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No title
定着した評価と大きく乖離した選手が散見されますね。特に川上は守備について悪評ばかり聞いていたので驚きました。
個人的に一塁手はスコアブックから守備力を推定するのが非常に困難だと思います。映像解析による評価が最も効果を発揮する守備位置ではないでしょうか?
個人的に一塁手はスコアブックから守備力を推定するのが非常に困難だと思います。映像解析による評価が最も効果を発揮する守備位置ではないでしょうか?
Re: No title
カンザスさん、コメントありがとうございます!
>定着した評価と大きく乖離した選手が散見されますね。
一塁手の守備は捕球技術を中心に語られることが多いのが原因だと思います。
RRFの応用ではゴロ処理の評価しかできないですからね。
>特に川上は守備について悪評ばかり聞いていたので驚きました。
川上は同時代の一塁手と比べると明らかに補殺が多いですね。
1950年代は投手がベースカバーで一塁に入る守り方が一般的ではなく、
先進的なチームだけが戦法として取り入れているような状況だったので、
川上の補殺数だけ見て「やっぱり当時の巨人はアンテナが高いな」とか思っていたんですが、
投手の刺殺数も併せて見るとどうもそうではなかったようで。川上は自分の力だけで補殺を多く稼いでいたみたいです。
(個人的にはかなり意外だったんですが、セ・リーグで最初にこの守り方を徹底したのは国鉄だったようで。)
>個人的に一塁手はスコアブックから守備力を推定するのが非常に困難だと思います。映像解析による評価が最も効果を発揮する守備位置ではないでしょうか?
これはほんとにそう思いますね。
DELTAの蛭川さんのコラムを読んでいて益々そう感じました。
一塁手としての阿部はキャッチングが優秀、などとても興味深かったです。
そこでは「捕球し損ねたかどうか」という軸のみで評価を行っていたんですが、
一塁手がどれだけ送球者に近い位置で捕球できるかという点でも差が出るのかなとも考えます。
何しろ一塁手が受けるゴロの数は年間で1000個以上にもなりますから、
1%多くアウトにできるだけでも年間でアウトが10個増えますからね。
捕手のフレーミングのように意外と大きい得点差が付くかもしれないな、と思ったりしました。
>定着した評価と大きく乖離した選手が散見されますね。
一塁手の守備は捕球技術を中心に語られることが多いのが原因だと思います。
RRFの応用ではゴロ処理の評価しかできないですからね。
>特に川上は守備について悪評ばかり聞いていたので驚きました。
川上は同時代の一塁手と比べると明らかに補殺が多いですね。
1950年代は投手がベースカバーで一塁に入る守り方が一般的ではなく、
先進的なチームだけが戦法として取り入れているような状況だったので、
川上の補殺数だけ見て「やっぱり当時の巨人はアンテナが高いな」とか思っていたんですが、
投手の刺殺数も併せて見るとどうもそうではなかったようで。川上は自分の力だけで補殺を多く稼いでいたみたいです。
(個人的にはかなり意外だったんですが、セ・リーグで最初にこの守り方を徹底したのは国鉄だったようで。)
>個人的に一塁手はスコアブックから守備力を推定するのが非常に困難だと思います。映像解析による評価が最も効果を発揮する守備位置ではないでしょうか?
これはほんとにそう思いますね。
DELTAの蛭川さんのコラムを読んでいて益々そう感じました。
一塁手としての阿部はキャッチングが優秀、などとても興味深かったです。
そこでは「捕球し損ねたかどうか」という軸のみで評価を行っていたんですが、
一塁手がどれだけ送球者に近い位置で捕球できるかという点でも差が出るのかなとも考えます。
何しろ一塁手が受けるゴロの数は年間で1000個以上にもなりますから、
1%多くアウトにできるだけでも年間でアウトが10個増えますからね。
捕手のフレーミングのように意外と大きい得点差が付くかもしれないな、と思ったりしました。
No title
まさかの駒田が最下位ですか...。
Re: No title
CRESTAさん、コメントありがとうございます!
これは送球捕球の評価が含まれていないため、
それが世評との乖離の原因になっていると考えています。
駒田の守備で最も評価されていた要素は、長身を生かした送球捕球技術ですよね。
補殺数は同時代の一塁手と比較して物足りないという状態が長く続きましたから、
「ゴロ処理能力」に関して言えば当時の平均以下だった可能性が高いと考えています。
これは送球捕球の評価が含まれていないため、
それが世評との乖離の原因になっていると考えています。
駒田の守備で最も評価されていた要素は、長身を生かした送球捕球技術ですよね。
補殺数は同時代の一塁手と比較して物足りないという状態が長く続きましたから、
「ゴロ処理能力」に関して言えば当時の平均以下だった可能性が高いと考えています。
No title
実質3年間しかファーストのレギュラーじゃなかったのに、
歴代ワースト6にランクインしてしまった阿部慎之助選手とは・・・
中田選手やロペス選手など現代で名手とされている選手が順調に伸びている。
個人的には福浦選手が意外と低い事よりも新井さんが歴代3位なのは結構衝撃的ですね。
まぁ確かに守備でやらかしていたのは大抵サードでしたがそれでも3位とは。
歴代ワースト6にランクインしてしまった阿部慎之助選手とは・・・
中田選手やロペス選手など現代で名手とされている選手が順調に伸びている。
個人的には福浦選手が意外と低い事よりも新井さんが歴代3位なのは結構衝撃的ですね。
まぁ確かに守備でやらかしていたのは大抵サードでしたがそれでも3位とは。
一塁手の守備はどうでもいいのです
守備得点が最下位でゴロ処理能力が当時の一塁手としても低いと思われる駒田がゴールデングラブ賞を10回もとったってことは、いかに一塁手の守備がどうでもいいかってことですよね。イメージで投票といっても、エラーばかりしていて珍プレーの常連ですし、後ろを守っていたローズが捌いて、エラー帳消しなんてこともありました。
以前、ロッテでも守備の上手い福浦が指名打者でキムテギュンが一塁守っていたこともありました。一塁手は打つだけが仕事で守備はどうでもいいポジションなんだと思います。
ただもちろん打つのは大変なので、結局のところは大変なポジションだと思います。その分だけ守備は適当でも構わないということだと思います。
以前、ロッテでも守備の上手い福浦が指名打者でキムテギュンが一塁守っていたこともありました。一塁手は打つだけが仕事で守備はどうでもいいポジションなんだと思います。
ただもちろん打つのは大変なので、結局のところは大変なポジションだと思います。その分だけ守備は適当でも構わないということだと思います。
Re: No title
コメントありがとうございます!
阿部選手はキャッチングは優秀だったみたいですが、(上のコメントでも書いていますが)
ゴロ処理に関してはどうも苦手だったみたいですね。
新井選手は21世紀の一塁手としては傑出した補殺数を記録しているので、
優れたゴロ処理能力を持っていた可能性が高いと考えます。
一塁手オールタイムゴールデングラブに、候補として名前が挙がる可能性のある選手だと思います。
阿部選手はキャッチングは優秀だったみたいですが、(上のコメントでも書いていますが)
ゴロ処理に関してはどうも苦手だったみたいですね。
新井選手は21世紀の一塁手としては傑出した補殺数を記録しているので、
優れたゴロ処理能力を持っていた可能性が高いと考えます。
一塁手オールタイムゴールデングラブに、候補として名前が挙がる可能性のある選手だと思います。
No title
今年の広島の松山がゴロ捕球のミスを連発して最近一塁手から外されたことを思うと新井さんの守備力の高さが如何に重要だったのか実感します
広島の一塁手といえばエルドレッドも守備評価が良かったんですが数字上はどの程度だったのか教えてもらえないでしょうか
広島の一塁手といえばエルドレッドも守備評価が良かったんですが数字上はどの程度だったのか教えてもらえないでしょうか
Re: 一塁手の守備はどうでもいいのです
ミットさん、コメントありがとうございます!
一塁手は守備の重要性が低い、というのは仰る通りだと思います。
一塁手というポジションの守備面での特徴は、以下の2点に要約されると思います。
①他のポジションよりもプラスの大きい守備貢献を残しやすい
(他のポジションから一塁手に転向すると、前のポジションよりも数値が改善する傾向がある)
②誰が守ってもあまり差がつかない(得点換算でチームの失点に与える影響が小さい)
つまり、破綻しないレベルで守れる選手の絶対数が多く、
かつ守備に優れた選手を配置しても、失点抑止の改善には効果が乏しいポジションなので、
必然的に打撃特化型の選手が多く配置されるのかなと考えています。
(実際、一塁手は起用される選手の平均OPSが指名打者を除いて最も高いポジションです。)
駒田がゴールデングラブ賞を10回獲得できたのは、
一塁手が巨人の独占状態になっていた点も大きいのではと思っています。
(巨人以外で受賞した一塁手は、駒田以前では1981年の藤田平と1992年のパチョレックだけでした)
当時の守備成績を見ていると、歴代の巨人の一塁手の守備能力が飛び抜けて高かったとは思えないので、
記者の見る目に何らかのバイアスがかかっていた可能性も否定できないように感じます。
一塁手は守備の重要性が低い、というのは仰る通りだと思います。
一塁手というポジションの守備面での特徴は、以下の2点に要約されると思います。
①他のポジションよりもプラスの大きい守備貢献を残しやすい
(他のポジションから一塁手に転向すると、前のポジションよりも数値が改善する傾向がある)
②誰が守ってもあまり差がつかない(得点換算でチームの失点に与える影響が小さい)
つまり、破綻しないレベルで守れる選手の絶対数が多く、
かつ守備に優れた選手を配置しても、失点抑止の改善には効果が乏しいポジションなので、
必然的に打撃特化型の選手が多く配置されるのかなと考えています。
(実際、一塁手は起用される選手の平均OPSが指名打者を除いて最も高いポジションです。)
駒田がゴールデングラブ賞を10回獲得できたのは、
一塁手が巨人の独占状態になっていた点も大きいのではと思っています。
(巨人以外で受賞した一塁手は、駒田以前では1981年の藤田平と1992年のパチョレックだけでした)
当時の守備成績を見ていると、歴代の巨人の一塁手の守備能力が飛び抜けて高かったとは思えないので、
記者の見る目に何らかのバイアスがかかっていた可能性も否定できないように感じます。
Re: No title
コメントありがとうございます!
今季の広島は、内野守備の乱れが低迷の要因の一つになっていますね。
上記の記事と同じ評価方法ですと、
エルドレッドの一塁成績は以下のようになっています。
2012年 -5 / 2013年 -8 / 2014年 -4 / 2015年 -2 / 2016年 -3 / 2017年 +4 / 2018年 -3 / 通算 -22 :: 2330Inn
一塁補殺数は一貫して平均を下回っています。
ゴロ処理能力に関しては、優秀ではなかった可能性が高いように感じます。
今季の広島は、内野守備の乱れが低迷の要因の一つになっていますね。
上記の記事と同じ評価方法ですと、
エルドレッドの一塁成績は以下のようになっています。
2012年 -5 / 2013年 -8 / 2014年 -4 / 2015年 -2 / 2016年 -3 / 2017年 +4 / 2018年 -3 / 通算 -22 :: 2330Inn
一塁補殺数は一貫して平均を下回っています。
ゴロ処理能力に関しては、優秀ではなかった可能性が高いように感じます。
No title
有難うございます。一塁手の守備はいい加減でも構わないこと、よく理解できました。打てればいいわけで、それこそ守備練習なんかしなくていいと思います。しかし、駒田は横浜移籍後は一塁手でホームラン一桁で、打率も2割8分でよく使ってましたね。ボサーっとファーストベースに立っていただけの印象があります。
No title
エルドレッドの評価ありがとうございます。
この評価基準ですと新井さんとは随分差があったんですね。
それと左翼も守っていたとはいえ一塁守備イニングが2600を切っていたのは意外でした。
この評価基準ですと新井さんとは随分差があったんですね。
それと左翼も守っていたとはいえ一塁守備イニングが2600を切っていたのは意外でした。
Re: No title
ミットさん、コメントありがとうございます!
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
練習時間と成績の相関を調べないと断定的なことは言えませんが、
一塁手は守備を練習する時間が他のポジションよりも少なくて構わない、
というのは十分考えられることだと私も思います。
一人の選手がそのポジションで最大の貢献を残そうと思った時に、
打撃と守備を鍛錬する練習時間の最適な割り振りは、理想的には一意に定まると思います。
上述した守備的な特性を考えると、一塁手の最適な割り振りは他のポジションよりも
守備のウエイトを落としたところに存在する可能性は十分考えられると思っています。(仮説レベルではありますが)
駒田は一塁手に致命的な穴をあけないという点では、チームの勝利に貢献できていたと思いますが、
当時の横浜が他球団に対してアドバンテージを築くうえで積極的な役割を果たしていたわけではなさそう、
というのが個人的な見解ですね。四球が少ないことを加味すると、打撃も一塁手としては少々物足りないものだったのかなと。
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
練習時間と成績の相関を調べないと断定的なことは言えませんが、
一塁手は守備を練習する時間が他のポジションよりも少なくて構わない、
というのは十分考えられることだと私も思います。
一人の選手がそのポジションで最大の貢献を残そうと思った時に、
打撃と守備を鍛錬する練習時間の最適な割り振りは、理想的には一意に定まると思います。
上述した守備的な特性を考えると、一塁手の最適な割り振りは他のポジションよりも
守備のウエイトを落としたところに存在する可能性は十分考えられると思っています。(仮説レベルではありますが)
駒田は一塁手に致命的な穴をあけないという点では、チームの勝利に貢献できていたと思いますが、
当時の横浜が他球団に対してアドバンテージを築くうえで積極的な役割を果たしていたわけではなさそう、
というのが個人的な見解ですね。四球が少ないことを加味すると、打撃も一塁手としては少々物足りないものだったのかなと。
Re: No title
コメントありがとうございます!
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
一塁手をエルドレッドから新井さんに置き換えると、
年間でチームの失点が20点以上減る計算になります。
無視できない差に思えますね。
エルドレッドは広島に7年間在籍しましたが、
離脱が多かったため平均すると年間の半分程度しか試合に出ておらず、
更に一塁手と左翼手での出場がほぼ半々なので、2シーズン分にはギリギリ届いていません。
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
一塁手をエルドレッドから新井さんに置き換えると、
年間でチームの失点が20点以上減る計算になります。
無視できない差に思えますね。
エルドレッドは広島に7年間在籍しましたが、
離脱が多かったため平均すると年間の半分程度しか試合に出ておらず、
更に一塁手と左翼手での出場がほぼ半々なので、2シーズン分にはギリギリ届いていません。
No title
>駒田は一塁手に致命的な穴をあけないという点では、チームの勝利に貢献できていたと思います
これはどういう意味でしょうか?
駒田は守備でもどうかと思います。横浜在籍7年で、フル出場は6回。そして3回も失策数が二桁でした。一塁手は弾いても間に合いますので、二桁が3回もあるのは非常に多いと言えます。駒田が弾いた打球を二塁手のローズが捌いたなんてこともありましたし。要するに背が高くて左利きってだけしか魅力のない選手だったと思います。
当時遊撃手だった石井選手や二塁手のローズ選手はあれだけ守備が巧みなのにゴールデングラブ賞が取れない中、一塁ベースにボサーっと立っていただけの駒田が背が高くて左利きってだけでゴールデングラブ賞を10回ももらっていたことに不平不満を抱いたりしていないんですかね???
これはどういう意味でしょうか?
駒田は守備でもどうかと思います。横浜在籍7年で、フル出場は6回。そして3回も失策数が二桁でした。一塁手は弾いても間に合いますので、二桁が3回もあるのは非常に多いと言えます。駒田が弾いた打球を二塁手のローズが捌いたなんてこともありましたし。要するに背が高くて左利きってだけしか魅力のない選手だったと思います。
当時遊撃手だった石井選手や二塁手のローズ選手はあれだけ守備が巧みなのにゴールデングラブ賞が取れない中、一塁ベースにボサーっと立っていただけの駒田が背が高くて左利きってだけでゴールデングラブ賞を10回ももらっていたことに不平不満を抱いたりしていないんですかね???
No title
横入り大変失礼なのですがsamiさんが仰りたいのは、駒田の特長とされている送球捕球能力はこの指標では測れないので、そこで最低限の役割を果たしていたことと、当時の横浜に代わりの一塁候補(ある程度以上の打力が求められる)が非常に少なかったこと等ではないでしょうか
守備得点の観点で見るなら二塁のローズ選手の守備が巧みということも決してありません。かなりのマイナスも作っています。
守備得点の観点で見るなら二塁のローズ選手の守備が巧みということも決してありません。かなりのマイナスも作っています。
Re: No title
ミットさん、コメントありがとうございます!
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
説明が不十分でごめんなさい。
駒田の貢献は同時代の平均的な一塁手と比べると乏しいものだったことは否めません。
上の記事でまとめているデータは、駒田の守備が平均的な一塁手と比べて劣っていたことを示唆していますし、
打撃の方でも平均と比べて劣っていた可能性が高いと考えられます。
しかし、平均的な一塁手は簡単に確保できるものではありません。
仮に駒田が離脱するような事態になった際に、代わりに一塁手として出場するのは控え選手となります。
駒田の貢献はこうした控え選手の水準を上回っていますので、チームの勝利に貢献できていなかったとは言えない、
というのが私の考えですね。
加えて、一塁手は外国人選手が配置される傾向の強いポジションですが、
そこを日本人選手の駒田がまずまずの水準で埋めてくれたおかげで、
外国人枠を他のポジションで使用することができたという編成面のプラスも無視できないと思います。
実際、当時の横浜はローズやブラッグスの起用で莫大な利得を挙げていますからね。
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
説明が不十分でごめんなさい。
駒田の貢献は同時代の平均的な一塁手と比べると乏しいものだったことは否めません。
上の記事でまとめているデータは、駒田の守備が平均的な一塁手と比べて劣っていたことを示唆していますし、
打撃の方でも平均と比べて劣っていた可能性が高いと考えられます。
しかし、平均的な一塁手は簡単に確保できるものではありません。
仮に駒田が離脱するような事態になった際に、代わりに一塁手として出場するのは控え選手となります。
駒田の貢献はこうした控え選手の水準を上回っていますので、チームの勝利に貢献できていなかったとは言えない、
というのが私の考えですね。
加えて、一塁手は外国人選手が配置される傾向の強いポジションですが、
そこを日本人選手の駒田がまずまずの水準で埋めてくれたおかげで、
外国人枠を他のポジションで使用することができたという編成面のプラスも無視できないと思います。
実際、当時の横浜はローズやブラッグスの起用で莫大な利得を挙げていますからね。
Re: No title
コメントありがとうございます!
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
補足していただいてありがとうございます。
私の意見とほとんど同じです。
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
補足していただいてありがとうございます。
私の意見とほとんど同じです。
No title
水谷実雄選手は素晴らしいですね。
前ポジションの左翼でも優秀な守備得点を記録しているようですし。
個人的には一塁や左翼といった打撃重視ポジションの名手が好きです。
あまり重視も注目もされない印象があるので。
前ポジションの左翼でも優秀な守備得点を記録しているようですし。
個人的には一塁や左翼といった打撃重視ポジションの名手が好きです。
あまり重視も注目もされない印象があるので。
Re: No title
コメントありがとうございます!
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
水谷選手は打撃重視ポジションを転々としながら守備で稼いだという点では、
日本プロ野球史上でもあまり類を見ない存在ですね。
こういうニッチな分野で稼ぐ選手は、私も結構好きだったりします。
一塁や左翼は「守れなくても打てばよい」と度々言われるポジションなので、
そこの守備で稼いだマージンは見落とされがちですよね。
ちょっと前で言えば、和田選手とラミレス選手の比較が分かりやすいですが、
キャリアを通して見るとこれが結構大きな差になってしまいますね。
一見似たような通算成績に見えますが、守備能力の差のせいで通算WARは和田選手がダブルスコアを付けていると思われます。
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
水谷選手は打撃重視ポジションを転々としながら守備で稼いだという点では、
日本プロ野球史上でもあまり類を見ない存在ですね。
こういうニッチな分野で稼ぐ選手は、私も結構好きだったりします。
一塁や左翼は「守れなくても打てばよい」と度々言われるポジションなので、
そこの守備で稼いだマージンは見落とされがちですよね。
ちょっと前で言えば、和田選手とラミレス選手の比較が分かりやすいですが、
キャリアを通して見るとこれが結構大きな差になってしまいますね。
一見似たような通算成績に見えますが、守備能力の差のせいで通算WARは和田選手がダブルスコアを付けていると思われます。
No title
銀次選手はUZRではそこそこですけどこの守備得点だとずっと低いですね。
中田・ロペスといった守備を評価されてる同時期に定着した選手と比べると、
失策が少ない代わりに明らかに補殺数(ゴロ処理)が物足りないのが要因でしょうかね。
あと一貫してUZRで一塁評価が低い岡本選手は守備得点だとどうなのでしょう。
三塁・左翼守備の方が良いと言われているので今年の三塁固定構想は正しいのでしょうか?
中田・ロペスといった守備を評価されてる同時期に定着した選手と比べると、
失策が少ない代わりに明らかに補殺数(ゴロ処理)が物足りないのが要因でしょうかね。
あと一貫してUZRで一塁評価が低い岡本選手は守備得点だとどうなのでしょう。
三塁・左翼守備の方が良いと言われているので今年の三塁固定構想は正しいのでしょうか?
Re: No title
コメントありがとうございます!
銀次選手は一塁手としては補殺がかなり少ないですが、
UZRではまずまずの数字が出ていますね。
個人的にこれが乖離の原因かなあと推測しているのは、以下の2点です。
・銀次選手が「失策の少なさ」でUZRを稼いでいる点(これは仰られている通りです)
この記事の補殺ベースの評価法だとゴロ処理以外の失策は評価対象外となるため、
例えば送球捕球時の失策が極端に少ない、という選手は過小評価されることになります。
実際に銀次選手は一塁手としては失策が少ない方なので、このバイアスがかかっている可能性は高そうです。
・一塁線側の打球処理でUZRを稼いでいる可能性
一塁線側のゴロ処理は捕球後に自分で一塁を踏むことになるため、補殺が記録されないものが多いです。
例えば一二塁間のゴロ処理が苦手な一方、一塁線側のゴロ処理が優れる選手は、補殺ベースの評価法だと過小評価されます。
(ただ、銀次選手が実際にこういった特徴を持っているかどうかは確認できていません)
岡本選手は補殺ベースの評価法でもかなり大きいマイナスを計上していますね。
2019年の巨人一塁手の補殺は他球団の半分程度しかないです。
岡本選手の三塁起用に関しては私はぜひ試すべきだと思っています。
・一軍での三塁UZRはプラスになっているうえ、二軍時代にも三塁守備で良好な数値を出している
・セリーグでは一塁しか守れない日本人を抱えておく編成上の意味が薄い
(外国人枠4枠の現代ではリーグ上位レベルの外国人一塁手を容易に確保できるため、容易に代替できてしまううえ、
外国人選手の方が契約上の縛りが緩く成績低下時にすぐ契約解除できるため、ペイロールを長期的に圧迫する懸念もないです)
「岡本選手は三塁を守らせた方がよい」と確信をもって言える状況ではまだありませんが、
丸々1シーズン使って三塁守備をテストしても良いくらいのエビデンスは揃っている状況かなと思っています。
銀次選手は一塁手としては補殺がかなり少ないですが、
UZRではまずまずの数字が出ていますね。
個人的にこれが乖離の原因かなあと推測しているのは、以下の2点です。
・銀次選手が「失策の少なさ」でUZRを稼いでいる点(これは仰られている通りです)
この記事の補殺ベースの評価法だとゴロ処理以外の失策は評価対象外となるため、
例えば送球捕球時の失策が極端に少ない、という選手は過小評価されることになります。
実際に銀次選手は一塁手としては失策が少ない方なので、このバイアスがかかっている可能性は高そうです。
・一塁線側の打球処理でUZRを稼いでいる可能性
一塁線側のゴロ処理は捕球後に自分で一塁を踏むことになるため、補殺が記録されないものが多いです。
例えば一二塁間のゴロ処理が苦手な一方、一塁線側のゴロ処理が優れる選手は、補殺ベースの評価法だと過小評価されます。
(ただ、銀次選手が実際にこういった特徴を持っているかどうかは確認できていません)
岡本選手は補殺ベースの評価法でもかなり大きいマイナスを計上していますね。
2019年の巨人一塁手の補殺は他球団の半分程度しかないです。
岡本選手の三塁起用に関しては私はぜひ試すべきだと思っています。
・一軍での三塁UZRはプラスになっているうえ、二軍時代にも三塁守備で良好な数値を出している
・セリーグでは一塁しか守れない日本人を抱えておく編成上の意味が薄い
(外国人枠4枠の現代ではリーグ上位レベルの外国人一塁手を容易に確保できるため、容易に代替できてしまううえ、
外国人選手の方が契約上の縛りが緩く成績低下時にすぐ契約解除できるため、ペイロールを長期的に圧迫する懸念もないです)
「岡本選手は三塁を守らせた方がよい」と確信をもって言える状況ではまだありませんが、
丸々1シーズン使って三塁守備をテストしても良いくらいのエビデンスは揃っている状況かなと思っています。
No title
畠山ってワイルドな風貌に打点王取ってるので完全に打撃の選手のイメージですが、意外にも一塁守備がかなり上手いんですね。
確かに思い返してみるとバントの処理が凄く上手くて正確だった気がします。
確かに思い返してみるとバントの処理が凄く上手くて正確だった気がします。
Re: No title
名無しさん、コメントありがとうございます。
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
一塁手としての畠山はゴロ処理がかなり上手かったようですね。
一塁手がゴロやバントを処理した時には補殺が記録されますが、他の一塁手と比べて畠山は明確に補殺が多いです。
ゴールデングラブ賞も2回獲得していますが、極めて妥当な選出だと思います。
打撃も四球で稼ぐタイプなので、打撃3部門(打率/本塁打/打点)からは貢献が見えづらく、
トータルの評価は結構過小評価されている選手に思えますね。
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
一塁手としての畠山はゴロ処理がかなり上手かったようですね。
一塁手がゴロやバントを処理した時には補殺が記録されますが、他の一塁手と比べて畠山は明確に補殺が多いです。
ゴールデングラブ賞も2回獲得していますが、極めて妥当な選出だと思います。
打撃も四球で稼ぐタイプなので、打撃3部門(打率/本塁打/打点)からは貢献が見えづらく、
トータルの評価は結構過小評価されている選手に思えますね。
No title
なぜこの指標は一塁手の送球捕球の値を入れないのでしょうか。
いつも楽しく拝見しています!
2021年分の更新、楽しみにしています!
頑張ってください(●︎´▽︎`●︎)
頑張ってください(●︎´▽︎`●︎)
Re: いつも楽しく拝見しています!
コメントありがとうございます!
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
そう仰っていただけると大変励みになります!
順次更新していきますのでお待ちください。
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
そう仰っていただけると大変励みになります!
順次更新していきますのでお待ちください。
No title
「三井ゴールデン・グラブ レジェンズ」のファースト部門で王貞治が受賞しましたが、どう思われますか。
Re: No title
BTB TVさん、コメントありがとうございます!
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
最近、TSRというテーブルスコアを活用した新しい守備指標を1950年まで遡って計算しましたが、
一塁手は王貞治がぶっちぎりで1位という衝撃的な結果になりました。
(RRFは一塁手のゴロアウトで評価できない部分も大きいので、こちらの方がおそらく正確です)
なので、一塁手で王が選出されることに関しては全く異論がないです。
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
最近、TSRというテーブルスコアを活用した新しい守備指標を1950年まで遡って計算しましたが、
一塁手は王貞治がぶっちぎりで1位という衝撃的な結果になりました。
(RRFは一塁手のゴロアウトで評価できない部分も大きいので、こちらの方がおそらく正確です)
なので、一塁手で王が選出されることに関しては全く異論がないです。