コメント
No title
走塁も加味してますか?
No title
いくつも質問して申し訳けないです。これってDHのあるパリーグの方が有利になりませんか?
Re: No title
コメントありがとうございます!
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
>走塁も加味してますか?
走塁も加味されています。
この記事の評価方法だと「そのチームが実際に記録した得点」と、
「平均的なチームが実際に記録した得点」の比較から得点力の高さを計算します。
実際に記録された得点には走塁により稼いだ分も含まれているので、走塁も評価に含まれる形になっています。
>いくつも質問して申し訳けないです。これってDHのあるパリーグの方が有利になりませんか?
こちらに関しては興味深いので、論拠をご教示いただけると幸いなのですが、
こちらで論拠を勝手に妄想して書いてしまうと、
・DHのあるパリーグの方が得点が入りやすいから有利
ということはありません。
この記事の評価方法だと「あるチームの得点/試合」と「所属リーグの平均的な得点/試合」から得点力の高さを計算します。
セリーグのチームの場合、セリーグの平均値との比較になるので「DHなし」同士の比較になりますし、
パリーグのチームの場合、パリーグの平均値との比較になるので「DHあり」同士の比較になるからです。
パのチームはDHがある分だけ得点が増えるかもしれませんが、比較対象となるパ平均値もDHがある分だけ得点が増えます。
両者の差を取って得点力の高さを計算しているので、DHありによる得点増加の効果は打ち消して評価できます。
・DHのあるパリーグは野手9人が打線に入れる分、
野手が8人しか打線に入れないセと比べて得点力の差が付きやすいので有利
これはあるかもしれません。
DH制導入後(1975年-2019年)の得点/試合の標準偏差は、セが0.51点、パが0.57点なので、
パの方がチームごとの得点力に差が付きやすい傾向があるようです。
(これがすべてDH制によるものかどうかは分かりませんが、一定の影響力は及ぼしていると考えるのが自然でしょう)
セとパの差は1試合あたり0.06点で、143試合換算だと8,9点程度、
パの方が平均からの得点のバラつきが大きいことになります。
個人的にはあまり気にしなくていい影響の大きさだと思いますが、パは上にも下にも飛び抜けた数値を記録しやすいようです。
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
>走塁も加味してますか?
走塁も加味されています。
この記事の評価方法だと「そのチームが実際に記録した得点」と、
「平均的なチームが実際に記録した得点」の比較から得点力の高さを計算します。
実際に記録された得点には走塁により稼いだ分も含まれているので、走塁も評価に含まれる形になっています。
>いくつも質問して申し訳けないです。これってDHのあるパリーグの方が有利になりませんか?
こちらに関しては興味深いので、論拠をご教示いただけると幸いなのですが、
こちらで論拠を勝手に妄想して書いてしまうと、
・DHのあるパリーグの方が得点が入りやすいから有利
ということはありません。
この記事の評価方法だと「あるチームの得点/試合」と「所属リーグの平均的な得点/試合」から得点力の高さを計算します。
セリーグのチームの場合、セリーグの平均値との比較になるので「DHなし」同士の比較になりますし、
パリーグのチームの場合、パリーグの平均値との比較になるので「DHあり」同士の比較になるからです。
パのチームはDHがある分だけ得点が増えるかもしれませんが、比較対象となるパ平均値もDHがある分だけ得点が増えます。
両者の差を取って得点力の高さを計算しているので、DHありによる得点増加の効果は打ち消して評価できます。
・DHのあるパリーグは野手9人が打線に入れる分、
野手が8人しか打線に入れないセと比べて得点力の差が付きやすいので有利
これはあるかもしれません。
DH制導入後(1975年-2019年)の得点/試合の標準偏差は、セが0.51点、パが0.57点なので、
パの方がチームごとの得点力に差が付きやすい傾向があるようです。
(これがすべてDH制によるものかどうかは分かりませんが、一定の影響力は及ぼしていると考えるのが自然でしょう)
セとパの差は1試合あたり0.06点で、143試合換算だと8,9点程度、
パの方が平均からの得点のバラつきが大きいことになります。
個人的にはあまり気にしなくていい影響の大きさだと思いますが、パは上にも下にも飛び抜けた数値を記録しやすいようです。
No title
たぶん2018年の西武打線のところ間違っていると思います。
リーグ平均604点、西武792点なので傑出度はもっと高くなるはずです
リーグ平均604点、西武792点なので傑出度はもっと高くなるはずです
Re: No title
あわじさん、コメントありがとうございます!
パリーグ平均が609点、西武は792点なので、仰るように平均に対して西武は183点多く得点を稼いでいるわけですが、
これよりも低い「143.6点」の評価になっているのは球場補正が入っているためです。
メットライフドームは平均よりも得点の入りやすい球場であるため、半分はビジターで試合を行うことを考慮しても、
2018年の西武はパ平均と比べて得点を7%程度多く記録できる環境でプレーしたと推定されます。
そのため、平均的なチームが西武と同じ環境でプレーしたら、得点は609点ではなく650点程度になったと推定されます。
実際に西武が記録したのは792点なので、その差分が「143.6点」ということです。
パリーグ平均が609点、西武は792点なので、仰るように平均に対して西武は183点多く得点を稼いでいるわけですが、
これよりも低い「143.6点」の評価になっているのは球場補正が入っているためです。
メットライフドームは平均よりも得点の入りやすい球場であるため、半分はビジターで試合を行うことを考慮しても、
2018年の西武はパ平均と比べて得点を7%程度多く記録できる環境でプレーしたと推定されます。
そのため、平均的なチームが西武と同じ環境でプレーしたら、得点は609点ではなく650点程度になったと推定されます。
実際に西武が記録したのは792点なので、その差分が「143.6点」ということです。