コメント
時代を遡るにつれ、防御率と失点率の解離が大きくなっていますね
用具やグラウンドの質などがエラーの数に影響を与えていたのでしょうか
これを見ると「叩きつけて転がせ」というセオリーが確立したのも自然なことのように思えます
用具やグラウンドの質などがエラーの数に影響を与えていたのでしょうか
これを見ると「叩きつけて転がせ」というセオリーが確立したのも自然なことのように思えます
Re: タイトルなし
カンザスさん、コメントありがとうございます!
コメント返しが遅くなって申し訳ありません。
1957年までは現在より球団数が多かったため、現場の選手数に対して供給数が追い着いていなかった印象です。
その中でも打撃がそこそこでも守備に問題があって出られないような選手は意外と多いのに対し、
守備的重要度の高いポジションを高いレベルで守れる選手は、成績から見分けるのは難しいのもあって不足しがちなので、
平均の守備レベルが大きく下がって防御率と失点率の乖離が大きくなったという事情もあるかもしれません。
コメント返しが遅くなって申し訳ありません。
1957年までは現在より球団数が多かったため、現場の選手数に対して供給数が追い着いていなかった印象です。
その中でも打撃がそこそこでも守備に問題があって出られないような選手は意外と多いのに対し、
守備的重要度の高いポジションを高いレベルで守れる選手は、成績から見分けるのは難しいのもあって不足しがちなので、
平均の守備レベルが大きく下がって防御率と失点率の乖離が大きくなったという事情もあるかもしれません。
No title
けっこういろんなワードで検索上位出てくるページみたいだけど、数字おかしくない?
全部見るのは面倒だけど、一番最初のセ・2016年から間違っているような。
打率.261→.253
出塁率.329→.319
のはずです。
全部見るのは面倒だけど、一番最初のセ・2016年から間違っているような。
打率.261→.253
出塁率.329→.319
のはずです。
No title
適当に言うけど投手成績カウントしてそう
Re: No title
あさん、コメントありがとうございます!
4番目にコメントされた方の指摘が正しくて、
このページで記載している打率や出塁率は「全選手」の平均値ではなく「全野手」の平均値です。
つまり投手打席をカウントしていない平均値ですね。
ご提示されているデータで言えば.253は投手打席を含んだ平均打率、
.261は投手打席を含まない平均打率です。
なぜ投手打席を抜くかという話ですが、
「打者がどういった成績を残しやすい環境だったのか」に着目したいときに、
そうした方がセ・パ間で数値を比較しやすいからです。
投手打席を含むと平均が下がりますが、投手が打席に多く立つからと言って、
打者が好成績を残しにくい環境になる訳ではないですからね。
4番目にコメントされた方の指摘が正しくて、
このページで記載している打率や出塁率は「全選手」の平均値ではなく「全野手」の平均値です。
つまり投手打席をカウントしていない平均値ですね。
ご提示されているデータで言えば.253は投手打席を含んだ平均打率、
.261は投手打席を含まない平均打率です。
なぜ投手打席を抜くかという話ですが、
「打者がどういった成績を残しやすい環境だったのか」に着目したいときに、
そうした方がセ・パ間で数値を比較しやすいからです。
投手打席を含むと平均が下がりますが、投手が打席に多く立つからと言って、
打者が好成績を残しにくい環境になる訳ではないですからね。
No title
投手打席を抜いた成績だと思ってたから指摘されるまで気付かなかった
最初に投手打席を抜いた打撃成績って書いてた方がいいですね
最初に投手打席を抜いた打撃成績って書いてた方がいいですね
Re: No title
コメントありがとうございます!
自分でも説明が不十分だと感じたので、冒頭の説明文を少し加筆しました。
自分でも説明が不十分だと感じたので、冒頭の説明文を少し加筆しました。
こちらは大谷選手の打撃成績も除外されてるのでしょうか?
デルタだとパリーグの今季の防御率が3.90になってるのですがこの差は何でしょうか?
Re: タイトルなし
コメントありがとうございます!
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
大谷翔平の打者成績は、指名打者として出場した際に記録されたものが大半であるため、ここではリーグ平均に含めています。
本来なら投手打席と野手打席を分離できれば好ましいですが、
ここでは入手できたデータの都合上、全て野手打席としてリーグ平均に含めています。
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
大谷翔平の打者成績は、指名打者として出場した際に記録されたものが大半であるため、ここではリーグ平均に含めています。
本来なら投手打席と野手打席を分離できれば好ましいですが、
ここでは入手できたデータの都合上、全て野手打席としてリーグ平均に含めています。
Re: タイトルなし
tetsuさん、コメントありがとうございます!
結論から言いますと、「個人自責点の合計値」と「チーム自責点の合計値」のどちらを使うかによって生じる差だと考えます。
リーグ平均防御率を計算する際に、本記事では「個人自責点の合計値」から算出していますが、
DELTA社は「チーム自責点の合計値」を使用して算出しているようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E8%B2%AC%E7%82%B9
上記のWikipediaの「自責点」に詳細が載っていますが、
自責点には「個人の自責点にはなるけど、チームの自責点にはならない」ケースが存在します。
そのため、「個人自責点の合計値」と「チーム自責点の合計値」は必ずしも一致しません。
今季はロッテでこの事例が発生したようで、
「個人自責点の合計値」は574点、「チーム自責点」は573点となっています。
これによって、リーグ全体の「個人自責点の合計値」と「チーム自責点の合計値」が一致していません。
「どちらを用いるのが正しいか」というのは算出の目的によりますが、
本記事では「投手個人がどういった防御率を残しやすい環境だったのか」を明らかにするのが目的なので、
「個人自責点の合計値」を用いてリーグ平均防御率を算出しています。
結論から言いますと、「個人自責点の合計値」と「チーム自責点の合計値」のどちらを使うかによって生じる差だと考えます。
リーグ平均防御率を計算する際に、本記事では「個人自責点の合計値」から算出していますが、
DELTA社は「チーム自責点の合計値」を使用して算出しているようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E8%B2%AC%E7%82%B9
上記のWikipediaの「自責点」に詳細が載っていますが、
自責点には「個人の自責点にはなるけど、チームの自責点にはならない」ケースが存在します。
そのため、「個人自責点の合計値」と「チーム自責点の合計値」は必ずしも一致しません。
今季はロッテでこの事例が発生したようで、
「個人自責点の合計値」は574点、「チーム自責点」は573点となっています。
これによって、リーグ全体の「個人自責点の合計値」と「チーム自責点の合計値」が一致していません。
「どちらを用いるのが正しいか」というのは算出の目的によりますが、
本記事では「投手個人がどういった防御率を残しやすい環境だったのか」を明らかにするのが目的なので、
「個人自責点の合計値」を用いてリーグ平均防御率を算出しています。
No title
こうして見るとロッテの鈴木大地選手はビックリするぐらい毎年平均値的な成績なのですね。
本塁打数は平均以下ですがそれ以外は打点も含めてほぼ同じような成績になってる。
これで守備の評価悪くても全ポジション守れる鈴木選手って実はとても優秀なのでは?
本塁打数は平均以下ですがそれ以外は打点も含めてほぼ同じような成績になってる。
これで守備の評価悪くても全ポジション守れる鈴木選手って実はとても優秀なのでは?
Re: No title
コメントありがとうございます!
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
打撃三部門だけを見ると極めて平均に近い成績ですね。
ただ、平均よりも四死球が多いため、出塁率は安定して平均を上回っており、
OPS等を見てもリーグ平均以上の得点生産力を残している打者と評してよいと思っています。
これまで鈴木大地選手がこれまで守ってきたポジション(遊撃手/二塁手)は、
リーグ平均を下回る打撃成績しか残せない打者が多いため、
起用されているポジションを考慮すれば、かなり優秀な打者だったと思いますね。
今季は主に一塁手で起用されていますが、一塁手として見るともう少し打撃力の底上げが欲しいところです。
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
打撃三部門だけを見ると極めて平均に近い成績ですね。
ただ、平均よりも四死球が多いため、出塁率は安定して平均を上回っており、
OPS等を見てもリーグ平均以上の得点生産力を残している打者と評してよいと思っています。
これまで鈴木大地選手がこれまで守ってきたポジション(遊撃手/二塁手)は、
リーグ平均を下回る打撃成績しか残せない打者が多いため、
起用されているポジションを考慮すれば、かなり優秀な打者だったと思いますね。
今季は主に一塁手で起用されていますが、一塁手として見るともう少し打撃力の底上げが欲しいところです。
2019セの出塁率間違ってませんか?
Re: タイトルなし
366さん、コメントありがとうございます!
ご指摘ありがとうございます。
申し訳ございません。長打率を記載してしまっていました。
今回は横着して手入力で更新を行ったためで、
今後はミスがないようにデータベースから直接出力して更新したいと思います。
ミスを発見した際は、今後ともご指摘いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
ご指摘ありがとうございます。
申し訳ございません。長打率を記載してしまっていました。
今回は横着して手入力で更新を行ったためで、
今後はミスがないようにデータベースから直接出力して更新したいと思います。
ミスを発見した際は、今後ともご指摘いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
No title
NPB史上最も打低の時代と言える1950,60年代では犠打は今よりも有効な戦術だったんですかね?
グラウンドが劣悪でエラーが起こりやすい上に、昔は打者の実力差も大きいでしょうし、打力の低い選手には送らせる方が有効だったんでしょうか。
有効だったとしたら、その成功体験を今にまで引きずっているということなんでしょうか。
グラウンドが劣悪でエラーが起こりやすい上に、昔は打者の実力差も大きいでしょうし、打力の低い選手には送らせる方が有効だったんでしょうか。
有効だったとしたら、その成功体験を今にまで引きずっているということなんでしょうか。
Re: No title
コメントありがとうございます!
http://baseballschole.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/re24-fac6.html
無死1塁での犠打の損失分岐点(強行よりも犠打の方が得点期待値が高くなる打者のOPS)は.332という先行研究があります。
確かに1950年代、1960年代は日本プロ野球の歴史において極めて打低な時期だったのですが、
流石にこの時期でもOPS.332を下回る打者はほぼ起用されていないので、得点を増やす戦術としては有効ではなかったようです。
仰るように当時は現代よりもエラーがかなり多かったことを踏まえても、この結果は覆りませんね。
実は、2リーグ分立以降だとこの時期が最も犠打の少なかった時代なんですよね。
犠打が激増したのは1980年代に入ってからの話で、これは黄金時代の西武が犠打を多用したのを他球団が模倣したためです。
犠打の通算記録とシーズン記録の上位に入っているのは最近の選手ばかりであることがそれを物語っています。
平野謙が登場するまでは1人が1シーズンに記録した犠打が30を超えることは極めて稀でした。
つい最近までの犠打の多用傾向は、当時の西武によって「強いチームに犠打は不可欠」という刷り込みがなされたのと、
以降の強豪チームの多くがこの時代の西武野球の模倣を実施したことで、刷り込みが強化されたのが大きいでしょうね。
福岡移転後のホークス、落合中日、原巨人は当時の西武関係者が運営に深く関わっていました。
そういう観点だと、西武の息のかかっていない緒方広島の台頭は一つのエポックメイキングだったのでしょうね。
緒方監督は2016年以降は2番打者の菊池に積極的に犠打をさせておらず、それで3連覇を達成してしまいましたから、
「犠打が少なくても強豪チームは作れる」と周りに示した点でとても重要な出来事だったように思います。
今のNPBでは1980年代以前のレベルまで犠打が減りましたが、これは菊池と緒方監督の影響がかなり大きいでしょう。
大袈裟な言い方をすれば、西武が作った呪縛を40年がかりで広島が解いたということですね。
http://baseballschole.cocolog-nifty.com/blog/2015/09/re24-fac6.html
無死1塁での犠打の損失分岐点(強行よりも犠打の方が得点期待値が高くなる打者のOPS)は.332という先行研究があります。
確かに1950年代、1960年代は日本プロ野球の歴史において極めて打低な時期だったのですが、
流石にこの時期でもOPS.332を下回る打者はほぼ起用されていないので、得点を増やす戦術としては有効ではなかったようです。
仰るように当時は現代よりもエラーがかなり多かったことを踏まえても、この結果は覆りませんね。
実は、2リーグ分立以降だとこの時期が最も犠打の少なかった時代なんですよね。
犠打が激増したのは1980年代に入ってからの話で、これは黄金時代の西武が犠打を多用したのを他球団が模倣したためです。
犠打の通算記録とシーズン記録の上位に入っているのは最近の選手ばかりであることがそれを物語っています。
平野謙が登場するまでは1人が1シーズンに記録した犠打が30を超えることは極めて稀でした。
つい最近までの犠打の多用傾向は、当時の西武によって「強いチームに犠打は不可欠」という刷り込みがなされたのと、
以降の強豪チームの多くがこの時代の西武野球の模倣を実施したことで、刷り込みが強化されたのが大きいでしょうね。
福岡移転後のホークス、落合中日、原巨人は当時の西武関係者が運営に深く関わっていました。
そういう観点だと、西武の息のかかっていない緒方広島の台頭は一つのエポックメイキングだったのでしょうね。
緒方監督は2016年以降は2番打者の菊池に積極的に犠打をさせておらず、それで3連覇を達成してしまいましたから、
「犠打が少なくても強豪チームは作れる」と周りに示した点でとても重要な出来事だったように思います。
今のNPBでは1980年代以前のレベルまで犠打が減りましたが、これは菊池と緒方監督の影響がかなり大きいでしょう。
大袈裟な言い方をすれば、西武が作った呪縛を40年がかりで広島が解いたということですね。
No title
バントしなかったからというよりは単に打線、チーム戦力が
ずば抜けてよかったからだと
あとは多くの選手のピークが重なったとか他球団のが下向いていたからとか
その後の急降下もあってそういう認識をされるような気も・・・
強豪のバント多様の理由は
特点期待値よりも得点確率を重視(バント成功率はかなり高い前提ですが、投手力に自信があって少ない点でも勝てる、近年ならリードしておけば相手の勝ちパターンと当たらなくて済むなどの思考で)
あとは相手エース級との対戦を想定した野球をずっとやっていたのかなと
平均的な投手相手なら多分損ですが、そのレベルなら損してでも勝っちゃう
これは日本シリーズ対策みたいなところもあったのかなと妄想します
ずば抜けてよかったからだと
あとは多くの選手のピークが重なったとか他球団のが下向いていたからとか
その後の急降下もあってそういう認識をされるような気も・・・
強豪のバント多様の理由は
特点期待値よりも得点確率を重視(バント成功率はかなり高い前提ですが、投手力に自信があって少ない点でも勝てる、近年ならリードしておけば相手の勝ちパターンと当たらなくて済むなどの思考で)
あとは相手エース級との対戦を想定した野球をずっとやっていたのかなと
平均的な投手相手なら多分損ですが、そのレベルなら損してでも勝っちゃう
これは日本シリーズ対策みたいなところもあったのかなと妄想します
Re: No title
コメントありがとうございます!
強豪チームがバントを多用する建前は仰るような内容だと私も思います。
黄金時代の西武あたりは他球団との戦力差があまりにも大きかったので、
期待値を高めるというよりは運のブレで逆転してしまう可能性を少しでも減らすという意図だったように思います。
(最近の研究を見ていると、バントはそうした効果をもたらす可能性も低いという結論が出つつあるようですが)
>バントしなかったからというよりは単に打線、チーム戦力が
>ずば抜けてよかったからだと
>あとは多くの選手のピークが重なったとか他球団のが下向いていたからとか
>その後の急降下もあってそういう認識をされるような気も・・・
こちらですが、上で言っているのは「バントしなかった(バントが多くなかった)から強豪チームになった」ということではなく、
「バントが多くないチームでも強豪チームになれる(=バント多用が強豪チームの必要条件ではない)」という意味ですね。
強豪チームがバントを多用する建前は仰るような内容だと私も思います。
黄金時代の西武あたりは他球団との戦力差があまりにも大きかったので、
期待値を高めるというよりは運のブレで逆転してしまう可能性を少しでも減らすという意図だったように思います。
(最近の研究を見ていると、バントはそうした効果をもたらす可能性も低いという結論が出つつあるようですが)
>バントしなかったからというよりは単に打線、チーム戦力が
>ずば抜けてよかったからだと
>あとは多くの選手のピークが重なったとか他球団のが下向いていたからとか
>その後の急降下もあってそういう認識をされるような気も・・・
こちらですが、上で言っているのは「バントしなかった(バントが多くなかった)から強豪チームになった」ということではなく、
「バントが多くないチームでも強豪チームになれる(=バント多用が強豪チームの必要条件ではない)」という意味ですね。
No title
今年はセパ共に打低でしたね!
Re: No title
カワノさん、コメントありがとうございます!
返信が遅れまして申し訳ございません。
違反球時代を除けば、統一球下では最も得点の入りにくいシーズンでしたね。
東京五輪の影響で打高化しやすい真夏に試合が組めなかったこと、
外国人獲得の困難化が投手より野手の方に強く作用していることが影響してそうです。
返信が遅れまして申し訳ございません。
違反球時代を除けば、統一球下では最も得点の入りにくいシーズンでしたね。
東京五輪の影響で打高化しやすい真夏に試合が組めなかったこと、
外国人獲得の困難化が投手より野手の方に強く作用していることが影響してそうです。
No title
パリーグが年々打低になっているような…
Re: No title
和田さん、コメントありがとうございます!
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
パリーグは外国人打者のポジションが2つある分(1B/DH)、
外国人打者の供給が滞っていることによる影響が大きいのかもしれませんね。
一昔前と比べると、外国人の強打者ははっきりと少なくなりました。
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
パリーグは外国人打者のポジションが2つある分(1B/DH)、
外国人打者の供給が滞っていることによる影響が大きいのかもしれませんね。
一昔前と比べると、外国人の強打者ははっきりと少なくなりました。