記事一覧

当ブログについて

NPB2017

NPB2016

NPB2015

NPB2014

ナゴヤドーム[1997-] - 球場別PF


パークファクターとは

パークファクター(PF)は球場の特性を評価する指標です。
得点や本塁打といったイベントがその球場でどれだけ発生しやすいかを示します。
数値が大きければイベントが発生しやすい、数値が小さければ発生しにくい球場であることを意味します。

注意点

・開場(1997年)以来のナゴヤドームの年度別PFを調べました。
・球場特性を評価する上でノイズとなる交流戦と地方球場の試合は除外して算出しました。
・主催試合の1/4以上を占める球場を本拠地と定義し、本拠地が複数ある場合は合算値を記載しました。

□中日使用時パークファクター
年度別PF 打線 監督 順位 得点 本塁打 BABIP 単打 二塁打 三塁打 三振 四死球 使用試合 備考
2017年PF 打線 森繁和 5位 0.85 0.64 1.02 1.09 1.00 0.77 0.96 0.99 69 / 143
2016年PF 打線 谷繁元信 6位 0.77 0.55 0.96 0.92 0.92 1.76 1.13 1.16 66 / 143
2015年PF 打線 谷繁元信 5位 0.87 0.45 1.03 1.12 0.81 1.05 1.02 1.03 69 / 143 フィールドシート設置
2014年PF 打線 谷繁元信 4位 0.97 0.63 0.99 0.92 1.24 0.95 1.01 0.93 67 / 144
2013年PF 打線 高木守道 4位 0.75 0.49 0.97 0.89 1.08 1.35 1.07 0.94 68 / 144
2012年PF 打線 高木守道 2位 0.75 0.72 0.91 0.87 0.79 1.42 1.08 0.89 67 / 144
2011年PF 打線 落合博満 1位 0.70 0.33 0.90 0.87 0.78 0.91 1.01 1.12 70 / 144 人工芝張替え 統一球導入
2010年PF 打線 落合博満 1位 0.78 0.55 0.93 0.94 0.80 0.67 0.98 0.87 69 / 144
得点 本塁打 BABIP 単打 二塁打 三塁打 三振 四死球 使用試合
2009年PF 打線 落合博満 2位 0.81 0.58 1.02 0.98 1.02 0.96 1.06 1.04 67 / 144
2008年PF 打線 落合博満 3位 0.97 0.70 1.03 0.96 1.42 0.95 1.09 1.13 67 / 144
2007年PF 打線 落合博満 2位 0.89 0.49 1.03 1.03 1.05 1.02 1.09 1.00 67 / 144
2006年PF 打線 落合博満 1位 0.77 0.44 0.97 0.92 1.02 0.90 0.95 0.94 70 / 146 人工芝張替え
2005年PF 打線 落合博満 2位 0.74 0.59 0.97 0.89 1.02 1.73 1.04 0.89 68 / 146
2004年PF 打線 落合博満 1位 0.82 0.45 0.99 0.98 1.05 0.89 0.97 0.96 65 / 138
2003年PF 打線 山田久志 2位 0.90 0.73 0.99 0.89 1.19 1.27 1.01 1.09 64 / 140
2002年PF 打線 山田久志 3位 0.83 0.90 0.96 0.92 1.02 1.19 1.07 0.98 64 / 140 人工芝張替え
2001年PF 打線 星野仙一 5位 0.73 0.42 0.97 0.89 1.13 0.91 1.04 0.85 67 / 140
2000年PF 打線 星野仙一 2位 0.93 0.53 1.01 0.94 1.17 1.69 0.93 0.97 63 / 135
得点 本塁打 BABIP 単打 二塁打 三塁打 三振 四死球 使用試合
1999年PF 打線 星野仙一 1位 0.79 0.74 0.93 0.88 1.05 1.71 0.92 0.73 62 / 135
1998年PF 打線 星野仙一 2位 0.86 0.46 0.97 0.95 1.19 1.73 0.89 1.08 64 / 136
1997年PF 打線 星野仙一 6位 0.83 0.62 0.90 0.88 1.22 0.70 0.87 1.02 64 / 136 ナゴヤ球場から移転

開場から現在に至るまで中日ドラゴンズが本拠地として使用している球場。
フェンスの形状は平成以降に建設された球場としては一般的なものですが、
歴史のある球場の多いセリーグの中では大型の部類に入り、外野フィールド面積が大きいのが特徴。

球場の広さが影響してか本塁打が極めて出にくいという特性を見せており、
セリーグの他球場と比べると本塁打は50%強しか出ないほか、2011年のHRPF(0.33)は歴代最低値。
リーグ平均からの傑出という観点では、歴史的に見ても有数の本塁打が出にくい球場だと言えます。

守備陣が処理可能な打球が安打になりにくい上、打者は三振しやすく投手は三振を取りやすいなど、
本塁打の出にくさ以外にも多くのスタッツが投手有利の方へ偏っています。
そのため、得点の極めて入りにくいNPB最大のピッチャーズパーク(投手優位球場)となっています。

算出方法

算出式:(本拠地での試合あたりイベント数)÷(他球場での試合あたりイベント数)
主催試合の1/4以上を占める球場を本拠地と定義し、
非交流戦 かつ  主催試合 かつ 自軍本拠地 で開催された試合における「試合あたりイベント数」を、
非交流戦 かつ 非主催試合 かつ 相手本拠地 で開催された試合における「試合あたりイベント数」で割ることで算出しました。
BABIPは該当球場と他球場のBABIPの比を取ることで算出しました。また、入手できたデータの都合で分母に犠飛を含みません。

他球場のパークファクター
広島 マツダスタジアム('09-)
阪神 阪神甲子園球場('57-)
DeNA 横浜スタジアム('78-)
巨人 東京ドーム('88-)
中日 ナゴヤドーム('97-)
ヤクルト 明治神宮野球場('64-)
ソフトバンク 福岡ヤフオクドーム('93-)
西武 メットライフドーム('79-)
楽天 楽天生命パーク宮城('05-)
オリックス 京セラドーム大阪('97-)
日本ハム 札幌ドーム('04-)
ロッテ ZOZOマリンスタジアム('92-)

コメント

No title

二塁打のPFが2010年を境に出にくくなってる傾向にありますが原因はなんですかね?

Re: No title

コメントありがとうございます!

特に改修を行ったわけでもないのにこの変化は不思議ですよね。
一つ一つの打球を調べた訳ではないので私の推測になりますが、
この辺りを境に飛ばないボールが使用され始めたことが影響しているかもしれません。

セントラルリーグの各二塁打PFを見ると横浜スタジアムが非常に出やすい、神宮がやや出やすい、東京ドームが普通、
マツダスタジアムとナゴヤドームがやや出にくい、甲子園が非常に出にくい環境となっています。
この結果を見る限りでは外野フェンスの位置がホームベースに近くて高さがあるほど、
フェンス直撃の打球が増えて二塁打も増えているように見えます。

2010年ではないんですけど、日本プロ野球は2011年に統一球が導入されて本塁打が大幅に減りました。
これは従来のボールと比べて反発係数が低く、打球の平均飛距離が落ちたことが原因だと考えられます。
従来のボールでは本塁打になっていた打球の一部はフェンス直撃に、
従来のボールではフェンス直撃だった打球の一部は外野フライになったのではないでしょうか。
2013年に反発係数の見直しがありましたが、以降も昔と比べて本塁打の少ないシーズンが続いています。

この「本塁打がフェンス直撃になった」ことによる二塁打の増加と、
「フェンス直撃が外野フライになった」ことによる二塁打の減少のバランスが他球場と異なる可能性があるのではと考えます。
ナゴヤドームは本塁打の極めて出にくい球場ですから、前者が後者と比べて小さいのではないかと思うんですよね。
その辺りが二塁打が減ってしまった原因になっているのかなあと。仮説に仮説を重ねているので断言はできないんですけども。

No title

うーん断言出来る根拠が無いとは中々変わっていますね
メジャーのように打球のデータでもあればもう一歩踏み込めそうですが・・・
返答ありがとうございました

これほどの投手天国であれば野手の守備を固めて最大限その強みを引き出す戦術が利にかなってるんでしょうねえ。
中日の野手陣は守備はもちろん打撃も平均以上はあるみたいなのでここ最近の低迷している要因は投手陣で間違い無さそうですね
個人的には二軍で先発として数字を残して来た選手(三ツ間や佐藤など)に対して上ではリリーフしかやらせないというのはかなり勿体なく感じます。首脳陣にはこの考えるを改めてほしいです。
長文失礼しました。

Re: タイトルなし

中日ファンさん、コメントありがとうございます!
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。

> これほどの投手天国であれば野手の守備を固めて最大限その強みを引き出す戦術が利にかなってるんでしょうねえ。
私も同意見で、野手にリソースを割く比重を他球団よりも高めにした方が良いのではないかと思っています。
ナゴヤドームは得点の入りにくさの大部分が本塁打の出にくさに起因していて、
本塁打を打たれることは100%投手の責任なので、それだけ投手に由来する失点のウエイトが低い球場であるということですね。
こうした環境だと投手力による失点抑止で他球団に差を付けるのは難しいでしょうから、野手に力を入れるのが正解なのかなと。

> 個人的には二軍で先発として数字を残して来た選手(三ツ間や佐藤など)に対して上ではリリーフしかやらせないというのはかなり勿体なく感じます。首脳陣にはこの考えるを改めてほしいです。
こちらもその通りだと思います。
先発からリリーフに回ることは容易ですがリリーフから先発に回ることは難しいので、(又吉みたいなレアケースもありますが)
まずは先発である程度テストして、それでもダメならリリーフに回すといった手順を踏むのが良いのではと思っています。
今の中日のような先発もリリーフも足りていないチームだと尚更ですね。

コメントの投稿

非公開コメント

コンテンツ

■2018年シーズンデータ
 PFを考慮したwOBAとRSAA
 セリーグ パリーグ 各種PF


■選手INDEX(球団/五十音/守備)
  De
 西 他消滅球団
 
 

■打線アーカイブ
  De
 西 他消滅球団
 歴代打線得点力評価[-2017]
 歴代打線守備力評価[-2017]

■RCWINに関する記録
 RCWIN歴代記録[-2017]
 通算 シーズン RCWIN
 通算 シーズン RCWIN(PF)
 通算 シーズン RCWIN(PF/POS)
 RCWINで見る強力打撃コンビ
 RCWINで見る強力打撃トリオ
 ポジション別
 

■RSWINに関する記録
 RSWIN歴代記録[-2017]
 通算 シーズン RSWIN
 通算 シーズン RSWIN(PF/DER)
 通算 シーズン RSWIN(リリーフ)
 RSWINで見る強力ダブルエース
 RSWINで見る強力勝利の方程式

■守備得点に関する記録
 

■PFに関する記録
 一軍PF
 2018 2017 2016 それ以前
 二軍PF
 2018 2017 2016 それ以前
 種類別
 セリーグ パリーグ 得点PF
 セリーグ パリーグ 本塁打PF
 セリーグ パリーグ BABIP-PF
 セリーグ パリーグ 単打PF
 セリーグ パリーグ 二塁打PF
 セリーグ パリーグ 三塁打PF
 セリーグ パリーグ 三振PF
 セリーグ パリーグ 四死球PF
 球場別
 マツダスタジアム
 阪神甲子園球場
 横浜スタジアム
 東京ドーム
 ナゴヤドーム
 明治神宮野球場
 福岡ヤフオクドーム
 メットライフドーム
 楽天生命パーク宮城
 京セラドーム大阪
 札幌ドーム
 ZOZOマリンスタジアム
 広島市民球場
 川崎球場

■傑出度に関する記録
 打撃歴代記録[-2017]
 通算 シーズン 打率傑出度
 通算 シーズン 出塁率傑出度
 通算 シーズン 長打率傑出度
 通算 シーズン OPS傑出度
 投球歴代記録[-2017]
 通算 シーズン 防御率傑出度
 通算 シーズン 奪三振率傑出度
 通算 シーズン 与四球率傑出度

■戦力分析とドラフト評価
 2017年戦力分析
  De 西
 2015年戦力分析
  De 西
 2014年戦力分析
  De 西
 2013年戦力分析
  De 西
 2015年二軍評価
  De 西
 2015年ファーム得点PFと選手評価
 打順の組み方を眺める
 2016年 セリーグ パリーグ

■選手の個人評価
 ポジション別に最優秀打者を選ぶ
 2017年 セリーグ パリーグ
 2016年 セリーグ パリーグ
 2015年 セリーグ パリーグ
 2014年 セリーグ パリーグ
 2013年 セリーグ パリーグ
 2016年打者の通信簿
  De 西
 2015年打者の通信簿
  De 西
 2014年選手別守備得点と総合貢献
 総括
 簡易WARの答え合わせ2014
 球団史上最高の4人を選ぶ
    De 西
 

■2018年の特筆記事
 現役打者の2000本安打達成確率を考える
 現役20代選手の通算安打(2018年版)

■2017年の特筆記事
 現役20代選手の通算安打(2017年版)
 「8番投手」は珍しいのか?
 2017年各種パークファクター
 2017広島打線は史上最強か?

■2016年の特筆記事
 2016年における2000本安打の展望
 2016年広島打線、得点力向上の要因は?
 2016年各種パークファクター
 パリーグ野手編成と野手運用の私的評価
 セリーグの犠打減少を考える
 糸井嘉男の成績低下リスクを考える


■2015年の特筆記事
 2000本安打の展望
 違反球の再来?2015年セリーグ
 こちらも違反球?2015年パリーグ
 秋山と柳田が挑む、もうひとつの日本記録
 秋山翔吾の安打記録更新の確率を考える
 「余剰安打」で見る、安打新記録の価値
 山田哲人は何位?二塁手シーズンHR記録
 二塁手史上最高の打撃?2015年山田哲人
 30HRと30盗塁の両立
 三浦大輔、23年連続安打
 谷繁元信、27年連続本塁打
 坂本勇人、7年連続二桁本塁打
 阪神タイガース、得失点差-59で貯金
 2015年はどのくらい打低だったのか?
 2015年各種パークファクター

■考察のようななにか
 □分析結果系
 徹底比較 ダルビッシュ有と田中将大
 平成の大投手 三浦大輔
 ポスト松井稼頭央時代の遊撃手総合力評価
 恐怖の8番打者
 稲葉篤紀、現役引退表明
 0本塁打のスラッガー
 シーズン二桁本塁打に関する記録
 20盗塁カルテットに関する記録
 ピタゴラス勝率を用いた采配評価の妥当性
 鈴木啓示の先発勝利に関する疑義
 セリーグの野手世代交代に関する考察
 □分析手法系
 RSAAに守備力補正をかける
 守備イニング推定手法の改良案
 DERチーム守備得点の改良案
 RRFの考え方
 外野刺殺指標試案
 外野補殺指標試案
 NPB版oWAR(試案)

■データ置き場
 通算 シーズン 守備位置別安打記録
 通算 シーズン 奪三振率
 通算 シーズン 与四球率
 通算 シーズン K%
 通算 シーズン BB%
 通算 シーズン wSB(盗塁得点)
 投手のシーズン本塁打記録
 セパ年度別 打低打高早見表
 年度別タイトル・表彰獲得者一覧


■当ブログのデータについて
 Kazmix World
 日本プロ野球記録
 スタメンデータベース
 プロ野球ヌルデータ置き場
 日本プロ野球私的統計研究会
 を参考にさせていただいています。

■お問い合わせ
 ご意見ご感想、間違いのご指摘など
 お問い合わせは コメント欄 及び
 ranzankeikoku.npbstats★gmail.com
 にお願い致します。(★を@に変換)

Twitter

検索フォーム

訪問者カウンター