札幌ドーム[2004-]
- 2017/01/01
- 20:41
球場別PF:
札幌ドームのパークファクターを評価しました。
数値は得点や本塁打といったイベントが「同じリーグの平均的な球場(6本拠地の平均)と比べて何倍出やすいか」を示します。
数値が大きければイベントが発生しやすい、数値が小さければ発生しにくい球場であることを意味します。
日本ハム使用時パークファクター
現代のパリーグの中では得点と本塁打がどちらも出にくいピッチャーズパーク。
球場のサイズは12本拠地の中でも最大クラスで、開場以来一貫して投手優位の傾向を示してきましたが、
近年では他球場のラッキーゾーン設置が相次いだことで相対的に広さが際立ち、より一層投手に有利な球場となりつつあります。
PFはその球場を本拠地とするチームが「本拠地で記録した成績」と、
「6本拠地で均等に試合した時に記録しうる成績」を比較することで算出されます。
具体的な算出方法については「パークファクターはどのような考え方で算出されるか」をご覧ください。
同じチームの成績が使用球場によってどう変化するかを元に算出されるため、
「中日の得点力が低いからナゴヤドームの得点PFが低い」といった事態は起こりません。
BABIPとFIP以外は、打席数ベース(打席あたりどれだけそのイベントが発生するか)で算出しました。
2004年以前は入手データの都合上、BABIPは犠飛、FIPは敬遠を含まず、四球は死球も含んだ数値となります。
札幌ドームの裏側 - 札幌ドーム
2005年、2013年、2019年に人工芝が更新されました。
初代の人工芝は硬いものだったようで、2004年の高BABIP-PFを引き起こした原因かもしれません。
セ 東京ドーム 阪神甲子園球場 ナゴヤドーム マツダスタジアム 明治神宮野球場 横浜スタジアム
パ 福岡ドーム 千葉マリンスタジアム 札幌ドーム 大阪ドーム 宮城球場 西武ドーム
旧 後楽園球場 ナゴヤ球場 広島市民球場 川崎球場 平和台球場 大阪球場 小倉球場
東京スタジアム 駒沢球場 藤井寺球場 日本生命球場 グリーンスタジアム神戸 阪急西宮球場
札幌ドームのパークファクターを評価しました。
数値は得点や本塁打といったイベントが「同じリーグの平均的な球場(6本拠地の平均)と比べて何倍出やすいか」を示します。
数値が大きければイベントが発生しやすい、数値が小さければ発生しにくい球場であることを意味します。
日本ハム使用時パークファクター
年度 | 使用チーム | 得点 | 本塁打 | BABIP | 単打 | 二塁打 | 三塁打 | 三振 | 四球 | FIP | 使用試合 | 順位 | 監督 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2021 | 日本ハム | 1.04 | 0.84 | 0.99 | 1.02 | 1.04 | 1.14 | 0.91 | 0.98 | 0.99 | 58 / 143 | 5位 | 栗山英樹 | ||
2020 | 日本ハム | 0.88 | 0.72 | 1.00 | 1.03 | 1.05 | 0.92 | 0.96 | 0.94 | 0.89 | 60 / 120 | 5位 | 栗山英樹 | ||
2019 | 日本ハム | 0.99 | 0.76 | 1.02 | 0.99 | 1.16 | 1.18 | 1.04 | 0.96 | 0.88 | 58 / 143 | 5位 | 栗山英樹 | 人工芝更新 | |
2018 | 日本ハム | 0.93 | 0.70 | 1.04 | 1.07 | 1.16 | 0.93 | 0.98 | 0.89 | 0.87 | 57 / 143 | 3位 | 栗山英樹 | ||
2017 | 日本ハム | 0.98 | 0.94 | 0.98 | 1.00 | 1.01 | 0.74 | 0.94 | 1.02 | 1.01 | 59 / 143 | 5位 | 栗山英樹 | ||
2016 | 日本ハム | 1.01 | 0.82 | 0.95 | 0.97 | 1.05 | 1.19 | 0.90 | 1.04 | 1.00 | 60 / 143 | 1位 | 栗山英樹 | ||
2015 | 日本ハム | 0.98 | 0.82 | 0.97 | 0.94 | 1.08 | 0.86 | 0.99 | 1.11 | 0.97 | 59 / 143 | 2位 | 栗山英樹 | ||
2014 | 日本ハム | 0.96 | 1.00 | 1.02 | 1.04 | 1.05 | 0.62 | 0.97 | 0.99 | 1.00 | 58 / 144 | 3位 | 栗山英樹 | ||
2013 | 日本ハム | 1.02 | 0.87 | 0.99 | 1.00 | 1.13 | 1.20 | 0.90 | 1.00 | 1.01 | 57 / 144 | 6位 | 栗山英樹 | 人工芝更新 | |
2012 | 日本ハム | 0.94 | 0.86 | 1.01 | 1.01 | 1.12 | 1.00 | 0.93 | 1.12 | 1.02 | 58 / 144 | 1位 | 栗山英樹 | ||
2011 | 日本ハム | 0.95 | 1.01 | 0.99 | 1.02 | 0.90 | 1.22 | 0.97 | 0.93 | 1.01 | 61 / 144 | 2位 | 梨田昌孝 | 統一球導入 | |
2010 | 日本ハム | 1.04 | 1.01 | 1.01 | 1.05 | 0.97 | 0.91 | 0.99 | 0.89 | 0.97 | 58 / 144 | 4位 | 梨田昌孝 | ||
2009 | 日本ハム | 0.99 | 1.03 | 1.00 | 1.04 | 0.98 | 1.23 | 0.94 | 0.94 | 1.01 | 60 / 144 | 1位 | 梨田昌孝 | ||
2008 | 日本ハム | 0.94 | 0.94 | 0.97 | 0.95 | 1.02 | 0.93 | 1.02 | 1.01 | 0.96 | 59 / 144 | 3位 | 梨田昌孝 | ||
2007 | 日本ハム | 0.90 | 0.77 | 0.98 | 1.00 | 1.08 | 0.61 | 0.92 | 0.98 | 0.95 | 58 / 144 | 1位 | ヒルマン | ||
2006 | 日本ハム | 0.95 | 0.94 | 0.98 | 1.00 | 0.93 | 0.88 | 1.03 | 1.05 | 0.96 | 57 / 136 | 1位 | ヒルマン | ||
2005 | 日本ハム | 0.94 | 0.88 | 0.95 | 0.93 | 1.04 | 1.03 | 0.99 | 1.03 | 0.97 | 55 / 136 | 5位 | ヒルマン | 人工芝更新 | |
2004 | 日本ハム | 1.11 | 1.05 | 1.02 | 1.02 | 1.12 | 1.19 | 0.92 | 0.98 | 1.05 | 50 / 133 | 3位 | ヒルマン | 東京ドームから移転 |
現代のパリーグの中では得点と本塁打がどちらも出にくいピッチャーズパーク。
球場のサイズは12本拠地の中でも最大クラスで、開場以来一貫して投手優位の傾向を示してきましたが、
近年では他球場のラッキーゾーン設置が相次いだことで相対的に広さが際立ち、より一層投手に有利な球場となりつつあります。
算出方法
PFはその球場を本拠地とするチームが「本拠地で記録した成績」と、
「6本拠地で均等に試合した時に記録しうる成績」を比較することで算出されます。
具体的な算出方法については「パークファクターはどのような考え方で算出されるか」をご覧ください。
同じチームの成績が使用球場によってどう変化するかを元に算出されるため、
「中日の得点力が低いからナゴヤドームの得点PFが低い」といった事態は起こりません。
BABIPとFIP以外は、打席数ベース(打席あたりどれだけそのイベントが発生するか)で算出しました。
2004年以前は入手データの都合上、BABIPは犠飛、FIPは敬遠を含まず、四球は死球も含んだ数値となります。
参考文献
札幌ドームの裏側 - 札幌ドーム
2005年、2013年、2019年に人工芝が更新されました。
初代の人工芝は硬いものだったようで、2004年の高BABIP-PFを引き起こした原因かもしれません。
球場別パークファクター
セ 東京ドーム 阪神甲子園球場 ナゴヤドーム マツダスタジアム 明治神宮野球場 横浜スタジアム
パ 福岡ドーム 千葉マリンスタジアム 札幌ドーム 大阪ドーム 宮城球場 西武ドーム
旧 後楽園球場 ナゴヤ球場 広島市民球場 川崎球場 平和台球場 大阪球場 小倉球場
東京スタジアム 駒沢球場 藤井寺球場 日本生命球場 グリーンスタジアム神戸 阪急西宮球場