コメント
打力が劣る打者を打力が高い打者の前に置く根拠としては、アウトカウントが増えた状態で、優秀なバッターを打席に入らせないようにするためだと、「打線の組み方を眺める」の記事で書かれていたことを思い出しました
今の横浜打線は、打てるバッターが満遍なく並んでいると言うよりは、個々の打力の差が激しい状態なので、8番を投手に任せるのは、アウトカウントを調節するという意味では正しい選択なのかもしれませんね
今の横浜打線は、打てるバッターが満遍なく並んでいると言うよりは、個々の打力の差が激しい状態なので、8番を投手に任せるのは、アウトカウントを調節するという意味では正しい選択なのかもしれませんね
No title
パリーグも気になりますね。
同じような傾向なんでしょうか。
あと、意外と2番投手がありそうでないんですね。
2番にバントを多様させるアプローチから派生させて投手にその役割を任せるという事はないんですね。
同じような傾向なんでしょうか。
あと、意外と2番投手がありそうでないんですね。
2番にバントを多様させるアプローチから派生させて投手にその役割を任せるという事はないんですね。
No title
2番投手は打数が多く回ってくるので1番が出塁しなかった場合
そこに打力の弱い選手を置くデメリットが大きいからでしょう
9番は次が1番という打力が高い選手なので
8番より打撃の良い選手を置くという考えもあるようです
そこに打力の弱い選手を置くデメリットが大きいからでしょう
9番は次が1番という打力が高い選手なので
8番より打撃の良い選手を置くという考えもあるようです
No title
2010年オリックスが交流戦優勝した年は8番投手でしたね
No title
↑ありましたね。
オリックス時代の岡田監督の采配の中でも印象に残ってます。
2010年では公式戦DH無し制の12試合のうち11試合で8番投手起用をしてますが
それで8勝を挙げているにも関わらず
2011~2012年では一転して1試合も8番投手起用が無いんですよね。岡田監督の中で心境の変化でもあったのですかね?
オリックス時代の岡田監督の采配の中でも印象に残ってます。
2010年では公式戦DH無し制の12試合のうち11試合で8番投手起用をしてますが
それで8勝を挙げているにも関わらず
2011~2012年では一転して1試合も8番投手起用が無いんですよね。岡田監督の中で心境の変化でもあったのですかね?
Re: タイトルなし
開聞岳さん、コメントありがとうございます!
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
DeNAの打順の組み方を見て抱いた個人的な感想なんですが、8番投手の試合で2番に梶谷がほぼ固定されていることを考えると、
3番を頂点にして周辺に強打者を集め、そこから最も離れた8番を底として周辺に打てない打者を集めているようにも見えますね。
強打者が打席に入る際にできるだけ貢献を最大化できるような状況(アウトカウント・走者)となるようにして、
打線の得点力を高めるためには強打者を一か所に集めることが重要だということが分かってきていますが、
打順の「疎密」がはっきりしているDeNAの場合、強打者を集める効果はより大きくなるように感じます。
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
DeNAの打順の組み方を見て抱いた個人的な感想なんですが、8番投手の試合で2番に梶谷がほぼ固定されていることを考えると、
3番を頂点にして周辺に強打者を集め、そこから最も離れた8番を底として周辺に打てない打者を集めているようにも見えますね。
強打者が打席に入る際にできるだけ貢献を最大化できるような状況(アウトカウント・走者)となるようにして、
打線の得点力を高めるためには強打者を一か所に集めることが重要だということが分かってきていますが、
打順の「疎密」がはっきりしているDeNAの場合、強打者を集める効果はより大きくなるように感じます。
Re: No title
コメントありがとうございます!
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
他の方のコメントでも既に出ているのですが、
2005年以降だと交流戦時に「8番投手」を実施するケースが度々ありますね。
回数としてはオリックス岡田監督が最多です。
DH制導入前に関してはまだ全て調べられていません。
後々調べていきたいと思っています。
> 2番にバントを多様させるアプローチから派生させて投手にその役割を任せるという事はないんですね。
投手は打席に入った時にバントする割合は高いのですが、だからといって野手と比べてバントが上手い訳ではないのが理由かなと。
バント要員として配置するならバントのより上手い打者を置きたいですよね。
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
他の方のコメントでも既に出ているのですが、
2005年以降だと交流戦時に「8番投手」を実施するケースが度々ありますね。
回数としてはオリックス岡田監督が最多です。
DH制導入前に関してはまだ全て調べられていません。
後々調べていきたいと思っています。
> 2番にバントを多様させるアプローチから派生させて投手にその役割を任せるという事はないんですね。
投手は打席に入った時にバントする割合は高いのですが、だからといって野手と比べてバントが上手い訳ではないのが理由かなと。
バント要員として配置するならバントのより上手い打者を置きたいですよね。
Re: No title
コメントありがとうございます!
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
> 2番投手は打数が多く回ってくるので1番が出塁しなかった場合
> そこに打力の弱い選手を置くデメリットが大きいからでしょう
投手の打順を前倒しにする最大のデメリットはそれだと思います。
> 9番は次が1番という打力が高い選手なので
> 8番より打撃の良い選手を置くという考えもあるようです
直近10年のセ・リーグに限って言えば、9番打者の生還率は2番打者、1番打者、3番打者に次いで高いので、
出塁能力の高い打者を9番に配置するメリットというのは間違いなく存在するでしょうね。
問題は前述のデメリットと天秤に掛けた時に、どちらが大きいかということだと思います。
昨年のパリーグはこの点で各チームの判断が分かれて興味深かったですね。
日本ハムと楽天は9番に出塁に優れる打者を配置した一方、残りのチームは出塁率の最も低い打者を先発させていました。
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
> 2番投手は打数が多く回ってくるので1番が出塁しなかった場合
> そこに打力の弱い選手を置くデメリットが大きいからでしょう
投手の打順を前倒しにする最大のデメリットはそれだと思います。
> 9番は次が1番という打力が高い選手なので
> 8番より打撃の良い選手を置くという考えもあるようです
直近10年のセ・リーグに限って言えば、9番打者の生還率は2番打者、1番打者、3番打者に次いで高いので、
出塁能力の高い打者を9番に配置するメリットというのは間違いなく存在するでしょうね。
問題は前述のデメリットと天秤に掛けた時に、どちらが大きいかということだと思います。
昨年のパリーグはこの点で各チームの判断が分かれて興味深かったですね。
日本ハムと楽天は9番に出塁に優れる打者を配置した一方、残りのチームは出塁率の最も低い打者を先発させていました。
Re: No title
コメントありがとうございます!
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
> 2010年オリックスが交流戦優勝した年は8番投手でしたね
12試合中11試合で投手を8番で先発させていましたね。
DH制導入後(1974年以降)のパリーグでは最多の年間実施数になっています。
阪神時代も何度か8番投手を試していたようなので、岡田監督なりの持論があったのかもしれませんね。
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
> 2010年オリックスが交流戦優勝した年は8番投手でしたね
12試合中11試合で投手を8番で先発させていましたね。
DH制導入後(1974年以降)のパリーグでは最多の年間実施数になっています。
阪神時代も何度か8番投手を試していたようなので、岡田監督なりの持論があったのかもしれませんね。
Re: No title
コメントありがとうございます!
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
> 2011~2012年では一転して1試合も8番投手起用が無いんですよね。岡田監督の中で心境の変化でもあったのですかね?
個人的な推測に過ぎませんが、打順を構成するパーツである打者の陣容が変わったのが大きいのではないかと思います。
岡田監督が「この面子なら8番に投手を入れた方が点が取れる」と判断したのが2010年の陣容で、
2011年と2012年はそうではなかったのではないでしょうか。2010年とそれ以降で陣容も大きく変わりましたからね。
ただ、やっぱり岡田監督のコメントを聞いてみなければ何とも言えないことではありますが。
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
> 2011~2012年では一転して1試合も8番投手起用が無いんですよね。岡田監督の中で心境の変化でもあったのですかね?
個人的な推測に過ぎませんが、打順を構成するパーツである打者の陣容が変わったのが大きいのではないかと思います。
岡田監督が「この面子なら8番に投手を入れた方が点が取れる」と判断したのが2010年の陣容で、
2011年と2012年はそうではなかったのではないでしょうか。2010年とそれ以降で陣容も大きく変わりましたからね。
ただ、やっぱり岡田監督のコメントを聞いてみなければ何とも言えないことではありますが。
No title
非常に面白い、貴重な集計だと思いました。川上さんに意図を聞きたいところですね。
投手の打順の影響については、The Book (2008; Potomac Books)のChapter 5で、マルコフ連鎖モデルによるシミュレーションで調べられています (Table 61, 63)。
打線にMLB平均の選手を均一に並べた場合、当然、投手は9番においたときが最も得点が高く(4.605点/試合)、8番だと下がります(4.582点/試合)。しかし、MLBの各打順の典型的な選手を並べた場合、投手9番だと4.835点/試合で、8番とスイッチすると4.847点/試合となり、少し得点が増えたようです。投手打順が増えることでフルシーズンでは0.023点/試合くらい減少して、上位打線の状況が良くなることで0.035点/試合くらい上昇したという感じでしょうか。1試合0.012点ではNPBやMLBのフルシーズン試合数程度では1.5点ちょっとなので検出は難しそうですが。
投手の打順の影響については、The Book (2008; Potomac Books)のChapter 5で、マルコフ連鎖モデルによるシミュレーションで調べられています (Table 61, 63)。
打線にMLB平均の選手を均一に並べた場合、当然、投手は9番においたときが最も得点が高く(4.605点/試合)、8番だと下がります(4.582点/試合)。しかし、MLBの各打順の典型的な選手を並べた場合、投手9番だと4.835点/試合で、8番とスイッチすると4.847点/試合となり、少し得点が増えたようです。投手打順が増えることでフルシーズンでは0.023点/試合くらい減少して、上位打線の状況が良くなることで0.035点/試合くらい上昇したという感じでしょうか。1試合0.012点ではNPBやMLBのフルシーズン試合数程度では1.5点ちょっとなので検出は難しそうですが。
Re: No title
コメントありがとうございます!
ご丁寧に研究を紹介していただいて、ありがとうございます。
「どのような打者を打線に並べうるか」によってそれだけ結果が変動するということは、
投手打順を前倒しするメリット(上位打線と繋がる)とデメリット(投手打席が増える)がそれだけ拮抗しているのでしょうね。
全員が同じ平均的な打者を並べるか、それとも各打順で平均的な打者を並べるかというのは、
シチュエーションとして想定しうる中ではかなり極端な例だと思いますが、
現実的に起こりうる幅の中でも8番投手の方が良いケースと9番投手の方が良いケースの両者が存在するのかもしれませんね。
また平均的な打者がどれだけ打てるかによっても結果は変わるかもしれません。
ご丁寧に研究を紹介していただいて、ありがとうございます。
「どのような打者を打線に並べうるか」によってそれだけ結果が変動するということは、
投手打順を前倒しするメリット(上位打線と繋がる)とデメリット(投手打席が増える)がそれだけ拮抗しているのでしょうね。
全員が同じ平均的な打者を並べるか、それとも各打順で平均的な打者を並べるかというのは、
シチュエーションとして想定しうる中ではかなり極端な例だと思いますが、
現実的に起こりうる幅の中でも8番投手の方が良いケースと9番投手の方が良いケースの両者が存在するのかもしれませんね。
また平均的な打者がどれだけ打てるかによっても結果は変わるかもしれません。
No title
いつもデータありがとうございます。
Denaだと、倉本の得点圏打率も重要かと思います。
6,7番が1塁に居て8番がバントでも2塁にできれば、彼は.324という高打率ですからね。満塁では16/8ですし…
恐ろしく狙い撃ちの才能があるのかもしれません。
Denaだと、倉本の得点圏打率も重要かと思います。
6,7番が1塁に居て8番がバントでも2塁にできれば、彼は.324という高打率ですからね。満塁では16/8ですし…
恐ろしく狙い撃ちの才能があるのかもしれません。
Re: No title
名無しさんさん、コメントありがとうございます!
8番に投手が入っている時の9番打者と、
9番に投手が入っている時の8番打者ではどちらがチャンスで多く打席が回ってくるんでしょうね。
確かに前打者のバントがセオリーである前者の方が多く回ってきそうな気もしますが、
投手打者だと2アウトからの進塁がほぼ期待できないので、その分チャンスが減りそうな気もします。
8番に投手が入っている時の9番打者と、
9番に投手が入っている時の8番打者ではどちらがチャンスで多く打席が回ってくるんでしょうね。
確かに前打者のバントがセオリーである前者の方が多く回ってきそうな気もしますが、
投手打者だと2アウトからの進塁がほぼ期待できないので、その分チャンスが減りそうな気もします。
No title
投手を8番に置くと早い回から投手に打順が回りチャンスの場合などに代打を出されることで先発投手の投球回数が減って救援投手の登板数や投球回数が増える、という推測をネット上で見たのですが
実際どの程度その影響ってあるんでしょうかね。
仮に8番投手の影響で早い回から救援投手を使う状況が増えたとしても2018年のDeNAは先発投手と救援投手を比べると救援投手の方がスタッツがかなり優秀なことを考えると早い回から救援投手を投入することは失点数を減らすという意味ではプラスに働くようにも思えます。
(とはいえ救援投手の登板数やイニング数が増えることが故障に繋がるのでは?という心配はありますが)
実際どの程度その影響ってあるんでしょうかね。
仮に8番投手の影響で早い回から救援投手を使う状況が増えたとしても2018年のDeNAは先発投手と救援投手を比べると救援投手の方がスタッツがかなり優秀なことを考えると早い回から救援投手を投入することは失点数を減らすという意味ではプラスに働くようにも思えます。
(とはいえ救援投手の登板数やイニング数が増えることが故障に繋がるのでは?という心配はありますが)