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上林誠知[2014-]

H上林1_20181022

H上林2r_20181022 (1)

太字はリーグ最高記録

□打順とポジションの変遷
2014年ソフトバンク打線 *( ) 上林誠知   一軍出場なし 1中村 2今宮 3内川 4 5長谷川 6松田 7柳田 8細川 9本多
2015年ソフトバンク打線 *(中) 上林誠知 .318 *2HR *6打点 1明石 2川島 3柳田 4内川 5 6松田 7中村 8今宮 9高谷
2016年ソフトバンク打線 *(右) 上林誠知 .211 *0HR *1打点 1福田 2今宮 3柳田 4内川 5長谷川 6松田 7中村 8鶴岡 9本多
2017年ソフトバンク打線 8(右) 上林誠知 .260 13HR 51打点 1明石 2今宮 3柳田 4内川 5デスパイネ 6中村 7松田 8上林 9甲斐
2018年ソフトバンク打線 9(右) 上林誠知 .270 22HR 62打点 1牧原 2今宮 3柳田 4内川 5デスパイネ 6中村 7松田 8甲斐 9上林

最多先発出場ポジションは右翼手。キャリア全体の右翼手での出場割合は約90%となっています。
最多先発出場打順は8番。8番での出場割合は約20%となっています。


◆RCAA
 平均的打力の野手が同じ打席数だけ立つ場合と比べて、どれだけチームの総得点を増やしたか
 0だとリーグの平均的打力 数値が高いほど優秀

◆RCWIN
 平均的打力の野手が同じ打席数だけ立つ場合と比べて、打撃でどれだけチームの勝利数を増やしたか
 0だとリーグの平均的打力 数値が高いほど優秀
 単年度RCWIN 0以上3未満():リーグの平均以上の打力を有する
 単年度RCWIN 3以上5未満():リーグ上位5傑に入りうる打力を有する ベストナイン級
 単年度RCWIN 5以上*  ():リーグ最上位の打力を有する MVP級

◆RBA(打率傑出度)
 リーグの打低打高の影響を排除し、平均打率を.270(統一球導入前の水準)としたときの打率

◆ROBP(出塁率傑出度)
 リーグの打低打高の影響を排除し、平均出塁率を.330(統一球導入前の水準)としたときの出塁率

◆RSLG(長打率傑出度)
 リーグの打低打高の影響を排除し、平均長打率を.410(統一球導入前の水準)としたときの長打率

◆ROPS(OPS傑出度)
 リーグの打低打高の影響を排除し、平均出塁率を.330、平均長打率を.410としたときのOPS

◆oWAR(Offensive Wins Above Replacement)
 平均的攻撃力を持つ同ポジションの控え選手が同じ打席数だけ立つ場合と比べて、
 打撃と盗塁でどれだけチームの勝利数を増やしたか
 RCWINに守備位置補正をかけ、代替得点を足しただけの簡易版です。参考程度にどうぞ。
 パークファクターは考慮していません。

 単年度oWAR 1.5-3.5():平均的なレギュラー以上の打撃貢献を記録した
 単年度oWAR 3.5-7.0():そのポジションでリーグトップとなる打撃貢献を記録した ベストナイン級
 単年度oWAR 7.0-*.*():全ポジションでリーグトップとなる打撃貢献を記録した MVP級

 oWAR = [打撃得点(盗塁含む) + 守備位置補正 + 代替得点] / RPW

 ○打撃得点
  RCAAを使用しました
 ○守備位置補正
  こちらを参照
  Winに換算する際はRPWを10としました
 ○代替得点
  600打席あたり20得点で計算しました
  Winに換算する際はRPWを10としました

コメント

No title

三振数と四球数のバランスは良くない(ストライクゾーン管理は苦手そう)ものの長打力が高めなことで打撃でそれなりのプラスを作りつつ
身体能力の高さを活かした外野守備で大きめのプラスを作って総合的に高い貢献を残せそうなところが若い頃の陽岱鋼に似てますね。
(陽は若い頃は主に中堅手で上林は主に右翼手ですが)

Re: No title

コメントありがとうございます!
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。

私も同じ印象を受けました。仰る通り優れた打球の質と外野守備で稼ぐスタイルは、共通していると思います。
ただ、今回改めて調べて初めて気付きましたが、二人の打球の中身はかなり毛色の異なるものになっています。
年間を通して記録する打撃結果が似ていることを考えると興味深いですね。

・上林はフライが多いのに対し、陽はどちらかといえばゴロが多い
・上林はフライBABIPが低いのに対し、陽はフライBABIPが極めて高い
・上林はHR/FBが低いのに対し、陽はHR/FBが高い

この3つの結果からは下のように推定されるのかなと思いました。
・上林は打球角度が大きく滞空時間の長いフライが多いが、打球速度はあまり高くない
・陽は打球角度が小さく滞空時間の短いライナーが多いが、打球速度は極めて高い

二人の打撃結果の数少ない違いに三塁打の出現頻度がありますが、(上林は多く陽は少ない)
フェンスに直撃するような滞空時間の長いフライより、痛烈なライナーの方が外野手に早く処理されると思われるため、
走塁で三塁まで進む時間が稼げず、陽は三塁打があまり稼げなかったのかなと。

「打球角度が大きく滞空時間の長いフライが多いが、打球速度はあまり高くない」という観点で見ると、
松田宣浩もまさにそんなタイプの打者でしたね。改めて並べてみると2008年の成績と瓜二つだなあと。

2008松田 .279/.322/.451 33二塁打 10三塁打 17本塁打 28四球 115三振
2018上林 .270/.315/.488 26二塁打 14三塁打 22本塁打 30四球 117三振
(2008年パリーグの平均防御率3.91に対し、2018年パリーグの平均防御率は3.91で似たような環境でした)

No title

上林はイチローや稲葉と比較される事が多いんですが、実はパワー寄りのフリースインガーというのが面白いですね。
守備で稼いでるところも含め若い頃の松田にそっくりという印象でしたが、成績もそれを表してますね。
たぶんルーキーイヤーだと思うんですが、三軍成績が猪本と似てて、そういうタイプなんだなと思った記憶があります。

猪本は台湾WLで結果出した翌年に急に四球選べるようになって期待してたんですよね。
やはり一塁、左翼の選手は外国人と競争になるので、チャンスが少なかったのは残念です。現状塚田も同じ立場ですが…
使えば打撃ポジションでも通用する日本人選手も案外いるんじゃないかと思ってるので、
そういう意味で山川や井上がポジション取ったのは個人的に嬉しいです。

Re: No title

カンザスさん、コメントありがとうございます!

猪本は惜しい打者でしたね。
ここ10年だと山川穂高・井上晴哉に次ぐレベルの長打力(ISO)を残していたので。
(二人と違ってフリースインガーという明確な欠点はありましたが)

2010年以降のソフトバンクは、一/左/指のレギュラーが固定されている状況だったので、
なかなか使いどころがなかったのかもしれませんが。

山川・井上のレギュラー定着には、トレンドの変化を感じました。
「ほぼ一塁専の日本人野手」がここまでの利得を稼ぐのは、
この10年近くのNPBではあまり見られなかった現象だと思います。

「一塁専の日本人野手を自前で育成する」のは、「外国人打者を連れてくる」という容易な代替手段があるので、
コスト(ドラフトの上位指名枠の使用/育成に必要な打席数etc)に対してリターンが大きくないんですよね。
だからあんまりどのチームもやりたがりません。

ただ、セリーグはこうした選手の出場場所が一枠(一)しかないので、育成に成功してもリターンはわずかですが、
パリーグは出場場所が二枠(一/指)あるので、旨味がないわけでないんですよね。
一塁手と指名打者を両方とも外国人打者で埋めるのは、現実的にはなかなか難しいと思います。

最近はもう忘れ去られていたような節さえあると思っていましたが、
やり様によっては、現代のNPBでも利得を生み出せる方法なのだと再認識しましたね。

外国人を連れてくるのが難しかった時代は、強打の一塁手はこうやって自前で育成するしかなかったんですよね。
そして、育成に成功したら、他球団の一塁手に対して打撃で大幅なアドバンテージを作れるわけで。
だから、多くのチームがほぼ一塁専の打者も使って本腰を入れて自前育成で埋めようとしていたんだと思います。
現代に川上哲治や、王貞治や、榎本喜八が生まれてこないのはそういった事情があると思いますね。
(そういった時代背景を考えると清原和博は極めて特異な選手でしたね)

ただ、山川も井上も二軍では異常ともいえるレベルの打撃成績を残していましたから、
これくらいイレギュラーな打者を確保できた場合にだけ可能な、特殊な方法なのかもしれないです。
(現在の打低傾向の強いファームで通算OPS1.000前後を記録できる打者は、歴史的にもそんなにいないと思われます)

個人的には清宮もそれが可能なイレギュラーな打者の一人だと思っています。
(それはそれとして、もちろん日本ハムが外野練習に取り組むよう指示しているのも極めて理に適っていると思います。
ほぼ一塁専の日本人野手がレギュラーを獲得するのは、やはりそれだけ難しいと思いますから。)

色々考えていたら楽しくなってきて長々と書いてしまいましたが、そんなことを考えました。

返信ありがとうございます

使えるポジションが少ない打撃専で貴重な枠を消費するのはリスクが大きいんで難しいですよね。
一位指名される野手はまず間違いなくセンターラインで、打撃専は外れか単独がせいぜい(近年だと安田、岡本、筒香あたり?)です。
このタイプで競合は投手もでき強肩だった中田翔ぐらいで、打撃のみの評価はそれこそ清原ぐらいしか思いつきません。
アマ時代の評価が完全に打撃オンリーで競合した清宮の能力が傑出しているのは間違いなく、清原のようになれるのではと私も期待しています。

猪本には育成出身初の打撃専でポジション取ってほしいという意味でも期待してたんですよね。
育成ドラフトから投手は山口・千賀などチームの柱と言える選手が排出されており、埋もれた逸材はまだまだいそうですが、
野手は守備走塁に強みのある選手しかおらず、
一軍で強打者と言える選手は0と言ってもいい(ドラフトを経ない外国人を含めれば数人いる)ので、風穴を開けてくれるんじゃないかと。
大学・社会人出身の強打者は多いですし、高校では然程評価が高くない逸材はいるはずなんですが、
そういう選手はやはりリスクのある育成は避けて進学・就職を選ぶのかなという気はします(陽川はそうでしたね)。
表に出てこなくても打診の時に断られている可能性もありますし。

Re: 返信ありがとうございます

カンザスさん、コメントありがとうございます!

>一位指名される野手はまず間違いなくセンターラインで、打撃専は外れか単独がせいぜい(近年だと安田、岡本、筒香あたり?)です。
冷静に数えてみると、1年に1人も出ていないペースなんですね。
少ないという認識は漠然と持っていましたが、イメージよりずっと少なくてちょっと驚きました。

センターライン外だと最も難易度が高いポジションだけあって三塁手はやはり多いですね。
三塁手も除外すると、直近10年だと吉田正尚くらいでしょうか。(定義によっては岩本貴裕、高山俊も含まれそうですが)
両翼まで除外してしまうと、仰るように清宮の前は清原まで遡ることになりそうです。

>そういう選手はやはりリスクのある育成は避けて進学・就職を選ぶのかなという気はします(陽川はそうでしたね)。
その可能性はあるかもしれませんね。
打撃はやはり守備と比べると分かりやすい(記録で凄さが伝わりやすい)ので、
進学・就職先も推薦を出しやすいという側面もありそうだと思いました。

もうひとつ、NPBスカウトの「打撃」を見る目が比較的確かであるために、
打撃に優れた選手は上位でほぼ消えてしまう、という理由も考えられるかもしれません。

仰るように、岡田幸文、内村賢介、甲斐拓也のような守備特化型の素晴らしい選手は育成からも出てくるんですよね。
これは守備で優れた選手でもドラフトの網に引っかからないケースが多いことを物語っているわけで、
「守備に対するスカウトの目」の信頼性が、打撃よりも相対的に低いことを示す状況証拠であるように感じます。

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 現役20代選手の通算安打(2017年版)
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 2017年各種パークファクター
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 2016年広島打線、得点力向上の要因は?
 2016年各種パークファクター
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■2015年の特筆記事
 2000本安打の展望
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