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ここまでの各チームのポジション別評価 セリーグ編


ポジション別にチームの強み/弱みを見ていく

2018年シーズンも折り返し地点を迎えようとしています。
来たる後半戦に向けて、現時点での野手陣の頑張りを見てみましょう。

本記事で明らかにしたいのは各チームのボジション別の貢献です。
「強み/弱みはどのポジションか」を定量化し、各チームの現状把握と補強評価を行います。
評価基準は「平均的なチームと比べてそのポジションで得失点差のプラスを何点分上積みしたか」としました。

各数値は打撃で多く生み出した得点(wRAA[1])と守備で少なく抑えた失点(UZR[2])から算出。
例:広島の中堅手:+50 → 平均的なチームの中堅手を広島の中堅手に置き換えると得失点差が+50点上積みされる
要するにプラスが大きいほど強く、マイナスが大きいほど弱いということです。



広島東洋カープ 強力センターラインは健在ながら三塁手が弱みに

C1_20180609.pngC2_20180623.png 

各ポジションの最多先発選手は昨季から変わらず。
センターライン(捕/二/遊/中)でプラスを稼ぐ黄金パターンは今季も健在ながら、
それ以外のポジションは昨季と比較して下落が目立っています。

気掛かりは三塁手。現状では年間でマイナス36点が見込まれる厳しい状況です。
安部友裕と西川龍馬の復調に期待したいところですが、メヒアの三塁起用も考えるべきかもしれません。

野手陣全体の利得も「+88」と一般的な優勝ライン(+100点)を割り込んでおり、
調子の上がってこない投手陣の内容も踏まえると、3連覇に黄信号が点灯している状況にあると言えます。
その中で前半戦にあまり稼働できなかった丸佳浩・鈴木誠也の復帰は好材料。彼らの揃う後半戦で2位以下を突き放したいところ。



阪神タイガース 大規模な再編も3ポジションで致命的なマイナスを計上

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6ポジション(一/二/三/遊/中/右)の最多出場選手が入れ替わりました。
昨季唯一の強みだった二塁手が弱みに転じ、明確に強みとなっているポジションがなくなった上に、
一塁手・遊撃手・中堅手の3つだけで計100点以上のマイナスを出す厳しい状況です。

昨オフ最大の目玉となったロサリオの獲得ですが、期待に応えたとは言い難い結果になりました。
2017年の成績が示す通り、打撃特化型の若手を多く抱える阪神は元々一塁手を一定の水準で埋められる公算が大きかったことから、
そこへ年俸3億4000万の選手を追加する方向性が本当に適切であったかどうか、慎重に検討する必要があるのではないでしょうか。

野手陣全体の利得は「-138」と大半のシーズンで最下位に沈みかねない危険水域に達しています。(野手だけで借金30を作る計算)
歴史的に傑出した投手陣でも得失点差を100点上積みするのは難しいため[3]、Aクラスライン(±0点)到達には野手の底上げが必須。
前半戦で出遅れた北条史也・中谷将大を活用して、後半戦は遊撃手・中堅手のマイナスも圧縮したいところ。



横浜DeNAベイスターズ 依然としてセンターラインがネック

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4ポジション(捕/二/遊/右)の最多出場選手が入れ替わりました。
元々強みである攻撃型ポジション(一/三/左)では、他球団に対して例年通りのリードを見せているものの、
センターライン(捕/二/遊/中)は計100点以上のマイナスを計上するなど苦戦を強いられています。

長年の弱点だった遊撃手に名手大和を補強しましたが、現時点では底上げに結びついていません。
打撃面の不調は想定内かもしれませんが、守備もいまひとつという結果は大きな誤算だったのではないでしょうか。
これまでに二遊間を通年で守った経験がないため、レギュラー固定方針によりコンディションを落としている可能性もあります。

野手陣全体の利得は「-51」と他球団に対して後れを取っていますが、
強力な投手陣がプラスを稼ぐことで、チーム全体ではAクラスを狙える水準をキープしています。
これ以上マイナスが拡大すると厳しくなるので、ロペスと梶谷隆幸を欠く苦しい状況ですがなんとか現状維持で凌ぎたいところ。



読売ジャイアンツ 若手台頭などで7ポジションが改善

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5ポジション(一/二/左/中/右)の最多出場選手が入れ替わりました。
近年は「強みが遊撃手だけ」という状況が常態化していましたが、今季は一塁手と三塁手がチームの新たな強みに成長。
二塁手以外の7ポジションで数値が改善し、野手陣だけで得失点差を100点近く改善させています。

上積みの大部分が既存戦力の躍進によるものであり、本丸的な位置付けだったゲレーロの獲得はあまり効いていません。
左翼手がチーム最大の弱点となっている状況は昨季から変わっておらず、もちろん第一に彼の復調に期待したいところではありますが、
今季は優勝が射程圏内に入っていることもあり(後述)、多少コスパが悪くなっても左翼手の緊急補強を検討してよい状況だと考えます。

野手陣全体の利得「+88」はリーグトップで、投手陣も含めた得失点差を稼ぐ能力は広島を凌いでいます。
後半戦で広島を追い詰める可能性が最も高いチームと言えるのではないでしょうか。
得失点差が勝率に結び付いていないところがネックで、得点と失点の噛み合わせの悪さが解消されるかが鍵となります。



中日ドラゴンズ 堅実な低コスト補強で戦力上昇

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3ポジション(捕/二/左)を入れ替え。他球団と比べて編成の動きは少ないです。
中日は特定ポジションに致命的な穴を開けないことを強みとしてきましたが、今季は遊撃手で約30点のマイナスを出している状況。
一方で中堅手と右翼手が強みに転換。細かいマイナスを出していたポジションの穴埋めも進みました。

他球団が大型補強でいまひとつ成果を挙げられない中、低コスト補強で着実に戦力を伸ばしています。
特に左翼手はゲレーロを引き抜かれて既存戦力でのカバーが絶望的だった中、アルモンテの獲得がぴったりはまる形になりました。
この補強が失敗していたら左翼手で致命的なマイナスを計上していた可能性が高いです。

野手陣全体の利得は「+12」と単体で見ればAクラスを狙える水準にあるものの、
中日は投手陣で100点近い負債を抱えており、チーム全体ではAクラスライン(±0点)到達は厳しい状況。
他球団と比べると現在までに離脱者が少なく、マイナスポジションも少ないため上積みを狙いにくいのが辛いところ。



東京ヤクルトスワローズ 既存戦力を中心にマイナスを大幅圧縮

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内野中心に4ポジション(一/三/遊/中)の最多出場選手が入れ替わりました。
致命的なマイナスを計上していた多くのポジションでマイナス幅を圧縮し、
野手陣だけで得失点差を100点近く改善させるなど、最下位だった昨季からV字回復を遂げています。

最大の弱点だった一塁手には坂口智隆がコンバート。近年の成績推移を考えると打撃がネックとなる可能性がありましたが、
キャリアハイに近い打撃成績を残したことで一塁手の攻撃力不足を見事に解消しています。

野手陣全体の利得は「-17」でAクラスライン(±0点)一歩手前という状況。
投手陣が好調を維持していることもあり、チーム全体ではAクラスを狙える水準をキープしています。
畠山和洋が復調の気配を見せているのが期待すべき点で、一塁:畠山/右翼:坂口の構成がはまればAクラスにぐっと近付きます。


データは6月22日時点。パも近い内にやります。

[1] ポジション平均と比較したwRAAから算出。守備位置は先発守備位置から判定。参考:打撃指標wOBA
[2] DELTA社算出のUZRから算出。リーグ平均が0になるように調整。参考:1.02 ESSENCE OF BASEBALL
[3] 投手陣が得失点差の増減に寄与できる部分は野手陣よりも一般的に小さい。
  投手は基本的に失点抑止にしか関与できない一方、野手は得点生産のほぼ全てに関与できるだけでなく、守備で失点抑止の一部にも関与できるからである。
  フルシーズン換算で得失点差を100点以上改善させた野手陣は例を挙げれば枚挙に暇がないものの、(直近でも昨季の広島・ソフトバンク・西武が該当する)
  フルシーズン換算で得失点差を100点以上改善させた投手陣は平成以降では1990年巨人投手陣の1例だけである。

コメント

No title

広島は昨年から落ちるのはある程度仕方ないですね。
三塁は年齢を考えると西川に定着してほしいですが、守備の大きめのマイナスになっているのが気がかりです。
一塁は新井、エルドレッドの衰えはありますが、バティスタの打席を増やせば対処できると思います。

阪神はご指摘の通りロサリオの補強が裏目に出てしまいましたね。上本の離脱も響いています。
適正で言えば三塁を糸原、ショートを北条、一塁を原口、陽川らで回して行くのがベターでしょうか?
守備の凋落が激しい糸井の一塁コンバートもありだと思いますが、現実的には難しいですね。

横浜は去年捕手の成績がbabipが跳ねてプラスになっていましたが、揺り戻しがきた格好になっています。
二遊間もそうですが、層の薄さから誰を使っても穴が空いてしまい、運用でカバーするのが難しいですね。

中日は高橋のコンバートが見事にはまりましたね。ショートは穴埋めしようにも代替要員がいないのが厳しいです。
京田を使い続けるなら少なくとも上位で起用するのはやめた方がいいと思いますが。

ヤクルトは正直ここまで戻してくるとは思いませんでした。坂口のコンバートや青木の復帰も勿論ですが、
ショートに西浦が定着したのも大きいです。年齢も若く、安定すれば山田とのコンビでチームを支えてくれそうですね。

巨人だけ抜けていました

巨人は後年振り返った時、転換点になりそうなほど一気に改善しましたね。
打撃で岡本、守備の吉川と若い主力を発掘できたのは大きいです。指標を見る限り岡本は一塁より三塁守備の方が得意なようですので、
外国人の補強を考えても彼は三塁メインで使って行く方がいいように思います。

No title

正直巨人が指標が凄いと言われても得失点差二桁マイナスの他4球団とドングリで争ってる状況では本当に上がって来るの?としか思えないです
特に阪神と143試合換算で200点以上上回ってるにも関わらず6/27の時点では阪神の方が順位で僅差とはいえ上にいますし2015年のカープとダブって見えます。指標と実態が一致しないという意味で

No title

広島は安部の不調もあって三塁だけが穴になっていますね。
去年のドラ1の中村を三塁にコンバートしたかったのもよく分かります。

No title

阪神は既に外国人枠の三枠を投手(メッセンジャー、マテオ、ドリス)に使ってることから最後の一枠は野手しか使えませんでした。
外国人枠の選手でセンターラインを守れてリーグ平均以上の貢献を期待できる選手というのは希少なことから
基本的に外国人枠は打撃型の守備位置である一塁・三塁・両翼の外野手を獲得ということになりますが
去年のオフに阪神が獲得するべきだったのは一塁手のロサリオよりは両翼を守れる外野手だったのではないかと思います。
保有権がない、入団時の年齢が既にピークを超えている20代後半以上の選手が多い*1、といった事情から
基本的に外国人枠の選手は短期的な穴埋めとして活用すべきだと私は思っています。
(もちろんメッセンジャーやマートンのような長期間チームに残り高い貢献を記録する選手もいますがその頻度を考えるとそちらの方が現実的かなと)
昨季の阪神の各守備位置ごとの成績を見た場合、短期的な穴埋めとして効果が高いのは一塁手(昨季-4)より左翼手(昨季-24)です。
平均レベルのポジションに貢献そのものが高い選手を置くのと弱点のポジションに平均的な選手を置くのは同じ程度の効果があり
(例えば-4の一塁手に+20の選手を置いた場合と-24の左翼手に平均レベル(±0)の選手を置いた場合、どちらも補強の効果は+24ということになるので)
それを考えると一塁手より左翼手の方が補強成功のハードルは低くなります。
ロッキーズ出身とはいえMLB通算100本以上の本塁打を打っている、KBO時代の華々しい活躍、といった球歴から
阪神のフロントはロサリオがそれこそMVPを獲るような優勝時のバース級(WAR6.4)の選手になれると期待してたのかもしれませんが
推定3億を超えると言われる年俸で一塁手のロサリオを獲るのは左翼手を獲るよりもリスキーな選択肢だったと思います。
外野は両翼を糸井、福留、センターを中谷という構想だったのかもしれませんが
福留、糸井も年齢的に成績を落とす可能性もあることからリスクを減らすために外野手のが良かったかなと思います。
(仮に2人が好調でも高齢な2人のバックアップ要員にもなれますし)

*1
アジアや中南米出身の育成目的の20代前半の選手も最近はいますね。
チェン・ウェインやバティスタのように一軍トップクラスの選手になってくれれば最高ですが成長しても結局外国人枠の選手になることを考えると
2軍以下の選手の実戦機会を確保できる環境が揃ってる、そもそも制度を維持するために選手数が必要といった事情のある3軍制を導入してるチームならともかく
そうでないチームが2軍の貴重な打席数や投球回数を外国人枠の選手に使うことに編成上のメリットが薄いような気がしてしまいます。
samiさんはどうお考えでしょうか。

No title

巨人の小林は好調だった4月時に残した貯金のおかげで現在の捕手の平均と比べた打撃成績はそこそこですが本来打撃が苦手なタイプの捕手です。
4月の成績はフロックだった可能性が高いと私は考えていてフロックで稼いだ今の打撃貢献のプラスはシーズン終了時、
もし仮に今年はなんとか維持できても翌年には解消されているプラスだと思っています。
(統計的には今年の3か月分の成績よりこれまでの数年間分の成績のが参考になるでしょうから)
巨人は打撃でマイナスを稼いでしまいかねない捕手の世代交代を狙いたいところです。
4月まで小林と併用されることの多かった大城ですが、これまでのサンプル数がないため完全に私の主観による判断になってしまいますが
アマチュア代表で指名打者に入るほどの強打者だっただけあり打撃はなかなかのものがあると思います。(特に長打力は捕手としては高水準)
捕手の守備での貢献は(正確にはフレーミングなどもありますが現在NPBでわかる範囲では)ブロッキングやスローイングがよほど破綻してない限りは差がつきにくく、
これまでの守備を見てると大城にそのようなことはなく多少小林のが守備の貢献が高くても打撃での貢献で大城は小林を大きく上回るのではないかと考えています。
もし大城がリーグ平均程度の打撃成績を残せれば會澤のいる広島を除けば他球団に対して捕手の打撃という部門でアドバンテージを作ることができ試す価値は高いのではないかと思っています。

ただ捕手というポジションの特殊性があるのが何とも言えないですね。
投手が誰と組みたがるかといった好みの問題やコミュニケーション能力など他のポジションにはないような特殊な要素が絡みますし。
(外国人捕手が長い間日本にいないのもそれが関係しているのでしょうから)

守備も含めた評価というのは他のサイトには中々ありませんね、参考になります!
パリーグ編も楽しみにしています!

Re: No title

カンザスさん、コメントありがとうございます!
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。

広島は美間がトレードされたのを見ると、三塁手は安部と西川で運用する方針を固めたみたいですが、
仰るように西川に三塁守備適性が期待外れとなった場合は厳しい状況になりますね。
一塁手のバティスタ固定は私も賛成派で、求められる打撃を考えると安部の一塁起用は見直した方がよいのではと思っています。

阪神は開幕当初に各選手の守備適性を無視したような運用になっていたのが気になっていましたが、
最近はようやく適材適所に落ち着き始めたような印象を受けますね。
個人的には遊撃:北条、二塁:糸原、三塁:陽川or大山、一塁:原口or陽川で埋めていくのがよいのではと思っています。
ただ、彼らだけで内野を埋めようとすると不確定要素がやはり大きくなるので、上本の引き止めは必須になるかなと。

DeNAは黒羽根を放出するくらい余裕のある状況だったはずですが、一斉に不振になってしまいましたね。
ただ、トレード期限間際に伊藤光を獲得するなど、編成では打つべき手は打ち切っている印象があります。
二塁手でソトを起用するのもかなり面白いアイデアだなと感じました。
ソトの打撃とDeNAの二塁手デプスを考えると、破綻寸前の守備力しか出せなくても底上げが期待できるように感じます。

Re: 巨人だけ抜けていました

(続き)

巨人は来季以降につながる素晴らしいシーズンになりましたね。
岡本も吉川も長期的にチームのストロングポイントとなる可能性を十分に秘めている選手であり、
坂本が衰える前に新しい利得供給源を確保できたのは、チームのAクラスキープを考えるととても有効に働くと思います。
岡本に関しては私も同意見で、二軍の三塁RRFで素晴らしい成績を残していたのが印象として強く残っているんですよね。

中日はコンバート上手いですよね。直近だと堂上直倫の遊撃手転向も成功させているように、
他球団があまりやらない「守備負荷の高いポジションに移すコンバート」が上手い印象です。
守備適性の見極めが上手いのかもしれませんね。
近年はスカウトの不振で下位に甘んじているんですが、編成は相変わらず抜け目がないなあと思ったりします。
京田に関しては堂上直倫とツープラトンで併用してもいいんじゃないかなと思っています。その方が適度に休みも取れますし。

ヤクルトは遊撃手が大穴になっていたことと、その代替の難易度の高さを考えると西浦の台頭は本当に大きいですね。
現状でマイナスが大きくなっている外野手にもう一人強力な外国人打者を連れて来れれば、
Aクラスラインは容易に超えられる野手陣を構築できると思います。
ただ先発ローテでフル稼働している外国人投手3人を切り崩すことになるのは悩ましいですね。

Re: No title

コメントありがとうございます!
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。

チームの今後の勝率を予測する場合、(そこまでの)勝率よりも得失点差の方が当てになる傾向があるので、
長期的に見ると巨人は抜け出してくるのではないかと記事を書いた時点では予想していました。

ただ、7月8月で離脱者が相次いでいるのが痛いところで、(坂本勇人・吉川尚輝・陽岱鋼など)
ここまでに記録できたのと同レベルの得失点差を、今後も期待するのは難しいかもしれません。
その点で確実に抜け出してくるとは言い難い状況になってきていると感じます。

仰る通り、2014年・2015年の広島も似たような状況でしたね。
勝ちパターンのしっかりしていないチームがこのような状況に陥りやすいと考えられるのですが、
(勝ちパターンの失点は、他シチュエーションの失点よりも勝敗に対して与える影響が大きいため)
それだけでは説明できない部分も大きいので、なかなか解釈が難しい部分があります。

Re: No title

たんどりさん、コメントありがとうございます!
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。

個人的には中村は三塁にコンバートした方がよいと未だに思っているんですよね。
三塁手は二軍も中堅選手で日替わりで回している状況で、ポテンシャルの高い若手は不在と言ってよい状況ですし、
一方の捕手は會澤の下にも磯村と坂倉が控えているので、このまま中村の育成に成功してもあんまり旨味がないんですよね。

Re: No title

コメントありがとうございます!
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。

外国人枠の活用法に関しては、私も全く同じ考えを持っています。
ご指摘の通り年齢と保有権の影響で、外国人はピーク状態での長期保有が難しいですから、
自転車操業でとっかえひっかえして、ピークに近い部分だけの短期保有を繰り返すことが、
外国人枠で狙っていくべき運用法だと考えます。(外国人の年俸は高騰が早いので資金力に乏しい球団は特に)

昨季の阪神の編成状況を考えると、外国人枠の使い方は悩ましいところでした。
攻撃型ポジションが既にそこそこ充実していたため、野手でチーム力を伸ばせるような動きは取れなかったと思われます。
(個人的には、そういう状況を作ってしまったことがそもそもの編成のミスだと考えます。)
(投野のバランスを考えると非合理的に見える「投手3枠」もこれが理由でしょう。投手が余ることはありませんから。)

とはいえ、両翼はベテランが入るため加齢劣化の懸念が強く、一塁は若手が入るため成績の再現性に不安がある。
となれば、どちらにアクシデントが起きても対応できるよう、
両翼と一塁を守れる安価な野手を2人ほど獲っておくのがベターだったのかなと思っています。
(当たればラッキー、使わなくてもコストが編成の足枷にならない程度の年俸で)

育成目的で外国人枠を使う方法に関しては、私も全く同じ意見を持っています。
攻撃型ポジションや投手だと仰る通りの理由で旨味が少ないですよね。
守備型ポジションの野手を育成できると面白いのですが。そういう点で巨人のマルティネスにはかなり注目しています。

興味深く拝読させていただきました。
私の言いたかったことをほとんど代弁していただいた気持ちです。

Re: No title

コメントありがとうございます!
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。

私も全く同じロジックで大城起用を支持します。
今季の成績を元に計算すると、小林を大城に差し替えるとチームの総得点は25点ほど増えます。(フルシーズン換算)
年齢を考えると更に差が広がっていく可能性が高いでしょう。盗塁阻止と後逸阻止のインパクトの小ささを考えると、
二人のフレーミング能力に顕著な差がない限り、守備で打撃の差を埋めるのは難しいと思われます。

近年のセ・リーグは、全ポジション平均に対する捕手の打撃力が歴代最低レベルまで低下しており、
捕手が打撃でアドバンテージを作りやすい環境になっていることも好材料ですね。

仰る通り捕手の守備に関してはブラックボックスになっている部分が大きいため、断言はできないのが苦しいところですが。

Re: タイトルなし

Yamagamiさん、コメントありがとうございます!
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。

そう仰っていただけると幸いです。
私事ですが7月・8月が多忙で、完全に更新の時期を逸してしまったため、
シーズン終了後に例年のチーム別の形式でまとめたいと思います。大変申し訳ございません。

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■2018年シーズンデータ
 PFを考慮したwOBAとRSAA
 セリーグ パリーグ 各種PF


■選手INDEX(球団/五十音/守備)
  De
  西 他消滅球団
 
 

■打線アーカイブ
  De
  西 他消滅球団
 歴代打線得点力評価[-2017]
 歴代打線守備力評価[-2017]

■RCWINに関する記録
 RCWIN歴代記録[-2017]
 通算 シーズン RCWIN
 通算 シーズン RCWIN(PF)
 通算 シーズン RCWIN(PF/POS)
 RCWINで見る強力打撃コンビ
 RCWINで見る強力打撃トリオ
 ポジション別
 

■RSWINに関する記録
 RSWIN歴代記録[-2017]
 通算 シーズン RSWIN
 通算 シーズン RSWIN(PF/DER)
 通算 シーズン RSWIN(リリーフ)
 RSWINで見る強力ダブルエース
 RSWINで見る強力勝利の方程式

■守備得点に関する記録
 

■PFに関する記録
 一軍PF
 2017 2016 2015 それ以前
 二軍PF
 2017 2016 2015 それ以前
 種類別
 セリーグ パリーグ 得点PF
 セリーグ パリーグ 本塁打PF
 セリーグ パリーグ BABIP-PF
 セリーグ パリーグ 単打PF
 セリーグ パリーグ 二塁打PF
 セリーグ パリーグ 三塁打PF
 セリーグ パリーグ 三振PF
 セリーグ パリーグ 四死球PF
 球場別
 マツダスタジアム
 阪神甲子園球場
 横浜スタジアム
 東京ドーム
 ナゴヤドーム
 明治神宮野球場
 福岡ヤフオクドーム
 メットライフドーム
 楽天生命パーク宮城
 京セラドーム大阪
 札幌ドーム
 ZOZOマリンスタジアム
 広島市民球場
 川崎球場

■傑出度に関する記録
 打撃歴代記録[-2017]
 通算 シーズン 打率傑出度
 通算 シーズン 出塁率傑出度
 通算 シーズン 長打率傑出度
 通算 シーズン OPS傑出度
 投球歴代記録[-2017]
 通算 シーズン 防御率傑出度
 通算 シーズン 奪三振率傑出度
 通算 シーズン 与四球率傑出度

■戦力分析とドラフト評価
 2017年戦力分析
  De 西
 2015年戦力分析
  De 西
 2014年戦力分析
  De 西
 2013年戦力分析
  De 西
 2015年二軍評価
  De 西
 2015年ファーム得点PFと選手評価
 打順の組み方を眺める
 2016年 セリーグ パリーグ

■選手の個人評価
 ポジション別に最優秀打者を選ぶ
 2017年 セリーグ パリーグ
 2016年 セリーグ パリーグ
 2015年 セリーグ パリーグ
 2014年 セリーグ パリーグ
 2013年 セリーグ パリーグ
 2016年打者の通信簿
  De 西
 2015年打者の通信簿
  De 西
 2014年選手別守備得点と総合貢献
 総括
 簡易WARの答え合わせ2014
 球団史上最高の4人を選ぶ
    De 西
 

■2018年の特筆記事
 現役打者の2000本安打達成確率を考える
 現役20代選手の通算安打(2018年版)

■2017年の特筆記事
 現役20代選手の通算安打(2017年版)
 「8番投手」は珍しいのか?
 2017年各種パークファクター
 2017広島打線は史上最強か?

■2016年の特筆記事
 2016年における2000本安打の展望
 2016年広島打線、得点力向上の要因は?
 2016年各種パークファクター
 パリーグ野手編成と野手運用の私的評価
 セリーグの犠打減少を考える
 糸井嘉男の成績低下リスクを考える


■2015年の特筆記事
 2000本安打の展望
 違反球の再来?2015年セリーグ
 こちらも違反球?2015年パリーグ
 秋山と柳田が挑む、もうひとつの日本記録
 秋山翔吾の安打記録更新の確率を考える
 「余剰安打」で見る、安打新記録の価値
 山田哲人は何位?二塁手シーズンHR記録
 二塁手史上最高の打撃?2015年山田哲人
 30HRと30盗塁の両立
 三浦大輔、23年連続安打
 谷繁元信、27年連続本塁打
 坂本勇人、7年連続二桁本塁打
 阪神タイガース、得失点差-59で貯金
 2015年はどのくらい打低だったのか?
 2015年各種パークファクター

■考察のようななにか
 □分析結果系
 徹底比較 ダルビッシュ有と田中将大
 平成の大投手 三浦大輔
 ポスト松井稼頭央時代の遊撃手総合力評価
 恐怖の8番打者
 稲葉篤紀、現役引退表明
 0本塁打のスラッガー
 シーズン二桁本塁打に関する記録
 20盗塁カルテットに関する記録
 ピタゴラス勝率を用いた采配評価の妥当性
 鈴木啓示の先発勝利に関する疑義
 セリーグの野手世代交代に関する考察
 □分析手法系
 RSAAに守備力補正をかける
 守備イニング推定手法の改良案
 DERチーム守備得点の改良案
 RRFの考え方
 外野刺殺指標試案
 外野補殺指標試案
 NPB版oWAR(試案)

■データ置き場
 通算 シーズン 守備位置別安打記録
 通算 シーズン 奪三振率
 通算 シーズン 与四球率
 通算 シーズン K%
 通算 シーズン BB%
 通算 シーズン wSB(盗塁得点)
 投手のシーズン本塁打記録
 セパ年度別 打低打高早見表
 年度別タイトル・表彰獲得者一覧


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 を参考にさせていただいています。

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