2014年開幕前戦力分析:阪神タイガース
- 2014/02/23
- 09:12

2013年の成績
■打撃得点 -4点(4位) [平均的な打力を持つ球団と比べ、どれだけ得点を獲得したか/RCAA+本拠地補正]
(守備位置の項目は、2013年の同守備位置の平均的打力と比べてどれだけ得点を獲得したかを記載)
■守備得点 +42点(1位) [平均的な守備力を持つ球団と比べ、守備でどれだけ失点を防いだか/DERに基づいて算出]
■投球得点 +41点(1位) [平均的な投手力を持つ球団と比べ、投球でどれだけ失点を防いだか/RSAA+本拠地補正+守備力補正]
■予想得失点差 +79点(2位)
■実際の得失点差 +43点(2位)
■予想勝敗 78勝62敗(2位)
■実際の勝敗 73勝67敗(2位)









※こちらの打撃得点も上と同様の定義になっています。
[同ポジションの平均的打力を持つ選手が同じ打席だけ立つ場合と比べて、どれだけ所属チームの総得点を増やしたか]
[各ポジションの平均的打力の決定に際しては2013年のデータを使用しました/本拠地の影響も考慮しています]
2013年オフの主な補強
■投手
呉昇桓(32) KBOより移籍 通算277S防御率1.69
吉見祐治(36) ロッテより移籍
岩貞祐太(23) ドラフト1位 大学
山本翔也(26) ドラフト5位 社会人
岩崎優(23) ドラフト6位 大学
■捕手
鶴岡一成(37) DeNAより移籍
梅野隆太郎(23) ドラフト4位 大学
■三塁手
ゴメス(30) 米球界より移籍
陽川尚将(23) ドラフト3位 大学
■外野手
横田慎太郎(19) ドラフト2位 高校
評
昨季は守備・投球面で大きな利得を作り出すことに成功し、躍進につながりました。
真弓監督時代はオフェンス面に特化していた印象でしたが、
和田監督の手によって阪神の伝統的なチームカラーであるディフェンス特化に回帰しつつあるように感じます。
投手陣はリリーフにベテランが多く、また主軸となったスタンリッジ選手と久保選手が退団していることから
投球で昨季ほどの利得を稼ぎ出すのは難しいと言えそうです。
野手はMLBから復帰となった福留選手の不振により、右翼手が最後まで固定できませんでした。
福留選手の復活、伊藤隼選手ら若手の台頭が待たれるところです。