も減少し、大幅な得点の減少を引き起こしました。

このように選手の実力に変化が無くても、様々な外的要因によって得点の入りやすさは変化します。
この記事では単純に「どれだけ得点したか」を見るよりも公平な評価の物差しとして、
「同年の平均的な打線に対してどれだけ多く得点したか」を基準に打線の得点力評価を行いました。



□12球団制移行後の得点力傑出[1958-]
※野手成績のみを評価するために、得点以外の数値については投手成績を除外しました。
※1978年阪急打線は同年の平均的な打線と比べてシーズン全体で161点多く得点を稼ぎ、1試合あたり1.24点多く得点を稼いだことを示す。
※1978年阪急打線は同年の平均的な打線と比べて1試合あたり0.70本多く安打を打ち、0.45個多く四球を選び、0.43本多くHRを放ったことを示す。
順位 打線 監督 得点+と得点+/試合 野手基本成績 安打+/試合 四球+/試合 HR+/試合
1位 1978年阪急打線 上田利治 得点+ 161 1.24 .283 176HR 700得点 安打+ 0.70 四球+ 0.45 HR+ 0.43
2位 2017年広島打線 緒方孝市 得点+ 166 1.16 .283 152HR 736得点 安打+ 0.86 四球+ 0.48 HR+ 0.24
3位 1968年巨人打線 川上哲治 得点+ 151 1.13 .274 175HR 652得点 安打+ 0.78 四球+ 0.66 HR+ 0.30
4位 1980年近鉄打線 西本幸雄 得点+ 134 1.03 .290 239HR 791得点 安打+ 0.77 四球+ 0.59 HR+ 0.31
5位 1969年巨人打線 川上哲治 得点+ 130 1.00 .274 145HR 599得点 安打+ 1.06 四球+ 0.65 HR+ 0.12
6位 2005年ロッテ打線 バレンタイン 得点+ 134 0.98 .284 143HR 740得点 安打+ 0.68 四球+ 0.40 HR+ 0.04
7位 1973年巨人打線 川上哲治 得点+ 127 0.98 .263 146HR 565得点 安打+ 0.59 四球+ 0.59 HR+ 0.26
8位 2002年巨人打線 原辰徳 得点+ 136 0.97 .281 185HR 691得点 安打+ 0.57 四球+ 0.44 HR+ 0.35
9位 1985年阪神打線 吉田義男 得点+ 125 0.96 .294 218HR 731得点 安打+ 0.55 四球+ 0.28 HR+ 0.48
10位 1973年阪急打線 西本幸雄 得点+ 123 0.94 .278 149HR 645得点 安打+ 0.69 四球+ 0.87 HR+ 0.17
11位 1959年巨人打線 水原茂 得点+ 119 0.92 .256 114HR 551得点 安打+ 0.50 四球+ 0.82 HR+ 0.24
12位 2000年日本ハム打線 大島康徳 得点+ 123 0.91 .278 177HR 771得点 安打+ 0.67 四球+ 0.19 HR+ 0.38
13位 1971年巨人打線 川上哲治 得点+ 118 0.91 .263 122HR 538得点 安打+ 0.82 四球+ 0.85 HR+ 0.16
14位 1971年阪急打線 西本幸雄 得点+ 118 0.91 .279 161HR 669得点 安打+ 0.58 四球+ 0.65 HR+ 0.10
15位 1992年西武打線 森祗晶 得点+ 113 0.87 .278 159HR 658得点 安打+ 0.62 四球+ 0.58 HR+ 0.29
16位 1978年広島打線 古葉竹識 得点+ 112 0.86 .289 203HR 713得点 安打+ 0.48 四球+ 0.36 HR+ 0.41
17位 2000年巨人打線 長嶋茂雄 得点+ 116 0.86 .274 202HR 689得点 安打+ -0.00 四球+ 0.26 HR+ 0.49
18位 2003年ダイエー打線 王貞治 得点+ 120 0.86 .297 154HR 822得点 安打+ 0.92 四球+ 0.30 HR+ -0.09
19位 2016年広島打線 緒方孝市 得点+ 122 0.85 .282 153HR 684得点 安打+ 0.79 四球+ 0.44 HR+ 0.24
20位 1988年西武打線 森祗晶 得点+ 110 0.84 .270 176HR 645得点 安打+ 0.46 四球+ 0.51 HR+ 0.32
21位 1999年横浜打線 権藤博 得点+ 113 0.84 .303 139HR 711得点 安打+ 1.29 四球+ -0.05 HR+ 0.01
22位 1966年巨人打線 川上哲治 得点+ 112 0.83 .252 110HR 559得点 安打+ 0.04 四球+ 1.07 HR+ 0.09
23位 2010年阪神打線 真弓明信 得点+ 119 0.83 .300 173HR 740得点 安打+ 1.10 四球+ -0.21 HR+ 0.20
24位 1965年南海打線 鶴岡一人 得点+ 115 0.82 .261 149HR 614得点 安打+ 0.61 四球+ -0.03 HR+ 0.24
25位 2006年西武打線 伊東勤 得点+ 112 0.82 .275 130HR 645得点 安打+ 0.57 四球+ 0.44 HR+ 0.18
26位 2002年西武打線 伊原春樹 得点+ 115 0.82 .278 183HR 672得点 安打+ 0.87 四球+ 0.30 HR+ 0.27
27位 1983年西武打線 広岡達朗 得点+ 106 0.81 .278 182HR 700得点 安打+ 0.35 四球+ 0.44 HR+ 0.27
28位 1994年近鉄打線 鈴木啓示 得点+ 105 0.80 .274 169HR 701得点 安打+ 0.15 四球+ -0.08 HR+ 0.38
29位 2001年巨人打線 長嶋茂雄 得点+ 111 0.79 .282 196HR 688得点 安打+ 0.37 四球+ 0.31 HR+ 0.48
30位 1971年ロッテ打線 濃人渉 得点+ 103 0.79 .278 188HR 654得点 安打+ 0.65 四球+ 0.04 HR+ 0.31

球団拡張の影響が一段落し、選手供給の観点から傑出しやすさが現代並になってからの記録です。
平均的な打線に対して1得点を上積みできれば歴史的な強力打線のようです。
歴代最高は1978年阪急打線の1.24点。2017年広島打線は1.16点で歴代2位に入りました。

□戦後以降の得点力傑出[1946-]
※1950年松竹打線は同年の平均的な打線と比べてシーズン全体で223点多く得点を稼ぎ、1試合あたり1.63点多く得点を稼いだことを示す。
※1950年松竹打線は同年の平均的な打線と比べて1試合あたり0.93本多く安打を放ち、0.48個多く四球を選び、0.45本多くHRを放ったことを示す。

順位 打線 監督 得点+と得点+/試合 野手基本成績 安打+/試合 四球+/試合 HR+/試合
1位 1950年松竹打線 小西得郎 得点+ 223 1.63 .291 172HR 908得点 安打+ 0.93 四球+ 0.48 HR+ 0.45
2位 1951年巨人打線 水原茂 得点+ 159 1.40 .298 *85HR 702得点 安打+ 0.94 四球+ 0.61 HR+ 0.12
3位 1956年巨人打線 水原茂 得点+ 179 1.38 .264 *97HR 568得点 安打+ 1.26 四球+ 0.33 HR+ 0.25
4位 1952年巨人打線 水原茂 得点+ 159 1.32 .299 *70HR 650得点 安打+ 1.44 四球+ 0.43 HR+ 0.11
5位 1950年毎日打線 湯浅禎夫 得点+ 156 1.30 .292 119HR 713得点 安打+ 1.13 四球+ 0.08 HR+ 0.30
6位 1953年巨人打線 水原茂 得点+ 159 1.27 .286 *77HR 667得点 安打+ 1.03 四球+ 0.43 HR+ 0.09
7位 1978年阪急打線 上田利治 得点+ 161 1.24 .283 176HR 700得点 安打+ 0.70 四球+ 0.45 HR+ 0.43
8位 1955年巨人打線 水原茂 得点+ 157 1.21 .269 *83HR 579得点 安打+ 0.94 四球+ 1.03 HR+ 0.13
9位 2017年広島打線 緒方孝市 得点+ 166 1.16 .283 152HR 736得点 安打+ 0.86 四球+ 0.48 HR+ 0.24
10位 1968年巨人打線 川上哲治 得点+ 151 1.13 .274 175HR 652得点 安打+ 0.78 四球+ 0.66 HR+ 0.30
11位 1946年近畿打線 鶴岡一人 得点+ 112 1.07 .279 *20HR 567得点 安打+ 0.40 四球+ 0.16 HR+ -0.05
12位 1980年近鉄打線 西本幸雄 得点+ 134 1.03 .290 239HR 791得点 安打+ 0.77 四球+ 0.59 HR+ 0.31
13位 1969年巨人打線 川上哲治 得点+ 130 1.00 .274 145HR 599得点 安打+ 1.06 四球+ 0.65 HR+ 0.12
14位 1954年巨人打線 水原茂 得点+ 128 0.98 .277 *84HR 613得点 安打+ 0.71 四球+ 0.60 HR+ 0.13
15位 2005年ロッテ打線 バレンタイン 得点+ 134 0.98 .284 143HR 740得点 安打+ 0.68 四球+ 0.40 HR+ 0.04
16位 1973年巨人打線 川上哲治 得点+ 127 0.98 .263 146HR 565得点 安打+ 0.59 四球+ 0.59 HR+ 0.26
17位 1947年大阪打線 若林忠志 得点+ 116 0.97 .264 *13HR 502得点 安打+ 1.25 四球+ 0.35 HR+ -0.12
18位 2002年巨人打線 原辰徳 得点+ 136 0.97 .281 185HR 691得点 安打+ 0.57 四球+ 0.44 HR+ 0.35
19位 1985年阪神打線 吉田義男 得点+ 125 0.96 .294 218HR 731得点 安打+ 0.55 四球+ 0.28 HR+ 0.48
20位 1973年阪急打線 西本幸雄 得点+ 123 0.94 .278 149HR 645得点 安打+ 0.69 四球+ 0.87 HR+ 0.17
21位 1955年西鉄打線 三原脩 得点+ 132 0.92 .270 140HR 663得点 安打+ 0.58 四球+ 0.28 HR+ 0.53
22位 1959年巨人打線 水原茂 得点+ 119 0.92 .256 114HR 551得点 安打+ 0.50 四球+ 0.82 HR+ 0.24
23位 2000年日本ハム打線 大島康徳 得点+ 123 0.91 .278 177HR 771得点 安打+ 0.67 四球+ 0.19 HR+ 0.38
24位 1971年巨人打線 川上哲治 得点+ 118 0.91 .263 122HR 538得点 安打+ 0.82 四球+ 0.85 HR+ 0.16
25位 1952年大阪打線 松木謙治郎 得点+ 109 0.91 .270 *57HR 600得点 安打+ 0.46 四球+ 0.26 HR+ 0.00
26位 1971年阪急打線 西本幸雄 得点+ 118 0.91 .279 161HR 669得点 安打+ 0.58 四球+ 0.65 HR+ 0.10
27位 1946年大阪打線 藤村富美男 得点+ 94 0.90 .293 *25HR 549得点 安打+ 1.43 四球+ -0.16 HR+ 0.00
28位 1992年西武打線 森祗晶 得点+ 113 0.87 .278 159HR 658得点 安打+ 0.62 四球+ 0.58 HR+ 0.29
29位 1978年広島打線 古葉竹識 得点+ 112 0.86 .289 203HR 713得点 安打+ 0.48 四球+ 0.36 HR+ 0.41
30位 2000年巨人打線 長嶋茂雄 得点+ 116 0.86 .274 202HR 689得点 安打+ -0.00 四球+ 0.26 HR+ 0.49

シーズン試合数が増加して現代並になってからの記録です。
球団増加に選手供給が追い付かず、平均が引き下げられて傑出の点で有利だった時代を含みます。
歴代最高は水爆打線の異名を取った1950年松竹打線の1.63点。2017年広島打線は1.16点で歴代9位でした。

□球団別最高記録[12球団制移行後/1958-]
※1978年広島打線は同年の平均的な打線と比べてシーズン全体で112点多く得点を稼ぎ、1試合あたり0.86点多く得点を稼いだことを示す。
※1978年広島打線は同年の平均的な打線と比べて1試合あたり0.48本多く安打を放ち、0.36個多く四球を選び、0.41本多くHRを放ったことを示す。

TM  打線 監督 得点+と得点+/試合 野手基本成績 安打+/試合 四球+/試合 HR+/試合
広  2017年広島打線 緒方孝市 得点+ 166 1.16 .283 152HR 736得点 安打+ 0.86 四球+ 0.48 HR+ 0.24
  1968年巨人打線 川上哲治 得点+ 151 1.13 .274 175HR 652得点 安打+ 0.78 四球+ 0.66 HR+ 0.30
De  1999年横浜打線 権藤博 得点+ 113 0.84 .303 139HR 711得点 安打+ 1.29 四球+ -0.05 HR+ 0.01
  1985年阪神打線 吉田義男 得点+ 125 0.96 .294 218HR 731得点 安打+ 0.55 四球+ 0.28 HR+ 0.48
  1993年ヤクルト打線 野村克也 得点+ 104 0.79 .273 137HR 622得点 安打+ 0.57 四球+ 0.20 HR+ 0.12
  1966年中日打線 西沢道夫 得点+ 80 0.61 .263 123HR 521得点 安打+ 0.75 四球+ -0.23 HR+ 0.20
日  2000年日本ハム打線 大島康徳 得点+ 123 0.91 .278 177HR 771得点 安打+ 0.67 四球+ 0.19 HR+ 0.38
ソ  2003年ダイエー打線 王貞治 得点+ 120 0.86 .297 154HR 822得点 安打+ 0.92 四球+ 0.30 HR+ -0.09
ロ  2005年ロッテ打線 バレンタイン 得点+ 134 0.98 .284 143HR 740得点 安打+ 0.68 四球+ 0.40 HR+ 0.04
西  1992年西武打線 森祗晶 得点+ 113 0.87 .278 159HR 658得点 安打+ 0.62 四球+ 0.58 HR+ 0.29
楽  2013年楽天打線 星野仙一 得点+ 49 0.34 .268 *97HR 628得点 安打+ 0.16 四球+ 0.20 HR+ -0.02
急  1978年阪急打線 上田利治 得点+ 161 1.24 .283 176HR 700得点 安打+ 0.70 四球+ 0.45 HR+ 0.43
近  1980年近鉄打線 西本幸雄 得点+ 134 1.03 .290 239HR 791得点 安打+ 0.77 四球+ 0.59 HR+ 0.31 

2017年広島打線は球団記録を更新しました。
球団史上最高値を記録した年に優勝を逃しているケースも多いのが興味深い点です。
オフェンス面の傑出だけでペナントを制するのは難しいのかもしれません。

□年代別最高記録[戦後/1946-]
※1946年近畿打線は同年の平均的な打線と比べてシーズン全体で112点多く得点を稼ぎ、1試合あたり1.07点多く得点を稼いだことを示す。
※1946年近畿打線は同年の平均的な打線と比べて1試合あたり0.40本多く安打を放ち、0.16個多く四球を選び、0.05少なくHRを放ったことを示す。

年代 打線 監督 得点+と得点+/試合 野手基本成績 安打+/試合 四球+/試合 HR+/試合
40年代 1946年近畿打線 鶴岡一人 得点+ 112 1.07 .279 *20HR 567得点 安打+ 0.40 四球+ 0.16 HR+ -0.05
50年代 1950年松竹打線 小西得郎 得点+ 223 1.63 .291 172HR 908得点 安打+ 0.93 四球+ 0.48 HR+ 0.45
60年代 1968年巨人打線 川上哲治 得点+ 151 1.13 .274 175HR 652得点 安打+ 0.78 四球+ 0.66 HR+ 0.30
70年代 1978年阪急打線 上田利治 得点+ 161 1.24 .283 176HR 700得点 安打+ 0.70 四球+ 0.45 HR+ 0.43
80年代 1980年近鉄打線 西本幸雄 得点+ 134 1.03 .290 239HR 791得点 安打+ 0.77 四球+ 0.59 HR+ 0.31
90年代 1992年西武打線 森祗晶 得点+ 113 0.87 .278 159HR 658得点 安打+ 0.62 四球+ 0.58 HR+ 0.29
00年代 2005年ロッテ打線 バレンタイン 得点+ 134 0.98 .284 143HR 740得点 安打+ 0.68 四球+ 0.40 HR+ 0.04
10年代 2017年広島打線 緒方孝市 得点+ 166 1.16 .283 152HR 736得点 安打+ 0.86 四球+ 0.48 HR+ 0.24

V9巨人、黄金期阪急、黄金期西武など一時代を築いたチームが多く入っています。
2017年広島打線は2010年代では最大の得点力傑出を記録しました。

□安打、四球、盗塁、HRの傑出[12球団制移行後/1958-]
安打+/試合 打線 四球+/試合 打線 盗塁+/試合 打線 HR+/試合 打線
安打+ 1.29 1999年横浜打線 四球+ 1.07 1966年巨人打線 盗塁+ 0.67 1997年西武打線 HR+ 0.58 2004年巨人打線
安打+ 1.10 2010年阪神打線 四球+ 1.05 1967年巨人打線 盗塁+ 0.67 1974年阪急打線 HR+ 0.57 2010年巨人打線
安打+ 1.06 1969年巨人打線 四球+ 0.88 1964年巨人打線 盗塁+ 0.66 1985年大洋打線 HR+ 0.51 2008年西武打線
安打+ 1.04 2014年ソフトバンク打線 四球+ 0.87 1973年阪急打線 盗塁+ 0.66 1978年阪急打線 HR+ 0.49 2000年巨人打線
安打+ 0.98 1962年大毎打線 四球+ 0.85 1971年巨人打線 盗塁+ 0.66 1983年阪急打線 HR+ 0.48 2001年巨人打線
安打+ 0.97 2009年巨人打線 四球+ 0.85 2007年中日打線 盗塁+ 0.66 1973年阪急打線 HR+ 0.48 1985年阪神打線
安打+ 0.92 2003年ダイエー打線 四球+ 0.83 1963年巨人打線 盗塁+ 0.62 1986年大洋打線 HR+ 0.44 1991年中日打線
安打+ 0.90 1998年横浜打線 四球+ 0.82 1959年巨人打線 盗塁+ 0.61 1972年阪急打線 HR+ 0.43 1978年阪急打線
安打+ 0.89 1997年ヤクルト打線 四球+ 0.81 1965年巨人打線 盗塁+ 0.58 1985年広島打線 HR+ 0.41 1978年広島打線
安打+ 0.87 2002年西武打線 四球+ 0.75 2010年ロッテ打線 盗塁+ 0.57 1990年西武打線 HR+ 0.41 1992年ヤクルト打線

同じ方法で得点力以外の傑出について調べたものです。
安打は「マシンガン打線」がトップ、本塁打は「史上最強打線」がトップになるなどイメージ通りの結果に。
四球は王貞治の現役時代の巨人がTOP10中7チームを占める結果になりました。

□球場を考慮した得点力傑出[12球団制移行後/1958-]
※2005年ロッテ打線は同年の平均的な打線が同じ環境でプレーする場合と比べてシーズン全体で177点、1試合あたり1.30点多く得点を稼いだことを示す。
※2005年千葉マリンスタジアムは同年の平均的な球場と比べて0.80倍の得点しか入らない環境だったことを示す。
順位 打線 監督 得点+と得点+/試合 野手基本成績 得点PF 本拠地球場
1位 2005年ロッテ打線 バレンタイン 得点+ 177 1.30 .284 143HR 740得点 0.80 千葉マリンスタジアム
2位 2017年広島打線 緒方孝市 得点+ 181 1.26 .283 152HR 736得点 0.90 マツダスタジアム
3位 2003年ダイエー打線 王貞治 得点+ 167 1.19 .297 154HR 822得点 0.80 福岡ドーム
4位 1983年西武打線 広岡達朗 得点+ 155 1.19 .278 182HR 700得点 0.78 西武ライオンズ球場
5位 1988年西武打線 森祗晶 得点+ 148 1.14 .270 176HR 645得点 0.78 西武ライオンズ球場
6位 1985年阪神打線 吉田義男 得点+ 144 1.11 .294 218HR 731得点 0.89 阪神甲子園球場
7位 1992年西武打線 森祗晶 得点+ 143 1.10 .278 159HR 658得点 0.87 西武ライオンズ球場
8位 1968年巨人打線 川上哲治 得点+ 139 1.04 .274 175HR 652得点 1.14 後楽園球場
9位 2000年巨人打線 長嶋茂雄 得点+ 139 1.03 .274 202HR 689得点 0.87 東京ドーム
10位 1978年阪急打線 上田利治 得点+ 131 1.01 .283 176HR 700得点 1.27 阪急西宮球場
11位 1959年巨人打線 水原茂 得点+ 127 0.98 .256 114HR 551得点 0.95 後楽園球場
12位 1973年巨人打線 川上哲治 得点+ 126 0.97 .263 146HR 565得点 1.03 後楽園球場
13位 2010年阪神打線 真弓明信 得点+ 140 0.97 .300 173HR 740得点 0.90 阪神甲子園球場
14位 2001年近鉄打線 梨田昌孝 得点+ 130 0.93 .279 211HR 770得点 0.83 大阪ドーム
15位 1963年巨人打線 川上哲治 得点+ 130 0.93 .255 140HR 611得点 0.85 後楽園球場
16位 1969年巨人打線 川上哲治 得点+ 119 0.92 .274 145HR 599得点 1.04 後楽園球場
17位 2002年巨人打線 原辰徳 得点+ 122 0.87 .281 185HR 691得点 1.06 東京ドーム
18位 1991年西武打線 森祗晶 得点+ 113 0.87 .265 155HR 624得点 0.80 西武ライオンズ球場
19位 1971年巨人打線 川上哲治 得点+ 112 0.86 .263 122HR 538得点 1.04 後楽園球場
20位 2007年巨人打線 原辰徳 得点+ 123 0.85 .287 191HR 692得点 0.88 東京ドーム
21位 1971年阪急打線 西本幸雄 得点+ 110 0.84 .279 161HR 669得点 1.12 阪急西宮球場
22位 2006年中日打線 落合博満 得点+ 123 0.84 .279 139HR 669得点 0.77 ナゴヤドーム
23位 2016年広島打線 緒方孝市 得点+ 120 0.84 .282 153HR 684得点 1.06 マツダスタジアム
24位 1966年巨人打線 川上哲治 得点+ 111 0.83 .252 110HR 559得点 0.94 後楽園球場
25位 1967年巨人打線 川上哲治 得点+ 110 0.82 .277 158HR 595得点 0.96 後楽園球場
26位 1976年巨人打線 長嶋茂雄 得点+ 107 0.82 .288 165HR 661得点 0.98 後楽園球場
27位 1980年近鉄打線 西本幸雄 得点+ 107 0.82 .290 239HR 791得点 1.31 日本生命球場
28位 2003年阪神打線 星野仙一 得点+ 114 0.82 .296 141HR 728得点 0.88 阪神甲子園球場
29位 1958年巨人打線 水原茂 得点+ 106 0.81 .257 *95HR 521得点 0.97 後楽園球場
30位 1973年阪急打線 西本幸雄 得点+ 103 0.79 .278 149HR 645得点 1.13 阪急西宮球場

本拠地球場の影響を排除するために、本拠地割合と得点PFを用いて補正を行った得点力傑出です。
サンプル数を確保するために「該当年:前年:前々年 = 4:2:1」で加重平均したものを使用しました。
※2017/07/23追記 補正に用いる得点PFを交流戦と地方球場を含まないデータに差し替えました。

歴代最高は2005年ロッテ打線の1.30点ですが、このシーズンは楽天の創設初年度であるため、
平均が下がって傑出しやすい環境だったことは考慮する必要があります。
V9時代の巨人は9年中7年でTOP30に入っており、NPBの歴史を代表する「打撃のチーム」だったことが窺えます。
 

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 2015年はどのくらい打低だったのか?
 2015年各種パークファクター

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 セリーグの野手世代交代に関する考察
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