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No title
お疲れ様です
このまとめがあるとシーズンが始まったんだなって実感がわきます
このまとめがあるとシーズンが始まったんだなって実感がわきます
Re: No title
コメントありがとうございます!
返信が遅れまして申し訳ございません。
そう仰っていただけると幸いです。
今シーズンも頑張って更新していきますので、よろしくお願いいたします。
返信が遅れまして申し訳ございません。
そう仰っていただけると幸いです。
今シーズンも頑張って更新していきますので、よろしくお願いいたします。
No title
更新お疲れ様です。無理しない範囲で頑張って下さい。
20試合終わった現段階では阪神以上に中日が今後苦しいですねぇ。
去年殆ど補強しなかったので先発陣の弾が明らかに不足してる上に、
中々調子が上がらない選手が多いので去年ほどの野手の貢献がない。
しかも柳と高橋という貢献の高い選手がピンポイントで離脱なのも不味い。
特に柳は先発陣の中ではダントツの投球内容だったので替えが一番ないですから。
(この点はマルテが離脱しても大山が居たから問題ない阪神とは対照的)
リリーフの好調で僅差試合を取ってますから現状でも実力以上に勝ってると思うのが妥当かと。
一方で課題の捕手は「外国人捕手」という可能性を見出して面白いです。
中日は石橋や郡司などのプロスペクト捕手が多いので彼らを2軍で育てつつ、
1軍はしばらく木下とマルティネスで戦うのは結構アリな選択肢なのかなと。
20試合終わった現段階では阪神以上に中日が今後苦しいですねぇ。
去年殆ど補強しなかったので先発陣の弾が明らかに不足してる上に、
中々調子が上がらない選手が多いので去年ほどの野手の貢献がない。
しかも柳と高橋という貢献の高い選手がピンポイントで離脱なのも不味い。
特に柳は先発陣の中ではダントツの投球内容だったので替えが一番ないですから。
(この点はマルテが離脱しても大山が居たから問題ない阪神とは対照的)
リリーフの好調で僅差試合を取ってますから現状でも実力以上に勝ってると思うのが妥当かと。
一方で課題の捕手は「外国人捕手」という可能性を見出して面白いです。
中日は石橋や郡司などのプロスペクト捕手が多いので彼らを2軍で育てつつ、
1軍はしばらく木下とマルティネスで戦うのは結構アリな選択肢なのかなと。
Re: No title
コメントありがとうございます!
>更新お疲れ様です。無理しない範囲で頑張って下さい。
ありがとうございます。ここ数日で更新作業の大部分を自動化できたのでかなり楽になりました。
中日は野手は実績のある選手も多いのでなんだかんだで上げてくると思いますが、先発は改善の兆しが見えないですね...
1週間のローテーションを6枠として、昨季は大野・柳・梅津を除く3枠半がリプレイスメントレベル以下という状況でしたから、
岡野が加わったくらいだとどうやっても足りませんね。(岡野の働きは悪くないですが駒数の面で)
本格的な外国人の捕手起用は直近半世紀では初でしょうね。(他ポジションの選手が起用された例はありますが)
外国人が捕手で起用されない理由は守備が不安視されるからだと思いますが、今のところ破綻なく守れているようには見えます。
1950年代の毎日や高橋みたいに外国人捕手でアドバンテージを作るというやり方も過去にはあったので、
そうした編成手法が復権するかもしれないという点で大変興味深く見ています。
統一球導入後、球界全体で極度の低迷傾向にあった捕手の打撃力も最近は回復してきていますし、
「捕手は打てなくても守備さえよければOK」という風潮が少しずつ和らぎつつあるように感じています。
二軍で好成績を残していたマルティネスがすんなり起用された辺りにも、空気の変化が感じられるような気がしています。
(5年前に楽天のセゴビアが全然起用されなかったのとは対照的だなあと)
>更新お疲れ様です。無理しない範囲で頑張って下さい。
ありがとうございます。ここ数日で更新作業の大部分を自動化できたのでかなり楽になりました。
中日は野手は実績のある選手も多いのでなんだかんだで上げてくると思いますが、先発は改善の兆しが見えないですね...
1週間のローテーションを6枠として、昨季は大野・柳・梅津を除く3枠半がリプレイスメントレベル以下という状況でしたから、
岡野が加わったくらいだとどうやっても足りませんね。(岡野の働きは悪くないですが駒数の面で)
本格的な外国人の捕手起用は直近半世紀では初でしょうね。(他ポジションの選手が起用された例はありますが)
外国人が捕手で起用されない理由は守備が不安視されるからだと思いますが、今のところ破綻なく守れているようには見えます。
1950年代の毎日や高橋みたいに外国人捕手でアドバンテージを作るというやり方も過去にはあったので、
そうした編成手法が復権するかもしれないという点で大変興味深く見ています。
統一球導入後、球界全体で極度の低迷傾向にあった捕手の打撃力も最近は回復してきていますし、
「捕手は打てなくても守備さえよければOK」という風潮が少しずつ和らぎつつあるように感じています。
二軍で好成績を残していたマルティネスがすんなり起用された辺りにも、空気の変化が感じられるような気がしています。
(5年前に楽天のセゴビアが全然起用されなかったのとは対照的だなあと)
No title
更新お疲れ様です。
こう見ると今年のセリーグのサードはどこもハイレベルですね。
岡本・村上・宮崎・堂林・高橋周平・大山と全員打撃好調で逆に強みにならない。
代表クラスは松田・中村以降中々台頭しなかったので中々興味深い現象です。
それ以外で目を引くのが横浜の最大の強みポジションがセカンドの点。
僕が記憶する限り横浜のセカンドが強みになったことはかなり遡るはずです。
現状ソトが守備の致命的な破綻無く暴力的な打撃成績を残しています。
それ以外ですと昨年後半から継続してる柴田の打撃面の成長が光りますね。
大和と2:1の割合でスタメンショートですが比率を逆にしても面白いかも知れない。
こう見ると今年のセリーグのサードはどこもハイレベルですね。
岡本・村上・宮崎・堂林・高橋周平・大山と全員打撃好調で逆に強みにならない。
代表クラスは松田・中村以降中々台頭しなかったので中々興味深い現象です。
それ以外で目を引くのが横浜の最大の強みポジションがセカンドの点。
僕が記憶する限り横浜のセカンドが強みになったことはかなり遡るはずです。
現状ソトが守備の致命的な破綻無く暴力的な打撃成績を残しています。
それ以外ですと昨年後半から継続してる柴田の打撃面の成長が光りますね。
大和と2:1の割合でスタメンショートですが比率を逆にしても面白いかも知れない。
Re: No title
あさん、コメントありがとうございます!
DELTAのUZRでも三塁守備ではセがパを凌駕していて、
攻守で貢献できる活きの良い三塁手がたくさん出てきたなあという印象を受けますね。
仰るようにここ10年ほどはセパ共に三塁手の世代交代がなかなか進みませんでしたが、セが先に世代交代を完了させそうです。
DeNAが二塁手で明確にプラスを出すのは、ロバート・ローズ以来かもしれませんね。
石川は好調時には打撃でまずまずのプラスを稼いでいましたが、守備でマイナスを結構出していましたし...
柴田は目立ちませんがいい選手ですよね。四球が多いので三部門以上に稼げる打撃に守備力もあります。
これまでは総合力で大和の方が上だったので重点的に起用されていますが、大和も最近では守備力をやや落としてきていますし、
柴田は得意な右先発時の起用はもっと増やしてもよいようには感じますね。(大和は対右が結構苦手なので尚更)
DELTAのUZRでも三塁守備ではセがパを凌駕していて、
攻守で貢献できる活きの良い三塁手がたくさん出てきたなあという印象を受けますね。
仰るようにここ10年ほどはセパ共に三塁手の世代交代がなかなか進みませんでしたが、セが先に世代交代を完了させそうです。
DeNAが二塁手で明確にプラスを出すのは、ロバート・ローズ以来かもしれませんね。
石川は好調時には打撃でまずまずのプラスを稼いでいましたが、守備でマイナスを結構出していましたし...
柴田は目立ちませんがいい選手ですよね。四球が多いので三部門以上に稼げる打撃に守備力もあります。
これまでは総合力で大和の方が上だったので重点的に起用されていますが、大和も最近では守備力をやや落としてきていますし、
柴田は得意な右先発時の起用はもっと増やしてもよいようには感じますね。(大和は対右が結構苦手なので尚更)
No title
岡本の今年のサードの守備力を見てますと昨年までファーストだった事が不思議ですね。
サード守備を守れる助っ人よりファースト専の大砲助っ人の方が圧倒的に獲得し易いのに、
一応ファーストを守れるマギーやビヤヌエバを優先的にサード起用していたのはちょっと謎でしたね。
坂本のコンバート先だとしてももっとサード起用して良かったのかなと思います。
あと20代前半の岡本が晩年の阿部並にファースト守備が悪いのは巨人独自の守備シフト説を考えましたが、
守備が上手いとは言えない中島でも普通に補殺を稼いでるのを見ると単純に適性が無かったようです。
これではファースト起用で守備負担が寧ろ増えた可能性すらあるのかなと感じますね
サード守備を守れる助っ人よりファースト専の大砲助っ人の方が圧倒的に獲得し易いのに、
一応ファーストを守れるマギーやビヤヌエバを優先的にサード起用していたのはちょっと謎でしたね。
坂本のコンバート先だとしてももっとサード起用して良かったのかなと思います。
あと20代前半の岡本が晩年の阿部並にファースト守備が悪いのは巨人独自の守備シフト説を考えましたが、
守備が上手いとは言えない中島でも普通に補殺を稼いでるのを見ると単純に適性が無かったようです。
これではファースト起用で守備負担が寧ろ増えた可能性すらあるのかなと感じますね
Re: No title
コメントありがとうございます!
UZRもある程度のサンプルサイズがないとなんとも言えない部分はありますが、
岡本の三塁コンバートは成功という雰囲気が出てきましたね。
岡本は二軍時代にかなり良好な三塁RRFを記録していたので、片鱗は見せていたのかなとは思います。
https://ranzankeikoku.blog.fc2.com/blog-entry-2295.html
昨季の村上の起用でも感じたことですが、
最初の段階で「三塁を守れない」と判断するのが早すぎたきらいはあったかもわかりませんね。
数試合、十数試合見ただけだとプロでも判断を誤ることがあるんだなあと思いました。
>あと20代前半の岡本が晩年の阿部並にファースト守備が悪いのは巨人独自の守備シフト説を考えましたが、
>守備が上手いとは言えない中島でも普通に補殺を稼いでるのを見ると単純に適性が無かったようです。
以前1.02で公開されたゾーン別UZRを見ても、吉川尚は一塁側のプラスが小さいので、
チーム方針としてそうしたシフトを敷いていた可能性は低いように私も感じます。
(一塁手の担当範囲が狭くなるようなシフトを敷いているなら、二塁手のUZRは二塁側が悪くなり一塁側が良くなるはずですから)
UZRもある程度のサンプルサイズがないとなんとも言えない部分はありますが、
岡本の三塁コンバートは成功という雰囲気が出てきましたね。
岡本は二軍時代にかなり良好な三塁RRFを記録していたので、片鱗は見せていたのかなとは思います。
https://ranzankeikoku.blog.fc2.com/blog-entry-2295.html
昨季の村上の起用でも感じたことですが、
最初の段階で「三塁を守れない」と判断するのが早すぎたきらいはあったかもわかりませんね。
数試合、十数試合見ただけだとプロでも判断を誤ることがあるんだなあと思いました。
>あと20代前半の岡本が晩年の阿部並にファースト守備が悪いのは巨人独自の守備シフト説を考えましたが、
>守備が上手いとは言えない中島でも普通に補殺を稼いでるのを見ると単純に適性が無かったようです。
以前1.02で公開されたゾーン別UZRを見ても、吉川尚は一塁側のプラスが小さいので、
チーム方針としてそうしたシフトを敷いていた可能性は低いように私も感じます。
(一塁手の担当範囲が狭くなるようなシフトを敷いているなら、二塁手のUZRは二塁側が悪くなり一塁側が良くなるはずですから)
No title
横浜の佐野は筒香とは全く異なるタイプですけど優秀なバッターですね。
昨年の後半から対左成績を克服したので今年レギュラー定着すると思ってましたが現状予想以上です。
今のところの選手としてのタイプは現役の中ではポジション込みで広島の松山に近いですけど、
この手の三振が少ない打者にしては一定以上四球を選べているのは好材料ですね。
四球を選ばないイメージは代打起用中心のせいでレギュラーとしてはちゃんと選ぶようです。
ホームランが1本出てからはいいペースで打っているし弱点の少ないのが最大の強みなタイプですね。
他のセリーグの新顔としてはヤクルトの山崎が中々優秀な働きですね。
打撃に関しては運の要素が強いのでフロックの可能性はありますが、
肩が弱い以外は優秀な守備でバレンティンがいた頃よりも結果的に外野の改善を感じます。
個人的にその役割を塩見に期待してたのですが何故彼は1軍では中々通用しないのでしょうかね?
(1軍レベルと対戦するオープン戦で結果を出してる以上メンタル的要素が大きいのはわかりますけど)
昨年の後半から対左成績を克服したので今年レギュラー定着すると思ってましたが現状予想以上です。
今のところの選手としてのタイプは現役の中ではポジション込みで広島の松山に近いですけど、
この手の三振が少ない打者にしては一定以上四球を選べているのは好材料ですね。
四球を選ばないイメージは代打起用中心のせいでレギュラーとしてはちゃんと選ぶようです。
ホームランが1本出てからはいいペースで打っているし弱点の少ないのが最大の強みなタイプですね。
他のセリーグの新顔としてはヤクルトの山崎が中々優秀な働きですね。
打撃に関しては運の要素が強いのでフロックの可能性はありますが、
肩が弱い以外は優秀な守備でバレンティンがいた頃よりも結果的に外野の改善を感じます。
個人的にその役割を塩見に期待してたのですが何故彼は1軍では中々通用しないのでしょうかね?
(1軍レベルと対戦するオープン戦で結果を出してる以上メンタル的要素が大きいのはわかりますけど)
Re: No title
コメントありがとうございます!
佐野は筒香の抜けた穴を埋めて余りある活躍を見せていますね。
対左を克服したと断言するにはもう少し打席数を消化しないと分からないかなとちょっと思いますが、
打率が高いだけでなくて長打もしっかり出ているのは好印象ですね。(佐野は昨季まで左投手からの本塁打がありませんでした)
山崎は大活躍ですね。DELTA社のWARだと山田よりも高い数値を出していて驚きました。
現状は選手としてのバリューの大半を高BABIPに依存しているので、今後の持続性にやや懸念があるかなと思いますが、
今季のヤクルトのセンターが致命的な穴になることはなさそうな雰囲気を感じます。
塩見に関してはやっぱり一軍打席がまだ少ないのが大きいのかなと思います。
これはアジャストに経験が必要なのもそうですが、単純に一定打席数に立たないと実力が見えないという面でもそうかなと。
ここまでわずか30打席で3本塁打も記録していますし、見切りをつけるのはまだまだ早いかなと思いますね。
(山川がレギュラーに定着した時も初めはこんな感じの成績だった記憶があります)
佐野は筒香の抜けた穴を埋めて余りある活躍を見せていますね。
対左を克服したと断言するにはもう少し打席数を消化しないと分からないかなとちょっと思いますが、
打率が高いだけでなくて長打もしっかり出ているのは好印象ですね。(佐野は昨季まで左投手からの本塁打がありませんでした)
山崎は大活躍ですね。DELTA社のWARだと山田よりも高い数値を出していて驚きました。
現状は選手としてのバリューの大半を高BABIPに依存しているので、今後の持続性にやや懸念があるかなと思いますが、
今季のヤクルトのセンターが致命的な穴になることはなさそうな雰囲気を感じます。
塩見に関してはやっぱり一軍打席がまだ少ないのが大きいのかなと思います。
これはアジャストに経験が必要なのもそうですが、単純に一定打席数に立たないと実力が見えないという面でもそうかなと。
ここまでわずか30打席で3本塁打も記録していますし、見切りをつけるのはまだまだ早いかなと思いますね。
(山川がレギュラーに定着した時も初めはこんな感じの成績だった記憶があります)
No title
これってヤクルトは打撃内容と比べて走塁や進塁打で点を伸ばし、広島は個々の打撃の割に点を伸ばせていないという理解でいいのでしょうか?
Re: No title
コメントありがとうございます!
「ヤクルトと広島は得点がほぼ同じなのにwRAAがこれだけ違うのはなぜか」というご質問ですね。
仰るようにwRAAは打撃成績だけが評価対象となっていて、走塁や進塁打は評価に含みませんので、
各チームの走塁や進塁打の違いはwRAAと得点に乖離を生じさせる要因にはなりえます。
(例えば、ヤクルトの走塁が極めて優秀なら「wRAAが低くても得点は少なくない」といった事態は起こりえます)
しかし、今回のケースでは乖離の原因は走塁や進塁打の違いではなく、本拠地の違いが大きいかと思われます。
ヤクルトの本拠地である神宮はセ・リーグの中では極めて得点を入れやすい球場なのに対して、
広島の本拠地であるマツダスタジアムは平均的な得点の入れやすさの球場です。
ヤクルトは神宮で半数の試合を、広島はマツダスタジアムで半数の試合をプレーするので、
ヤクルトは広島より得点が多くなりやすい環境でプレーしていると言えます。
wRAAは算出式の中にこうした使用球場に対する補正が組み込まれています。
「ヤクルトは神宮の影響を考慮するともっと取れていないとダメなのに166得点しか取れていない」
「広島はマツダの影響を考慮するともっと少なくてもおかしくないが165得点も取れている」
という違いがwRAAに表れて、「得点がほぼ同じなのにwRAAがこれだけ違う」という状況が生まれているということですね。
「ヤクルトと広島は得点がほぼ同じなのにwRAAがこれだけ違うのはなぜか」というご質問ですね。
仰るようにwRAAは打撃成績だけが評価対象となっていて、走塁や進塁打は評価に含みませんので、
各チームの走塁や進塁打の違いはwRAAと得点に乖離を生じさせる要因にはなりえます。
(例えば、ヤクルトの走塁が極めて優秀なら「wRAAが低くても得点は少なくない」といった事態は起こりえます)
しかし、今回のケースでは乖離の原因は走塁や進塁打の違いではなく、本拠地の違いが大きいかと思われます。
ヤクルトの本拠地である神宮はセ・リーグの中では極めて得点を入れやすい球場なのに対して、
広島の本拠地であるマツダスタジアムは平均的な得点の入れやすさの球場です。
ヤクルトは神宮で半数の試合を、広島はマツダスタジアムで半数の試合をプレーするので、
ヤクルトは広島より得点が多くなりやすい環境でプレーしていると言えます。
wRAAは算出式の中にこうした使用球場に対する補正が組み込まれています。
「ヤクルトは神宮の影響を考慮するともっと取れていないとダメなのに166得点しか取れていない」
「広島はマツダの影響を考慮するともっと少なくてもおかしくないが165得点も取れている」
という違いがwRAAに表れて、「得点がほぼ同じなのにwRAAがこれだけ違う」という状況が生まれているということですね。
No title
なるほど。パークファクターというやつですか。ありがとうございます。
Re: No title
ご返信ありがとうございます!
また不明点がありましたらコメントください。
また不明点がありましたらコメントください。
No title
こんばんは。
いつも楽しみにしています。
今年の中日の打線は信じられないレベルの惨状ですね。
リーグ平均OPSが.731と打高でも打低でもないのに対し、
チームOPSが.639!
ROPSの導出方法はよく知らないのですが、おそらく.640台でしょう。そうなると、1970ヤクルト以来の水準でしょうか?.650台だったとしても1978南海以来ですかね?
1リーグ時代も含めた、特例除外なしのワーストランキングでもTOP20レベルの数値ではないでしょうか?
超打低球場+低水準の打線でないとここまでの記録は残せないと思われますが…
球場補正を含めた値でも現時点の中日打線のすさまじさを知りたいです。
よろしくお願いいたします。
いつも楽しみにしています。
今年の中日の打線は信じられないレベルの惨状ですね。
リーグ平均OPSが.731と打高でも打低でもないのに対し、
チームOPSが.639!
ROPSの導出方法はよく知らないのですが、おそらく.640台でしょう。そうなると、1970ヤクルト以来の水準でしょうか?.650台だったとしても1978南海以来ですかね?
1リーグ時代も含めた、特例除外なしのワーストランキングでもTOP20レベルの数値ではないでしょうか?
超打低球場+低水準の打線でないとここまでの記録は残せないと思われますが…
球場補正を含めた値でも現時点の中日打線のすさまじさを知りたいです。
よろしくお願いいたします。
No title
どうでもいい補足ですが…
2017ロッテがチーム打率1割を記録していたとき(5月中旬)とどっちが酷いか比較したのですが、比較にならないくらいあちらの方が下でしたね。
5月14日当時のチームOPSが.520台、リーグOPSが.693
おそらくROPSは.600未満であったと思われます。
このサイトを見る限りでは、ROPS.600未満は1936年春夏大東京打線しかないようです。
記事とあまり関係のない話題でしたがROPS関連で思い出しました。
印象とかではなく正真正銘の歴代ワースト打線だったんだな、という感想です。
2017ロッテがチーム打率1割を記録していたとき(5月中旬)とどっちが酷いか比較したのですが、比較にならないくらいあちらの方が下でしたね。
5月14日当時のチームOPSが.520台、リーグOPSが.693
おそらくROPSは.600未満であったと思われます。
このサイトを見る限りでは、ROPS.600未満は1936年春夏大東京打線しかないようです。
記事とあまり関係のない話題でしたがROPS関連で思い出しました。
印象とかではなく正真正銘の歴代ワースト打線だったんだな、という感想です。
No title
中日はホームランを野手は打たな過ぎたし投手は打たれ過ぎですね。
被本塁打が多いのはbクラス入りし始めた頃から指摘されていますが、
今年はナゴドのパークファクターを踏まえても阪神にすらダブルスコア差なのは厳しい。
(これは甲子園でもホームランを打てる助っ人を集めた阪神の戦略の勝ちですが)
平田や福田、アルモンテなどの二桁打てる能力の選手の不振や怪我が状況を悪化させてますね。
投手はともかくとして実績のある野手が多いので今後の巻き返しに期待したいですが、
このまま先発補強と世代交代のタイミングを逃すと暗黒阪神並みに低迷が長引く可能性が高いと危惧します。
被本塁打が多いのはbクラス入りし始めた頃から指摘されていますが、
今年はナゴドのパークファクターを踏まえても阪神にすらダブルスコア差なのは厳しい。
(これは甲子園でもホームランを打てる助っ人を集めた阪神の戦略の勝ちですが)
平田や福田、アルモンテなどの二桁打てる能力の選手の不振や怪我が状況を悪化させてますね。
投手はともかくとして実績のある野手が多いので今後の巻き返しに期待したいですが、
このまま先発補強と世代交代のタイミングを逃すと暗黒阪神並みに低迷が長引く可能性が高いと危惧します。
No title
ここ数年の平良は高品質で試合を作る能力に長けている良い選手だとおもってましたが、
今年は制球の更なる向上で課題のイニング消化能力を改善してエース級の働きをしてますね。
エース今永もカットボールでゴロを増やす事で被本塁打率が改善しましたし、
横浜の先発は年々質が高くなってきたと思ってましたが今年は特に優秀ですね。
今年は制球の更なる向上で課題のイニング消化能力を改善してエース級の働きをしてますね。
エース今永もカットボールでゴロを増やす事で被本塁打率が改善しましたし、
横浜の先発は年々質が高くなってきたと思ってましたが今年は特に優秀ですね。
No title
今年も楽しく閲覧させていただいてます。
ところで、名前や成績が載ってない選手もおりますが、何か基準があってのことでしょうか。
それとも、そのうち(何かの更新機会に)載ることになるのでしょうか。
例)阪神の中谷や高山
ところで、名前や成績が載ってない選手もおりますが、何か基準があってのことでしょうか。
それとも、そのうち(何かの更新機会に)載ることになるのでしょうか。
例)阪神の中谷や高山
Re: No title
ゆさん、コメントありがとうございます!
8月10日時点でセ野手平均が出塁率.337/長打率.410、中日野手が出塁率.304/長打率.339なので、
上記リンクの方法で計算するとOPS傑出度(ROPS)は.637になりますね。
https://ranzankeikoku.blog.fc2.com/blog-entry-9.html
.583 1936大東京 出.314(.348) / 長.232(.333) ※春季リーグ ()内はリーグ平均
.616 1938イーグルス 出.263(.319) / 長.246(.293) ※秋季リーグ
.628 1946ゴールドスター 出.298(.340) / 長.286(.346)
.631 1944産業 出.275(.317) / 長.239(.284)
.632 1962国鉄 出.259(.293) / 長.288(.347)
.637 2020中日 出.304(.337) / 長.339(.410)
.639 1955大洋 出.262(.300) / 長.294(.342)
.641 1951国鉄 出.307(.338) / 長.322(.387)
.648 1950国鉄 出.312(.340) / 長.341(.406)
.649 1952松竹 出.282(.326) / 長.320(.361)
※()はリーグ平均
ナゴヤドームの直近3年間のOPS-PFが0.90程度である点を補正すると.670程度となってワースト10からは外れますが、
中日では上記リストにも名前が出ている産業軍時代の.631に次ぐワースト記録ですね。
中日は歴史的に打線の得点力が低迷した時代があまりないチームなので、ここまで悪い数値が出るのはかなり珍しいです。
後半に中村とペーニャが入って持ち直しましたが、2017年序盤のロッテの得点力低迷はかなり強烈でしたね。
同じようなケースだと1958近鉄は6/17(54試合消化時点)に平均得点が1.93点だったみたいです。
50試合以上消化して平均得点が1点台まで下がったチームはこれ以降出ていません。(上記ロッテの平均得点も2.5点程度でした)
球場補正込みだと、最近の記録では2017ヤクルトがかなり低い数字を出していて、
個人的には歴代ワースト打線の有力候補の一つだと考えています。
8月10日時点でセ野手平均が出塁率.337/長打率.410、中日野手が出塁率.304/長打率.339なので、
上記リンクの方法で計算するとOPS傑出度(ROPS)は.637になりますね。
https://ranzankeikoku.blog.fc2.com/blog-entry-9.html
.583 1936大東京 出.314(.348) / 長.232(.333) ※春季リーグ ()内はリーグ平均
.616 1938イーグルス 出.263(.319) / 長.246(.293) ※秋季リーグ
.628 1946ゴールドスター 出.298(.340) / 長.286(.346)
.631 1944産業 出.275(.317) / 長.239(.284)
.632 1962国鉄 出.259(.293) / 長.288(.347)
.637 2020中日 出.304(.337) / 長.339(.410)
.639 1955大洋 出.262(.300) / 長.294(.342)
.641 1951国鉄 出.307(.338) / 長.322(.387)
.648 1950国鉄 出.312(.340) / 長.341(.406)
.649 1952松竹 出.282(.326) / 長.320(.361)
※()はリーグ平均
ナゴヤドームの直近3年間のOPS-PFが0.90程度である点を補正すると.670程度となってワースト10からは外れますが、
中日では上記リストにも名前が出ている産業軍時代の.631に次ぐワースト記録ですね。
中日は歴史的に打線の得点力が低迷した時代があまりないチームなので、ここまで悪い数値が出るのはかなり珍しいです。
後半に中村とペーニャが入って持ち直しましたが、2017年序盤のロッテの得点力低迷はかなり強烈でしたね。
同じようなケースだと1958近鉄は6/17(54試合消化時点)に平均得点が1.93点だったみたいです。
50試合以上消化して平均得点が1点台まで下がったチームはこれ以降出ていません。(上記ロッテの平均得点も2.5点程度でした)
球場補正込みだと、最近の記録では2017ヤクルトがかなり低い数字を出していて、
個人的には歴代ワースト打線の有力候補の一つだと考えています。
Re: No title
コメントありがとうございます!
中日はここ数週間で先発投手陣を立て直せる見通しが立ってきたように見えますが、
今度は打撃の方がかなり厳しい状況になってきていますね。
落合GM時代の社会人重視から高卒重視に指名方針を急激に切り替えた影響で、
中日は短期間でレギュラー定着が期待できる20代中盤野手が他チームより少なくなっているので、(オリックスも以前同じ状況でしたね)
年齢層の観点で、しばらくの間は他チームよりも二軍からの選手供給が乏しくなりそうなのが苦しいところです。
平田や福田はある程度成績を戻すのではないかと個人的には予想していますが、
そうならずに恒久的にフェードアウトとなってしまうと、今後数年間は野手のマイナスがかなり拡大してしまうかもしれません。
中日はここ数週間で先発投手陣を立て直せる見通しが立ってきたように見えますが、
今度は打撃の方がかなり厳しい状況になってきていますね。
落合GM時代の社会人重視から高卒重視に指名方針を急激に切り替えた影響で、
中日は短期間でレギュラー定着が期待できる20代中盤野手が他チームより少なくなっているので、(オリックスも以前同じ状況でしたね)
年齢層の観点で、しばらくの間は他チームよりも二軍からの選手供給が乏しくなりそうなのが苦しいところです。
平田や福田はある程度成績を戻すのではないかと個人的には予想していますが、
そうならずに恒久的にフェードアウトとなってしまうと、今後数年間は野手のマイナスがかなり拡大してしまうかもしれません。
Re: No title
あさん、コメントありがとうございます!
平良はファストボールが少なく打球管理で稼いでいる点がユニークで興味深い選手ですね。
広島の野村祐輔のように、強い打球を飛ばされにくいゾーンに小さく曲がる球種を投げ込むのが上手いのかなと思いました。
HR%はややフロック気味ですが、それを加味してもここまでの成績はエースレベルと評してよさそうです。
平良の成長に加えて、ルーキーの坂本もオープン戦含めて悪くない内容なので、
ただでさえ強力な先発投手陣に更に磨きがかかったなあという印象があります。
構成選手の平均年齢もセでは一番若いので、DeNAは先発投手陣で当面はアドバンテージを築けそうですね。
平良はファストボールが少なく打球管理で稼いでいる点がユニークで興味深い選手ですね。
広島の野村祐輔のように、強い打球を飛ばされにくいゾーンに小さく曲がる球種を投げ込むのが上手いのかなと思いました。
HR%はややフロック気味ですが、それを加味してもここまでの成績はエースレベルと評してよさそうです。
平良の成長に加えて、ルーキーの坂本もオープン戦含めて悪くない内容なので、
ただでさえ強力な先発投手陣に更に磨きがかかったなあという印象があります。
構成選手の平均年齢もセでは一番若いので、DeNAは先発投手陣で当面はアドバンテージを築けそうですね。
Re: No title
kojiroさん、コメントありがとうございます!
> 今年も楽しく閲覧させていただいてます。
ありがとうございます。大変嬉しく思います。
> ところで、名前や成績が載ってない選手もおりますが、何か基準があってのことでしょうか。
> それとも、そのうち(何かの更新機会に)載ることになるのでしょうか。
こちらですが掲載する選手数が増えすぎると煩雑になって見づらくなると判断して、
代打中心で出場している選手は記載していなかったためです。
ただ、網羅性を高めることにも合理性はあると思いますので、右翼手の下に代打枠を設けてそこへ追加しますね。
次回更新から対応しますので少々お待ちください。
> 今年も楽しく閲覧させていただいてます。
ありがとうございます。大変嬉しく思います。
> ところで、名前や成績が載ってない選手もおりますが、何か基準があってのことでしょうか。
> それとも、そのうち(何かの更新機会に)載ることになるのでしょうか。
こちらですが掲載する選手数が増えすぎると煩雑になって見づらくなると判断して、
代打中心で出場している選手は記載していなかったためです。
ただ、網羅性を高めることにも合理性はあると思いますので、右翼手の下に代打枠を設けてそこへ追加しますね。
次回更新から対応しますので少々お待ちください。
No title
去年の先発転向からここまでは投球内容もある好投を続けてる福谷を見てますと、
やはり上位指名の即戦力投手は一回は先発の可能性を探らないと駄目ですね。
福谷はアマチュア時代からリリーフ中心で起用されちから仕方ないですけど、
佐藤優や橋本なんかは先発やってたのに中日はすぐリリーフやらせるから勿体ないです。
(計算できる先発の弾が多いからチーム事情で手薄いリリーフに回すなら理解できますが)
やはり上位指名の即戦力投手は一回は先発の可能性を探らないと駄目ですね。
福谷はアマチュア時代からリリーフ中心で起用されちから仕方ないですけど、
佐藤優や橋本なんかは先発やってたのに中日はすぐリリーフやらせるから勿体ないです。
(計算できる先発の弾が多いからチーム事情で手薄いリリーフに回すなら理解できますが)
Re: No title
あさん、コメントありがとうございます!
私も同じ意見で、先発からリリーフへの転向はできても逆は基本的に難しいので、
両方できる選手はまずは先発から試すべきだと個人的には思うところです。
中日のようにリリーフに比べて先発投手が極端に足りていない状況が長く続いたチームなら尚更ですね。
私も同じ意見で、先発からリリーフへの転向はできても逆は基本的に難しいので、
両方できる選手はまずは先発から試すべきだと個人的には思うところです。
中日のようにリリーフに比べて先発投手が極端に足りていない状況が長く続いたチームなら尚更ですね。
No title
レフト専念化で打撃意識が変わったのか青木のISOが向上してますね。
両リーグを見ても屈指の強打のレフトです(佐野と近藤以外の成績が寂しいのもあるが)。
メジャー最終年の成績的に活躍すると思ってましたが3年10億の活躍はしたのかなと。
あと去年から代打も良いので40歳前半まで活躍できそうなのも良いですね。
両リーグを見ても屈指の強打のレフトです(佐野と近藤以外の成績が寂しいのもあるが)。
メジャー最終年の成績的に活躍すると思ってましたが3年10億の活躍はしたのかなと。
あと去年から代打も良いので40歳前半まで活躍できそうなのも良いですね。
Re: No title
コメントありがとうございます!
現時点で青木のISOは渡米前のキャリアハイを上回っていますね。
DELTAの岡田さんによると1WAR稼ぐのに必要なコストは平均で1億円らしいですが、
青木が3年間で稼いだWARは10を既に上回っているので、良い投資だったと見てよいと思います。
代打適性に関してはもう少し見てみないと何とも言えないなあというのが個人的な意見です。
現時点で青木のISOは渡米前のキャリアハイを上回っていますね。
DELTAの岡田さんによると1WAR稼ぐのに必要なコストは平均で1億円らしいですが、
青木が3年間で稼いだWARは10を既に上回っているので、良い投資だったと見てよいと思います。
代打適性に関してはもう少し見てみないと何とも言えないなあというのが個人的な意見です。
No title
巨人が即戦力の外野手を1位で指名するという報道が出ていますが補強ポイントと一致すると思いますか?
Re: No title
Namikiさん、コメントありがとうございます!
外野手を補充するのも補強ポイントの一つだとは思いますが、
個人的には即戦力の二遊間型の内野手を獲得するほうが優先度が高いのかなと思います。
例によって、費用対効果の高い弱点ポジションの底上げを狙うのが編成上の定跡ですが、
今季の巨人は攻守合わせると右翼だけ微マイナスであとは全てプラスなので、弱点らしい弱点がない状況となっています。
こういう場合は放置すると弱点に転落する可能性の高いポジションに手を入れるのがベターだと考えます。
巨人の全ポジションを見回すと、個人的に気になるのが二塁手と外野手ですね。
二塁手は将来的に吉川尚輝が遊撃に移動する可能性があるうえ、吉川尚の離脱したシーズンはマイナスを計上しがちです。
外野手は上位4人の丸佳浩、パーラ、ウィーラー、亀井が全員30代なので高齢化による成績低下リスクが懸念されます。
二塁手と外野手に対して若手を供給できるかという観点で二軍を見ると、
外野手はトッププロスペクトの山下に加えて、松原・加藤と好成績を残している若手がいますが、
二塁手は二塁経験が浅く吉川尚と同年齢の北村だけという状況で、選手供給は二塁手の方が乏しくなりそうというのが一点ですね。
また、巨人の二遊間の年齢構成を見ると、25歳の吉川尚と北村の下は、
増田陸・湯浅・松井の20歳まで飛んでしまう状況で、世代間に断絶が生じているのが少々気になっています。
下の世代は台頭するまでに時間がかかるでしょうから、今20代後半の選手で二遊間を上手く埋められないと、
二遊間で結構大きめのマイナスを出してしまうかもしれません。こうした状況を解消するためにも即戦力二遊間が欲しいかなと。
外野は二遊間よりも補強で埋めやすく、巨人の資金力だとドラフトを使わなくても割となんとかなってしまうので、
今の状況だとドラフトでプロスペクトを狙いに行く必要性は薄いのかなといった印象があります。
(現に今のレギュラーの丸・パーラ・ウィーラーは3人とも補強で獲得した選手ですよね)
外野手を補充するのも補強ポイントの一つだとは思いますが、
個人的には即戦力の二遊間型の内野手を獲得するほうが優先度が高いのかなと思います。
例によって、費用対効果の高い弱点ポジションの底上げを狙うのが編成上の定跡ですが、
今季の巨人は攻守合わせると右翼だけ微マイナスであとは全てプラスなので、弱点らしい弱点がない状況となっています。
こういう場合は放置すると弱点に転落する可能性の高いポジションに手を入れるのがベターだと考えます。
巨人の全ポジションを見回すと、個人的に気になるのが二塁手と外野手ですね。
二塁手は将来的に吉川尚輝が遊撃に移動する可能性があるうえ、吉川尚の離脱したシーズンはマイナスを計上しがちです。
外野手は上位4人の丸佳浩、パーラ、ウィーラー、亀井が全員30代なので高齢化による成績低下リスクが懸念されます。
二塁手と外野手に対して若手を供給できるかという観点で二軍を見ると、
外野手はトッププロスペクトの山下に加えて、松原・加藤と好成績を残している若手がいますが、
二塁手は二塁経験が浅く吉川尚と同年齢の北村だけという状況で、選手供給は二塁手の方が乏しくなりそうというのが一点ですね。
また、巨人の二遊間の年齢構成を見ると、25歳の吉川尚と北村の下は、
増田陸・湯浅・松井の20歳まで飛んでしまう状況で、世代間に断絶が生じているのが少々気になっています。
下の世代は台頭するまでに時間がかかるでしょうから、今20代後半の選手で二遊間を上手く埋められないと、
二遊間で結構大きめのマイナスを出してしまうかもしれません。こうした状況を解消するためにも即戦力二遊間が欲しいかなと。
外野は二遊間よりも補強で埋めやすく、巨人の資金力だとドラフトを使わなくても割となんとかなってしまうので、
今の状況だとドラフトでプロスペクトを狙いに行く必要性は薄いのかなといった印象があります。
(現に今のレギュラーの丸・パーラ・ウィーラーは3人とも補強で獲得した選手ですよね)
No title
即戦力二遊間の話に関連して個人的に気になっているのが坂本の将来のコンバート先ですかね。
昨年後半から守備指標が改善し今年UZRで上位に返り咲くなどまだやろうと思えばやれますが、
今年遊撃手通算補殺記録の更新がほぼ確定しているのでコンバートのタイミングとしては来年が一番でしょう。
ただコンバート先最有力候補だった三塁は岡本が優秀な働きを見せている上に、
チームの長期的な展望を考えるとどう考えても三塁岡本のほうが大きなプラスになります。
なので坂本は一塁か外野ということになりますけど打力的に問題ないとはいえちょっと勿体ないですね。
昨年後半から守備指標が改善し今年UZRで上位に返り咲くなどまだやろうと思えばやれますが、
今年遊撃手通算補殺記録の更新がほぼ確定しているのでコンバートのタイミングとしては来年が一番でしょう。
ただコンバート先最有力候補だった三塁は岡本が優秀な働きを見せている上に、
チームの長期的な展望を考えるとどう考えても三塁岡本のほうが大きなプラスになります。
なので坂本は一塁か外野ということになりますけど打力的に問題ないとはいえちょっと勿体ないですね。
Re: No title
コメントありがとうございます!
坂本のコンバート先は、一塁手か外野手(おそらく両翼)かなあと私も思っています。
遊撃手の退避先としては三塁手が王道ですが、編成を考えると岡本が三塁に入っていた方が好ましいというのと、
二塁手は高齢の遊撃手がコンバートされた実績が極めて少ないので不安要素が大きいです。
(31歳以降に遊撃から二塁にコンバートされて100試合以上に先発したのは荒木雅博だけ)
コンバートのタイミングとしては、UZRでプラスを計上している内はまだ移さなくてもよいと思います。
坂本のコンバート先は、一塁手か外野手(おそらく両翼)かなあと私も思っています。
遊撃手の退避先としては三塁手が王道ですが、編成を考えると岡本が三塁に入っていた方が好ましいというのと、
二塁手は高齢の遊撃手がコンバートされた実績が極めて少ないので不安要素が大きいです。
(31歳以降に遊撃から二塁にコンバートされて100試合以上に先発したのは荒木雅博だけ)
コンバートのタイミングとしては、UZRでプラスを計上している内はまだ移さなくてもよいと思います。
No title
大島は社卒ながら毎年いいペースで安打を積み重ねて2000本安打有力候補ですが、
タイプ的にセンターしかレギュラーでは厳しいと思うのでいつまでセンターやれるかが勝負ですかね。
過去の傾向的に30後半以降に守備力の低下が目に見えて分かる可能性が高く、
もしかしたら今年がレギュラーとしての力を発揮できる最後のシーズンかも知れません。
その一方でポスト大島と呼べる存在が無い編成とベテラン尊重の球団色的に今後もレギュラーかも知れない。
とにかくシーズン短縮されたとは言え今年も最低140安打ぐらいは積み重ねておきたいですね。
タイプ的にセンターしかレギュラーでは厳しいと思うのでいつまでセンターやれるかが勝負ですかね。
過去の傾向的に30後半以降に守備力の低下が目に見えて分かる可能性が高く、
もしかしたら今年がレギュラーとしての力を発揮できる最後のシーズンかも知れません。
その一方でポスト大島と呼べる存在が無い編成とベテラン尊重の球団色的に今後もレギュラーかも知れない。
とにかくシーズン短縮されたとは言え今年も最低140安打ぐらいは積み重ねておきたいですね。
Re: No title
コメントありがとうございます!
飯田、赤星、柴原など守備が上手く長打の少ないアベレージヒッターの中堅手は多くいますが、
このタイプで2000本安打を達成した打者ってほとんどいないんですよね。
特に二桁本塁打を記録したことのない外野手が2000本安打を達成するのは史上初でしょう。
守備でも打撃でも足を売りにしているタイプは30代後半になると成績を落とすイメージがあるので、
個人的にはちょっと厳しいのではないかと思っていますが注目しています。
飯田、赤星、柴原など守備が上手く長打の少ないアベレージヒッターの中堅手は多くいますが、
このタイプで2000本安打を達成した打者ってほとんどいないんですよね。
特に二桁本塁打を記録したことのない外野手が2000本安打を達成するのは史上初でしょう。
守備でも打撃でも足を売りにしているタイプは30代後半になると成績を落とすイメージがあるので、
個人的にはちょっと厳しいのではないかと思っていますが注目しています。
No title
大城と坂倉の打撃は素晴らしいですね。
2人は併用という形で起用されていますが素人考えだと併用ではなくもっと積極的に捕手として起用したほうが
チームの得点を増やせるように思えます。
ただ捕手は負担の大きいポジションとも言いますし長いシーズンや将来の選手寿命等を考えたら休養させた方が良いんでしょうかね?
2人は併用という形で起用されていますが素人考えだと併用ではなくもっと積極的に捕手として起用したほうが
チームの得点を増やせるように思えます。
ただ捕手は負担の大きいポジションとも言いますし長いシーズンや将来の選手寿命等を考えたら休養させた方が良いんでしょうかね?
Re: No title
Namikiさん、コメントありがとうございます!
>2人は併用という形で起用されていますが素人考えだと併用ではなくもっと積極的に捕手として起用したほうが
>チームの得点を増やせるように思えます。
捕手は打撃と同じくらいフレーミングで差が付いてしまうケースもあるので、
そこを見ないと起用法に関しては何とも言えない部分があるなあと最近思ったりもするのですが、おおむね私も同じ意見です。
ただ、坂倉はレフト起用を積極的に検討すべきというのが個人的な意見です。
現在の広島はレフトが年間-30点を計上する致命的な弱点になっているので、
現状の「捕手:會澤坂倉/左翼:ピレラ」よりも「捕手:會澤/左翼:坂倉」の方が得失点差が改善する可能性が高いと考えます。
加えて、伸び盛りの時期にある坂倉がベンチスタートになる状況を解消できるので一石二鳥かなと。
ただ、倉コーチが「坂倉は捕手一本でいく」と宣言してしており実現しなさそうなのが残念ですが...
西武森のように、他のポジションで打撃を磨いてから捕手に復帰するというキャリアパスも全然ありだと思うんですけどね。
>2人は併用という形で起用されていますが素人考えだと併用ではなくもっと積極的に捕手として起用したほうが
>チームの得点を増やせるように思えます。
捕手は打撃と同じくらいフレーミングで差が付いてしまうケースもあるので、
そこを見ないと起用法に関しては何とも言えない部分があるなあと最近思ったりもするのですが、おおむね私も同じ意見です。
ただ、坂倉はレフト起用を積極的に検討すべきというのが個人的な意見です。
現在の広島はレフトが年間-30点を計上する致命的な弱点になっているので、
現状の「捕手:會澤坂倉/左翼:ピレラ」よりも「捕手:會澤/左翼:坂倉」の方が得失点差が改善する可能性が高いと考えます。
加えて、伸び盛りの時期にある坂倉がベンチスタートになる状況を解消できるので一石二鳥かなと。
ただ、倉コーチが「坂倉は捕手一本でいく」と宣言してしており実現しなさそうなのが残念ですが...
西武森のように、他のポジションで打撃を磨いてから捕手に復帰するというキャリアパスも全然ありだと思うんですけどね。
No title
中村奨成もそうですが広島は編成的に打撃型捕手をかなり抱え込んでますからね。
ホットコーナーやレフトでマイナスが目立つ近年の広島ではコンバートはアリだと思います。
會澤が拙い守備やフレーミング難が目立つとはいえ十分ペイ出来るレベルで打ててますので、
今年は坂倉をファーストかレフトに割り当てた方が良いのかなと僕も思いますね。
特に松山固定で打撃以上に守備でマイナス過ぎるファーストの方が今年に関しては良いのかなと。
ホットコーナーやレフトでマイナスが目立つ近年の広島ではコンバートはアリだと思います。
會澤が拙い守備やフレーミング難が目立つとはいえ十分ペイ出来るレベルで打ててますので、
今年は坂倉をファーストかレフトに割り当てた方が良いのかなと僕も思いますね。
特に松山固定で打撃以上に守備でマイナス過ぎるファーストの方が今年に関しては良いのかなと。
No title
横浜の蝦名が一軍初ホームランでポテンシャルの高さを見せましたね。
2軍成績を見てももうやる事ないし一軍に慣れさせた方が良さそうです。
ただ筒香の穴云々の時にも言われてましたが横浜って外野の層が厚いんですよね。
仮に梶谷がfaしても問題ない層なので関根とか楠本辺りをトレードの弾にしても面白いかなと。
仮にトレードを模索するならどの球団とどこを補強するのが良いと思いますか?
2軍成績を見てももうやる事ないし一軍に慣れさせた方が良さそうです。
ただ筒香の穴云々の時にも言われてましたが横浜って外野の層が厚いんですよね。
仮に梶谷がfaしても問題ない層なので関根とか楠本辺りをトレードの弾にしても面白いかなと。
仮にトレードを模索するならどの球団とどこを補強するのが良いと思いますか?
No title
>守備でも打撃でも足を売りにしているタイプは30代後半になると成績を落とすイメージがあるので、
>個人的にはちょっと厳しいのではないかと思っていますが注目しています。
考えてみるとそうですね。
2000本安打を達成してる選手で走力が高い選手というと松井稼頭央や山本浩二みたいな走力とパワーを併せ持つ選手ですね。
(盗塁の日本記録を持つ福本豊も長打を打てるタイプです)
考えてみると二桁本塁打を打ったことがない走力のあるタイプで2000本を達成したのって荒木雅博ぐらいなのではないでしょうか。
打者のタイプごとに打撃成績の衰えの速度は異なるのかもしれませんね。
>個人的にはちょっと厳しいのではないかと思っていますが注目しています。
考えてみるとそうですね。
2000本安打を達成してる選手で走力が高い選手というと松井稼頭央や山本浩二みたいな走力とパワーを併せ持つ選手ですね。
(盗塁の日本記録を持つ福本豊も長打を打てるタイプです)
考えてみると二桁本塁打を打ったことがない走力のあるタイプで2000本を達成したのって荒木雅博ぐらいなのではないでしょうか。
打者のタイプごとに打撃成績の衰えの速度は異なるのかもしれませんね。
Re: No title
あさん、コメントありがとうございます!
仰るように坂倉は一塁で起用するのもありだと思いますね。
ただ、外野と違って一塁はこれまでに守った実績がないのが懸念点であるのと、
外国人による代替が容易な一塁より、外野守備の経験を積んだ方が今後のためになるというのが左翼を推す理由です。
(一塁を守れるようになっても、代わりの一塁手を獲得すれば結局外野に移ることになりますので)
広島がこのような偏ったデプスになってしまっているのはフロントのミスと言わざるを得ないと思います。
會澤、磯村、坂倉と打撃の良い捕手が揃っているのに中村奨を捕手として獲得していますからね。
中村を担当した苑田スカウトは三塁起用を想定していたようですが、なぜそうした起用法がなされなかったのか興味深いです。
仰るように坂倉は一塁で起用するのもありだと思いますね。
ただ、外野と違って一塁はこれまでに守った実績がないのが懸念点であるのと、
外国人による代替が容易な一塁より、外野守備の経験を積んだ方が今後のためになるというのが左翼を推す理由です。
(一塁を守れるようになっても、代わりの一塁手を獲得すれば結局外野に移ることになりますので)
広島がこのような偏ったデプスになってしまっているのはフロントのミスと言わざるを得ないと思います。
會澤、磯村、坂倉と打撃の良い捕手が揃っているのに中村奨を捕手として獲得していますからね。
中村を担当した苑田スカウトは三塁起用を想定していたようですが、なぜそうした起用法がなされなかったのか興味深いです。
Re: No title
コメントありがとうございます!
横須賀スタジアムの環境を考えると蝦名の成績は絶品ですね。
ただ、仰るようにこれ以上外野手が出てきても使うところがない悩ましい状況です。
外野手のプロスペクトをトレードで放出する選択肢は考慮に入れるべきでしょう。
DeNAは二遊間の世代交代に不安を抱えているので、
できれば二遊間で早めに戦力化できそうな選手を確保したいところです。
二遊間が持て余し気味な一方で若手外野手が足りないのは巨人と西武で、どちらかとトレードできれば面白いかもしれません。
同一リーグで穴を埋め合うようなトレードはあまりないことを考えると、有力候補となるのは西武でしょうか。
仰るように関根とか楠本辺りで山田遥風を獲れれば面白いかもしれませんね。
西武にも高木渉や鈴木将平といった優れた若手はいますが、一軍の中堅と右翼に大穴が開いている状況を踏まえると、
一人でも多くレギュラー候補となる若手外野手をかき集める必要がある状況です。
二遊間は源田・外崎の厚い壁があるので、西武側も山田を出してでも取りに行っても良い状況だと思うんですよね。
横須賀スタジアムの環境を考えると蝦名の成績は絶品ですね。
ただ、仰るようにこれ以上外野手が出てきても使うところがない悩ましい状況です。
外野手のプロスペクトをトレードで放出する選択肢は考慮に入れるべきでしょう。
DeNAは二遊間の世代交代に不安を抱えているので、
できれば二遊間で早めに戦力化できそうな選手を確保したいところです。
二遊間が持て余し気味な一方で若手外野手が足りないのは巨人と西武で、どちらかとトレードできれば面白いかもしれません。
同一リーグで穴を埋め合うようなトレードはあまりないことを考えると、有力候補となるのは西武でしょうか。
仰るように関根とか楠本辺りで山田遥風を獲れれば面白いかもしれませんね。
西武にも高木渉や鈴木将平といった優れた若手はいますが、一軍の中堅と右翼に大穴が開いている状況を踏まえると、
一人でも多くレギュラー候補となる若手外野手をかき集める必要がある状況です。
二遊間は源田・外崎の厚い壁があるので、西武側も山田を出してでも取りに行っても良い状況だと思うんですよね。
Re: No title
Namikiさん、コメントありがとうございます!
>考えてみると二桁本塁打を打ったことがない走力のあるタイプで2000本を達成したのって荒木雅博ぐらいなのではないでしょうか。
二桁本塁打なしの2000本安打達成者がそもそも荒木しかいないですね。
宮本慎也と新井宏昌は高反発球×打高本拠地の組み合わせでなければ二桁打てなかった可能性が高いようにも思えます。
本格的な統計学の知識がいるようなので私はあまり詳しくないのですが、
タイプ別の年齢曲線についてはPECOTA的な手法を用いれば解析可能かもしれません。
>考えてみると二桁本塁打を打ったことがない走力のあるタイプで2000本を達成したのって荒木雅博ぐらいなのではないでしょうか。
二桁本塁打なしの2000本安打達成者がそもそも荒木しかいないですね。
宮本慎也と新井宏昌は高反発球×打高本拠地の組み合わせでなければ二桁打てなかった可能性が高いようにも思えます。
本格的な統計学の知識がいるようなので私はあまり詳しくないのですが、
タイプ別の年齢曲線についてはPECOTA的な手法を用いれば解析可能かもしれません。
No title
何というか今年の巨人は他の11球団と比べると全体的に致命的な穴がないですよね。
吉川が離脱しないことと大城の成長で坂本と丸が不調だった時ですら去年より強かった気がします。
サカマルが復調した事でいよいよ手がつけられず13連戦で1敗のみという圧倒的に強いですね。
個人的に21世紀の巨人で総合的に最も強いと思ったのは09年でしたが今年はそれ以上かも知れない。
吉川が離脱しないことと大城の成長で坂本と丸が不調だった時ですら去年より強かった気がします。
サカマルが復調した事でいよいよ手がつけられず13連戦で1敗のみという圧倒的に強いですね。
個人的に21世紀の巨人で総合的に最も強いと思ったのは09年でしたが今年はそれ以上かも知れない。
No title
阪神は梅野大山近本が何だかんだ順調に育ち少なくとも致命的なマイナスにならない活躍をしているので、
攻撃型ポジションで強みがあると今後もAクラス入りは硬そうです(今年はレフトのサンズが該当)。
ただ優勝となるとやはり二遊間からのプラスの底上げが必要かなと思いますね。
個人的に金本政権からの5年間で北條に期待してたんですけど今年は攻守で厳しいですね。
彼がポスト鳥谷として定着していればここまで出口の見えない感じになってないですけど、
毎年期待させては裏切り、出番が少なくなったら活躍するのを繰り返して煮え切れない状況です。
攻撃型ポジションで強みがあると今後もAクラス入りは硬そうです(今年はレフトのサンズが該当)。
ただ優勝となるとやはり二遊間からのプラスの底上げが必要かなと思いますね。
個人的に金本政権からの5年間で北條に期待してたんですけど今年は攻守で厳しいですね。
彼がポスト鳥谷として定着していればここまで出口の見えない感じになってないですけど、
毎年期待させては裏切り、出番が少なくなったら活躍するのを繰り返して煮え切れない状況です。
Re: No title
あさん、コメントありがとうございます!
>何というか今年の巨人は他の11球団と比べると全体的に致命的な穴がないですよね。
巨人が両翼だけ微マイナスになっていますがほぼ平均程度とみなしてよい成績ですね。
昨季の柱だった坂本と丸が調子を落としている中で上手く勝っているなあ、と思ってみていたのですが、
二人も調子を戻してきて手が付けられなくなってきていますね。仰るように21世紀以降だと今季が一番強いかもしれません。
補強で取ってきた選手がまずまずの成績を残す一方で優れた若手が着々と出てくる現状を見ると、
小笠原とラミレスが元気だった頃の巨人をちょっと思い出しますね。
当時の巨人はそこから黄金時代に入っていきましたが、今回もそうなっていきそうな気がします。
>何というか今年の巨人は他の11球団と比べると全体的に致命的な穴がないですよね。
巨人が両翼だけ微マイナスになっていますがほぼ平均程度とみなしてよい成績ですね。
昨季の柱だった坂本と丸が調子を落としている中で上手く勝っているなあ、と思ってみていたのですが、
二人も調子を戻してきて手が付けられなくなってきていますね。仰るように21世紀以降だと今季が一番強いかもしれません。
補強で取ってきた選手がまずまずの成績を残す一方で優れた若手が着々と出てくる現状を見ると、
小笠原とラミレスが元気だった頃の巨人をちょっと思い出しますね。
当時の巨人はそこから黄金時代に入っていきましたが、今回もそうなっていきそうな気がします。
Re: No title
コメントありがとうございます!
阪神は野手で稼げるポジションが少しずつ出来上がってきていますが、
二遊間のマイナスで食い潰してしまっており、5年前のDeNAみたいなチーム編成になってきましたね。
DeNAは二遊間を立て直す前にストロングポイントが失われてしまったのを見ると、今後の阪神はスピード勝負ですね。
ただ、現状の一軍二軍を見ると遊撃手の穴埋めが特に厳しい見通しですね。
年齢曲線では守備は20代前半がピークだと言われているので、北條・木浪は年齢的にあまり守備の改善は望めませんし、
二軍の小幡・熊谷は守備は悪くないですが打撃に大きな課題を抱えている状況なので、ドラフトの活用が必要かなと思います。
阪神は野手で稼げるポジションが少しずつ出来上がってきていますが、
二遊間のマイナスで食い潰してしまっており、5年前のDeNAみたいなチーム編成になってきましたね。
DeNAは二遊間を立て直す前にストロングポイントが失われてしまったのを見ると、今後の阪神はスピード勝負ですね。
ただ、現状の一軍二軍を見ると遊撃手の穴埋めが特に厳しい見通しですね。
年齢曲線では守備は20代前半がピークだと言われているので、北條・木浪は年齢的にあまり守備の改善は望めませんし、
二軍の小幡・熊谷は守備は悪くないですが打撃に大きな課題を抱えている状況なので、ドラフトの活用が必要かなと思います。
No title
ヤクルトのショートは去年から弱点でしたが今年も厳しいですね。
エスコバーで短期的に埋めようとしたのかもしれませんが基本的に育成目的でない助っ人外国人は年齢が打撃・守備共にピークを過ぎていることが多く
特に守備のピークは既に数年は過ぎているであろうことを考えるとショートの外国人自体有力な選手を獲得することが難しいと思えます。
西浦も29歳と守備・打撃共にここから上積みを狙うのは難しいですし
ファームでは高卒の武岡を使っているようですが彼が戦力になるにはあとさすがに6年ぐらい(25歳になるぐらい)待つことは覚悟しなければならないと思うので
ドラフトで大卒や社会人の有望な選手を上位で獲得して2、3年後に出ることを期待した方がいいのでは、と思います。
エスコバーで短期的に埋めようとしたのかもしれませんが基本的に育成目的でない助っ人外国人は年齢が打撃・守備共にピークを過ぎていることが多く
特に守備のピークは既に数年は過ぎているであろうことを考えるとショートの外国人自体有力な選手を獲得することが難しいと思えます。
西浦も29歳と守備・打撃共にここから上積みを狙うのは難しいですし
ファームでは高卒の武岡を使っているようですが彼が戦力になるにはあとさすがに6年ぐらい(25歳になるぐらい)待つことは覚悟しなければならないと思うので
ドラフトで大卒や社会人の有望な選手を上位で獲得して2、3年後に出ることを期待した方がいいのでは、と思います。
Re: No title
Namikiさん、コメントありがとうございます!
ショートをまずまずのレベルで埋められた外国人は平成以降だとシーツくらいしかいないので、
基本的にショートは外国人で埋められないポジションだと考えた方がよいと思います。
という話は去年のヤクルトの分析で書きたかったのですがタイムアップで書けなかったのが残念でした。
遊撃手の穴埋めについては悠長に構えていられない状況、というのは確かに同意するのですが、
致命的なマイナスを回避するだけなら、個人的には西浦と廣岡である程度の時間稼ぎはできると思っています。
廣岡は守備がちょっとひどいですが打撃のポテンシャルは優秀で伸びしろもまだ感じられますし、
今のヤクルトのデプスだと遊撃手に固定する選択肢もありかなあと思うところです。
ショートをまずまずのレベルで埋められた外国人は平成以降だとシーツくらいしかいないので、
基本的にショートは外国人で埋められないポジションだと考えた方がよいと思います。
という話は去年のヤクルトの分析で書きたかったのですがタイムアップで書けなかったのが残念でした。
遊撃手の穴埋めについては悠長に構えていられない状況、というのは確かに同意するのですが、
致命的なマイナスを回避するだけなら、個人的には西浦と廣岡である程度の時間稼ぎはできると思っています。
廣岡は守備がちょっとひどいですが打撃のポテンシャルは優秀で伸びしろもまだ感じられますし、
今のヤクルトのデプスだと遊撃手に固定する選択肢もありかなあと思うところです。
No title
村上の今年の成長というか進化の仕方が物凄いですね。
去年と比べて三振率が10%ぐらい改善された上に四球率も更に良くなったので、
よっぽど不運じゃない限り去年悪かったBABIPが大幅に上振れされるのは当然でしょう。
現状去年より打率が1割も上がってるから多少ホームランが減っても大幅なプラスですね。
今後よっぽど打率が下がらない限り初タイトルの最高出塁率獲得が濃厚ですが、
詳しくは調べてないですけど多分獲得なら最年少記録なんじゃ無いですかね?
去年と比べて三振率が10%ぐらい改善された上に四球率も更に良くなったので、
よっぽど不運じゃない限り去年悪かったBABIPが大幅に上振れされるのは当然でしょう。
現状去年より打率が1割も上がってるから多少ホームランが減っても大幅なプラスですね。
今後よっぽど打率が下がらない限り初タイトルの最高出塁率獲得が濃厚ですが、
詳しくは調べてないですけど多分獲得なら最年少記録なんじゃ無いですかね?
Re: No title
コメントありがとうございます!
村上はプルヒッターではなく広角に強い打球を飛ばせる打者なので、
守備シフトによる対策が難しく、BABIPの適性値は比較的高い打者なのではないかと予想しています。
1年目の二軍で片鱗を見せていた選球眼の良さといい、左打ちではありますが往年の落合博満と被って見えて仕方ないですね。
最高出塁率がタイトルに採用されてからだとイチローの21歳が最年少記録なので、
20歳の村上が獲得したら記録更新となりますね。村上は早生まれなのでその点で若干有利ですが。
村上はプルヒッターではなく広角に強い打球を飛ばせる打者なので、
守備シフトによる対策が難しく、BABIPの適性値は比較的高い打者なのではないかと予想しています。
1年目の二軍で片鱗を見せていた選球眼の良さといい、左打ちではありますが往年の落合博満と被って見えて仕方ないですね。
最高出塁率がタイトルに採用されてからだとイチローの21歳が最年少記録なので、
20歳の村上が獲得したら記録更新となりますね。村上は早生まれなのでその点で若干有利ですが。
No title
更新お疲れ様です。
中日の打撃指標が落ち込んだ要因としてストレートに対する弱さが挙げられると思うのですが、去年は逆にストレートにだけは強かったはずで戸惑っています。記事の趣旨と外れてしまうかもしれませんが、何か有力な根拠はありますでしょうか?
広島や西武も相対的に落ち込んではいますが、彼らの場合はwFAで傑出していた丸や秋山が流出し対案が用意できなかったという明確な要因があるので、それに比べると負傷離脱があったとはいえ全休レベルの致命傷はなかったはずの中日で同様の現象が起こったのが不思議に思います。
中日の打撃指標が落ち込んだ要因としてストレートに対する弱さが挙げられると思うのですが、去年は逆にストレートにだけは強かったはずで戸惑っています。記事の趣旨と外れてしまうかもしれませんが、何か有力な根拠はありますでしょうか?
広島や西武も相対的に落ち込んではいますが、彼らの場合はwFAで傑出していた丸や秋山が流出し対案が用意できなかったという明確な要因があるので、それに比べると負傷離脱があったとはいえ全休レベルの致命傷はなかったはずの中日で同様の現象が起こったのが不思議に思います。
No title
今年は巨人が堅守ですね。
記憶ではこんなペースで稼ぐチーム無かったような気がしますけれども、どうですかね?
記憶ではこんなペースで稼ぐチーム無かったような気がしますけれども、どうですかね?
No title
やはり巨人は一部のポジションを除いて代替え可能な選手が多いですね。
不調なレギュラーを好調な1.5軍選手に切り替えるからトータルで見ると穴が少なくなる。
由伸監督時代だと結構レギュラー固定化にこだわったのが指標の割に勝てなかった理由かなと思いましたね。
(今考えると巨人の選手層だと立岡や中井を我慢する必要は無かった)
ただこれだとムラがあるが全体で見ると優秀な働きの選手が過小評価されますね。
トレード先でレギュラー定着した大田はまさにそういうタイプでしたし。
不調なレギュラーを好調な1.5軍選手に切り替えるからトータルで見ると穴が少なくなる。
由伸監督時代だと結構レギュラー固定化にこだわったのが指標の割に勝てなかった理由かなと思いましたね。
(今考えると巨人の選手層だと立岡や中井を我慢する必要は無かった)
ただこれだとムラがあるが全体で見ると優秀な働きの選手が過小評価されますね。
トレード先でレギュラー定着した大田はまさにそういうタイプでしたし。
Re: No title
yakiu_cdさん、コメントありがとうございます!
ちゃんと定量的に確認してはいないのですが、PitchValueに関してはチーム単位でも選手単位でも
シーズンによってばらつきが非常に大きい(年度間相関が弱い)ように感じますので、
1年分の数値を取り上げて「直球に強い」とか「スライダーに弱い」と主張するのは難しいという印象を抱いています。
なので、昨季から今季にかけての変化も、中日打線の特性自体に何らかの変化があったというよりは、
偶然に起因するところが大きいのではないかと個人的には予想しています。
このあたり1球単位のデータが手に入ればもう少し踏み込んで考察出来そうですが...
ちゃんと定量的に確認してはいないのですが、PitchValueに関してはチーム単位でも選手単位でも
シーズンによってばらつきが非常に大きい(年度間相関が弱い)ように感じますので、
1年分の数値を取り上げて「直球に強い」とか「スライダーに弱い」と主張するのは難しいという印象を抱いています。
なので、昨季から今季にかけての変化も、中日打線の特性自体に何らかの変化があったというよりは、
偶然に起因するところが大きいのではないかと個人的には予想しています。
このあたり1球単位のデータが手に入ればもう少し踏み込んで考察出来そうですが...
Re: No title
Yamagamiさん、コメントありがとうございます!
https://ranzankeikoku.blog.fc2.com/blog-entry-1378.html
この指標(DERによるチーム守備得点)のシーズン記録に関してはこちらでまとめています。
過去に最も守備得点が高かったのは2007日本ハムの103.4点なので、今年の巨人はこれを大幅に上回るペースで来ていますね。
(この記事の数値は球場補正が入っている一方、上のリンクの数値は球場補正が入っていない点に注意が必要ですが、
DERのパークファクターはwOBAやFIPほど影響力が大きくありません)
https://ranzankeikoku.blog.fc2.com/blog-entry-1378.html
この指標(DERによるチーム守備得点)のシーズン記録に関してはこちらでまとめています。
過去に最も守備得点が高かったのは2007日本ハムの103.4点なので、今年の巨人はこれを大幅に上回るペースで来ていますね。
(この記事の数値は球場補正が入っている一方、上のリンクの数値は球場補正が入っていない点に注意が必要ですが、
DERのパークファクターはwOBAやFIPほど影響力が大きくありません)
Re: No title
コメントありがとうございます!
現在の巨人は、一部ポジションではレギュラーと控えの格差が非常に小さくなっていますね。
弱点に転落する懸念のあるポジションに、若手抜擢や外国人獲得など運用と編成の両面で多くの手を打っていますが、
懸念が顕在化したうえで対策がちゃんと機能しているということだと思います。
高橋監督時代と現在では選手層がかなり違うので、一概には比較できないかなと個人的には思います。
現在の巨人は、一部ポジションではレギュラーと控えの格差が非常に小さくなっていますね。
弱点に転落する懸念のあるポジションに、若手抜擢や外国人獲得など運用と編成の両面で多くの手を打っていますが、
懸念が顕在化したうえで対策がちゃんと機能しているということだと思います。
高橋監督時代と現在では選手層がかなり違うので、一概には比較できないかなと個人的には思います。
No title
本塁打王争い中の今年の大山は例年に比べISOが大幅に増えましたね。
同時に守備範囲の低下も確認できるので体重を増やしたのかも知れません。
(昨年20失策したので際どい処理を見送って堅実に捌く方針に変えたかもですが)
これは最初守備型が多かったが攻撃型の方が貢献度が高いと判断された三塁手の歴史をなぞってますね。
ここまで打撃成績が伸びると本人にとっての攻守のリソース配分のベスト回答かもしれない。
同時に守備範囲の低下も確認できるので体重を増やしたのかも知れません。
(昨年20失策したので際どい処理を見送って堅実に捌く方針に変えたかもですが)
これは最初守備型が多かったが攻撃型の方が貢献度が高いと判断された三塁手の歴史をなぞってますね。
ここまで打撃成績が伸びると本人にとっての攻守のリソース配分のベスト回答かもしれない。
No title
Re: No title
匿名さん、Namikiさん、コメントありがとうございます!
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
大山は選手としてのスタイルが結構変わったように感じていましたが、これだけ体重が増えていたんですね。
神事教授の「除脂肪体重とスイングスピードに正の相関がある」という研究を元に考えると、
ISOの上昇に体重増加が寄与している可能性は十分考えられると思います。
ただ、打撃が改善した一方で守備が悪化しているのが面白いですね。
体重増加が守備に与える影響を考察した研究は記憶にありませんが、体重が一定以上に増えると守備は確かに悪くなりそうです。
そうだとすると、WARに占める守備の比重が大きいセンターラインに細身の選手が多いのも説明が付きますね。
(体重増加による守備低下の効果はセンターラインの方が大きくなると考えられるため)
体重を変数としたときに打撃と守備がどういったトレードオフの関係になるのかを割り出せれば、
ポジション毎に最適な体格(BMI?)を割り出せそうで面白そうですね。大変難しいと思いますが。
(多分体重を増やした時に打撃貢献の上昇と守備貢献の低下が釣り合うポイントがあって、そこが最適解になるのでしょう)
大山に関して言うなら、昨季はトップレベルだった三塁UZRがワーストレベル近くまで低下しているので、
選手としての総合的なバリュー(WAR)は上昇していますが、三塁手として見るとちょっと増量しすぎな印象は受けます。
現状を見ると三塁よりも一塁や両翼で起用した方がWARを稼げる可能性があるようにも見えます。
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
大山は選手としてのスタイルが結構変わったように感じていましたが、これだけ体重が増えていたんですね。
神事教授の「除脂肪体重とスイングスピードに正の相関がある」という研究を元に考えると、
ISOの上昇に体重増加が寄与している可能性は十分考えられると思います。
ただ、打撃が改善した一方で守備が悪化しているのが面白いですね。
体重増加が守備に与える影響を考察した研究は記憶にありませんが、体重が一定以上に増えると守備は確かに悪くなりそうです。
そうだとすると、WARに占める守備の比重が大きいセンターラインに細身の選手が多いのも説明が付きますね。
(体重増加による守備低下の効果はセンターラインの方が大きくなると考えられるため)
体重を変数としたときに打撃と守備がどういったトレードオフの関係になるのかを割り出せれば、
ポジション毎に最適な体格(BMI?)を割り出せそうで面白そうですね。大変難しいと思いますが。
(多分体重を増やした時に打撃貢献の上昇と守備貢献の低下が釣り合うポイントがあって、そこが最適解になるのでしょう)
大山に関して言うなら、昨季はトップレベルだった三塁UZRがワーストレベル近くまで低下しているので、
選手としての総合的なバリュー(WAR)は上昇していますが、三塁手として見るとちょっと増量しすぎな印象は受けます。
現状を見ると三塁よりも一塁や両翼で起用した方がWARを稼げる可能性があるようにも見えます。
No title
去年までの大山の181cm85kgという数字は松田や高橋周平の体格に近いですね。
大山が去年まで松田と割と似たような成長推移になってたのも体格的に頷けます。
(正直最終形態は松田の様な守備走塁を含めた総合力で勝負するタイプだと思っていた)
一方今年の181cm88kgという数字は現役選手だと浅村に近いですね(公称通りならばですが)。
センターから右への打球が伸びてホームランの増加したのを見ると浅村に近いのはイメージ通りです。
まぁサードUZR最高評価の岡本が公称185cm96kgなのを考えると、
一概に体重の影響がどうとかは言えないのかも入れませんけど。
大山が去年まで松田と割と似たような成長推移になってたのも体格的に頷けます。
(正直最終形態は松田の様な守備走塁を含めた総合力で勝負するタイプだと思っていた)
一方今年の181cm88kgという数字は現役選手だと浅村に近いですね(公称通りならばですが)。
センターから右への打球が伸びてホームランの増加したのを見ると浅村に近いのはイメージ通りです。
まぁサードUZR最高評価の岡本が公称185cm96kgなのを考えると、
一概に体重の影響がどうとかは言えないのかも入れませんけど。
No title
内野から一塁にまわって大きな守備のプラスが出るのはよく見ますが、岡本のように一塁で大きめなマイナス、別ポジションで大きめなプラスというのは珍しい気がしますがどうなんでしょう。ブレもあると思いますが偏った適性なんでしょうかね。
Re: No title
コメントありがとうございます!
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
>一概に体重の影響がどうとかは言えないのかも入れませんけど。
単純に体重を見るだけではなく、神事教授がやったように例えば特定の部位の体重(除脂肪体重)に着目したり、
BMIのような手法で身長の影響を補正してやれば、何らかの傾向を見出せる可能性があると感じます。
全体としてこういう傾向がある、ということが見出せれば編成やトレーニングにおいて少なからず役に立つはずです。
ソフトバンクが所属選手の身体データを詳細に収集しているという話を聞いたことがありますが、
おそらく意図としては上で書いたようなことを考えているんじゃないかなと思います。
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
>一概に体重の影響がどうとかは言えないのかも入れませんけど。
単純に体重を見るだけではなく、神事教授がやったように例えば特定の部位の体重(除脂肪体重)に着目したり、
BMIのような手法で身長の影響を補正してやれば、何らかの傾向を見出せる可能性があると感じます。
全体としてこういう傾向がある、ということが見出せれば編成やトレーニングにおいて少なからず役に立つはずです。
ソフトバンクが所属選手の身体データを詳細に収集しているという話を聞いたことがありますが、
おそらく意図としては上で書いたようなことを考えているんじゃないかなと思います。
Re: No title
コメントありがとうございます!
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
一塁手と他ポジションを兼務する選手は、どのポジションと兼務する場合においても、
兼務先よりも一塁の方がUZR/1200が高くなる傾向があるようです。
(デルタ・ベースボール・リポート3の蛭川さんの分析)
守備の上手い捕手が一塁に回ってマイナスを出すケースは度々ありますが、(阿部慎之助など)
おそらくこれは捕手が他との互換性が低い特殊なポジションであるためで、捕手以外だとあまり例がないような気がします。
一塁手のRRFは他のポジションより信頼性が低いのもあって、過去の例もあんまり思い当たりません。
しかし、岡本はUZRという可視化ツールが現代にあるおかげで、
「守備の下手な一塁手」ではなく「守備の上手い三塁手」だったことが判明したわけですが、
UZR以前の時代は適性が判明しないまま消えていった選手が山程いたかもしれないと思うと、ちょっとぞっとしますね。
岡本も昔の時代に生まれていたら「守備の下手な一塁手」のままキャリアを終えていたかもわかりません。
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
一塁手と他ポジションを兼務する選手は、どのポジションと兼務する場合においても、
兼務先よりも一塁の方がUZR/1200が高くなる傾向があるようです。
(デルタ・ベースボール・リポート3の蛭川さんの分析)
守備の上手い捕手が一塁に回ってマイナスを出すケースは度々ありますが、(阿部慎之助など)
おそらくこれは捕手が他との互換性が低い特殊なポジションであるためで、捕手以外だとあまり例がないような気がします。
一塁手のRRFは他のポジションより信頼性が低いのもあって、過去の例もあんまり思い当たりません。
しかし、岡本はUZRという可視化ツールが現代にあるおかげで、
「守備の下手な一塁手」ではなく「守備の上手い三塁手」だったことが判明したわけですが、
UZR以前の時代は適性が判明しないまま消えていった選手が山程いたかもしれないと思うと、ちょっとぞっとしますね。
岡本も昔の時代に生まれていたら「守備の下手な一塁手」のままキャリアを終えていたかもわかりません。
No title
ヤクルトは投手以上に野手の方がより深刻なんですけど今年も投手ドラフトでしたね。
即戦力でも1年目から通用する選手は少ないとはいえ現勢力だと低迷の長期化が不可避かなと。
また高津監督の守備重視の方針自体はそれほど間違いでは無いと思いますけど、
それで坂口とエスコバーの優先起用なのがちょっと厳しいですね。
中山や廣岡をもっと試して欲しいですけど現レギュラーの守備を過大評価している節があります。
即戦力でも1年目から通用する選手は少ないとはいえ現勢力だと低迷の長期化が不可避かなと。
また高津監督の守備重視の方針自体はそれほど間違いでは無いと思いますけど、
それで坂口とエスコバーの優先起用なのがちょっと厳しいですね。
中山や廣岡をもっと試して欲しいですけど現レギュラーの守備を過大評価している節があります。
Re: No title
コメントありがとうございます!
近年のヤクルトの失点の多さは本拠地と守備力によるもので、投手陣の働きはそこまで悪くないのですが、
GMと監督のコメント、上位を投手で固めるドラフト指名方針、野手1:投手3の外国人枠の運用を見ても、
首脳陣は「投手陣さえなんとかなれば上位に入れる」と考えている節があって、うーんという印象です。
これはおそらく本拠地の影響を読み切れてないのが大きいのでしょうが、村上や青木や山田らトップレベルの野手の存在によって、
野手陣全体の働きを悪くないと誤認してしまっているのかなといった印象も受けます。
吉村、内川、村田が元気だった頃の横浜もそうでしたね。中軸が優秀でもチーム全体の成績は芳しくないケースというのはよくあります。
近年のヤクルトの失点の多さは本拠地と守備力によるもので、投手陣の働きはそこまで悪くないのですが、
GMと監督のコメント、上位を投手で固めるドラフト指名方針、野手1:投手3の外国人枠の運用を見ても、
首脳陣は「投手陣さえなんとかなれば上位に入れる」と考えている節があって、うーんという印象です。
これはおそらく本拠地の影響を読み切れてないのが大きいのでしょうが、村上や青木や山田らトップレベルの野手の存在によって、
野手陣全体の働きを悪くないと誤認してしまっているのかなといった印象も受けます。
吉村、内川、村田が元気だった頃の横浜もそうでしたね。中軸が優秀でもチーム全体の成績は芳しくないケースというのはよくあります。
No title
Denaはレギュラーの最適解が分かりづらいですが、指標をおうと次になりますね。
2. 嶺井
3. ソト
4. 柴田
5. 宮崎
6. 大和
7. 佐野
8. 梶谷
9.オースチン
2. 嶺井
3. ソト
4. 柴田
5. 宮崎
6. 大和
7. 佐野
8. 梶谷
9.オースチン
Re: No title
tomoさん、コメントありがとうございます!
私もそれがおおむね最適オーダーだと思いますね。
上の数字は打撃だけの評価で守備は入っていない点に注意が必要ですが、
守備を考慮に入れても最適オーダーはそこからほとんど変わらないように思います。
私もそれがおおむね最適オーダーだと思いますね。
上の数字は打撃だけの評価で守備は入っていない点に注意が必要ですが、
守備を考慮に入れても最適オーダーはそこからほとんど変わらないように思います。
No title
巨人の守備だけ抜きんでていますが今年は守備力の差で優勝出来たと言っても過言では無いという事ですか?
Re: No title
コメントありがとうございます!
私のような個人では取り扱えない映像データからデータ会社が算出している
高度な守備指標(UZR)でも同様の傾向が出ているので、
仰るように「守備力が優勝の決め手になった」という認識で間違いないと思われます。
過去のチーム単位の統計から言えば、打撃と投球と比べると守備は最も差が付きにくい分野なので、
守備力で稼いだ得失点差だけでこれだけ他球団を突き放して優勝したケースはかなり珍しいです。
もしかするとヒルマン監督時代の日本ハム以来かもしれません。
私のような個人では取り扱えない映像データからデータ会社が算出している
高度な守備指標(UZR)でも同様の傾向が出ているので、
仰るように「守備力が優勝の決め手になった」という認識で間違いないと思われます。
過去のチーム単位の統計から言えば、打撃と投球と比べると守備は最も差が付きにくい分野なので、
守備力で稼いだ得失点差だけでこれだけ他球団を突き放して優勝したケースはかなり珍しいです。
もしかするとヒルマン監督時代の日本ハム以来かもしれません。
No title
中日が8年ぶりに貯金有りでフィニッシュしますけど得失点差と随分開きがありますね。
パリーグでもロッテと西武が得失点差に比べてかなり勝ってますし特殊なシーズン故の現象でしょうかね。
逆に横浜と楽天はチームの実力の割に勝てなかった不幸なシーズンと言えそうです。
特に横浜は今年リリーフが優秀な働きをしてたので本来なら逆に実力以上になってもおかしくないですが、
巡り合わせが悪いのか終盤に競り負けて接戦を落としてしまった印象があります。
山﨑やパットンなど防御率とfipが大分乖離した選手も居るので大分運の悪いシーズンだったようです。
パリーグでもロッテと西武が得失点差に比べてかなり勝ってますし特殊なシーズン故の現象でしょうかね。
逆に横浜と楽天はチームの実力の割に勝てなかった不幸なシーズンと言えそうです。
特に横浜は今年リリーフが優秀な働きをしてたので本来なら逆に実力以上になってもおかしくないですが、
巡り合わせが悪いのか終盤に競り負けて接戦を落としてしまった印象があります。
山﨑やパットンなど防御率とfipが大分乖離した選手も居るので大分運の悪いシーズンだったようです。
No title
阪神は今年もエラーの数がリーグ最多ということが言われています。
ところがこちらの記事のチーム総合成績の守備の項目では阪神は巨人の次の2位となっています。
これはどういうことが言えるのでしょうか。
エラーの数は多いけど、それを補うくらい全体的に守備範囲が広い選手が多くダブルプレーも多く取れるみたいなことでしょうか。
ところがこちらの記事のチーム総合成績の守備の項目では阪神は巨人の次の2位となっています。
これはどういうことが言えるのでしょうか。
エラーの数は多いけど、それを補うくらい全体的に守備範囲が広い選手が多くダブルプレーも多く取れるみたいなことでしょうか。
No title
簡単に処理できる打球のエラーは勿論悪いですがそれを見送ってヒットにするのも同じく悪い訳でして、
ヤクルトとか広島、横浜辺りはそういうヒットが見てて目立ちますからね。
阪神の場合は近本の守備向上でポテンヒットをケアした結果内野のレンジも改善傾向にあるようです。
日本だと未だにバッテリーがちゃんと投げれば当たってもヒットにならないって考えが強くて、
本塁打以外のヒットの有無は少なからず野手の守備力に依存されるとは思われてないですね。
それでフロントが投手や野手を過大評価したり過小評価するのは長期低迷球団あるあるです。
ヤクルトとか広島、横浜辺りはそういうヒットが見てて目立ちますからね。
阪神の場合は近本の守備向上でポテンヒットをケアした結果内野のレンジも改善傾向にあるようです。
日本だと未だにバッテリーがちゃんと投げれば当たってもヒットにならないって考えが強くて、
本塁打以外のヒットの有無は少なからず野手の守備力に依存されるとは思われてないですね。
それでフロントが投手や野手を過大評価したり過小評価するのは長期低迷球団あるあるです。
No title
DERを得失点に変換する手法では守備陣が受ける打球が全て等価になるので、阪神の場合は投手陣のhard%がリーグトップ、つまりマクロ的に見て他球団よりも易しい打球が多いであろうことが影響してそうですね(悪くいえば守備が過大評価されている)。
打球速度を盛り込むとDELTAのUZRのような序列になってそちらの方がもっともらしく思えますが、実際の得失点をうまく反映しているのはここで算出されるようなDERを使う手法なので、そこは面白い結果だなと思いました。
打球速度を盛り込むとDELTAのUZRのような序列になってそちらの方がもっともらしく思えますが、実際の得失点をうまく反映しているのはここで算出されるようなDERを使う手法なので、そこは面白い結果だなと思いました。
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Re: データ抜け?
非公開の方、ご指摘ありがとうございます!
ヤクルト荒木ですが、記載漏れしていたので追加しました。
巨人香月、阪神高山、ヤクルト吉田大成、ヤクルト川端も記載漏れが判明したため追加しています。
チーム全体の成績には既に含まれているのでこちらに変化はありません。
大変助かりました。またお気づきの点があればご指摘いただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
ヤクルト荒木ですが、記載漏れしていたので追加しました。
巨人香月、阪神高山、ヤクルト吉田大成、ヤクルト川端も記載漏れが判明したため追加しています。
チーム全体の成績には既に含まれているのでこちらに変化はありません。
大変助かりました。またお気づきの点があればご指摘いただけると幸いです。
よろしくお願いいたします。
Re: No title
コメントありがとうございます!
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
>中日が8年ぶりに貯金有りでフィニッシュしますけど得失点差と随分開きがありますね。
>パリーグでもロッテと西武が得失点差に比べてかなり勝ってますし特殊なシーズン故の現象でしょうかね。
>逆に横浜と楽天はチームの実力の割に勝てなかった不幸なシーズンと言えそうです。
>特に横浜は今年リリーフが優秀な働きをしてたので本来なら逆に実力以上になってもおかしくないですが、
>巡り合わせが悪いのか終盤に競り負けて接戦を落としてしまった印象があります。
>山﨑やパットンなど防御率とfipが大分乖離した選手も居るので大分運の悪いシーズンだったようです。
例年と比べて試合数が20%弱少ないので、ピタゴラス勝率と実際の勝率の差が大きくなったり、
FIPと防御率の差が大きくなったりという現象は例年よりも起こりやすかったでしょうね。
今年はコロナ化の影響で海外の選手獲得が制限されていたこともあって、
「資金力があってもそれを戦力向上に繋げられない」という点でも番狂わせが発生しやすいシーズンだったのかなと思いますが、
蓋を開けてみれば巨人とソフトバンクが優勝という順当すぎる結果でなんとも言えない気持ちになりました。
ロッテは終盤の大量離脱がなければもしかしたら、という感じでしたが...
それはそれとして、過去のデータから言っても、
リリーフの優秀さではピタゴラス勝率と実際の勝率の乖離はほとんど説明できないのですが、
今季のDeNAの結果を見ていると尚更そう感じますね。
優秀な投手をわざわざ先発ではなくリリーフで起用する意図というのは、
投球回が減るマイナスよりも重要な局面で投入できるマージンの方が大きいという判断なのでしょうか、
こういう結果を見ていると後者のマージンってそんなに大きいのかなって思ってしまいますね。
先発が6イニングくらい投げて、勝ってる時だけ優秀な投手が出てきて1イニングずつ投げる、
という起用が長らく主流ですが、これだと重要な局面に優秀な投手は投入できますが投げられるイニングは減ってしまうので、
これが本当に最適解なのかと問われるとちょっと首をかしげたくなりますね。
MLBで起用法の抜本的な見直しが進んでいるのも、そのあたりの疑問が出発点なんじゃないかなと勝手に推測しているのですが。
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
>中日が8年ぶりに貯金有りでフィニッシュしますけど得失点差と随分開きがありますね。
>パリーグでもロッテと西武が得失点差に比べてかなり勝ってますし特殊なシーズン故の現象でしょうかね。
>逆に横浜と楽天はチームの実力の割に勝てなかった不幸なシーズンと言えそうです。
>特に横浜は今年リリーフが優秀な働きをしてたので本来なら逆に実力以上になってもおかしくないですが、
>巡り合わせが悪いのか終盤に競り負けて接戦を落としてしまった印象があります。
>山﨑やパットンなど防御率とfipが大分乖離した選手も居るので大分運の悪いシーズンだったようです。
例年と比べて試合数が20%弱少ないので、ピタゴラス勝率と実際の勝率の差が大きくなったり、
FIPと防御率の差が大きくなったりという現象は例年よりも起こりやすかったでしょうね。
今年はコロナ化の影響で海外の選手獲得が制限されていたこともあって、
「資金力があってもそれを戦力向上に繋げられない」という点でも番狂わせが発生しやすいシーズンだったのかなと思いますが、
蓋を開けてみれば巨人とソフトバンクが優勝という順当すぎる結果でなんとも言えない気持ちになりました。
ロッテは終盤の大量離脱がなければもしかしたら、という感じでしたが...
それはそれとして、過去のデータから言っても、
リリーフの優秀さではピタゴラス勝率と実際の勝率の乖離はほとんど説明できないのですが、
今季のDeNAの結果を見ていると尚更そう感じますね。
優秀な投手をわざわざ先発ではなくリリーフで起用する意図というのは、
投球回が減るマイナスよりも重要な局面で投入できるマージンの方が大きいという判断なのでしょうか、
こういう結果を見ていると後者のマージンってそんなに大きいのかなって思ってしまいますね。
先発が6イニングくらい投げて、勝ってる時だけ優秀な投手が出てきて1イニングずつ投げる、
という起用が長らく主流ですが、これだと重要な局面に優秀な投手は投入できますが投げられるイニングは減ってしまうので、
これが本当に最適解なのかと問われるとちょっと首をかしげたくなりますね。
MLBで起用法の抜本的な見直しが進んでいるのも、そのあたりの疑問が出発点なんじゃないかなと勝手に推測しているのですが。
Re: No title
RPPさん、コメントありがとうございます!
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
この記事の守備の数値は、グラウンドに飛んだ打球がアウトになった割合から算出しています。
つまり、阪神が打球をアウトにする割合は巨人に次ぐ高さだったということですね。
エラーを減らすことはアウトの割合を上げる手段の一つですが、全体から見るとあくまで一手段にすぎません。
仰るように守備範囲が広げたりダブルプレーを増やすことでもアウトの割合は上げられます。
ただ、上でyakiu_cdさんが仰っていることと重なるのですが、
この指標は比較的ざっくりとしたもので、打球がアウトになる割合はすべて守備の責任だと仮定しています。
この仮定はマクロの観点で言えば大方正しいのですが、個別に見ると正しくないケースもあります。
どういうことかと言うと、投手がアウトになりやすい打球を打たせている場合があるのですね。
レアケースですが今年の阪神はこうした投手が多く集まっているようです。(青柳なんかが正にそうです)
そのため、今季に関して言えば投手の取り分が守備の手柄になって、数値がやや過大評価になっているのは否定できません。
ただ、阪神の投手が打たれた打球の統計データを考慮しても、
今季の阪神の守備力はセリーグの中では悪いといえるレベルではなかったと思われます。
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
この記事の守備の数値は、グラウンドに飛んだ打球がアウトになった割合から算出しています。
つまり、阪神が打球をアウトにする割合は巨人に次ぐ高さだったということですね。
エラーを減らすことはアウトの割合を上げる手段の一つですが、全体から見るとあくまで一手段にすぎません。
仰るように守備範囲が広げたりダブルプレーを増やすことでもアウトの割合は上げられます。
ただ、上でyakiu_cdさんが仰っていることと重なるのですが、
この指標は比較的ざっくりとしたもので、打球がアウトになる割合はすべて守備の責任だと仮定しています。
この仮定はマクロの観点で言えば大方正しいのですが、個別に見ると正しくないケースもあります。
どういうことかと言うと、投手がアウトになりやすい打球を打たせている場合があるのですね。
レアケースですが今年の阪神はこうした投手が多く集まっているようです。(青柳なんかが正にそうです)
そのため、今季に関して言えば投手の取り分が守備の手柄になって、数値がやや過大評価になっているのは否定できません。
ただ、阪神の投手が打たれた打球の統計データを考慮しても、
今季の阪神の守備力はセリーグの中では悪いといえるレベルではなかったと思われます。
No title
ヤクルトが今季のオフに新外国人として三塁手にオスーナを獲得しさらに右翼手にサンタナの獲得を狙っているようですね。
去年は野手に弱点が多いチーム状況であるのに外国人野手が1人(さらに成功の前例が少ない遊撃手)だったのでそれを思うと大分前進したのでは?と思うところです。
(特に右翼手は攻守合わせた貢献が-30近いので平均レベルの働きをするだけでチームの貯金を6個増やせる計算ですね)
twitterでも仰ってましたが神宮球場は投手の働きが過小評価され打者の働きが過大評価されがちなのでフロントには球場を補正した物差しを使ってほしいです。
去年は野手に弱点が多いチーム状況であるのに外国人野手が1人(さらに成功の前例が少ない遊撃手)だったのでそれを思うと大分前進したのでは?と思うところです。
(特に右翼手は攻守合わせた貢献が-30近いので平均レベルの働きをするだけでチームの貯金を6個増やせる計算ですね)
twitterでも仰ってましたが神宮球場は投手の働きが過小評価され打者の働きが過大評価されがちなのでフロントには球場を補正した物差しを使ってほしいです。
Re: No title
Namikiさん、コメントありがとうございます!
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
仰るように、外国人枠を野手2枠にしたのは正解だと思います。
ただ、三塁手で当たり外国人を連れてくるのは結構難しいので、
村上を三塁に回して、一塁に外国人を連れてくるのがベストかなあと個人的には思います。
一塁しか守れない選手は外国人で容易に代替できてしまうので、保有しても旨味があまりありません。
可能性がある限りは他のポジションでの起用を模索するべきだと思います。
村上も年齢的に守備の伸びしろが期待できますし、一塁手に固定して可能性を閉ざすのはまだ早いですね。
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
仰るように、外国人枠を野手2枠にしたのは正解だと思います。
ただ、三塁手で当たり外国人を連れてくるのは結構難しいので、
村上を三塁に回して、一塁に外国人を連れてくるのがベストかなあと個人的には思います。
一塁しか守れない選手は外国人で容易に代替できてしまうので、保有しても旨味があまりありません。
可能性がある限りは他のポジションでの起用を模索するべきだと思います。
村上も年齢的に守備の伸びしろが期待できますし、一塁手に固定して可能性を閉ざすのはまだ早いですね。
No title
巨人の投手のBABIPが揃いも揃って低いのは、守備と球場による影響が大きいとみて良いのでしょうか?
ヤクルトの投手が逆に高めなのも守備と球場の影響?
投手のBABIPは守備や球場でそこまで差がついてしまうようなものなんでしょうか。それとも運の振れ幅の問題なのか…
仮に、守備と使用球場でここまで差がついているとしたら、ヤクルトの投手はかわいそうです。
ヤクルトの投手が逆に高めなのも守備と球場の影響?
投手のBABIPは守備や球場でそこまで差がついてしまうようなものなんでしょうか。それとも運の振れ幅の問題なのか…
仮に、守備と使用球場でここまで差がついているとしたら、ヤクルトの投手はかわいそうです。
Re: No title
あさん、コメントありがとうございます!
https://baseballconcrete.web.fc2.com/pitching.html
被BABIPがどう決まるかについては、DELTAの蛭川さんが先行研究を以前紹介してましたね。
700BIP程度のサンプルサイズだと、運44%、投球28%、守備17%、球場11%という影響力で被BABIPが決まるようです。
現時点の巨人とヤクルトの投手陣が記録したBIPが700-800でちょうど同じくらいなので、
おおよそ半分程度は運の要素、1/4程度は守備と球場によって決まっているイメージが正しいかと思います。
(今後シーズンが進行していくと、運のウエイトはどんどん下がっていくと考えられます)
https://baseballconcrete.web.fc2.com/pitching.html
被BABIPがどう決まるかについては、DELTAの蛭川さんが先行研究を以前紹介してましたね。
700BIP程度のサンプルサイズだと、運44%、投球28%、守備17%、球場11%という影響力で被BABIPが決まるようです。
現時点の巨人とヤクルトの投手陣が記録したBIPが700-800でちょうど同じくらいなので、
おおよそ半分程度は運の要素、1/4程度は守備と球場によって決まっているイメージが正しいかと思います。
(今後シーズンが進行していくと、運のウエイトはどんどん下がっていくと考えられます)
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Re: No title
コメントありがとうございます!
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
後程対応させていただきますので少々お待ちください。
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