NPB版oWAR(試案)
- 2013/11/18
- 23:59
◆oWAR(Offensive Wins Above Replacement)
同ポジションの平均的攻撃力を持つ控え野手が同じ打席数だけ立つ場合と比べて
打撃と盗塁でどれだけチームの勝利数を増やしたか
単年度oWAR 1.5-4.0(■):平均的なレギュラー以上の打撃貢献を記録した
単年度oWAR 4.0-7.0(■):そのポジションでリーグトップとなる打撃貢献を記録した ベストナイン級
単年度oWAR 7.0-*.*(■):全ポジションでリーグトップとなる打撃貢献を記録した MVP級
RCWINに代替得点(リプレイスメント補正)と守備位置補正をかけただけのパチモノですが
入力の完了している1969,1070,1979-2013年分を試験的に算出してみました。パークファクターは考慮してません。
守備位置については日本プロ野球私的統計研究会様とスタメンデータベース様のデータを参考に決定しました。

○代替得点について
600打席で20得点で計算しました。
年毎にWin換算で差が出るのが嫌だったので、oWARに組み込む際はRPWは10で計算しました。
つまり600打席で2勝となります。
○守備位置補正について
NPBは守備イニングが公開されていないため、守備位置ごとの先発出場割合を基に
打席数を守備位置ごとに分配し、そこに以下の係数をかけました。
こちらもoWARに組み込む際はRPWは10で計算しました。

Baseball-ReferenceのMLB仕様の数字を少しいじったものです。
NPB向けに適用するにはまだ問題が残っているように感じます。というのも、

今持っている守備位置のデータから守備位置ごとの打撃格差を逆算するとこうなります。
上の数字と見比べると、捕手,三塁手,中堅手で乖離が大きくなっているのが分かります。
捕手に関しては間違いなくもう少し補正値を上げる必要がありそう。
三塁手,中堅手は昔からNPBでは花形ポジションとされ、才能を持つ選手が集中していた経緯もあり
この乖離をそのまま受け取っていいのかというと、少し疑問符が付くような気がします。
結果がまとまり次第、順次公開していきたいと思います。
同ポジションの平均的攻撃力を持つ控え野手が同じ打席数だけ立つ場合と比べて
打撃と盗塁でどれだけチームの勝利数を増やしたか
単年度oWAR 1.5-4.0(■):平均的なレギュラー以上の打撃貢献を記録した
単年度oWAR 4.0-7.0(■):そのポジションでリーグトップとなる打撃貢献を記録した ベストナイン級
単年度oWAR 7.0-*.*(■):全ポジションでリーグトップとなる打撃貢献を記録した MVP級
RCWINに代替得点(リプレイスメント補正)と守備位置補正をかけただけのパチモノですが
入力の完了している1969,1070,1979-2013年分を試験的に算出してみました。パークファクターは考慮してません。
守備位置については日本プロ野球私的統計研究会様とスタメンデータベース様のデータを参考に決定しました。

○代替得点について
600打席で20得点で計算しました。
年毎にWin換算で差が出るのが嫌だったので、oWARに組み込む際はRPWは10で計算しました。
つまり600打席で2勝となります。
○守備位置補正について
NPBは守備イニングが公開されていないため、守備位置ごとの先発出場割合を基に
打席数を守備位置ごとに分配し、そこに以下の係数をかけました。
こちらもoWARに組み込む際はRPWは10で計算しました。

Baseball-ReferenceのMLB仕様の数字を少しいじったものです。
NPB向けに適用するにはまだ問題が残っているように感じます。というのも、

今持っている守備位置のデータから守備位置ごとの打撃格差を逆算するとこうなります。
上の数字と見比べると、捕手,三塁手,中堅手で乖離が大きくなっているのが分かります。
捕手に関しては間違いなくもう少し補正値を上げる必要がありそう。
三塁手,中堅手は昔からNPBでは花形ポジションとされ、才能を持つ選手が集中していた経緯もあり
この乖離をそのまま受け取っていいのかというと、少し疑問符が付くような気がします。
結果がまとまり次第、順次公開していきたいと思います。