2014年戦力分析とドラフト オリックス・バファローズ編
- 2014/11/05
- 21:28
□2014年総合
それぞれの数値は、各部門で「リーグ平均に対し何点分の利得を作れたか」を示します。
打撃については球場補正を加えたRCAAを記載、投球については球場補正守備補正を加えたRSAAを記載、
守備についてはDERから求められる守備得点を記載しました。
昨季と比較すると、投攻守3部門すべての数値が向上しています。特に野手の貢献(打撃+守備)は80点近く伸びており、
ローズ,カブレラが打撃面で大活躍した2008年以来6年ぶりにプラスに転じました。
今季の躍進は野手力の向上に依るところが大きいと言えるでしょう。
□2014年攻撃評価

各ポジションの先発出場数上位3人について、球場の得点PFを考慮した上で
「同ポジションの平均的な選手と比べて何点分チームの得点を増やしたか」をまとめたものです。
首位打者糸井嘉男が中堅と右翼で莫大な利得を計上したのに加え、期待の若手駿太も大きく成績を伸ばし、
中堅と左翼が大穴となった昨季と比べると、特に外野の攻撃力向上が目立ちました。
内野では、遊撃手としては上々の長打力と選球眼を持つ安達了一が高い打撃貢献を叩き出しています。
担当する外国人選手が入れ替わる形となった三塁(バルディリス→ヘルマン)は、大きく数値を落とす結果に。
□2014年投球評価

チームの守備力、本拠地の得点PFを考慮した上で
先発投手について「平均的な先発投手と比べて何点分チームの失点を減らしたか」
救援投手について「平均的な救援投手と比べて何点分チームの失点を減らしたか」をまとめたものです。
先発投手陣はNPB現役最高投手の1人である金子千尋がリーグトップの貢献を記録したほか、
続く西勇輝,ディクソン,松葉貴大,東明大貴も「+」を記録。12球団No.1と言ってもよい陣容となりました。
救援投手陣は近年ブルペンを安定して支えてきた平野佳寿が不調気味だったものの、
佐藤達也,比嘉幹貴が驚異的な防御率を記録しこれをカバー。こちらも層の厚い陣容と言えます。
□総評
打撃の穴は二塁,三塁,左翼の計3ポジションとなっています。
特に二塁三塁はレギュラーの平野恵一,ヘルマンの年齢がベテランに差し掛かっている上に
一軍経験のある若手も少ないため、今後重点的に強化していくべきポジションだと言えます。
そのため、オリックスは「中島裕之が補強ポイントと最も合致する球団」と言えるかもしれません。
左翼については坂口智隆,川端崇義,バトラーの中から誰かを固定したいところ。
投手陣は年齢層を考えても盤石と言える布陣になっています。
来季を戦う上では金子千尋の引き留めが最重要課題になると考えられます。
□ドラフト

投手6人,内野手2人,外野手1人の計9人の指名となりました。二塁手は補強による代替が難しいため、
ファームでよい成績を残している堤裕貴か、彼らルーキーの中から平野の後任を探すことになりそうですね。
2014年戦力分析 読売ジャイアンツ編
2014年戦力分析 阪神タイガース編
2014年戦力分析 広島東洋カープ編
2014年戦力分析 中日ドラゴンズ編
2014年戦力分析 横浜DeNAベイスターズ編
2014年戦力分析 東京ヤクルトスワローズ編
2014年戦力分析 福岡ソフトバンクホークス編
2014年戦力分析 オリックス・バファローズ編
2014年戦力分析 北海道日本ハムファイターズ編
2014年戦力分析 千葉ロッテマリーンズ編
2014年戦力分析 埼玉西武ライオンズ編
2014年戦力分析 東北楽天ゴールデンイーグルス編
2014年戦力分析 オリックス・バファローズ編
2015年戦力分析 オリックス・バファローズ編
2017年戦力分析 オリックス・バファローズ編
球団 | 打撃 | 守備 | 投球 | 合計 | 貯金 | 勝敗成績 | 勝率 |
ソフトバンク | 76 | 38 | 1 | 115 | 18 | 78勝60敗6分 | 0.565 |
オリックス | 22 | 25 | 69 | 117 | 18 | 80勝62敗2分 | 0.563 |
日本ハム | 0 | 3 | -11 | -8 | 5 | 73勝68敗3分 | 0.518 |
ロッテ | -26 | -22 | -55 | -104 | -10 | 66勝76敗2分 | 0.465 |
西武 | -21 | -7 | 0 | -27 | -14 | 63勝77敗4分 | 0.450 |
楽天 | -51 | -38 | -5 | -93 | -16 | 64勝80敗0分 | 0.444 |
それぞれの数値は、各部門で「リーグ平均に対し何点分の利得を作れたか」を示します。
打撃については球場補正を加えたRCAAを記載、投球については球場補正守備補正を加えたRSAAを記載、
守備についてはDERから求められる守備得点を記載しました。
昨季と比較すると、投攻守3部門すべての数値が向上しています。特に野手の貢献(打撃+守備)は80点近く伸びており、
ローズ,カブレラが打撃面で大活躍した2008年以来6年ぶりにプラスに転じました。
今季の躍進は野手力の向上に依るところが大きいと言えるでしょう。
□2014年攻撃評価

各ポジションの先発出場数上位3人について、球場の得点PFを考慮した上で
「同ポジションの平均的な選手と比べて何点分チームの得点を増やしたか」をまとめたものです。
首位打者糸井嘉男が中堅と右翼で莫大な利得を計上したのに加え、期待の若手駿太も大きく成績を伸ばし、
中堅と左翼が大穴となった昨季と比べると、特に外野の攻撃力向上が目立ちました。
内野では、遊撃手としては上々の長打力と選球眼を持つ安達了一が高い打撃貢献を叩き出しています。
担当する外国人選手が入れ替わる形となった三塁(バルディリス→ヘルマン)は、大きく数値を落とす結果に。
□2014年投球評価

チームの守備力、本拠地の得点PFを考慮した上で
先発投手について「平均的な先発投手と比べて何点分チームの失点を減らしたか」
救援投手について「平均的な救援投手と比べて何点分チームの失点を減らしたか」をまとめたものです。
先発投手陣はNPB現役最高投手の1人である金子千尋がリーグトップの貢献を記録したほか、
続く西勇輝,ディクソン,松葉貴大,東明大貴も「+」を記録。12球団No.1と言ってもよい陣容となりました。
救援投手陣は近年ブルペンを安定して支えてきた平野佳寿が不調気味だったものの、
佐藤達也,比嘉幹貴が驚異的な防御率を記録しこれをカバー。こちらも層の厚い陣容と言えます。
□総評
打撃の穴は二塁,三塁,左翼の計3ポジションとなっています。
特に二塁三塁はレギュラーの平野恵一,ヘルマンの年齢がベテランに差し掛かっている上に
一軍経験のある若手も少ないため、今後重点的に強化していくべきポジションだと言えます。
そのため、オリックスは「中島裕之が補強ポイントと最も合致する球団」と言えるかもしれません。
左翼については坂口智隆,川端崇義,バトラーの中から誰かを固定したいところ。
投手陣は年齢層を考えても盤石と言える布陣になっています。
来季を戦う上では金子千尋の引き留めが最重要課題になると考えられます。
□ドラフト

投手6人,内野手2人,外野手1人の計9人の指名となりました。二塁手は補強による代替が難しいため、
ファームでよい成績を残している堤裕貴か、彼らルーキーの中から平野の後任を探すことになりそうですね。
2014年戦力分析
2014年戦力分析 読売ジャイアンツ編
2014年戦力分析 阪神タイガース編
2014年戦力分析 広島東洋カープ編
2014年戦力分析 中日ドラゴンズ編
2014年戦力分析 横浜DeNAベイスターズ編
2014年戦力分析 東京ヤクルトスワローズ編
2014年戦力分析 福岡ソフトバンクホークス編
2014年戦力分析 オリックス・バファローズ編
2014年戦力分析 北海道日本ハムファイターズ編
2014年戦力分析 千葉ロッテマリーンズ編
2014年戦力分析 埼玉西武ライオンズ編
2014年戦力分析 東北楽天ゴールデンイーグルス編
オリックス・バファローズ戦力分析
2014年戦力分析 オリックス・バファローズ編
2015年戦力分析 オリックス・バファローズ編
2017年戦力分析 オリックス・バファローズ編