記事一覧

当ブログについて

NPB2021

NPB2020

選手

打線

球場

記録

分析

ナゴヤドーム(バンテリンドーム)[1997-]

球場別PF:



ナゴヤドームのパークファクターを評価しました。
数値は得点や本塁打といったイベントが「同じリーグの平均的な球場(6本拠地の平均)と比べて何倍出やすいか」を示します。
数値が大きければイベントが発生しやすい、数値が小さければ発生しにくい球場であることを意味します。

中日使用時パークファクター
年度使用チーム 得点本塁打BABIP 単打二塁打三塁打 三振 四球  FIP使用試合順位監督備考
2021中日0.870.581.031.001.051.511.080.990.8271 / 1435位与田剛
2020中日0.890.780.980.960.981.321.031.020.9260 / 1203位与田剛
2019中日0.890.530.980.941.141.421.070.910.7771 / 1435位与田剛
2018中日0.810.540.980.961.100.951.011.030.8368 / 1435位森繁和人工芝更新
2017中日0.860.671.011.060.990.790.950.990.9069 / 1435位森繁和
2016中日0.800.590.970.930.931.561.111.120.8666 / 1436位谷繁元信
2015中日0.890.491.031.090.831.031.011.010.8469 / 1435位谷繁元信ファウルグラウンド縮小
2014中日0.990.691.000.951.210.981.030.970.8867 / 1444位谷繁元信
2013中日0.820.560.980.941.111.321.101.010.8168 / 1444位高木守道
2012中日0.810.780.930.920.851.371.100.930.8767 / 1442位高木守道
2011中日0.760.380.910.920.830.951.041.110.8170 / 1441位落合博満人工芝更新 統一球導入
2010中日0.840.620.940.990.860.741.020.930.8369 / 1441位落合博満
2009中日0.860.641.021.011.030.991.071.050.8467 / 1442位落合博満
2008中日0.960.721.020.951.310.941.061.070.8967 / 1443位落合博満
2007中日0.900.531.021.021.031.011.070.990.7767 / 1442位落合博満
2006中日0.830.510.970.981.060.961.001.000.7970 / 1461位落合博満人工芝更新
2005中日0.810.660.970.951.061.521.080.970.8168 / 1462位落合博満
2004中日0.860.511.001.001.060.931.000.990.8065 / 1381位落合博満
2003中日0.940.780.990.931.181.241.031.100.9364 / 1402位山田久志
2002中日0.860.930.970.941.031.171.070.990.9464 / 1403位山田久志人工芝更新
2001中日0.800.490.980.951.150.961.070.910.7667 / 1405位星野仙一
2000中日0.980.601.010.981.181.560.981.010.8663 / 1352位星野仙一
年度使用チーム 得点本塁打BABIP 単打二塁打三塁打 三振 四球  FIP使用試合順位監督備考
1999中日0.860.820.950.941.091.590.980.800.8862 / 1351位星野仙一
1998中日0.880.500.980.961.151.540.911.070.9064 / 1362位星野仙一
1997中日0.860.670.920.901.190.740.901.020.9264 / 1366位星野仙一ナゴヤ球場から移転

得点はリーグ平均の80%程度、本塁打はリーグ平均の50%程度しか出ないピッチャーズパーク。
日本プロ野球の歴史において、得点と本塁打の出やすさが長期間にわたってこれだけ低位に固定された球場は例がなく、
リーグ平均からの傑出という観点では、日本プロ野球史上最大の投手優位球場と言えます。


算出方法

PFはその球場を本拠地とするチームが「本拠地で記録した成績」と、
「6本拠地で均等に試合した時に記録しうる成績」を比較することで算出されます。
具体的な算出方法については「パークファクターはどのような考え方で算出されるか」をご覧ください。

同じチームの成績が使用球場によってどう変化するかを元に算出されるため、
「中日の得点力が低いからナゴヤドームの得点PFが低い」といった事態は起こりません。
BABIPとFIP以外は、打席数ベース(打席あたりどれだけそのイベントが発生するか)で算出しました。

2004年以前は入手データの都合上、BABIPは犠飛、FIPは敬遠を含まず、四球は死球も含んだ数値となります。



参考文献

会社概要 - ナゴヤドーム
開場以来の人工芝の更新履歴が確認できます。
おおよそ5年に一度のペースで更新されているようです。

これが新ナゴヤドーム 128席のフィールドシート - 中日新聞
2016年にフィールドシートが設置。
フェンスがせり出す形で設置されたためファウルグラウンドが縮小しました。

【プロ野球】飛ぶボールを検証する - AllAbout
2002年・2003年はミズノ製の高反発球を使用。2004年からはサンアップ製の低反発球との併用になったようです。
2002年と2003年はその影響なのかナゴヤドームにしては高い本塁打PFとなりました。



球場別パークファクター

セ 東京ドーム 阪神甲子園球場 ナゴヤドーム マツダスタジアム 明治神宮野球場 横浜スタジアム
パ 福岡ドーム 千葉マリンスタジアム 札幌ドーム 大阪ドーム 宮城球場 西武ドーム
旧 後楽園球場 ナゴヤ球場 広島市民球場 川崎球場 平和台球場 大阪球場 小倉球場
  東京スタジアム 駒沢球場 藤井寺球場 日本生命球場 グリーンスタジアム神戸 阪急西宮球場


コメント

No title

二塁打のPFが2010年を境に出にくくなってる傾向にありますが原因はなんですかね?

Re: No title

コメントありがとうございます!

特に改修を行ったわけでもないのにこの変化は不思議ですよね。
一つ一つの打球を調べた訳ではないので私の推測になりますが、
この辺りを境に飛ばないボールが使用され始めたことが影響しているかもしれません。

セントラルリーグの各二塁打PFを見ると横浜スタジアムが非常に出やすい、神宮がやや出やすい、東京ドームが普通、
マツダスタジアムとナゴヤドームがやや出にくい、甲子園が非常に出にくい環境となっています。
この結果を見る限りでは外野フェンスの位置がホームベースに近くて高さがあるほど、
フェンス直撃の打球が増えて二塁打も増えているように見えます。

2010年ではないんですけど、日本プロ野球は2011年に統一球が導入されて本塁打が大幅に減りました。
これは従来のボールと比べて反発係数が低く、打球の平均飛距離が落ちたことが原因だと考えられます。
従来のボールでは本塁打になっていた打球の一部はフェンス直撃に、
従来のボールではフェンス直撃だった打球の一部は外野フライになったのではないでしょうか。
2013年に反発係数の見直しがありましたが、以降も昔と比べて本塁打の少ないシーズンが続いています。

この「本塁打がフェンス直撃になった」ことによる二塁打の増加と、
「フェンス直撃が外野フライになった」ことによる二塁打の減少のバランスが他球場と異なる可能性があるのではと考えます。
ナゴヤドームは本塁打の極めて出にくい球場ですから、前者が後者と比べて小さいのではないかと思うんですよね。
その辺りが二塁打が減ってしまった原因になっているのかなあと。仮説に仮説を重ねているので断言はできないんですけども。

No title

うーん断言出来る根拠が無いとは中々変わっていますね
メジャーのように打球のデータでもあればもう一歩踏み込めそうですが・・・
返答ありがとうございました

これほどの投手天国であれば野手の守備を固めて最大限その強みを引き出す戦術が利にかなってるんでしょうねえ。
中日の野手陣は守備はもちろん打撃も平均以上はあるみたいなのでここ最近の低迷している要因は投手陣で間違い無さそうですね
個人的には二軍で先発として数字を残して来た選手(三ツ間や佐藤など)に対して上ではリリーフしかやらせないというのはかなり勿体なく感じます。首脳陣にはこの考えるを改めてほしいです。
長文失礼しました。

Re: タイトルなし

中日ファンさん、コメントありがとうございます!
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。

> これほどの投手天国であれば野手の守備を固めて最大限その強みを引き出す戦術が利にかなってるんでしょうねえ。
私も同意見で、野手にリソースを割く比重を他球団よりも高めにした方が良いのではないかと思っています。
ナゴヤドームは得点の入りにくさの大部分が本塁打の出にくさに起因していて、
本塁打を打たれることは100%投手の責任なので、それだけ投手に由来する失点のウエイトが低い球場であるということですね。
こうした環境だと投手力による失点抑止で他球団に差を付けるのは難しいでしょうから、野手に力を入れるのが正解なのかなと。

> 個人的には二軍で先発として数字を残して来た選手(三ツ間や佐藤など)に対して上ではリリーフしかやらせないというのはかなり勿体なく感じます。首脳陣にはこの考えるを改めてほしいです。
こちらもその通りだと思います。
先発からリリーフに回ることは容易ですがリリーフから先発に回ることは難しいので、(又吉みたいなレアケースもありますが)
まずは先発である程度テストして、それでもダメならリリーフに回すといった手順を踏むのが良いのではと思っています。
今の中日のような先発もリリーフも足りていないチームだと尚更ですね。

コメントの投稿

非公開コメント

コンテンツ

■2021年シーズンデータ
 ポジション別wRAAと先発救援別RSAA
 セリーグ パリーグ 各種PF


■選手INDEX(球団/五十音/守備)
  De
  西 他消滅球団
 
 

■打線アーカイブ
  De
  西 他消滅球団
 歴代打線得点力評価[-2020]
 歴代打線守備力評価[-2020]

■打撃に関する記録
 wRAA通算 シーズン チーム
 wRC+通算 シーズン チーム
 BABIP+通算 シーズン チーム
 K%-通算 シーズン チーム
 BB%+通算 シーズン チーム
 ISO+通算 シーズン チーム

■投球に関する記録
 通算 シーズン RSWIN
 通算 シーズン RSWIN(PF/DER)
 通算 シーズン RSWIN(リリーフ)
 RSWINで見る強力ダブルエース
 RSWINで見る強力勝利の方程式

■守備に関する記録
 守備得点

■球場に関する記録
 一軍PF 2021 2020 2019
 二軍PF 2019 2018 2017
 セPF 得点 本塁打 BABIP
単打 二塁打 三塁打
三振 四球 FIP
 パPF 得点 本塁打 BABIP
単打 二塁打 三塁打
三振 四球 FIP
 球場別 東京ド 後楽園
甲子園
バンド ナゴヤ球場
マツダ 広島市民
De 横浜 川崎球場
神宮
PayPay 平和台 大阪球場
西 メラド 小倉球場
京セラ GS神戸 阪急西宮
ZOZO 東京スタジアム
札幌ド 駒沢球場
楽天生命
日本生命 藤井寺

■RCWINに関する記録
 RCWIN歴代記録[-2020]
 通算 シーズン RCWIN
 通算 シーズン RCWIN(PF)
 通算 シーズン RCWIN(PF/POS)
 RCWINで見る強力打撃コンビ
 RCWINで見る強力打撃トリオ
 ポジション別
 

■傑出度に関する記録
 打撃歴代記録[-2020]
 通算 シーズン 打率傑出度
 通算 シーズン 出塁率傑出度
 通算 シーズン 長打率傑出度
 通算 シーズン OPS傑出度
 投球歴代記録[-2020]
 通算 シーズン 防御率傑出度
 通算 シーズン 奪三振率傑出度
 通算 シーズン 与四球率傑出度

■戦力分析とドラフト評価
 2019年一軍分析
  De 西
 2019年二軍分析
  De 西
 2019年補強・ドラフト評価
  De 西
 2017年戦力分析
  De 西
 2015年戦力分析
  De 西
 2014年戦力分析
  De 西
 2013年戦力分析
  De 西
 2015年二軍評価
  De 西
 2015年ファーム得点PFと選手評価
 打順の組み方を眺める
 2016年 セリーグ パリーグ

■選手の個人評価
 ポジション別に最優秀打者を選ぶ
 2017年 セリーグ パリーグ
 2016年 セリーグ パリーグ
 2015年 セリーグ パリーグ
 2014年 セリーグ パリーグ
 2013年 セリーグ パリーグ
 2016年打者の通信簿
  De 西
 2015年打者の通信簿
  De 西
 2014年選手別守備得点と総合貢献
 総括
 簡易WARの答え合わせ2014
 球団史上最高の4人を選ぶ
    De 西
 

■2018年の特筆記事
 現役打者の2000本安打達成確率を考える
 現役20代選手の通算安打(2018年版)

■2017年の特筆記事
 現役20代選手の通算安打(2017年版)
 「8番投手」は珍しいのか?
 2017年各種パークファクター
 2017広島打線は史上最強か?

■2016年の特筆記事
 2016年における2000本安打の展望
 2016年広島打線、得点力向上の要因は?
 2016年各種パークファクター
 パリーグ野手編成と野手運用の私的評価
 セリーグの犠打減少を考える
 糸井嘉男の成績低下リスクを考える


■2015年の特筆記事
 2000本安打の展望
 違反球の再来?2015年セリーグ
 こちらも違反球?2015年パリーグ
 秋山と柳田が挑む、もうひとつの日本記録
 秋山翔吾の安打記録更新の確率を考える
 「余剰安打」で見る、安打新記録の価値
 山田哲人は何位?二塁手シーズンHR記録
 二塁手史上最高の打撃?2015年山田哲人
 30HRと30盗塁の両立
 三浦大輔、23年連続安打
 谷繁元信、27年連続本塁打
 坂本勇人、7年連続二桁本塁打
 阪神タイガース、得失点差-59で貯金
 2015年はどのくらい打低だったのか?
 2015年各種パークファクター

■考察のようななにか
 □分析結果系
 徹底比較 ダルビッシュ有と田中将大
 平成の大投手 三浦大輔
 ポスト松井稼頭央時代の遊撃手総合力評価
 恐怖の8番打者
 稲葉篤紀、現役引退表明
 0本塁打のスラッガー
 シーズン二桁本塁打に関する記録
 20盗塁カルテットに関する記録
 ピタゴラス勝率を用いた采配評価の妥当性
 鈴木啓示の先発勝利に関する疑義
 セリーグの野手世代交代に関する考察
 □分析手法系
 RSAAに守備力補正をかける
 守備イニング推定手法の改良案
 RRFの考え方
 外野刺殺指標試案
 外野補殺指標試案
 NPB版oWAR(試案)

■データ置き場
 通算 シーズン 守備位置別安打記録
 通算 シーズン 奪三振率
 通算 シーズン 与四球率
 通算 シーズン K%
 通算 シーズン BB%
 通算 シーズン wSB(盗塁得点)
 投手のシーズン本塁打記録
 セパ年度別 打低打高早見表
 年度別タイトル・表彰獲得者一覧
 平成時代のポジション別最多安打打者
 日本時代のイチローの全試合成績


■当ブログのデータについて
 Kazmix World
 日本プロ野球記録
 スタメンデータベース
 日本プロ野球私的統計研究会
 を参考にさせていただいています。

■お問い合わせ
 ご意見ご感想、間違いのご指摘など
 お問い合わせは コメント欄 及び
 ranzankeikoku.npbstats★gmail.com
 にお願い致します。(★を@に変換)

Twitter

検索フォーム

訪問者カウンター