コメント
No title
いつも参考にさせて頂いてます。
個人的にはシーズン29失策しながらも、UZRは宮本やノリさんより上と言われてた堂林君の守備がどれくらいの評価になるのか気になります。
2600イニング超えたときは是非掲載お願いします。
個人的にはシーズン29失策しながらも、UZRは宮本やノリさんより上と言われてた堂林君の守備がどれくらいの評価になるのか気になります。
2600イニング超えたときは是非掲載お願いします。
Re: No title
コメントありがとうございます。
堂林の守備はRRFではかなり高い評価が出ていて、表から漏れている選手の中では最も高い通算値を記録しています。
守備能力について言及するためにはもう少しデータが必要でしょうが、平均以上の守備能力を有している可能性は高いと考えています。
堂林の通算推計出場イニングは2014年シーズン終了時点で2300程度であり、
外野に本格的にコンバートされない限り2015年末には詳細を掲載出来ると思います。お楽しみに。
堂林の守備はRRFではかなり高い評価が出ていて、表から漏れている選手の中では最も高い通算値を記録しています。
守備能力について言及するためにはもう少しデータが必要でしょうが、平均以上の守備能力を有している可能性は高いと考えています。
堂林の通算推計出場イニングは2014年シーズン終了時点で2300程度であり、
外野に本格的にコンバートされない限り2015年末には詳細を掲載出来ると思います。お楽しみに。
No title
立浪和義はゴールデングラブ賞を5回、3ポジションで受賞していますけど
こちらのデータではいずれのポジションでもまとまったマイナスを作ってしまっているみたいですね
本来は二遊間を守れるだけの守備力はなかったのでしょうか?
こちらのデータではいずれのポジションでもまとまったマイナスを作ってしまっているみたいですね
本来は二遊間を守れるだけの守備力はなかったのでしょうか?
Re: No title
しゃかもとさん、コメントありがとうございます!
指標の精度をかなりネガティブに評価しても、チームに守備で貢献していたとは考え難い結果だと思います。
1年目の春季キャンプで右肩を痛め、その後も10.8決戦での脱臼など故障が絶えなかったのが大きな要因ではないでしょうか。
二塁手、遊撃手として見れば非常に高い打撃能力を有していたため、
攻撃と守備の総合的な観点から見れば二遊間での起用は選択肢の一つとしては間違いではなかったと思いますが、
高卒1年目にゴールデングラブ賞を獲得したことで、コンバートの動きが取りづらくなってしまったことは否めません。
指標の精度をかなりネガティブに評価しても、チームに守備で貢献していたとは考え難い結果だと思います。
1年目の春季キャンプで右肩を痛め、その後も10.8決戦での脱臼など故障が絶えなかったのが大きな要因ではないでしょうか。
二塁手、遊撃手として見れば非常に高い打撃能力を有していたため、
攻撃と守備の総合的な観点から見れば二遊間での起用は選択肢の一つとしては間違いではなかったと思いますが、
高卒1年目にゴールデングラブ賞を獲得したことで、コンバートの動きが取りづらくなってしまったことは否めません。
No title
こんにちは。いつもこのサイトを楽しく見せていただいております。
ちょっと無茶な質問なんですが…
他のサイトの守備得点も覗いているんですが、「数値はサイトによってまちまちだな~」という印象を受けています。
例えばmorithyさんのサイトである日本プロ野球計量分析レポート&データ集の松井稼頭央選手の数値を例とすると(少し前に確認したところ同サイトはリンク切れとなっていて、アーカイブを探したところ同選手のページが残っていたので(http://archive.is/NKcIS#selection-255.0-255.4))、同選手は西武時代だけで200点近くプラスを記録しているのに対し、本サイトでは100も行ってません。1997年は一方が+26、一方が-2とずいぶん離れています。
恐らく、サイトによって計算式に多少差異があるんだと思いますが、同じ補殺や失策といった守備成績で数値を出しているのに、ここまで数値に差があるのって何が理由だと思われますか?
「そのサイトの計算式もわからないのに、無茶言うな!」と思われるかもしれませんが(本当ならリンク切れになる前に質問できればよかったのですが…)、答えられる範囲でお願いしますm(_ _)m
ちょっと無茶な質問なんですが…
他のサイトの守備得点も覗いているんですが、「数値はサイトによってまちまちだな~」という印象を受けています。
例えばmorithyさんのサイトである日本プロ野球計量分析レポート&データ集の松井稼頭央選手の数値を例とすると(少し前に確認したところ同サイトはリンク切れとなっていて、アーカイブを探したところ同選手のページが残っていたので(http://archive.is/NKcIS#selection-255.0-255.4))、同選手は西武時代だけで200点近くプラスを記録しているのに対し、本サイトでは100も行ってません。1997年は一方が+26、一方が-2とずいぶん離れています。
恐らく、サイトによって計算式に多少差異があるんだと思いますが、同じ補殺や失策といった守備成績で数値を出しているのに、ここまで数値に差があるのって何が理由だと思われますか?
「そのサイトの計算式もわからないのに、無茶言うな!」と思われるかもしれませんが(本当ならリンク切れになる前に質問できればよかったのですが…)、答えられる範囲でお願いしますm(_ _)m
Re: No title
コメントありがとうございます!
morithyさんのサイトの計算式でしたら覚えているので大丈夫ですよ!
結論から言ってしまえば、内野手の評価の違いは刺殺の扱いの差に起因しています。
補殺の評価方法については内野全体の補殺獲得能力をどう定義するかという点で微妙な違いがありますが、
評価法の骨子についてはmorithyさんの指標とほとんど変わりません。
蛭川さんの指標に至っては左腕補正とイニング評価以外の部分は同じ計算式です。
刺殺部分に関しては評価が難しいと判断して、私は評価対象に入れていません。
刺殺には「送球を受けるアウト」「塁を踏むゴロ処理」「フライ処理」「ライナー処理」が含まれる訳ですが、
「送球を受けるアウト」「フライ処理」は誰でも処理できるものがほとんどを占めていますし、
「ライナー処理」は守備者によって結果に差が出る打球の絶対数が非常に少ないため、
刺殺数には「送球された数」「フライが飛んできた数」「ライナーが守備範囲内に飛んできた数」がそのまま反映されることになります。
刺殺を評価する際にはこの中から「評価に使える刺殺」だけを上手く選別してやる必要があるわけですが、
ボックススコアしか与えられていない状況下で、これを行うのは不可能だと考えたのが刺殺を評価していない理由です。
一方でこれを可能と考えるのがmorithyさんの考え方で、morithyさんの指標の最大の特徴は「他選手補殺補正」という部分にあります。
「送球を受けるアウト」が生じる際には、送球を行った他の内野手には補殺が記録されると考えられることから、
他選手の補殺数を元に「送球を受けるアウト」だけでも除外を試みて、刺殺数の評価を行うというのが基本的な考えとなります。
松井稼頭央の場合は「送球を受けるアウトを除外した刺殺数」が平均的な遊撃手と比べて非常に多く、
これを評価対象に入れているのか、そうでないのかの差が守備得点の差になっていると考えます。
morithyさんのサイトの計算式でしたら覚えているので大丈夫ですよ!
結論から言ってしまえば、内野手の評価の違いは刺殺の扱いの差に起因しています。
補殺の評価方法については内野全体の補殺獲得能力をどう定義するかという点で微妙な違いがありますが、
評価法の骨子についてはmorithyさんの指標とほとんど変わりません。
蛭川さんの指標に至っては左腕補正とイニング評価以外の部分は同じ計算式です。
刺殺部分に関しては評価が難しいと判断して、私は評価対象に入れていません。
刺殺には「送球を受けるアウト」「塁を踏むゴロ処理」「フライ処理」「ライナー処理」が含まれる訳ですが、
「送球を受けるアウト」「フライ処理」は誰でも処理できるものがほとんどを占めていますし、
「ライナー処理」は守備者によって結果に差が出る打球の絶対数が非常に少ないため、
刺殺数には「送球された数」「フライが飛んできた数」「ライナーが守備範囲内に飛んできた数」がそのまま反映されることになります。
刺殺を評価する際にはこの中から「評価に使える刺殺」だけを上手く選別してやる必要があるわけですが、
ボックススコアしか与えられていない状況下で、これを行うのは不可能だと考えたのが刺殺を評価していない理由です。
一方でこれを可能と考えるのがmorithyさんの考え方で、morithyさんの指標の最大の特徴は「他選手補殺補正」という部分にあります。
「送球を受けるアウト」が生じる際には、送球を行った他の内野手には補殺が記録されると考えられることから、
他選手の補殺数を元に「送球を受けるアウト」だけでも除外を試みて、刺殺数の評価を行うというのが基本的な考えとなります。
松井稼頭央の場合は「送球を受けるアウトを除外した刺殺数」が平均的な遊撃手と比べて非常に多く、
これを評価対象に入れているのか、そうでないのかの差が守備得点の差になっていると考えます。
5月26日にコメントした者です。
回答ありがとうございます。
非常にしっかりした検証がされていて驚きました。
松井は刺殺で得点を稼いでたんですね。
話がずれますが、ボックススコアのみの数値だとある程度割りきって評価する必要があるのかもしれませんね。
同一シーズンでRRFが良くてもUZRが良くない選手がいたりしますし(ただ日本のUZRは疑問符が付けられることもありますが…)。
回答ありがとうございます。
非常にしっかりした検証がされていて驚きました。
松井は刺殺で得点を稼いでたんですね。
話がずれますが、ボックススコアのみの数値だとある程度割りきって評価する必要があるのかもしれませんね。
同一シーズンでRRFが良くてもUZRが良くない選手がいたりしますし(ただ日本のUZRは疑問符が付けられることもありますが…)。
Re: タイトルなし
ご返信ありがとうございます!
守備指標の根幹を担うアウト数はボックススコア中でも補殺数・刺殺数という形で分かっていて、
あとはどういった枠の中でアウト数を捉えるか(何に対してアウト数が多いのか)という違いだけなので、
サンプルサイズ次第という条件はありますが、見当外れな評価を下すことはないと個人的には考えています。
RRFとUZRの差に関して言えば単一シーズンでは結果に差があることが多くありますが、
おそらくこれはサンプルサイズの問題で、3年位のスパンで見てやれば大方は同じような評価になりますね。
守備指標の根幹を担うアウト数はボックススコア中でも補殺数・刺殺数という形で分かっていて、
あとはどういった枠の中でアウト数を捉えるか(何に対してアウト数が多いのか)という違いだけなので、
サンプルサイズ次第という条件はありますが、見当外れな評価を下すことはないと個人的には考えています。
RRFとUZRの差に関して言えば単一シーズンでは結果に差があることが多くありますが、
おそらくこれはサンプルサイズの問題で、3年位のスパンで見てやれば大方は同じような評価になりますね。
No title
田中の守備力は悪化し、中島の守備力は良化したのですかね。
あと、今年の田中と去年の中島は守備力が同じとも見ることができるでしょうか?
あと、今年の田中と去年の中島は守備力が同じとも見ることができるでしょうか?
No title
うーん坂本は今年は伸びませんでしたね
確かに怪我のせいか例年より動きが悪かった印象でした
気になっていたので田中中島選手のデータ追加うれしいです!
確かに怪我のせいか例年より動きが悪かった印象でした
気になっていたので田中中島選手のデータ追加うれしいです!
Re: No title
コメントありがとうございます!
この辺りは解釈が難しいところで、「同じ仮定の下で推定される守備貢献」は同じと見なしてよいと思われますが、
RRFに限らず守備指標は年単位での数値のブレが大きいため、
単年の数字から能力を読み取るのは難しいと考えます。(余程顕著な傾向でなければ)
この性質は打率にも同じことが言えますね。例えば今季だと村田修一は川端慎吾よりも高い打率を記録しましたが、
二人の中から「アベレージヒッターを選べ」と言われて村田を選ぶ人は少ないと思います。
おそらく打率を稼ぐ能力は川端の方が高いのだろうけど、単年で見ると村田が上になることもあるということですね。
この辺りは解釈が難しいところで、「同じ仮定の下で推定される守備貢献」は同じと見なしてよいと思われますが、
RRFに限らず守備指標は年単位での数値のブレが大きいため、
単年の数字から能力を読み取るのは難しいと考えます。(余程顕著な傾向でなければ)
この性質は打率にも同じことが言えますね。例えば今季だと村田修一は川端慎吾よりも高い打率を記録しましたが、
二人の中から「アベレージヒッターを選べ」と言われて村田を選ぶ人は少ないと思います。
おそらく打率を稼ぐ能力は川端の方が高いのだろうけど、単年で見ると村田が上になることもあるということですね。
Re: No title
コメントありがとうございます!
UZRでは今年も良好な守備貢献を示したようですが、この評価法では伸びませんでしたね。
特に春先の数字が特に悪かったので、怪我の影響はあったように感じます。
UZRでは今年も良好な守備貢献を示したようですが、この評価法では伸びませんでしたね。
特に春先の数字が特に悪かったので、怪我の影響はあったように感じます。
No title
レンジを用いた守備評価について思うのですがフライアウトの多さは球場に影響されないでしょうか。
ファウルゾーンが広い球場と狭い球場では広い球場を本拠地としているチームの選手がフライアウトを稼ぐうえで有利に働くように思えます。(これはチームの守備力を測るDERでもそうですが)
ただ補正をかける必要があるほどファウルゾーンの広さが選手やチームの守備評価に大きな影響を与えるのかは調べてないのと調べ方がわからないので推測で言ってるだけなのですいません。
(特に問題がないような気はするんですが少し気になったので質問してしまいました、つまらない質問だと思ったらごめんなさい)
ファウルゾーンが広い球場と狭い球場では広い球場を本拠地としているチームの選手がフライアウトを稼ぐうえで有利に働くように思えます。(これはチームの守備力を測るDERでもそうですが)
ただ補正をかける必要があるほどファウルゾーンの広さが選手やチームの守備評価に大きな影響を与えるのかは調べてないのと調べ方がわからないので推測で言ってるだけなのですいません。
(特に問題がないような気はするんですが少し気になったので質問してしまいました、つまらない質問だと思ったらごめんなさい)
Re: No title
コメントありがとうございます!
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
BIPに対するフライアウトの割合を用いるような手法だと球場の影響を受けそうですが、
RRFのような、フライアウトのシェア割合から評価を行うような方法だと球場の影響は排除できると考えます。
(自チーム投手陣のゴロ/フライ比の補正を行う部分で球場の影響も一緒に排除できる)
ただ、チーム守備力の補正で使っているDERには球場の影響が出ているようなので、
こちらに関しては補正があった方が好ましいだろうとも考えていて、
このページのデータも、将来的にはそうした補正を入れていこうと思っています。
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
BIPに対するフライアウトの割合を用いるような手法だと球場の影響を受けそうですが、
RRFのような、フライアウトのシェア割合から評価を行うような方法だと球場の影響は排除できると考えます。
(自チーム投手陣のゴロ/フライ比の補正を行う部分で球場の影響も一緒に排除できる)
ただ、チーム守備力の補正で使っているDERには球場の影響が出ているようなので、
こちらに関しては補正があった方が好ましいだろうとも考えていて、
このページのデータも、将来的にはそうした補正を入れていこうと思っています。
No title
もし可能であれば源田と京田のデータを
教えていただけませんか?
教えていただけませんか?
Re: No title
コメントありがとうございます!
源田が+11、京田が+15でした。
今季はセリーグよりパリーグの方が遊撃守備がハイレベルだったようなので、
UZRとの乖離はその辺りから生じているのではと考えます。
(UZRは12球団平均との比較、RRFは同一リーグ6球団平均との比較です)
源田が+11、京田が+15でした。
今季はセリーグよりパリーグの方が遊撃守備がハイレベルだったようなので、
UZRとの乖離はその辺りから生じているのではと考えます。
(UZRは12球団平均との比較、RRFは同一リーグ6球団平均との比較です)
No title
ご回答ありがとうございました。
それにしても守備得点で見ると安達の方が源田よりも優秀なんですね。しかも10以上も差があるとは驚きました。
それにしても守備得点で見ると安達の方が源田よりも優秀なんですね。しかも10以上も差があるとは驚きました。
Re: No title
コメントありがとうございます!
源田は単純な補殺数だとぶっちぎりなんですが、チームに左投手が多かったり、
他内野ポジションでの補殺が多かったり(=ゴロ投手が多い)したために、
補殺数の割には評価が伸びていませんね。
源田は単純な補殺数だとぶっちぎりなんですが、チームに左投手が多かったり、
他内野ポジションでの補殺が多かったり(=ゴロ投手が多い)したために、
補殺数の割には評価が伸びていませんね。
No title
昨年まで吉田義男と木塚忠助居なかったのに今更・・・
No title
おお吉田義男が乗ってるってことは古い時代のデータが手に入ったんですね
暇な時で良いんで年度ごとのデータも期待してます!!
暇な時で良いんで年度ごとのデータも期待してます!!
Re: No title
コメントありがとうございます!
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
昨年までは1962年以降のデータしか載せていなかったためです。
吉田の全盛期は1950年代中盤ですし、木塚は引退が1959年ですからね。
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
昨年までは1962年以降のデータしか載せていなかったためです。
吉田の全盛期は1950年代中盤ですし、木塚は引退が1959年ですからね。
Re: No title
コメントありがとうございます!
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
遊撃手に関しては黎明期から守り方がそこまで変わっていないようなので、
将来的には1936年まで遡ろうと考えています。
年度ごとのデータもいずれ上げたいと思っています。少々お待ちください。
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
遊撃手に関しては黎明期から守り方がそこまで変わっていないようなので、
将来的には1936年まで遡ろうと考えています。
年度ごとのデータもいずれ上げたいと思っています。少々お待ちください。
No title
鳥谷選手が案外低い…と思ったらやはり晩年の3年間で大きく成績を落としていたのですね…
こう露骨に守備の劣化が見えるとなかなか悲しいものがあります…
こう露骨に守備の劣化が見えるとなかなか悲しいものがあります…
No title
いつも大変参考にさせていただいています。
2004年の井端や2013年の坂本の数字はすごいですね...
守備における貢献度って、もっと評価されるべきですね。
2004年の井端や2013年の坂本の数字はすごいですね...
守備における貢献度って、もっと評価されるべきですね。
No title
攻撃と守備の貢献度を合わせて平成ベストナインも算出出来そうですね
1000イニングごとペースで見るとやはり源田が働きに違わぬ数値を残してますね。
このペースで積み重ねていくことに期待したいですね
このペースで積み重ねていくことに期待したいですね
Re: No title
M Rさん、コメントありがとうございます!
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
鳥谷選手は晩年の落ち込みが大きくなっていますね。
一方、全盛期の守備力が素晴らしいものであったことも疑いようがないと思います。
たらればになりますが、もっと早く守備負荷の低いポジションへコンバートされていれば、
フルイニングではなくもっと負荷の低い起用法が取られていれば、と個人的には思わざるをえない選手です。
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
鳥谷選手は晩年の落ち込みが大きくなっていますね。
一方、全盛期の守備力が素晴らしいものであったことも疑いようがないと思います。
たらればになりますが、もっと早く守備負荷の低いポジションへコンバートされていれば、
フルイニングではなくもっと負荷の低い起用法が取られていれば、と個人的には思わざるをえない選手です。
Re: No title
KKさん、コメントありがとうございます!
返信が大変遅れまして申し訳ございません。
打撃の貢献度を示すデータは世の中にたくさん出回っていますが、(打率・本塁打・打点など)
守備の貢献度を示すデータはあまり出回っていないこともあって、守備が過小評価されるケースがあるように私も思います。
ただ、守備の影響力が打撃と比べて小さいというのはよく言われます。
得失点差の増減に対して与えるインパクトという観点で見ると、
「平均比で打撃で増やした得点」の方が「平均比で守備で減らした失点」よりも差がつきやすいのが一般的ですね。
(チーム単位だと、「平均比で守備で減らした失点」の偏差は「平均比で打撃で増やした得点」の偏差のおよそ1/2になります)
「1/2」という比率が思っていたより大きいのか小さいのかは人それぞれだと思うのですが、
「打撃で十分に貢献していれば守備はどうでもいい」と主張する人も割と見かけるので、
過小評価されているケースも結構あるのかな、と個人的には思っています。
(特に一塁手や左翼手のような打撃重視ポジションの選手はよく言われている気がします)
返信が大変遅れまして申し訳ございません。
打撃の貢献度を示すデータは世の中にたくさん出回っていますが、(打率・本塁打・打点など)
守備の貢献度を示すデータはあまり出回っていないこともあって、守備が過小評価されるケースがあるように私も思います。
ただ、守備の影響力が打撃と比べて小さいというのはよく言われます。
得失点差の増減に対して与えるインパクトという観点で見ると、
「平均比で打撃で増やした得点」の方が「平均比で守備で減らした失点」よりも差がつきやすいのが一般的ですね。
(チーム単位だと、「平均比で守備で減らした失点」の偏差は「平均比で打撃で増やした得点」の偏差のおよそ1/2になります)
「1/2」という比率が思っていたより大きいのか小さいのかは人それぞれだと思うのですが、
「打撃で十分に貢献していれば守備はどうでもいい」と主張する人も割と見かけるので、
過小評価されているケースも結構あるのかな、と個人的には思っています。
(特に一塁手や左翼手のような打撃重視ポジションの選手はよく言われている気がします)
Re: No title
無忌さん、コメントありがとうございます!
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
平成ベストナインは是非ともやりたいと考えていました。
古典的ボックススコアからできる限り追求できる範囲で、
最も優れた選手を選出する企画は、今オフ中になんとかして取り掛かりたいと思っています。
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
平成ベストナインは是非ともやりたいと考えていました。
古典的ボックススコアからできる限り追求できる範囲で、
最も優れた選手を選出する企画は、今オフ中になんとかして取り掛かりたいと思っています。
Re: タイトルなし
SOさん、コメントありがとうございます!
仰る通り、源田の貢献は傑出していますね。今季は遊撃手のシーズン最多補殺記録を塗り替える活躍でした。
ここまでのキャリアの滑り出しは小坂に匹敵しているので、
小坂のスコアにどこまで迫れるか注意深く見ていきたいと思います。
仰る通り、源田の貢献は傑出していますね。今季は遊撃手のシーズン最多補殺記録を塗り替える活躍でした。
ここまでのキャリアの滑り出しは小坂に匹敵しているので、
小坂のスコアにどこまで迫れるか注意深く見ていきたいと思います。
No title
平成ベストナインは是非見たいですね。大本命であっても様々な条件で人によって評価が変わりそうです。
MLBの成績をどう扱うか(イチロー、松井等)、守備位置がほぼ専任(松田、中村紀等)とばらけてる選手(小久保、小笠原等)の扱い、
キャリア開始が昭和の選手(清原等)が食い込んでくるのかなどパッと思いつくだけでも色々考えられます。
選外で平成の過小評価ベストナインなんか組んでも面白そうですね。定義が曖昧なのでそれこそ人によっちゃいますが。
案外斎藤雅樹なんか若い人には印象薄いような気がするんですよね。
MLBの成績をどう扱うか(イチロー、松井等)、守備位置がほぼ専任(松田、中村紀等)とばらけてる選手(小久保、小笠原等)の扱い、
キャリア開始が昭和の選手(清原等)が食い込んでくるのかなどパッと思いつくだけでも色々考えられます。
選外で平成の過小評価ベストナインなんか組んでも面白そうですね。定義が曖昧なのでそれこそ人によっちゃいますが。
案外斎藤雅樹なんか若い人には印象薄いような気がするんですよね。
Re: No title
カンザスさん、コメントありがとうございます!
私が選出するなら、以下のようにやりたいと思っています。
この辺りは人によるこだわりが出るところですね。
・MLBの成績は除外
・その守備位置のみでの成績を考慮する
・平成時代に残した成績を対象とする(だからプロ入りが昭和の選手も含める)
(忙しくてしっかり取り組めるかちょっと微妙になってきましたが...)
過小評価ベストナインは面白そうですね。
「世評と実際の貢献(と推定されるもの)の乖離の大きさ」という基準だったら、私なら下のように選びたいですね。
投手 三浦大輔
捕手 里崎智也 or 吉永幸一郎
一塁 ペタジーニ
二塁 金子誠
三塁 片岡篤史
遊撃 井端弘和 or 石井琢朗
左翼 清水隆行 or 和田一浩
中堅 新庄剛志
右翼 稲葉篤紀
DH ニール
私が選出するなら、以下のようにやりたいと思っています。
この辺りは人によるこだわりが出るところですね。
・MLBの成績は除外
・その守備位置のみでの成績を考慮する
・平成時代に残した成績を対象とする(だからプロ入りが昭和の選手も含める)
(忙しくてしっかり取り組めるかちょっと微妙になってきましたが...)
過小評価ベストナインは面白そうですね。
「世評と実際の貢献(と推定されるもの)の乖離の大きさ」という基準だったら、私なら下のように選びたいですね。
投手 三浦大輔
捕手 里崎智也 or 吉永幸一郎
一塁 ペタジーニ
二塁 金子誠
三塁 片岡篤史
遊撃 井端弘和 or 石井琢朗
左翼 清水隆行 or 和田一浩
中堅 新庄剛志
右翼 稲葉篤紀
DH ニール
返信ありがとうございます
「世評との乖離」が完全に主観になっちゃうので、アンケート取ったら相当バラけそうですね。私はこうですね。
投手 斎藤雅樹 (最高の投手だが、MLB移籍した現役組や野茂、松坂などに比べ名前が出てこない)
捕手 吉永幸一郎 (捕手としては屈指の強打者、城島と被った不運)
一塁 ペタジーニ (最強助っ人の有力候補だがカブレラなどの影に隠れる)
二塁 金子誠 (マルチポジションで最高の守備職人、二塁手に専念した姿も見たかった)
三塁 松永浩美 (高い出塁率と守備、昭和・平成の移行期にあたる点を考慮すると片岡篤史が優先か)
遊撃 池山隆寛 (打者としてはまだしも遊撃手としての評価が低すぎる印象)
左翼 栗山巧 (優れた選球眼、衰える前は守備も優秀。弱肩イメージで低評価なのは清水、中村晃なども共通)
中堅 井出竜也 (歴代屈指の守備だが全く名前を聞かない)
右翼 藤井康雄 (優秀なスラッガーだが所属チームのせいで球団ベストナインですら影が薄い)
指名 ウインタース(日ハムのDHは優秀な助っ人が多いが、セギノール・オバンドーらに比べ地味。名前が挙がる機会すらないのでは)
投手 斎藤雅樹 (最高の投手だが、MLB移籍した現役組や野茂、松坂などに比べ名前が出てこない)
捕手 吉永幸一郎 (捕手としては屈指の強打者、城島と被った不運)
一塁 ペタジーニ (最強助っ人の有力候補だがカブレラなどの影に隠れる)
二塁 金子誠 (マルチポジションで最高の守備職人、二塁手に専念した姿も見たかった)
三塁 松永浩美 (高い出塁率と守備、昭和・平成の移行期にあたる点を考慮すると片岡篤史が優先か)
遊撃 池山隆寛 (打者としてはまだしも遊撃手としての評価が低すぎる印象)
左翼 栗山巧 (優れた選球眼、衰える前は守備も優秀。弱肩イメージで低評価なのは清水、中村晃なども共通)
中堅 井出竜也 (歴代屈指の守備だが全く名前を聞かない)
右翼 藤井康雄 (優秀なスラッガーだが所属チームのせいで球団ベストナインですら影が薄い)
指名 ウインタース(日ハムのDHは優秀な助っ人が多いが、セギノール・オバンドーらに比べ地味。名前が挙がる機会すらないのでは)
Re: 返信ありがとうございます
カンザスさん、コメントありがとうございます!
そういえば池山がいましたね!
池山は三振が多い打撃スタイルのせいで、守備まで粗いと思われている節があって、
ちょっと気の毒だなと思うことが個人的にあります。
ウインタースは確かに名前をほとんど聞かないですね...
ブライアントに匹敵する成績を残しているのですが。
当時の日本ハムが低迷していたために、印象が薄いんでしょうか。
そういえば池山がいましたね!
池山は三振が多い打撃スタイルのせいで、守備まで粗いと思われている節があって、
ちょっと気の毒だなと思うことが個人的にあります。
ウインタースは確かに名前をほとんど聞かないですね...
ブライアントに匹敵する成績を残しているのですが。
当時の日本ハムが低迷していたために、印象が薄いんでしょうか。
No title
uzrやwarもまとめてくれたら嬉しいです
No title
どのポジションにおいても、各選手の守備得点の年度ごとの増減がけっこうあるなと思います。
打撃の場合、例えばAS級の選手の場合ですと得意の部門で平均を割るケースは少ないように思えますが、守備では名手で呼ばれる選手でもちょくちょくマイナスが出ています。
好不調がシーズン単位でも出るのか、それともコンディションの影響が打撃よりも出やすいのか、 投手の奪三振能力や隣を守る選手の守備力で増減するのか、指標のブレのせいなのか
どのあたりが考えられますか?
打撃の場合、例えばAS級の選手の場合ですと得意の部門で平均を割るケースは少ないように思えますが、守備では名手で呼ばれる選手でもちょくちょくマイナスが出ています。
好不調がシーズン単位でも出るのか、それともコンディションの影響が打撃よりも出やすいのか、 投手の奪三振能力や隣を守る選手の守備力で増減するのか、指標のブレのせいなのか
どのあたりが考えられますか?
Re: No title
コメントありがとうございます!
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
> uzrやwarもまとめてくれたら嬉しいです
UZRに関しては、映像解析が必要で私のような個人では算出が難しいため、
ブログで数値を公開するのは困難な状況です。
WARに関しては、算出できる範囲で可能な限り精緻に算出していずれ掲載したいと考えていますが、
申し訳ございませんがちょっとまだ時間がかかりそうです。
ご了承いただけますと幸いです。
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
> uzrやwarもまとめてくれたら嬉しいです
UZRに関しては、映像解析が必要で私のような個人では算出が難しいため、
ブログで数値を公開するのは困難な状況です。
WARに関しては、算出できる範囲で可能な限り精緻に算出していずれ掲載したいと考えていますが、
申し訳ございませんがちょっとまだ時間がかかりそうです。
ご了承いただけますと幸いです。
Re: No title
コメントありがとうございます!
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
>好不調がシーズン単位でも出るのか、それともコンディションの影響が打撃よりも出やすいのか、 投手の奪三振能力や隣を守る選手の守備力で増減するのか、指標のブレのせいなのか
興味深い質問をありがとうございます。この指標が打撃指標よりもバラつきが大きいのは確かですね。
こちらについては入手可能なデータからは判断が付かない要素も多いため、
一部は仮説になってしまいますが私見を述べさせてもらうと、
・投手の奪三振能力の影響を受けている
投手の奪三振能力の影響に関しては、RRFでは完全に排除されています。
RFは「チーム全体のアウトに対して何個のアウトを取ったか」が基準となるため、奪三振の影響を受けますが、
RRFは「打球に対して何個のアウトを取ったか」が基準となるため、奪三振の影響を受けません。
(生じた打球に対してどれだけアウトを取れるかは、投手の奪三振能力とは無関係)
・隣を守る選手の守備力で増減する
私はエビデンスとなるデータを持っていませんが、
MLBの解析だと「隣の選手の守備機会を強奪する」ことは基本的に発生しないとよく言われていますね。
影響が全くないとは言いませんが、これがバラつきの主因と考えるのは難しいように思います。
・指標のブレのせいなのか
これは一因としてあると思います。
RRFは遡って入手可能なデータを駆使して「守備者が処理可能な打球数」を推定したうえで、
その打球数に対してどれだけアウトを取れたかから守備貢献を評価します。
打球の映像データを丹念に見ていくUZRと比較すると、
1シーズン単位だと推定が上手く機能していないケースも一部あるように思えます。
(サンプルサイズを増やしていくとUZRとの乖離は収束していくので、算出方法に何らかの問題があって
それでバイアスが生じているというよりは、排除できていないノイズが存在するのが原因かなと推定しています)
(各打球の映像データが手に入らない時代では、依然としてこの方法が最も精度よく守備貢献を評価できる手法だと考えます)
・好不調がシーズン単位でも出るのか、それともコンディションの影響が打撃よりも出やすい
これも一因だと思っています。打撃と比べて守備の方がアウトプットにばらつきが出やすいように感じます。
これは打球の映像データを丹念に見ていくUZRでも、シーズン単位で数値に無視できないバラつきがあるのがその根拠です。
この原因としては仰るようにコンディションの影響が出やすいことが影響していると個人的には推定しています。
2008年の井端弘和や、2014年の鳥谷敬、2008年の赤星憲広のケース辺りが代表例ですが、
選手のコンディションが悪化した際に、打撃にはほとんど影響が出ていないにもかかわらず、
守備だけ大幅に落としているケースはしばしば散見されますね。
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
>好不調がシーズン単位でも出るのか、それともコンディションの影響が打撃よりも出やすいのか、 投手の奪三振能力や隣を守る選手の守備力で増減するのか、指標のブレのせいなのか
興味深い質問をありがとうございます。この指標が打撃指標よりもバラつきが大きいのは確かですね。
こちらについては入手可能なデータからは判断が付かない要素も多いため、
一部は仮説になってしまいますが私見を述べさせてもらうと、
・投手の奪三振能力の影響を受けている
投手の奪三振能力の影響に関しては、RRFでは完全に排除されています。
RFは「チーム全体のアウトに対して何個のアウトを取ったか」が基準となるため、奪三振の影響を受けますが、
RRFは「打球に対して何個のアウトを取ったか」が基準となるため、奪三振の影響を受けません。
(生じた打球に対してどれだけアウトを取れるかは、投手の奪三振能力とは無関係)
・隣を守る選手の守備力で増減する
私はエビデンスとなるデータを持っていませんが、
MLBの解析だと「隣の選手の守備機会を強奪する」ことは基本的に発生しないとよく言われていますね。
影響が全くないとは言いませんが、これがバラつきの主因と考えるのは難しいように思います。
・指標のブレのせいなのか
これは一因としてあると思います。
RRFは遡って入手可能なデータを駆使して「守備者が処理可能な打球数」を推定したうえで、
その打球数に対してどれだけアウトを取れたかから守備貢献を評価します。
打球の映像データを丹念に見ていくUZRと比較すると、
1シーズン単位だと推定が上手く機能していないケースも一部あるように思えます。
(サンプルサイズを増やしていくとUZRとの乖離は収束していくので、算出方法に何らかの問題があって
それでバイアスが生じているというよりは、排除できていないノイズが存在するのが原因かなと推定しています)
(各打球の映像データが手に入らない時代では、依然としてこの方法が最も精度よく守備貢献を評価できる手法だと考えます)
・好不調がシーズン単位でも出るのか、それともコンディションの影響が打撃よりも出やすい
これも一因だと思っています。打撃と比べて守備の方がアウトプットにばらつきが出やすいように感じます。
これは打球の映像データを丹念に見ていくUZRでも、シーズン単位で数値に無視できないバラつきがあるのがその根拠です。
この原因としては仰るようにコンディションの影響が出やすいことが影響していると個人的には推定しています。
2008年の井端弘和や、2014年の鳥谷敬、2008年の赤星憲広のケース辺りが代表例ですが、
選手のコンディションが悪化した際に、打撃にはほとんど影響が出ていないにもかかわらず、
守備だけ大幅に落としているケースはしばしば散見されますね。
No title
2018今宮はUZRだと良くはないにしてもそこまで悪い数字ではなかったと思うのですがなぜ守備得点ではここまで極端なマイナスを記録したのでしょうか?
Re: No title
コメントありがとうございます!
UZR算出の根拠となった元データを見なければ断言できないのが正直なところですが、
上のコメントで書いている、RRFの「守備者が処理可能な打球数」の推定が上手くいっていないケースかもしれません。
私が入手できた範囲のデータから推察すると、
この年のソフトバンク投手陣が打たれたゴロは右方向(一塁・二塁方向)に偏っていた形跡があり、
三塁手と遊撃手は補殺を稼ぎづらい状況だった可能性があるように思います。
偏った原因は単なる偶然か、もしくはソフトバンク投手陣に右投手が多かったためだと推定します。
(右投手が多いチームは左打者との対戦が多くなり、左打者は右方向のゴロが多い傾向があるため)
RRFには投手陣の右左割合に応じて補正を掛ける項が存在しますが、このケースでは影響を排除しきれなかったのかもしれません。
UZR算出の根拠となった元データを見なければ断言できないのが正直なところですが、
上のコメントで書いている、RRFの「守備者が処理可能な打球数」の推定が上手くいっていないケースかもしれません。
私が入手できた範囲のデータから推察すると、
この年のソフトバンク投手陣が打たれたゴロは右方向(一塁・二塁方向)に偏っていた形跡があり、
三塁手と遊撃手は補殺を稼ぎづらい状況だった可能性があるように思います。
偏った原因は単なる偶然か、もしくはソフトバンク投手陣に右投手が多かったためだと推定します。
(右投手が多いチームは左打者との対戦が多くなり、左打者は右方向のゴロが多い傾向があるため)
RRFには投手陣の右左割合に応じて補正を掛ける項が存在しますが、このケースでは影響を排除しきれなかったのかもしれません。
No title
返信ありがとうございます!
確かにソフトバンクは左投手が不足している節がありますね・・・
左投手が少ないのは一時的なものではなく近年慢性的なものなのでこの年だけでなく近年のソフトバンクの野手の守備得点はそれを考慮に入れる必要があるかもしれませんね
確かにソフトバンクは左投手が不足している節がありますね・・・
左投手が少ないのは一時的なものではなく近年慢性的なものなのでこの年だけでなく近年のソフトバンクの野手の守備得点はそれを考慮に入れる必要があるかもしれませんね
Re: No title
コメントありがとうございます!
最近のソフトバンクだと、2015,2017,2018年はリーグ平均に対して左投手の割合が少ないのですが、
明らかに打球が偏っている形跡があるのは2018年だけですね。
他のシーズンについては、上記の左腕補正が機能しているように思います。
UZR算出の根拠となった元データを見なければ断言できませんが、
2018年の偏りは偶然による部分も大きいように感じますね。
最近のソフトバンクだと、2015,2017,2018年はリーグ平均に対して左投手の割合が少ないのですが、
明らかに打球が偏っている形跡があるのは2018年だけですね。
他のシーズンについては、上記の左腕補正が機能しているように思います。
UZR算出の根拠となった元データを見なければ断言できませんが、
2018年の偏りは偶然による部分も大きいように感じますね。
No title
返信ありがとうございます!
なるほど。たまたま打球が偏ってしまった結果差が生まれてしまった可能性が高いわけですね。
よく見ると12年や13年も守備得点と差が開いていますが同じような現象が起こった可能性が高いのでしょうか?
なるほど。たまたま打球が偏ってしまった結果差が生まれてしまった可能性が高いわけですね。
よく見ると12年や13年も守備得点と差が開いていますが同じような現象が起こった可能性が高いのでしょうか?
No title
落合元監督や当時の試合を見ていた中日ファンが上手いって評していた宇野さんがほぼワーストなのは驚きました。
また守備範囲はそこそこ広かったと聞いていたのですが、この結果を見るに実は結構狭かったという事でしょうか?
また守備範囲はそこそこ広かったと聞いていたのですが、この結果を見るに実は結構狭かったという事でしょうか?
Re: No title
コメントありがとうございます!
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
RRFは周辺情報から打球の飛び方を推定するという指標なので、
実際に選手の守備範囲に飛んだ打球と乖離が生じてしまうのはある程度仕方ない部分があると思いますね。
(周辺情報から打球の飛び方を正確に推定できるなら、1球1球の映像を丹念に見る意味がなくなってしまいます)
2012年や2013年もおそらく打球の偏りが原因だと推定していますが、
UZRの元となるデータを私は持っていないので、それを見てみないと乖離の原因は厳密には特定できません。
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
RRFは周辺情報から打球の飛び方を推定するという指標なので、
実際に選手の守備範囲に飛んだ打球と乖離が生じてしまうのはある程度仕方ない部分があると思いますね。
(周辺情報から打球の飛び方を正確に推定できるなら、1球1球の映像を丹念に見る意味がなくなってしまいます)
2012年や2013年もおそらく打球の偏りが原因だと推定していますが、
UZRの元となるデータを私は持っていないので、それを見てみないと乖離の原因は厳密には特定できません。
Re: No title
コメントありがとうございます!
この記事で守備得点の算出に使っているRRFが、
MLBの一線で使われているUZRの代替指標としてそこそこの精度を持っていることを踏まえると、
宇野さんの守備範囲が同時代の遊撃手と比べて狭かったのは間違いないと思います。
宇野さんは遊撃手としては獲得アウトがかなり少ないですが、
これはエラーの多さだけでは説明できないので、そもそも捕球した打球が少なかったと見るのが妥当だと思います。
この記事で守備得点の算出に使っているRRFが、
MLBの一線で使われているUZRの代替指標としてそこそこの精度を持っていることを踏まえると、
宇野さんの守備範囲が同時代の遊撃手と比べて狭かったのは間違いないと思います。
宇野さんは遊撃手としては獲得アウトがかなり少ないですが、
これはエラーの多さだけでは説明できないので、そもそも捕球した打球が少なかったと見るのが妥当だと思います。
No title
歴代最高二遊間はどの年代のどの組み合わせだとお考えでしょうか?
Re: No title
コメントありがとうございます!
返信が大変遅れまして申し訳ございません。
打撃は評価せずに守備だけで評価するなら、
この記事の方法で算出した守備貢献で選ぶと下記が有力候補になるかと思います。
(内野の守備陣形が現代とある程度近くなった1960年以降が対象)
1960年頃 阪神 二塁:鎌田実 遊撃:吉田義男
1985年頃 南海 二塁:河埜敬幸 遊撃:定岡智秋
1990年頃 西武 二塁:辻発彦 遊撃:田辺徳雄
2005年頃 中日 二塁:荒木雅博 遊撃:井端弘和
2010年頃 日本ハム 二塁:田中賢介 遊撃:金子誠
歴代最高の二遊間はまず間違いなくこの5つのどれかではないかと思います。
遡って算出できる守備指標から判断するのは難しい面もありますが、一つ選べと言われたら、
私だったら田中賢介-金子誠の二遊間を選びますね。この時代の日本ハムの守備スタッツは本当に歴史的でした。
返信が大変遅れまして申し訳ございません。
打撃は評価せずに守備だけで評価するなら、
この記事の方法で算出した守備貢献で選ぶと下記が有力候補になるかと思います。
(内野の守備陣形が現代とある程度近くなった1960年以降が対象)
1960年頃 阪神 二塁:鎌田実 遊撃:吉田義男
1985年頃 南海 二塁:河埜敬幸 遊撃:定岡智秋
1990年頃 西武 二塁:辻発彦 遊撃:田辺徳雄
2005年頃 中日 二塁:荒木雅博 遊撃:井端弘和
2010年頃 日本ハム 二塁:田中賢介 遊撃:金子誠
歴代最高の二遊間はまず間違いなくこの5つのどれかではないかと思います。
遡って算出できる守備指標から判断するのは難しい面もありますが、一つ選べと言われたら、
私だったら田中賢介-金子誠の二遊間を選びますね。この時代の日本ハムの守備スタッツは本当に歴史的でした。
No title
“1.02 FIELDING AWARDS 2020”遊撃手部門を読みました。とても面白かったです。
一つ質問させていただきたいのですが、UZRを12球団で算出する場合、セパの球場の違いが問題になりませんか?
基本的に屋内球場のほうが守備に有利な傾向があると思いますが、パリーグは6分の4が屋内球場で、セリーグは6分の4が屋外球場ですから、本拠地が屋内球場の選手でもパリーグはビジター試合の5分の3が屋内球場で、セリーグはビジター試合の5分の4が屋外球場でプレーすることになるので、「リーグの平均的な球場と比べてどれだけUZRを稼ぎやすいか」という補正を加えたとしても、そもそも「リーグの平均的な球場」にセパで差があったとすると片方のリーグの選手の方が若干ではありますが有利になってしまう問題が残る可能性があると思うのですが、どうでしょうか?
一つ質問させていただきたいのですが、UZRを12球団で算出する場合、セパの球場の違いが問題になりませんか?
基本的に屋内球場のほうが守備に有利な傾向があると思いますが、パリーグは6分の4が屋内球場で、セリーグは6分の4が屋外球場ですから、本拠地が屋内球場の選手でもパリーグはビジター試合の5分の3が屋内球場で、セリーグはビジター試合の5分の4が屋外球場でプレーすることになるので、「リーグの平均的な球場と比べてどれだけUZRを稼ぎやすいか」という補正を加えたとしても、そもそも「リーグの平均的な球場」にセパで差があったとすると片方のリーグの選手の方が若干ではありますが有利になってしまう問題が残る可能性があると思うのですが、どうでしょうか?
No title
記録の数々毎日楽しみに見ています。
一つ教えていただきたいことがありお尋ねです。
吉田義男と木塚忠助の1962年以前の守備得点はどのような数字になるのでしょうか?
もし差し支えなければ教えていただけると助かります。
一つ教えていただきたいことがありお尋ねです。
吉田義男と木塚忠助の1962年以前の守備得点はどのような数字になるのでしょうか?
もし差し支えなければ教えていただけると助かります。