2014年戦力分析とドラフト 横浜DeNAベイスターズ編
- 2014/10/31
- 11:21
□2014年総合
それぞれの数値は、各部門で「リーグ平均に対し何点分の利得を作れたか」を示します。
打撃については球場補正を加えたRCAAを記載、投球については球場補正守備補正を加えたRSAAを記載、
守備についてはDERから求められる守備得点を記載しました。
昨季と比較すると、投手力が大幅に向上しセリーグNo.1の投手陣を形成しました。
投手の失点抑止力で言えば、昨季から80点程度改善しています。
一方で野手陣の生み出した利得(打撃+守備)はワーストの値であり、非常に極端な戦力構成だったと言えます。
□2014年攻撃評価

各ポジションの先発出場数上位3人について、球場の得点PFを考慮した上で
「同ポジションの平均的な選手と比べて何点分チームの得点を増やしたか」をまとめたものです。
主力打者が相次いで不調に陥り、全ポジションで「-」の値を計上する結果に。
内野はグリエルが孤軍奮闘したものの、特に二遊間のマイナスが大きくなっています。
外野は筒香嘉智,梶谷隆幸の2人が活躍しましたが、彼らと控え選手の打力差が大きかったため、
外野全体で見ても大きめのマイナスを記録しました。
□2014年投球評価

チームの守備力、本拠地の得点PFを考慮した上で
先発投手について「平均的な先発投手と比べて何点分チームの失点を減らしたか」
救援投手について「平均的な救援投手と比べて何点分チームの失点を減らしたか」をまとめたものです。
先発投手陣を見ると、久保康友が前田健太に次ぐセ先発2位の貢献量を記録。
これを筆頭に井納翔一,モスコーソ,山口俊,三浦大輔が平均以上のパフォーマンスを見せ、
セリーグNo.1の先発投手陣を形成しました。
救援投手陣はルーキーの三上朋也がセ救援2位の貢献量を叩き出し、
長い間期待されてきた国吉佑樹も遂に救援投手として一本立ちしました。
彼らの活躍により、DeNAは救援投手の総貢献量もセリーグトップとなっています。
□2014年総評
最大の課題は間違いなく打撃です。守備重視ポジション(捕,二,遊,中)における打力の低迷が目立ちました。
特に二遊間を守る日本人選手の打撃成績が総倒れに近い状態になっており、
強打を保持しつつ二塁を守れるグリエルの引き留めは至上命題とも言える状況です。
また中堅を固定できなかったのも攻撃力の低下に響きました。
2回のGG賞に輝いた実績を持つ荒波,注目の若手桑原の成長に期待がかかります。
総体的には優勝に輝いた1998年以来16年ぶりに投手陣がリーグトップの貢献量を記録するなど、
経営権がDeNAに移ってからの3年間で、Aクラスを狙うための実力は着実に付いてきているように感じます。

□ドラフト

投手4人,内野手3人で計7人の指名となりました。最大の弱点である二遊間はきっちり抑えてきましたね。
2014年戦力分析 読売ジャイアンツ編
2014年戦力分析 阪神タイガース編
2014年戦力分析 広島東洋カープ編
2014年戦力分析 中日ドラゴンズ編
2014年戦力分析 横浜DeNAベイスターズ編
2014年戦力分析 東京ヤクルトスワローズ編
2014年戦力分析 福岡ソフトバンクホークス編
2014年戦力分析 オリックス・バファローズ編
2014年戦力分析 北海道日本ハムファイターズ編
2014年戦力分析 千葉ロッテマリーンズ編
2014年戦力分析 埼玉西武ライオンズ編
2014年戦力分析 東北楽天ゴールデンイーグルス編
2014年戦力分析 横浜DeNAベイスターズ編
2015年戦力分析 横浜DeNAベイスターズ編
2017年戦力分析 横浜DeNAベイスターズ編
2020年に向けた戦力分析 横浜DeNAgベイスターズ編
球団 | 打撃 | 守備 | 投球 | 合計 | 貯金 | 勝敗成績 | 勝率 |
巨人 | -1 | 23 | 39 | 61 | 21 | 82勝61敗1分 | 0.573 |
阪神 | 8 | -24 | -9 | -25 | 7 | 75勝68敗1分 | 0.524 |
広島 | 61 | 1 | 2 | 64 | 6 | 74勝68敗2分 | 0.521 |
中日 | -7 | 47 | -55 | -15 | -6 | 67勝73敗4分 | 0.479 |
DeNA | -75 | -19 | 54 | -41 | -8 | 67勝75敗2分 | 0.472 |
ヤクルト | 16 | -28 | -30 | -42 | -21 | 60勝81敗3分 | 0.426 |
それぞれの数値は、各部門で「リーグ平均に対し何点分の利得を作れたか」を示します。
打撃については球場補正を加えたRCAAを記載、投球については球場補正守備補正を加えたRSAAを記載、
守備についてはDERから求められる守備得点を記載しました。
昨季と比較すると、投手力が大幅に向上しセリーグNo.1の投手陣を形成しました。
投手の失点抑止力で言えば、昨季から80点程度改善しています。
一方で野手陣の生み出した利得(打撃+守備)はワーストの値であり、非常に極端な戦力構成だったと言えます。
□2014年攻撃評価

各ポジションの先発出場数上位3人について、球場の得点PFを考慮した上で
「同ポジションの平均的な選手と比べて何点分チームの得点を増やしたか」をまとめたものです。
主力打者が相次いで不調に陥り、全ポジションで「-」の値を計上する結果に。
内野はグリエルが孤軍奮闘したものの、特に二遊間のマイナスが大きくなっています。
外野は筒香嘉智,梶谷隆幸の2人が活躍しましたが、彼らと控え選手の打力差が大きかったため、
外野全体で見ても大きめのマイナスを記録しました。
□2014年投球評価

チームの守備力、本拠地の得点PFを考慮した上で
先発投手について「平均的な先発投手と比べて何点分チームの失点を減らしたか」
救援投手について「平均的な救援投手と比べて何点分チームの失点を減らしたか」をまとめたものです。
先発投手陣を見ると、久保康友が前田健太に次ぐセ先発2位の貢献量を記録。
これを筆頭に井納翔一,モスコーソ,山口俊,三浦大輔が平均以上のパフォーマンスを見せ、
セリーグNo.1の先発投手陣を形成しました。
救援投手陣はルーキーの三上朋也がセ救援2位の貢献量を叩き出し、
長い間期待されてきた国吉佑樹も遂に救援投手として一本立ちしました。
彼らの活躍により、DeNAは救援投手の総貢献量もセリーグトップとなっています。
□2014年総評
最大の課題は間違いなく打撃です。守備重視ポジション(捕,二,遊,中)における打力の低迷が目立ちました。
特に二遊間を守る日本人選手の打撃成績が総倒れに近い状態になっており、
強打を保持しつつ二塁を守れるグリエルの引き留めは至上命題とも言える状況です。
また中堅を固定できなかったのも攻撃力の低下に響きました。
2回のGG賞に輝いた実績を持つ荒波,注目の若手桑原の成長に期待がかかります。
総体的には優勝に輝いた1998年以来16年ぶりに投手陣がリーグトップの貢献量を記録するなど、
経営権がDeNAに移ってからの3年間で、Aクラスを狙うための実力は着実に付いてきているように感じます。

□ドラフト

投手4人,内野手3人で計7人の指名となりました。最大の弱点である二遊間はきっちり抑えてきましたね。
2014年戦力分析
2014年戦力分析 読売ジャイアンツ編
2014年戦力分析 阪神タイガース編
2014年戦力分析 広島東洋カープ編
2014年戦力分析 中日ドラゴンズ編
2014年戦力分析 横浜DeNAベイスターズ編
2014年戦力分析 東京ヤクルトスワローズ編
2014年戦力分析 福岡ソフトバンクホークス編
2014年戦力分析 オリックス・バファローズ編
2014年戦力分析 北海道日本ハムファイターズ編
2014年戦力分析 千葉ロッテマリーンズ編
2014年戦力分析 埼玉西武ライオンズ編
2014年戦力分析 東北楽天ゴールデンイーグルス編
横浜DeNAベイスターズ戦力分析
2014年戦力分析 横浜DeNAベイスターズ編
2015年戦力分析 横浜DeNAベイスターズ編
2017年戦力分析 横浜DeNAベイスターズ編
2020年に向けた戦力分析 横浜DeNAgベイスターズ編