2014年開幕前戦力分析:千葉ロッテマリーンズ
- 2014/03/10
- 17:08

2013年の成績
■打撃得点 -26点(5位) [平均的な打力を持つ球団と比べ、どれだけ得点を獲得したか/RCAA+本拠地補正]
(守備位置の項目は、2013年の同守備位置の平均的打力と比べてどれだけ得点を獲得したかを記載)
■守備得点 -21点(5位) [平均的な守備力を持つ球団と比べ、守備でどれだけ失点を防いだか/DERに基づいて算出]
■投球得点 +13点(2位) [平均的な投手力を持つ球団と比べ、投球でどれだけ失点を防いだか/RSAA+本拠地補正+守備力補正]
■予想得失点差 -34点(5位)
■実際の得失点差 -12点(4位)
■予想勝敗 67勝75敗(5位)
■実際の勝敗 74勝68敗(3位)










※こちらの打撃得点も上と同様の定義になっています。
[同ポジションの平均的打力を持つ選手が同じ打席だけ立つ場合と比べて、どれだけ所属チームの総得点を増やしたか]
[各ポジションの平均的打力の決定に際しては2013年のデータを使用しました/本拠地の影響も考慮しています]
2013年オフの主な補強
■投手
涌井秀章(28) 西武より移籍
石川歩(26) ドラフト1位 社会人
吉原正平(25) ドラフト4位 社会人
二木康太(19) ドラフト6位 高校
■捕手
吉田裕太(23) ドラフト2位 大学
■一塁手
井上晴哉(25) ドラフト5位 社会人
■遊撃手
クルーズ(30) NYYより移籍 195試合 打撃得点-32点 守備得点+24点
三木亮(23) ドラフト3位 大学
■外野手
ハフマン(29) 米球界より移籍 9試合 打撃得点-2点 守備得点+2点
評
昨季は井口選手のコンバート成功により、内野手は上手くはまりました。
外野は中堅で大きめの打撃マイナスを記録していますが、
ここを守る岡田選手は守備で十分カバーできているので特に問題はないと思います。
問題は捕手で、こちらは里崎選手が試合に出られる間に後継者を見付けたいところです。
投手では西野選手がFIPで優秀な成績を残しており、もう一回り大きい選手に成長する可能性を秘めています。
RCによる予想よりも得点が高めに出ており、また得失点差による予想よりも勝率が高めに出ているため
昨季は二重の幸運に恵まれたと言えます。戦力の上積みが出来なければ、昨季の勝率を維持するのも難しいかもしれません。