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2017年12球団パークファクター(二軍)


2017年二軍各種PF 2016年 / 2017年(一軍) / 2018年
イ本拠地とチーム 得点 本塁打 BABIP 三振 四死球 本拠試合 全体試合
ロッテ浦和球場 1.27 1.61 1.14 1.05 0.92 45(45) 99(120)
西武第二球場西 1.01 1.01 1.02 1.02 1.09 47(47) 99(117)
戸田球場 1.00 1.20 0.92 0.80 1.01 62(62) 114(126)
鎌ヶ谷スタジアム 0.97 1.70 0.91 1.10 1.04 58(60) 107(124)
泉グラウンド 0.95 0.48 1.03 0.93 1.14 41(41) 98(122)  ※利府球場を含む
ジャイアンツ球場 0.92 0.68 1.04 1.01 0.92 55(59) 105(125)
横須賀スタジアムDe 0.91 0.68 0.98 1.09 0.93 60(60) 114(123)  ※平塚球場、ベイスターズ球場を含む

ロッテ浦和球場の得点PFは1.27。
近年では打者有利傾向を示すことの多いヒッターズパークです。
ロッテの二軍打者の成績を見る時はこうした球場の影響に注意する必要があると考えます。

ウ本拠地とチーム 得点 本塁打 BABIP 三振 四死球 本拠試合 全体試合
由宇球場 1.15 1.34 0.99 1.02 1.03 51(51) 101(115)  ※マツダスタジアムを含む
阪神鳴尾浜球場 1.08 1.60 1.02 1.11 1.07 50(50) 97(122)  ※阪神甲子園球場を含む
ナゴヤ球場 0.96 0.65 1.08 1.04 1.02 43(46) 90(109)
舞洲サブ球場 0.95 0.72 0.98 0.93 1.16 42(42) 93(112)
タマホームスタジアム筑後 0.83 0.67 0.93 0.90 0.77 56(58) 103(119)

由宇球場が投手有利から打者有利に転じました。
同球場は昨オフの改修により、随一の広さだったファウルグラウンドが縮小されており、
ファウルフライの減少で得点が入りやすくなった可能性があります。


パークファクターとは

パークファクター(PF)は球場の特性を評価する指標です。
得点や本塁打といったイベントがその球場でどれだけ発生しやすいかを示します。
数値が大きければイベントが発生しやすい、数値が小さければ発生しにくい球場であることを意味します。


算出方法

算出式:(本拠地球場で発生した試合あたりイベント数)÷(他球場で発生した試合あたりイベント数)
試合数ベース(該当イベントが試合あたりどれだけ起こったか)で算出しました。
BABIPは該当球場と他球場のBABIPの比で算出しました。また、入手データの都合で分母に犠飛を含みません。

同一リーグ内での相対的な偏りを測る上で、地方球場と交流戦はノイズに成りうると考え、
同一リーグ内での各本拠地球場の結果だけを対象としてPFを算出しました。
右端の本拠試合数と全体試合数の()内は、地方球場と交流戦を含む試合数を示しています。

PFの算出方法では「中日が得点が取れないからナゴヤドームの得点PFが低い」といった事態は起こりません。
該当球場を本拠地とするチームが残した「本拠地と他球場の成績比」がベースとなるため、
そのチームが該当イベントを記録しやすいかどうかは、PF値に対して反映されない算出方法になっています。


本拠地の定義

二軍も各チームが本拠地を持ち、そこで主催試合の大半を消化するのが一般的です。
しかし、楽天やDeNAのような「準本拠地」を持つチーム、阪神のような一軍本拠地を使用するチームが存在し、
一軍と比べて本拠地での主催試合が少ないのが二軍本拠地の特徴です。

二軍本拠地rrrr_20171014

このような試合興行形態を踏まえると、球場環境が成績に与える影響を考える時に、
評価対象を本拠地に限定すると実態を上手く捉えられないと考えます。
そこで主催試合の10%以上を占める球場を本拠地と見なし、合算値で特性を評価しました。

コメント

No title

更新お疲れ様です
ファールグラウンドの縮小、1軍に比べて試合数が少なく数字のブレも大きい、複数球場の合算値
という様々な要素があるにしろ由宇球場が2014-15で2年連続得点PFリーグ最下位からトップになってるのは驚きです
今まで投手優位な球場という目で見ていたので考えを改める必要がありますね

Re: No title

コメントありがとうございます!

> ファールグラウンドの縮小、1軍に比べて試合数が少なく数字のブレも大きい、複数球場の合算値
仰る通りで一軍と比べて信頼性が低いのは注意が必要ですね。
一軍のように万遍なく色んな球場に出場する選手が少ない点もノイズになっていると考えます。

由宇球場は2016年も得点PFがウエスタンリーグ最下位でした。
3年連続最下位からトップになったので、何かしらの変化があったのではと考えてしまいますね。

No title

ファームまで各種パークファクターが充実しているのはとてもありがたいです。
ソフトバンクはヤフオクドームにテラスが設置されたことで、同じ大きさのタマスタとはPFに相当差ができるのではと思っていたのですが、
今年に関しては一軍も得点PF最低値になったので、データが揃うまでもう少し様子を見る必要がありそうです。
ただHRPFは極端に差がありますので、フライボール投手については特に注意して評価しなければいけませんね。
HRPFは他球団でも一軍と乖離しているものが散見されますので、各球団がどういう評価をしているか気になります。

また鎌ヶ谷がHRPF1.70で得点PFが平均以下というのはちょっと信じがたいですね。ヤフオクドームをより極端にしたような球場特性です。

Re: No title

カンザスさん、コメントありがとうございます!
返信が遅くなりまして申し訳ございません。

仰る通りソフトバンク二軍はフライボール投手が淘汰されにくい環境であるようなので、
二軍で活躍した人材と、HRの出やすい一軍環境に適した人材にはギャップが生じますね。
フロントがこの辺りをどう評価しているのか私も気になります。

サンプルサイズが小さいせいかもしれませんが、
一軍と比べて二軍は得点PFがHRPFと連動していないようにも見えますね。

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