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2018年12球団パークファクター

■前:2017年PF ■次:2019年PF [年度別PFアーカイブ]


セントラルリーグ本拠地 得点 本塁打 BABIP 単打 二塁打 三塁打 三振 四死球 使用試合
明治神宮野球場 1.41 1.78 1.08 1.09 1.13 1.16 1.03 1.09 67 / 143
横浜スタジアム De 1.11 1.24 0.97 0.99 1.07 0.54 0.92 0.87 71 / 143
マツダスタジアム 1.01 1.02 1.00 1.02 0.83 1.58 1.05 0.98 70 / 143
東京ドーム 0.95 1.12 0.96 0.92 1.01 0.61 0.97 1.14 64 / 143
阪神甲子園球場 0.82 0.60 1.03 1.06 0.87 1.10 1.06 0.94 62 / 143
ナゴヤドーム 0.77 0.49 0.97 0.94 1.11 0.93 0.99 1.02 68 / 143

横浜スタジアムのBABIP-PFが17年ぶりに平均を割り込みました。
同球場は今季から人工芝を福岡ドーム・東京ドームと同タイプのものに張り替えたため、
両球場のように打球が安打になりにくくなった可能性が高いです。

パシフィックリーグ本拠地得点 本塁打 BABIP 単打 二塁打 三塁打 三振 四死球 使用試合
メットライフドーム 西 1.24 1.30 1.01 1.05 0.94 1.83 0.94 0.94 66 / 143
楽天生命パーク宮城 1.06 1.10 1.00 1.06 0.88 0.73 0.97 1.02 69 / 143
京セラドーム大阪 0.97 0.89 0.98 0.99 0.97 1.01 1.02 1.14 59 / 143
ZOZOマリンスタジアム 0.90 0.88 1.00 0.98 1.04 1.65 1.00 0.96 70 / 143
札幌ドーム 0.89 0.64 1.05 1.05 1.16 0.89 0.95 0.83 57 / 143
ヤフオクドーム 0.88 1.07 0.95 0.87 1.06 0.53 1.15 1.11 66 / 143

ヤフオクドームは得点PFがリーグ最低値となりました。2年連続。
こちらも2017年の人工芝の張り替えによってBABIP-PFが下がり、得点が入りにくくなったとみられます。


パークファクターとは

パークファクター(PF)は球場の特性を評価する指標です。
得点や本塁打といったイベントがその球場でどれだけ発生しやすいかを示します。
数値が大きければイベントが発生しやすい、数値が小さければ発生しにくい球場であることを意味します。


算出方法

算出式:(本拠地球場で発生した試合あたりイベント数)÷(他球場で発生した試合あたりイベント数)
試合数ベース(該当イベントが試合あたりどれだけ起こったか)で算出しました。
BABIPは該当球場と他球場のBABIPの比で算出しました。

同一リーグ内での相対的な偏りを測る上で、地方球場と交流戦はノイズに成りうると考え、
同一リーグ内での各本拠地球場の結果だけを対象としてPFを算出しました。

PFの算出方法では「中日が得点が取れないからナゴヤドームの得点PFが低い」といった事態は起こりません。
該当球場を本拠地とするチームが残した「本拠地と他球場の成績比」がベースとなるため、
そのチームが該当イベントを記録しやすいかどうかは、PF値に対して反映されない算出方法になっています。

2018年12球団パークファクター(二軍) 二軍PFはこちら

コメント

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Re: パークファクターについて

コメントありがとうございます!
メールにて返信致しましたのでご確認ください。

No title

こうして実際に得点PF等の数値を見るとパークファクターというのは
編成をする立場の人たちにとってはなかなか曲者であるように感じます。
極端に打高の環境のチームはチーム総得点が高くなりまたチーム総失点も高くなるわけですが
これによって本来は投手陣が優秀なチームであるにも関わらず
PFの補正がされてない防御率等の数値を見て自チームの弱点は投手陣にあると思い
逆に打撃陣はPFを考慮すると他チームと比べ得点力で劣っているのにも関わらず打撃陣は優秀と思い
(極端に打低の環境のチームは上記と逆のことが起きて)
補強の方向性を誤る原因になりかねません。

「球場はチーム成績に影響する」「自分たちの本拠地は打高(もしくは打低)である」ということを経験則から理解はしてても
実際にそれがどの程度成績に影響しているのかは数値化されたものを見ないとわからないわけで
具体的に数値化することの重要性を感じます。

Re: No title

コメントありがとうございます!

仰る通りだと思います。

極端な特性を持った本拠地を抱えるチームの場合、自チームの戦力を分析する際に、
「球場の影響を定量的に評価して補正する」という余計なプロセスが必要となってしまいます。
平均的な本拠地を抱えるチームと比べて、編成でミスを犯すリスクが大きくなることは間違いありません。

特に球場間の差異が大きいセ・リーグは、これでミスを犯しているようなチームがちらほら確認できます。
例えば昨季のヤクルトは、本拠地の影響を考慮すれば「投手と比べて野手が弱い」チームだったと言えますが、
今季は外国人枠の3/4を投手に当て、野手はバレンティンのみの構成としており、フロントは「弱点は投手」と捉えたのかなと。

No title

ホームランテラスの設置で打低から打高の環境に変わったと言われていたヤフオクドームがここ2年ではむしろ打低になっているのが面白いですね。
人工芝の変更でゴロがアウトになる率が上がったとも言われていますがそれが原因なら環境を決める要因として広さ・フェンスの高さの他に芝も重要な要素と言えそうですね。
かつては打撃戦を増やしたいチーム側の意向で飛ぶボールを使用したり、統一球になった現在はテラスの設置(今度ZOZOマリンにも設置されるらしいです)が行われてきましたが
芝を変えることでも打撃戦を増やすか投手戦を増やすかと言った調整が可能になりそうですね。

Re: No title

コメントありがとうございます!

仰る通りだと思います。
福岡ドーム・横浜スタジアムが人工芝の張り替えでBABIP-PFを大幅に下げたことで、
BABIP-PFが人工芝の特性に起因している可能性が極めて高くなったと考えています。

統一球が導入されたことで、使用球の変更により本拠地の環境を変える手段が使えなくなったので、
その代替として「ラッキーゾーン設置」や「人工芝の張り替え」の存在感が増していると思います。
実際、統一球が導入されてから堰を切ったようにラッキーゾーンが設置されていますよね。

巨人なんかは相当昔から芝をいじる有効性に気付いていたようなフシがあるんですよね。
巨人が「本塁打は出やすいけど得点は標準的」な本拠地を構えているのは今に始まった話ではなく、
半世紀ほど前の後楽園球場からずっと似たような環境で野球をしています。この時代も特殊な芝を使っていたのではないでしょうか。

「本塁打は出やすいけど得点は標準的」というのは、言い換えれば、
「本塁打に起因する得点は生まれやすいけど、本塁打以外に起因する得点は生まれにくい」ということなので、
得点生産の手段が本塁打に偏っているホームランバッターに有利な環境ということを意味します。

巨人は歴史的に優秀なホームランバッターを抱えることが多かったチームなので、(王貞治、長嶋茂雄、松井秀喜など)
こうした本拠地の特性は、意図したものかは分かりませんが、巨人にとっては有利に働いたのではないかと考えます。

30球場もあるMLBが今年の得点PF 1.352〜0.731の範囲に収まっていることを考えると、セリーグはちょっと極端すぎますね。

神宮とナゴドで得点PFが倍近く、本塁打PFが3倍以上違うのであれば、もはや異なる競技をやっているような感じです。

中日の主力に成長した福田や周平は他球団ならもっと上澄みがあったはずで、過小評価されているようにも思います。

また今年平田が長打を捨てて出塁と守備に特化して好成績を残しましたが、これも球場特性に適応しすぎた結果で、他球場なら糸井のような5ツール型の選手になれたかも知れません。

球場特性は選手の生涯成績に大きな影響を与えるので、なるべく1.0に近づけるよう努力するのが本来の球団の姿だと思います。またそうしないと野手は中日を、投手はヤクルトを敬遠するようになり、選手獲得の面で不利になるのではないかと。

ナゴヤドームの得点PFを平均にするのに一番中日の打者にダメージが向かわない方法となると芝を替えて安打を出やすくするのが一番いいでしょうかね?

あり得ないことかも知れませんが、こういうのを考えてみるのも面白いですね

No title

問題は球団側がこのような数字をどのくらい把握しているか、のように思えます。
把握した上で中日阪神なら野手、ヤクルトなら投手それぞれの評価を割り増して査定や戦力分析に用いられるかが鍵なのかなーと。

No title

異なる環境でプレーする選手を環境中立的に評価するためにwRAAのような指標にPFの補正がされたりするわけですが
仮にwOBAは同じであるがフライをよく打つ選手とゴロをよく打つ2人の選手が中日(本拠地の本塁打PFが低い)から巨人(本拠地の本塁打PFが高い、ゴロがアウトになりやすい)に移籍したとすると移籍先では2人のwOBAに差が出る(HR/OFが良化してフライをよく打つ選手の本塁打が大きく増加してwOBAが高くなるがゴロをよく打つ選手はその恩恵が少なく前者程wOBAが高くならない、またゴロを打つとアウト率が上昇してしまい後者のwOBAが下がる)気がしますが実際どうなんでしょうか。

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コンテンツ

■2018年シーズンデータ
 PFを考慮したwOBAとRSAA
 セリーグ パリーグ 各種PF
 一軍打線
  De 西
 二軍打線
  De 西


■選手INDEX(球団/五十音/守備)
  De
 西 他消滅球団
 
 

■打線アーカイブ
  De
 西 他消滅球団
 歴代打線得点力評価[-2018]
 歴代打線守備力評価[-2018]

■RCWINに関する記録
 RCWIN歴代記録[-2018]
 通算 シーズン RCWIN
 通算 シーズン RCWIN(PF)
 通算 シーズン RCWIN(PF/POS)
 RCWINで見る強力打撃コンビ
 RCWINで見る強力打撃トリオ
 ポジション別
 

■RSWINに関する記録
 RSWIN歴代記録[-2018]
 通算 シーズン RSWIN
 通算 シーズン RSWIN(PF/DER)
 通算 シーズン RSWIN(リリーフ)
 RSWINで見る強力ダブルエース
 RSWINで見る強力勝利の方程式

■守備得点に関する記録
 

■PFに関する記録
 一軍PF
 2018 2017 2016 それ以前
 二軍PF
 2018 2017 2016 それ以前
 種類別
 セリーグ パリーグ 得点PF
 セリーグ パリーグ 本塁打PF
 セリーグ パリーグ BABIP-PF
 セリーグ パリーグ 単打PF
 セリーグ パリーグ 二塁打PF
 セリーグ パリーグ 三塁打PF
 セリーグ パリーグ 三振PF
 セリーグ パリーグ 四死球PF
 球場別
 マツダスタジアム
 阪神甲子園球場
 横浜スタジアム
 東京ドーム
 ナゴヤドーム
 明治神宮野球場
 福岡ヤフオクドーム
 メットライフドーム
 楽天生命パーク宮城
 京セラドーム大阪
 札幌ドーム
 ZOZOマリンスタジアム
 広島市民球場
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■傑出度に関する記録
 打撃歴代記録[-2018]
 通算 シーズン 打率傑出度
 通算 シーズン 出塁率傑出度
 通算 シーズン 長打率傑出度
 通算 シーズン OPS傑出度
 投球歴代記録[-2018]
 通算 シーズン 防御率傑出度
 通算 シーズン 奪三振率傑出度
 通算 シーズン 与四球率傑出度

■戦力分析とドラフト評価
 2017年戦力分析
  De 西
 2015年戦力分析
  De 西
 2014年戦力分析
  De 西
 2013年戦力分析
  De 西
 2015年二軍評価
  De 西
 2015年ファーム得点PFと選手評価
 打順の組み方を眺める
 2016年 セリーグ パリーグ

■選手の個人評価
 ポジション別に最優秀打者を選ぶ
 2017年 セリーグ パリーグ
 2016年 セリーグ パリーグ
 2015年 セリーグ パリーグ
 2014年 セリーグ パリーグ
 2013年 セリーグ パリーグ
 2016年打者の通信簿
  De 西
 2015年打者の通信簿
  De 西
 2014年選手別守備得点と総合貢献
 総括
 簡易WARの答え合わせ2014
 球団史上最高の4人を選ぶ
    De 西
 

■2018年の特筆記事
 現役打者の2000本安打達成確率を考える
 現役20代選手の通算安打(2018年版)

■2017年の特筆記事
 現役20代選手の通算安打(2017年版)
 「8番投手」は珍しいのか?
 2017年各種パークファクター
 2017広島打線は史上最強か?

■2016年の特筆記事
 2016年における2000本安打の展望
 2016年広島打線、得点力向上の要因は?
 2016年各種パークファクター
 パリーグ野手編成と野手運用の私的評価
 セリーグの犠打減少を考える
 糸井嘉男の成績低下リスクを考える


■2015年の特筆記事
 2000本安打の展望
 違反球の再来?2015年セリーグ
 こちらも違反球?2015年パリーグ
 秋山と柳田が挑む、もうひとつの日本記録
 秋山翔吾の安打記録更新の確率を考える
 「余剰安打」で見る、安打新記録の価値
 山田哲人は何位?二塁手シーズンHR記録
 二塁手史上最高の打撃?2015年山田哲人
 30HRと30盗塁の両立
 三浦大輔、23年連続安打
 谷繁元信、27年連続本塁打
 坂本勇人、7年連続二桁本塁打
 阪神タイガース、得失点差-59で貯金
 2015年はどのくらい打低だったのか?
 2015年各種パークファクター

■考察のようななにか
 □分析結果系
 徹底比較 ダルビッシュ有と田中将大
 平成の大投手 三浦大輔
 ポスト松井稼頭央時代の遊撃手総合力評価
 恐怖の8番打者
 稲葉篤紀、現役引退表明
 0本塁打のスラッガー
 シーズン二桁本塁打に関する記録
 20盗塁カルテットに関する記録
 ピタゴラス勝率を用いた采配評価の妥当性
 鈴木啓示の先発勝利に関する疑義
 セリーグの野手世代交代に関する考察
 □分析手法系
 RSAAに守備力補正をかける
 守備イニング推定手法の改良案
 DERチーム守備得点の改良案
 RRFの考え方
 外野刺殺指標試案
 外野補殺指標試案
 NPB版oWAR(試案)

■データ置き場
 通算 シーズン 守備位置別安打記録
 通算 シーズン 奪三振率
 通算 シーズン 与四球率
 通算 シーズン K%
 通算 シーズン BB%
 通算 シーズン wSB(盗塁得点)
 投手のシーズン本塁打記録
 セパ年度別 打低打高早見表
 年度別タイトル・表彰獲得者一覧


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