谷繁元信、27年連続本塁打達成
- 2015/05/04
- 23:47
谷繁兼任監督、出た!日本記録更新の27年連続安打&本塁打!(スポニチアネックス)
中日の谷繁元信兼任監督(44)が4日、甲子園球場で行われた阪神7回戦で今季初の安打、得点に続いて初本塁打もマークする大活躍を見せた。安打、本塁打ともに27年連続となり、自身の持つプロ野球記録を更新した。
下は20年以上連続で本塁打を記録した選手の一覧。
□連続年本塁打記録[20年以上]

現役2位が新井貴浩の16年連続であることを考えると、途方もない年数であることが分かるかもしれません。
新井は今季まだ本塁打を記録していないため、記録できれば17年連続となります。
20年以上連続で本塁打を記録した選手は、2015年現在で17人しか存在しません。
顔ぶれを見ると本塁打を安定して量産するスラッガーの名前が多く見られる一方で、
息の長い活躍を見せた中距離打者の名前もちらほら見つかります。谷繁元信もその一人と言えるでしょう。
谷繁、野村、伊東と捕手が3人も入っているのは意外な結果かもしれません。
・一塁、三塁及び外野は外国人選手による代替が容易であるため、成績低下によるレギュラー剥奪が起こりやすい
・二塁及び遊撃は40歳を超えると身体能力の衰えなどにより、ほとんどの選手が十分に守れなくなる
といった事情が関係しているのでしょうか。
遊撃手は表中から漏れていますが、真弓明信[1977-1974]と石井琢朗[1992-2009]の19年連続が最多となります。
(真弓を遊撃手として扱っていいかは微妙なところではありますが)
次は捕手だけに絞った連続シーズン本塁打記録。
□捕手連続年本塁打記録[20年以上]

こちらは現役の阿部慎之助、相川亮二が14年連続となっています。
二人とも2015年はまだ本塁打を記録していないため、記録できれば15年連続となります。
共に年齢を考えると厳しい時期に入りつつありますが、どこまで記録を伸ばすことができるでしょうか?