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ナゴヤドーム(バンテリンドーム)[1997-]

球場別PF:



ナゴヤドームのパークファクターを評価しました。
数値は得点や本塁打といったイベントが「同じリーグの平均的な球場(6本拠地の平均)と比べて何倍出やすいか」を示します。
数値が大きければイベントが発生しやすい、数値が小さければ発生しにくい球場であることを意味します。

中日使用時パークファクター
年度使用チーム 得点本塁打BABIP 単打二塁打三塁打 三振 四球  FIP使用試合順位監督備考
2020中日0.890.780.980.960.981.321.031.020.9260 / 1203位与田剛
2019中日0.890.530.980.941.141.421.070.910.7771 / 1435位与田剛
2018中日0.810.540.980.961.100.951.011.030.8368 / 1435位森繁和人工芝更新
2017中日0.860.671.011.060.990.790.950.990.9069 / 1435位森繁和
2016中日0.800.590.970.930.931.561.111.120.8666 / 1436位谷繁元信
2015中日0.890.491.031.090.831.031.011.010.8469 / 1435位谷繁元信ファウルグラウンド縮小
2014中日0.990.691.000.951.210.981.030.970.8867 / 1444位谷繁元信
2013中日0.820.560.980.941.111.321.101.010.8168 / 1444位高木守道
2012中日0.810.780.930.920.851.371.100.930.8767 / 1442位高木守道
2011中日0.760.380.910.920.830.951.041.110.8170 / 1441位落合博満人工芝更新 統一球導入
2010中日0.840.620.940.990.860.741.020.930.8369 / 1441位落合博満
2009中日0.860.641.021.011.030.991.071.050.8467 / 1442位落合博満
2008中日0.960.721.020.951.310.941.061.070.8967 / 1443位落合博満
2007中日0.900.531.021.021.031.011.070.990.7767 / 1442位落合博満
2006中日0.830.510.970.981.060.961.001.000.7970 / 1461位落合博満人工芝更新
2005中日0.810.660.970.951.061.521.080.970.8168 / 1462位落合博満
2004中日0.860.511.001.001.060.931.000.990.8065 / 1381位落合博満
2003中日0.940.780.990.931.181.241.031.100.9364 / 1402位山田久志
2002中日0.860.930.970.941.031.171.070.990.9464 / 1403位山田久志人工芝更新
2001中日0.800.490.980.951.150.961.070.910.7667 / 1405位星野仙一
2000中日0.980.601.010.981.181.560.981.010.8663 / 1352位星野仙一
年度使用チーム 得点本塁打BABIP 単打二塁打三塁打 三振 四球  FIP使用試合順位監督備考
1999中日0.860.820.950.941.091.590.980.800.8862 / 1351位星野仙一
1998中日0.880.500.980.961.151.540.911.070.9064 / 1362位星野仙一
1997中日0.860.670.920.901.190.740.901.020.9264 / 1366位星野仙一ナゴヤ球場から移転

得点はリーグ平均の80%程度、本塁打はリーグ平均の50%程度しか出ないピッチャーズパーク。
日本プロ野球の歴史において、得点と本塁打の出やすさが長期間にわたってこれだけ低位に固定された球場は例がなく、
リーグ平均からの傑出という観点では、日本プロ野球史上最大の投手優位球場と言えます。


算出方法

PFはその球場を本拠地とするチームが「本拠地で記録した成績」と、
「6本拠地で均等に試合した時に記録しうる成績」を比較することで算出されます。
具体的な算出方法については「パークファクターはどのような考え方で算出されるか」をご覧ください。

同じチームの成績が使用球場によってどう変化するかを元に算出されるため、
「中日の得点力が低いからナゴヤドームの得点PFが低い」といった事態は起こりません。
BABIPとFIP以外は、打席数ベース(打席あたりどれだけそのイベントが発生するか)で算出しました。

2004年以前は入手データの都合上、BABIPは犠飛、FIPは敬遠を含まず、四球は死球も含んだ数値となります。



参考文献

会社概要 - ナゴヤドーム
開場以来の人工芝の更新履歴が確認できます。
おおよそ5年に一度のペースで更新されているようです。

これが新ナゴヤドーム 128席のフィールドシート - 中日新聞
2016年にフィールドシートが設置。
フェンスがせり出す形で設置されたためファウルグラウンドが縮小しました。

【プロ野球】飛ぶボールを検証する - AllAbout
2002年・2003年はミズノ製の高反発球を使用。2004年からはサンアップ製の低反発球との併用になったようです。
2002年と2003年はその影響なのかナゴヤドームにしては高い本塁打PFとなりました。



球場別パークファクター

セ 東京ドーム 阪神甲子園球場 ナゴヤドーム マツダスタジアム 明治神宮野球場 横浜スタジアム
パ 福岡ドーム 千葉マリンスタジアム 札幌ドーム 大阪ドーム 宮城球場 西武ドーム
旧 後楽園球場 ナゴヤ球場 広島市民球場 川崎球場 平和台球場 大阪球場 小倉球場
  東京スタジアム 駒沢球場 藤井寺球場 日本生命球場 グリーンスタジアム神戸 阪急西宮球場


コメント

No title

二塁打のPFが2010年を境に出にくくなってる傾向にありますが原因はなんですかね?

Re: No title

コメントありがとうございます!

特に改修を行ったわけでもないのにこの変化は不思議ですよね。
一つ一つの打球を調べた訳ではないので私の推測になりますが、
この辺りを境に飛ばないボールが使用され始めたことが影響しているかもしれません。

セントラルリーグの各二塁打PFを見ると横浜スタジアムが非常に出やすい、神宮がやや出やすい、東京ドームが普通、
マツダスタジアムとナゴヤドームがやや出にくい、甲子園が非常に出にくい環境となっています。
この結果を見る限りでは外野フェンスの位置がホームベースに近くて高さがあるほど、
フェンス直撃の打球が増えて二塁打も増えているように見えます。

2010年ではないんですけど、日本プロ野球は2011年に統一球が導入されて本塁打が大幅に減りました。
これは従来のボールと比べて反発係数が低く、打球の平均飛距離が落ちたことが原因だと考えられます。
従来のボールでは本塁打になっていた打球の一部はフェンス直撃に、
従来のボールではフェンス直撃だった打球の一部は外野フライになったのではないでしょうか。
2013年に反発係数の見直しがありましたが、以降も昔と比べて本塁打の少ないシーズンが続いています。

この「本塁打がフェンス直撃になった」ことによる二塁打の増加と、
「フェンス直撃が外野フライになった」ことによる二塁打の減少のバランスが他球場と異なる可能性があるのではと考えます。
ナゴヤドームは本塁打の極めて出にくい球場ですから、前者が後者と比べて小さいのではないかと思うんですよね。
その辺りが二塁打が減ってしまった原因になっているのかなあと。仮説に仮説を重ねているので断言はできないんですけども。

No title

うーん断言出来る根拠が無いとは中々変わっていますね
メジャーのように打球のデータでもあればもう一歩踏み込めそうですが・・・
返答ありがとうございました

これほどの投手天国であれば野手の守備を固めて最大限その強みを引き出す戦術が利にかなってるんでしょうねえ。
中日の野手陣は守備はもちろん打撃も平均以上はあるみたいなのでここ最近の低迷している要因は投手陣で間違い無さそうですね
個人的には二軍で先発として数字を残して来た選手(三ツ間や佐藤など)に対して上ではリリーフしかやらせないというのはかなり勿体なく感じます。首脳陣にはこの考えるを改めてほしいです。
長文失礼しました。

Re: タイトルなし

中日ファンさん、コメントありがとうございます!
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。

> これほどの投手天国であれば野手の守備を固めて最大限その強みを引き出す戦術が利にかなってるんでしょうねえ。
私も同意見で、野手にリソースを割く比重を他球団よりも高めにした方が良いのではないかと思っています。
ナゴヤドームは得点の入りにくさの大部分が本塁打の出にくさに起因していて、
本塁打を打たれることは100%投手の責任なので、それだけ投手に由来する失点のウエイトが低い球場であるということですね。
こうした環境だと投手力による失点抑止で他球団に差を付けるのは難しいでしょうから、野手に力を入れるのが正解なのかなと。

> 個人的には二軍で先発として数字を残して来た選手(三ツ間や佐藤など)に対して上ではリリーフしかやらせないというのはかなり勿体なく感じます。首脳陣にはこの考えるを改めてほしいです。
こちらもその通りだと思います。
先発からリリーフに回ることは容易ですがリリーフから先発に回ることは難しいので、(又吉みたいなレアケースもありますが)
まずは先発である程度テストして、それでもダメならリリーフに回すといった手順を踏むのが良いのではと思っています。
今の中日のような先発もリリーフも足りていないチームだと尚更ですね。

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