コメント
今年も月曜日に楽しみにしてます!
オリックスは酷いですね…。宮内オーナーの体調がまた悪化してしまう…。
オリックスは酷いですね…。宮内オーナーの体調がまた悪化してしまう…。
Re: タイトルなし
Yamagamiさん、コメントありがとうございます!
大変励みになります!
UZRと合わせて見ても、今季は野手が攻守両面であまり良くないですね。
大変励みになります!
UZRと合わせて見ても、今季は野手が攻守両面であまり良くないですね。
内川選手はどうなるでしょうか?
試合を見ていると運が悪いのかなと思うのですが…
年齢を考えると衰えてもおかしくないので
試合を見ていると運が悪いのかなと思うのですが…
年齢を考えると衰えてもおかしくないので
Re: タイトルなし
ITさん、コメントありがとうございます!
今季は三振の少なさはキャリアハイペースですが、四球と長打が例年と比べて少なくなっていますね。
1.02のBatted-Ballを見ても強い打球が飛ばせなくなっている形跡が確認でき、
警戒されなくなったことでボール球が減り、その結果として四球が減ったように感じます。
コンタクトや選球眼は例年並みの水準を維持していることに加えて、
最近は長打が増えてきているので、一時的な不調だったようにも感じますが、
年齢が年齢だけに、仰る通り不可逆的な衰えであってもおかしくないと私も感じます。
今季は三振の少なさはキャリアハイペースですが、四球と長打が例年と比べて少なくなっていますね。
1.02のBatted-Ballを見ても強い打球が飛ばせなくなっている形跡が確認でき、
警戒されなくなったことでボール球が減り、その結果として四球が減ったように感じます。
コンタクトや選球眼は例年並みの水準を維持していることに加えて、
最近は長打が増えてきているので、一時的な不調だったようにも感じますが、
年齢が年齢だけに、仰る通り不可逆的な衰えであってもおかしくないと私も感じます。
No title
今年のパの得点数は不思議ですね。
http://ranzankeikoku.blog.fc2.com/blog-entry-2290.html
5/5終了時点でリーグ野手平均OPSはわずか.699であるにもかかわらず、
失点率は4.22にまで達していて、防御率は赤い星判定目前の3.98と、打高シーズンとなっています。
正確にはわかりませんが、セでも平均OPSは昨年並みなのにかかわらず打高傾向にあるようです。
計算が間違っているのでしょうか?
OPSと失点率は今までのところ相関関係にあるように見えましたが、今年になってここまで差が開いた理由はどこにあると思われますか?
http://ranzankeikoku.blog.fc2.com/blog-entry-2290.html
5/5終了時点でリーグ野手平均OPSはわずか.699であるにもかかわらず、
失点率は4.22にまで達していて、防御率は赤い星判定目前の3.98と、打高シーズンとなっています。
正確にはわかりませんが、セでも平均OPSは昨年並みなのにかかわらず打高傾向にあるようです。
計算が間違っているのでしょうか?
OPSと失点率は今までのところ相関関係にあるように見えましたが、今年になってここまで差が開いた理由はどこにあると思われますか?
Re: No title
すいすいさん、コメントありがとうございます!
今季は両リーグ全体の傾向として、クラッチ度が高いのが原因だと思います。
例年と比べて「良いところで安打が出る」傾向が強いので、
打率や本塁打から推定される値より、実際の得点が多く入っているようです。
例年と比べて、得点圏打率と打率の乖離も大きくなっています。
(得点圏打率でクラッチ度を全て評価できるわけではありませんが、
全体像をおおまかに掴むにはこの指標でも十分だと思います。)
リーグ平均打率 / リーグ平均得点圏打率 / 差
2018セ .251 / .270 / .019
2017セ .251 / .259 / .008
2016セ .253 / .257 / .004
2018パ .245 / .266 / .022
2017パ .250 / .258 / .008
2016パ .259 / .262 / .003
「こうした(=クラッチ度が高い)傾向が現れた原因は何か」というテーマに関しては、
1打席1打席の結果を丹念に辿っていかないと明らかにできないので、
正直なところ私のような個人には手に余る問題ですが、
劇的に何かが変わったとも思えないので、おそらく運の要素が強いのではないかと考えます。
つまり、「たまたま」良いところで安打が出ているのではないかと。
まだ今季も1/5を消化したところですし、シーズンの進行に伴ってサンプルサイズが大きくなるのに従って、
例年通りのOPSに対応した失点率に収束していくのではないかと考えます。
今季は両リーグ全体の傾向として、クラッチ度が高いのが原因だと思います。
例年と比べて「良いところで安打が出る」傾向が強いので、
打率や本塁打から推定される値より、実際の得点が多く入っているようです。
例年と比べて、得点圏打率と打率の乖離も大きくなっています。
(得点圏打率でクラッチ度を全て評価できるわけではありませんが、
全体像をおおまかに掴むにはこの指標でも十分だと思います。)
リーグ平均打率 / リーグ平均得点圏打率 / 差
2018セ .251 / .270 / .019
2017セ .251 / .259 / .008
2016セ .253 / .257 / .004
2018パ .245 / .266 / .022
2017パ .250 / .258 / .008
2016パ .259 / .262 / .003
「こうした(=クラッチ度が高い)傾向が現れた原因は何か」というテーマに関しては、
1打席1打席の結果を丹念に辿っていかないと明らかにできないので、
正直なところ私のような個人には手に余る問題ですが、
劇的に何かが変わったとも思えないので、おそらく運の要素が強いのではないかと考えます。
つまり、「たまたま」良いところで安打が出ているのではないかと。
まだ今季も1/5を消化したところですし、シーズンの進行に伴ってサンプルサイズが大きくなるのに従って、
例年通りのOPSに対応した失点率に収束していくのではないかと考えます。
No title
samiさん、ありがとうございます!
想像以上に顕著な変化ですね。
片方のリーグのみの得点圏打率の変化ならば偶然だと思えるのですが、
両方のリーグで同時に得点圏打率と打率が不自然なほど乖離するというのは不思議ですね。
年間を通じてOPSと比較し得点が多すぎる・少なすぎるという事例が過去に存在する以上、
(多すぎる:2000パなど、少なすぎる:1972-1973パ、1986パなど)
今年は(現時点では)2000パのような年だと考える以外になさそうですね。
想像以上に顕著な変化ですね。
片方のリーグのみの得点圏打率の変化ならば偶然だと思えるのですが、
両方のリーグで同時に得点圏打率と打率が不自然なほど乖離するというのは不思議ですね。
年間を通じてOPSと比較し得点が多すぎる・少なすぎるという事例が過去に存在する以上、
(多すぎる:2000パなど、少なすぎる:1972-1973パ、1986パなど)
今年は(現時点では)2000パのような年だと考える以外になさそうですね。
Re: No title
すいすいさん、返信ありがとうございます!
>今年は(現時点では)2000パのような年だと考える以外になさそうですね。
そうだと思いますね。
ここ数年のデータを見ると、フルシーズン換算では
「リーグ平均得点圏打率」と「リーグ平均打率」の差は1分以内におおむね収束している一方、
「チーム平均得点圏打率」と「チーム平均打率」の差が2分以上に開くことはそこまで珍しくありません。
現時点での今季のリーグ全体のサンプルサイズは後者と同じくらいですから、運の要素で説明できそうな乖離ではあります。
>片方のリーグのみの得点圏打率の変化ならば偶然だと思えるのですが、
>両方のリーグで同時に得点圏打率と打率が不自然なほど乖離するというのは不思議ですね。
シーズンが終わってもこの傾向がそのままなら、何らかの変化が起きたと言えるかもしれませんね。
個人的にちょっと思ったのは、リクエスト制の導入が何らかの変化をもたらした可能性でしょうか。
おそらくリクエストが多く発生するのは得点の絡む場面でしょうからね。
リクエストには「アウトからセーフになるケース」と「セーフからアウトになるケース」の両方があると思いますが、
後者より前者の方が多く発生するのなら、全体の傾向としてクラッチ度が上がる可能性は考えられるかもしれません。
(そこまで影響を与えるほどリクエストは絶対数自体が多くないかな、とも思いますが)
>今年は(現時点では)2000パのような年だと考える以外になさそうですね。
そうだと思いますね。
ここ数年のデータを見ると、フルシーズン換算では
「リーグ平均得点圏打率」と「リーグ平均打率」の差は1分以内におおむね収束している一方、
「チーム平均得点圏打率」と「チーム平均打率」の差が2分以上に開くことはそこまで珍しくありません。
現時点での今季のリーグ全体のサンプルサイズは後者と同じくらいですから、運の要素で説明できそうな乖離ではあります。
>片方のリーグのみの得点圏打率の変化ならば偶然だと思えるのですが、
>両方のリーグで同時に得点圏打率と打率が不自然なほど乖離するというのは不思議ですね。
シーズンが終わってもこの傾向がそのままなら、何らかの変化が起きたと言えるかもしれませんね。
個人的にちょっと思ったのは、リクエスト制の導入が何らかの変化をもたらした可能性でしょうか。
おそらくリクエストが多く発生するのは得点の絡む場面でしょうからね。
リクエストには「アウトからセーフになるケース」と「セーフからアウトになるケース」の両方があると思いますが、
後者より前者の方が多く発生するのなら、全体の傾向としてクラッチ度が上がる可能性は考えられるかもしれません。
(そこまで影響を与えるほどリクエストは絶対数自体が多くないかな、とも思いますが)
西武打線の得点利益が5月の初めにして、物凄いことになってますね
この成績をシーズン終了まで保てば、歴代打線1位の傑出度になるのでしょうか?
この成績をシーズン終了まで保てば、歴代打線1位の傑出度になるのでしょうか?
Re: タイトルなし
開聞岳さん、コメントありがとうございます!
>この成績をシーズン終了まで保てば、歴代打線1位の傑出度になるのでしょうか?
はい。その通りです。
ここまでの西武打線は、パリーグの平均的な打線と比べて1試合あたり2.16点多い得点を記録しています。
本拠地が打者優位球場なのでPFを考慮すると数値は落ちますが、それでも2点以上を上積みできています。
http://ranzankeikoku.blog.fc2.com/blog-entry-2463.html
昨季に広島打線の猛打を取り上げましたが、この時の広島打線の上積みですら1.57点/試合に過ぎません。
シーズン終了時点まで現在の得点力を維持できるのであれば、歴代最強打線と断言してもよいと考えます。
>この成績をシーズン終了まで保てば、歴代打線1位の傑出度になるのでしょうか?
はい。その通りです。
ここまでの西武打線は、パリーグの平均的な打線と比べて1試合あたり2.16点多い得点を記録しています。
本拠地が打者優位球場なのでPFを考慮すると数値は落ちますが、それでも2点以上を上積みできています。
http://ranzankeikoku.blog.fc2.com/blog-entry-2463.html
昨季に広島打線の猛打を取り上げましたが、この時の広島打線の上積みですら1.57点/試合に過ぎません。
シーズン終了時点まで現在の得点力を維持できるのであれば、歴代最強打線と断言してもよいと考えます。
No title
ソフトバンクは打撃のマイナスを圧縮していますが、
そのマイナスが集中している今宮内川が柳田の前後になっているのがまずいですね。
一般に打順は得点生産にそれほど寄与せず、
意図的に悪い順に並べたりしない限り大きな差はつかないと言われますが、
図ったように非効率な並びになっています。
そのマイナスが集中している今宮内川が柳田の前後になっているのがまずいですね。
一般に打順は得点生産にそれほど寄与せず、
意図的に悪い順に並べたりしない限り大きな差はつかないと言われますが、
図ったように非効率な並びになっています。
Re: No title
カンザスさん、コメントありがとうございます!
仰る通りで、ソフトバンクの組み方は非効率なものになっていますね。
1番 98
2番 84
3番 232
4番 63
5番 105
6番 128
7番 110
8番 80
9番 74
各打順で先発した打者の平均wRC+は以上のようになっています。
一般的にセイバーメトリクスでは1番2番4番に強打者を入れるのが正解とされますが、
その1番2番4番よりも、3番5番6番7番の方が得点生産力が高くなっていますね。
首脳陣も内川の不調は読めなかったでしょうし、開幕当初に意図した形にはなっていないのでしょうが、
1番2番に入れる面子はもう少し工夫できたのではないかと思う次第です。
(これに関しては今季に限った話ではないんですけれども...)
仰る通りで、ソフトバンクの組み方は非効率なものになっていますね。
1番 98
2番 84
3番 232
4番 63
5番 105
6番 128
7番 110
8番 80
9番 74
各打順で先発した打者の平均wRC+は以上のようになっています。
一般的にセイバーメトリクスでは1番2番4番に強打者を入れるのが正解とされますが、
その1番2番4番よりも、3番5番6番7番の方が得点生産力が高くなっていますね。
首脳陣も内川の不調は読めなかったでしょうし、開幕当初に意図した形にはなっていないのでしょうが、
1番2番に入れる面子はもう少し工夫できたのではないかと思う次第です。
(これに関しては今季に限った話ではないんですけれども...)
返信ありがとうございます
起用する側としては結果が最初から分かってるわけではないですし、
昨年好調だった今宮、内川に期待するのは致し方ない部分もあるんですが、
他に駒がないわけじゃないのになあとは毎年思いますね。
中村は出塁、松田デスパイネは長打で安定して成績を残していますし、
柳田の前後に置くなら彼らで不足は無さそうなんですが。
昨年好調だった今宮、内川に期待するのは致し方ない部分もあるんですが、
他に駒がないわけじゃないのになあとは毎年思いますね。
中村は出塁、松田デスパイネは長打で安定して成績を残していますし、
柳田の前後に置くなら彼らで不足は無さそうなんですが。
リーグは違いますがヤクルトも効率悪そうですね
坂口、青木は山田、バレンティンの前に置いた方が良さそうだと思うんですが…
西武打線がここ数試合落ち込んでいますね。
今までが順調過ぎたとは思いますが、ここまで完封試合が続くとなると運の偏りもあるのでしょうか?
坂口、青木は山田、バレンティンの前に置いた方が良さそうだと思うんですが…
西武打線がここ数試合落ち込んでいますね。
今までが順調過ぎたとは思いますが、ここまで完封試合が続くとなると運の偏りもあるのでしょうか?
Re: 返信ありがとうございます
カンザスさん、返信ありがとうございます!
>中村は出塁、松田デスパイネは長打で安定して成績を残していますし、
>柳田の前後に置くなら彼らで不足は無さそうなんですが。
今季の成績であってもそれがベターだと思いますね。
このところ中村を1番に入れたり、内川の抹消でデスパイネが4番に入れたりと、
工藤監督も試行錯誤しているようなので、今後の変化に期待したいです。
>中村は出塁、松田デスパイネは長打で安定して成績を残していますし、
>柳田の前後に置くなら彼らで不足は無さそうなんですが。
今季の成績であってもそれがベターだと思いますね。
このところ中村を1番に入れたり、内川の抹消でデスパイネが4番に入れたりと、
工藤監督も試行錯誤しているようなので、今後の変化に期待したいです。
Re: タイトルなし
ITさん、コメントありがとうございます!
各打順で先発した打者の平均成績(5月15日時点)
出塁率 / 長打率 / wRC+
1番 .421 / .550 / 159
2番 .372 / .346 / *94
3番 .405 / .523 / 146
4番 .394 / .489 / 134
5番 .347 / .380 / *90
6番 .401 / .424 / 121
7番 .285 / .316 / *50
8番 .267 / .218 / *19
現時点のヤクルトは「1番最強打線」になっていますね。
日本プロ野球全体に言える傾向ですが、2番の得点生産力が低いのは言わずもがな、
長距離砲の山田哲人が進塁能力を活かしにくい1番に入っている点も少々もったいないと思いますが、
打順の強弱だけ見ればそこまで非効率な組み方にはなっていないかな、というのが個人的な感想です。
「1番2番4番に強打者を入れる」、「出塁型打者と長打型打者を交互に入れる」セオリーを踏まえて、
1番坂口、2番山田、3番青木、4番バレンティンみたいな組み方が私は好きですね。
統計的な研究では、同じ平均得点を記録する打線であっても、
「長打特化打線」より「出塁特化打線」の方が試合毎の得点のムラが大きいと言われています。
「出塁特化打線」はビッグイニングを作りやすい一方で、無得点に終わるイニングも多くなるからですね。
このような観点で見ると、今季の西武打線はどちらかと言えば「出塁特化打線」なんですよね。
パリーグの中で本塁打の出やすい本拠地を抱えながらも、現時点でチーム本塁打は3位に留まっている一方、
一方でBB%とBABIPはダントツのリーグNo.1、出塁率も2位のロッテと4分近く離して1位になっています。
そういう意味では、平均得点の割に得点力にムラが生じやすい打線ということは一つ言えるのではないかなと思います。
各打順で先発した打者の平均成績(5月15日時点)
出塁率 / 長打率 / wRC+
1番 .421 / .550 / 159
2番 .372 / .346 / *94
3番 .405 / .523 / 146
4番 .394 / .489 / 134
5番 .347 / .380 / *90
6番 .401 / .424 / 121
7番 .285 / .316 / *50
8番 .267 / .218 / *19
現時点のヤクルトは「1番最強打線」になっていますね。
日本プロ野球全体に言える傾向ですが、2番の得点生産力が低いのは言わずもがな、
長距離砲の山田哲人が進塁能力を活かしにくい1番に入っている点も少々もったいないと思いますが、
打順の強弱だけ見ればそこまで非効率な組み方にはなっていないかな、というのが個人的な感想です。
「1番2番4番に強打者を入れる」、「出塁型打者と長打型打者を交互に入れる」セオリーを踏まえて、
1番坂口、2番山田、3番青木、4番バレンティンみたいな組み方が私は好きですね。
統計的な研究では、同じ平均得点を記録する打線であっても、
「長打特化打線」より「出塁特化打線」の方が試合毎の得点のムラが大きいと言われています。
「出塁特化打線」はビッグイニングを作りやすい一方で、無得点に終わるイニングも多くなるからですね。
このような観点で見ると、今季の西武打線はどちらかと言えば「出塁特化打線」なんですよね。
パリーグの中で本塁打の出やすい本拠地を抱えながらも、現時点でチーム本塁打は3位に留まっている一方、
一方でBB%とBABIPはダントツのリーグNo.1、出塁率も2位のロッテと4分近く離して1位になっています。
そういう意味では、平均得点の割に得点力にムラが生じやすい打線ということは一つ言えるのではないかなと思います。
No title
大田は柳田、秋山に次ぐwar3位につけており、日ハムの新たなストロングポイントになっていますね。
彼が巨人にいれば陽の穴は埋まったのではないかと思うとなんとも皮肉ですが…
若い時期から守れる大砲の片鱗は見せており、プロスペクトとして期待されていたのは間違いないと思うのですが、
コンタクトの不足を長打で補うタイプなのに、見逃し三振に厳しい原監督の指揮下だったのが不運でしたかね。
橋上コーチがずっと巨人にいれば違う未来があったのかな、とつい考えてしまいます。
彼が巨人にいれば陽の穴は埋まったのではないかと思うとなんとも皮肉ですが…
若い時期から守れる大砲の片鱗は見せており、プロスペクトとして期待されていたのは間違いないと思うのですが、
コンタクトの不足を長打で補うタイプなのに、見逃し三振に厳しい原監督の指揮下だったのが不運でしたかね。
橋上コーチがずっと巨人にいれば違う未来があったのかな、とつい考えてしまいます。
Re: No title
カンザスさん、コメントありがとうございます!
大田は本当に良い掘り出し物でしたね。トレード時はここまで伸びるとは思いませんでした。
近年の巨人は両翼で負債を抱えることが多いので、
「もし上手く育成できていたら...」と思わずにはいられないですね。
本人もコメントしていましたが、巨人の指導方法と相性が悪かったのだと思います。
環境の変化でこれだけ成績を伸ばす選手が存在する事実を目の当たりにすると、
これまでに日の目を見なかったプロスペクトたちも、もしかしたら...と思ってしまいます。
大田は本当に良い掘り出し物でしたね。トレード時はここまで伸びるとは思いませんでした。
近年の巨人は両翼で負債を抱えることが多いので、
「もし上手く育成できていたら...」と思わずにはいられないですね。
本人もコメントしていましたが、巨人の指導方法と相性が悪かったのだと思います。
環境の変化でこれだけ成績を伸ばす選手が存在する事実を目の当たりにすると、
これまでに日の目を見なかったプロスペクトたちも、もしかしたら...と思ってしまいます。
No title
外崎は三塁手として攻守に大きく貢献していますね。他球団のレギュラー陣がやや振るわない影響もありますが。
パの三塁手はちょうど世代交代期なので、よそがもたつけば西武は三塁手でもアドバンテージを築けるかもしれません。
また複数ポジションを守れる選手は攻撃力不足なタイプが多いのですが、外崎は平均以上に打撃で貢献しています。
まだ未知数な部分は大きいですが、起用の柔軟性も含め強力なカードに成長できるのではないかと期待しています。
パの三塁手はちょうど世代交代期なので、よそがもたつけば西武は三塁手でもアドバンテージを築けるかもしれません。
また複数ポジションを守れる選手は攻撃力不足なタイプが多いのですが、外崎は平均以上に打撃で貢献しています。
まだ未知数な部分は大きいですが、起用の柔軟性も含め強力なカードに成長できるのではないかと期待しています。
Re: No title
カンザスさん、コメントありがとうございます!
パ全体(NPB全体?)の傾向として三塁手が不足する中で、外崎はかなり面白い存在になりましたね。
ここまで三塁守備をそつなくこなすとは思っていなかったのが正直なところです。
西武は両翼のプロスペクトが豊富なので、彼らで両翼を埋めて外崎は三塁に、という長期的なプランも見えてきました。
守備だけでなくて得点創出のスタイルもあまり類を見ない選手ですよね。
三振がそこそこ多くて本塁打が多い割に二塁打/三塁打が少ないので、
出たての鈍足の長距離砲がポテンシャルを発揮し始めた時期のような打撃成績なんですが、
それなのに走塁・盗塁がかなり上手いんですよね。なかなかどこが強みなのかが掴めない選手だなと。
掘り下げれば掘り下げるほど興味深い選手です。
パ全体(NPB全体?)の傾向として三塁手が不足する中で、外崎はかなり面白い存在になりましたね。
ここまで三塁守備をそつなくこなすとは思っていなかったのが正直なところです。
西武は両翼のプロスペクトが豊富なので、彼らで両翼を埋めて外崎は三塁に、という長期的なプランも見えてきました。
守備だけでなくて得点創出のスタイルもあまり類を見ない選手ですよね。
三振がそこそこ多くて本塁打が多い割に二塁打/三塁打が少ないので、
出たての鈍足の長距離砲がポテンシャルを発揮し始めた時期のような打撃成績なんですが、
それなのに走塁・盗塁がかなり上手いんですよね。なかなかどこが強みなのかが掴めない選手だなと。
掘り下げれば掘り下げるほど興味深い選手です。
No title
荻野の打撃成績でポジション平均がマイナスになってしまうとはセンターの平均打力はかなり高そうですね。
柳田と秋山が大きく押し上げているんでしょうが。
松井裕樹は不調と今年は言われていますがFIPで見るとむしろ平均を上回っていますね。
BABIPやLOBといった要素で不運が重なってそこまで力が落ちていないのに実際のパフォーマンスより低く評価されてる可能性もありそうです。
柳田と秋山が大きく押し上げているんでしょうが。
松井裕樹は不調と今年は言われていますがFIPで見るとむしろ平均を上回っていますね。
BABIPやLOBといった要素で不運が重なってそこまで力が落ちていないのに実際のパフォーマンスより低く評価されてる可能性もありそうです。
Re: No title
コメントありがとうございます!
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
今季のパは中堅手の平均OPSが全ポジションで一番高くなっています。
仰る通り、秋山翔吾・柳田悠岐という歴史的な打者が2人存在することが大きいですね。
昨季は2リーグ分立後では中堅手の平均打力が最も高いシーズンでしたが、今季はそれを更新することになるかもしれません。
今の松井裕樹の防御率は実力を反映したものではないと私も思っています。
ただ松井の場合、FIPもなかなか額面通りに取りづらい部分があるかなと。
これだけ優秀なFIPが出ているのは本塁打を1本も打たれていないことが大きく効いていますが、
被本塁打もある程度のサンプルサイズを確保しないと、実力が十分に反映されないスタッツなので...
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
今季のパは中堅手の平均OPSが全ポジションで一番高くなっています。
仰る通り、秋山翔吾・柳田悠岐という歴史的な打者が2人存在することが大きいですね。
昨季は2リーグ分立後では中堅手の平均打力が最も高いシーズンでしたが、今季はそれを更新することになるかもしれません。
今の松井裕樹の防御率は実力を反映したものではないと私も思っています。
ただ松井の場合、FIPもなかなか額面通りに取りづらい部分があるかなと。
これだけ優秀なFIPが出ているのは本塁打を1本も打たれていないことが大きく効いていますが、
被本塁打もある程度のサンプルサイズを確保しないと、実力が十分に反映されないスタッツなので...
No title
今年のソフトバンクはよくホームランを打つし打たれるなと思い、何の気なしにチームHR/FBを調べたんですが、
攻撃時が13.6、守備時が12.0とここ数年では飛び抜けた高値になっています。狭いので高めに振れるのはありうる事なんですが、
両方ともここまで極端な数値が出るのは運以外の要因があるのでしょうか?
攻撃時が13.6、守備時が12.0とここ数年では飛び抜けた高値になっています。狭いので高めに振れるのはありうる事なんですが、
両方ともここまで極端な数値が出るのは運以外の要因があるのでしょうか?
No title
今期の柳田は例年より四球が少ないと思うのですが原因はあるのでしょうか?
Re: No title
コメントありがとうございます!
例年と比べて早打ちになっていることが主な要因だと思います。
今季はストライクゾーン・ボールゾーン共にスイングする割合がかなり高くなっています。
(特にストライクゾーン内のスイング率は昨季までのキャリアハイを大きく上回っているため、
意識的に早く打ちに行っている可能性が高いように感じます)
今季はボールゾーンに投げ込まれる割合が低いのも影響しているようです。
鳥谷敬や西川遥輝のような「少ないボール球を高い精度で見極める」タイプの打者とは異なり、
柳田は「大量に投げ込まれるボール球をそこそこの精度で見極める」ことで四球を稼ぐタイプなので、
ボール球の供給が減ったことがダイレクトに四球減につながった印象を受けます。
例年と比べて早打ちになっていることが主な要因だと思います。
今季はストライクゾーン・ボールゾーン共にスイングする割合がかなり高くなっています。
(特にストライクゾーン内のスイング率は昨季までのキャリアハイを大きく上回っているため、
意識的に早く打ちに行っている可能性が高いように感じます)
今季はボールゾーンに投げ込まれる割合が低いのも影響しているようです。
鳥谷敬や西川遥輝のような「少ないボール球を高い精度で見極める」タイプの打者とは異なり、
柳田は「大量に投げ込まれるボール球をそこそこの精度で見極める」ことで四球を稼ぐタイプなので、
ボール球の供給が減ったことがダイレクトに四球減につながった印象を受けます。
Re: No title
カンザスさん、コメントありがとうございます!
返信が大変遅れまして申し訳ございません。
1.02で確認すると、打つ方も打たれる方も2014年以降の最高値になっていますね。
今季のパークファクターが示している通り、本拠地で際立ってホームランが出ているわけではないため、
「本拠地が狭いから」だけでは説明がつかない数値だと思います。
今季はソフトバンクだけでなくセパ両リーグでホームランが増加しているため、
極端な数値が出ている原因は、ソフトバンクだけに起因しているわけではなく、
NPB全体の環境の変化に起因する部分も大きいと考えています。
特にパリーグでは3年間で打者がフライをホームランにする割合が35%も上がっているので、
例えばHR/FBを生値でなく傑出度で評価すると、今季の突き抜け具合は多少マイルドなものになりますね。
(傑出度で見ても2014年以降の最高値に変わりはないのですが、「極端に高い数値」とまでは言えないのではと思います)
2018セ HR/FB 平均 *9.6 広 12.4 傑出度 1.29 被HR/FB 平均 10.1 巨 11.1 傑出度 1.10
2018パ HR/FB 平均 10.0 ソ 13.6 傑出度 1.36 被HR/FB 平均 *9.5 ソ 12.3 傑出度 1.29 <<<
2017セ HR/FB 平均 *8.9 広 10.4 傑出度 1.17 被HR/FB 平均 *8.8 ヤ 10.9 傑出度 1.24
2017パ HR/FB 平均 *9.2 ソ 12.1 傑出度 1.32 被HR/FB 平均 *9.3 ソ 10.2 傑出度 1.10
2016セ HR/FB 平均 *8.5 広 10.5 傑出度 1.24 被HR/FB 平均 *8.6 D *9.8 傑出度 1.14
2016パ HR/FB 平均 *7.5 日 *9.1 傑出度 1.21 被HR/FB 平均 *7.3 ソ *9.2 傑出度 1.26
2015セ HR/FB 平均 *6.9 D *8.2 傑出度 1.19 被HR/FB 平均 *7.0 D *7.9 傑出度 1.13
2015パ HR/FB 平均 *7.4 西 *9.8 傑出度 1.32 被HR/FB 平均 *7.3 ソ *8.1 傑出度 1.11
2014セ HR/FB 平均 *8.2 広 *9.8 傑出度 1.20 被HR/FB 平均 *8.3 ヤ *9.9 傑出度 1.19
2014パ HR/FB 平均 *7.1 西 *8.7 傑出度 1.23 被HR/FB 平均 *6.9 ロ *7.7 傑出度 1.12
出典:https://1point02.jp/op/index.aspx
「なぜこうした変化が起こったのか」と問われると、私が手に入れられる範囲のデータでは断言はできないのですが、
ホームランの出やすさが、反発係数と強く連動してきた近年の傾向を踏まえると、
今回のホームラン増加も「使用球の反発係数が上がった」と考えるのが一番自然なのかな、と思ったりします。
NPBは2015年から反発係数の規定値を撤廃し、計測結果の公表もされなくなってしまったので、何とも言えないんですけどね。
ただ、構成選手の入れ替えや技術面の進歩だけで、これだけの増加が起こるというのはちょっと考えづらいと思います。
返信が大変遅れまして申し訳ございません。
1.02で確認すると、打つ方も打たれる方も2014年以降の最高値になっていますね。
今季のパークファクターが示している通り、本拠地で際立ってホームランが出ているわけではないため、
「本拠地が狭いから」だけでは説明がつかない数値だと思います。
今季はソフトバンクだけでなくセパ両リーグでホームランが増加しているため、
極端な数値が出ている原因は、ソフトバンクだけに起因しているわけではなく、
NPB全体の環境の変化に起因する部分も大きいと考えています。
特にパリーグでは3年間で打者がフライをホームランにする割合が35%も上がっているので、
例えばHR/FBを生値でなく傑出度で評価すると、今季の突き抜け具合は多少マイルドなものになりますね。
(傑出度で見ても2014年以降の最高値に変わりはないのですが、「極端に高い数値」とまでは言えないのではと思います)
2018セ HR/FB 平均 *9.6 広 12.4 傑出度 1.29 被HR/FB 平均 10.1 巨 11.1 傑出度 1.10
2018パ HR/FB 平均 10.0 ソ 13.6 傑出度 1.36 被HR/FB 平均 *9.5 ソ 12.3 傑出度 1.29 <<<
2017セ HR/FB 平均 *8.9 広 10.4 傑出度 1.17 被HR/FB 平均 *8.8 ヤ 10.9 傑出度 1.24
2017パ HR/FB 平均 *9.2 ソ 12.1 傑出度 1.32 被HR/FB 平均 *9.3 ソ 10.2 傑出度 1.10
2016セ HR/FB 平均 *8.5 広 10.5 傑出度 1.24 被HR/FB 平均 *8.6 D *9.8 傑出度 1.14
2016パ HR/FB 平均 *7.5 日 *9.1 傑出度 1.21 被HR/FB 平均 *7.3 ソ *9.2 傑出度 1.26
2015セ HR/FB 平均 *6.9 D *8.2 傑出度 1.19 被HR/FB 平均 *7.0 D *7.9 傑出度 1.13
2015パ HR/FB 平均 *7.4 西 *9.8 傑出度 1.32 被HR/FB 平均 *7.3 ソ *8.1 傑出度 1.11
2014セ HR/FB 平均 *8.2 広 *9.8 傑出度 1.20 被HR/FB 平均 *8.3 ヤ *9.9 傑出度 1.19
2014パ HR/FB 平均 *7.1 西 *8.7 傑出度 1.23 被HR/FB 平均 *6.9 ロ *7.7 傑出度 1.12
出典:https://1point02.jp/op/index.aspx
「なぜこうした変化が起こったのか」と問われると、私が手に入れられる範囲のデータでは断言はできないのですが、
ホームランの出やすさが、反発係数と強く連動してきた近年の傾向を踏まえると、
今回のホームラン増加も「使用球の反発係数が上がった」と考えるのが一番自然なのかな、と思ったりします。
NPBは2015年から反発係数の規定値を撤廃し、計測結果の公表もされなくなってしまったので、何とも言えないんですけどね。
ただ、構成選手の入れ替えや技術面の進歩だけで、これだけの増加が起こるというのはちょっと考えづらいと思います。
返信ありがとうございます
使用球が統一されて以降、HR/FBは徐々に増加していますね。NPBがバランスのいい地点を探っているんでしょうか?
ソフトバンクの本拠地特性、守備陣の能力を考えると、ゴロピッチャーを優先起用する戦略も取れそうですね。
奪三振、与四球ともに平凡ながら、GB/FBで非常に優れた数字を残している加治屋のブレイクも肯けます。
ただ彼の場合強い打球を打たれる割合が高く、babipが高いのが気がかりですね。苦労して芽が出て来た選手なので、来年以降も定着してほしいのですが。
ソフトバンクの本拠地特性、守備陣の能力を考えると、ゴロピッチャーを優先起用する戦略も取れそうですね。
奪三振、与四球ともに平凡ながら、GB/FBで非常に優れた数字を残している加治屋のブレイクも肯けます。
ただ彼の場合強い打球を打たれる割合が高く、babipが高いのが気がかりですね。苦労して芽が出て来た選手なので、来年以降も定着してほしいのですが。
Re: 返信ありがとうございます
カンザスさん、コメントありがとうございます!
「集客数upを狙って戦略的に飛ぶボールを使っている」みたいな狙いがあるなら、抜け目ないなと思うんですけどね笑
ホームランがいっぱい出て、得点もたくさん入るような環境の方が、集客はおそらく伸びやすいでしょうから。
使用球の反発係数を意図的に変更するというのは、個人的にはちょっと考えにくいのかなと思っています。
現在のNPBは、「妙なボールを使っている」という評判が立つことに対して、かなり過敏になっているように見えるので。
反発係数規定が撤廃された理由も、「反発係数の許容幅が狭く『違反』が生じやすいことが混乱を招く」だったくらいですからね。
そうしたリスクを払うようなことはたぶんしないんじゃないかなと思うんですよね。
ソフトバンク投手陣は、本拠地やバックの守備能力を考えると、
三振を取る妙味が相対的に乏しく、ゴロを打たせる妙味が大きい環境に置かれていると思いますね。
仰る通り、加治屋はこうした環境を最大限に生かせる投球スタイルであるように感じます。
ソフトバンク投手陣全体に関して言えば、ここ数年は高奪三振率、低ゴロ率を記録する投手が多く、
環境とややミスマッチな構成になっている印象は受けますね。
スピンの効いたフォーシーム主体の投手が多いのが影響しているんじゃないかなと、個人的には思っているのですが。
「集客数upを狙って戦略的に飛ぶボールを使っている」みたいな狙いがあるなら、抜け目ないなと思うんですけどね笑
ホームランがいっぱい出て、得点もたくさん入るような環境の方が、集客はおそらく伸びやすいでしょうから。
使用球の反発係数を意図的に変更するというのは、個人的にはちょっと考えにくいのかなと思っています。
現在のNPBは、「妙なボールを使っている」という評判が立つことに対して、かなり過敏になっているように見えるので。
反発係数規定が撤廃された理由も、「反発係数の許容幅が狭く『違反』が生じやすいことが混乱を招く」だったくらいですからね。
そうしたリスクを払うようなことはたぶんしないんじゃないかなと思うんですよね。
ソフトバンク投手陣は、本拠地やバックの守備能力を考えると、
三振を取る妙味が相対的に乏しく、ゴロを打たせる妙味が大きい環境に置かれていると思いますね。
仰る通り、加治屋はこうした環境を最大限に生かせる投球スタイルであるように感じます。
ソフトバンク投手陣全体に関して言えば、ここ数年は高奪三振率、低ゴロ率を記録する投手が多く、
環境とややミスマッチな構成になっている印象は受けますね。
スピンの効いたフォーシーム主体の投手が多いのが影響しているんじゃないかなと、個人的には思っているのですが。
返信ありがとうございます
狭い球場を本拠地とするチームが失点を減らそうとすると、
バットに当てさせないか、ゴロを打たせ本塁打のリスクを減らすかの二通りに分かれると思います。
近年のソフトバンクは高い奪三振率を維持し、前者の方法で失点抑止に成功していました。
ところが原因は不明ですが、DELTAのゾーン周りの数値を昨年と比較すると
特にボールゾーンでの被スイング率の低下、コンタクト率の上昇が見られ、ファーストストライク率、空振り率も低下しています。
ソフトバンクだけでなくリーグ全体でもそのような傾向なんですが、
元々ボール球を振らせて三振を狙う戦略をとっていたためマイナス方向に噛み合ってしまい、苦しいカウントでの勝負を強いられ
ボールが飛ぶようになったことも合わせて与四球、奪三振、被本塁打全てが悪化する結果になっています。
偶然や投手の不調でなく他球団のアプローチの変更が原因なら、戦略の変更を考える必要がありそうですね。
ただ奪三振とGB/FBは相反する傾向にあり、現状の投手陣の資質と噛み合わない恐れがある上、この傾向が続く保証もないため
バッテリーで完結できる奪三振を重視するのが悪手だと言い切れないのが難しいところです。
バットに当てさせないか、ゴロを打たせ本塁打のリスクを減らすかの二通りに分かれると思います。
近年のソフトバンクは高い奪三振率を維持し、前者の方法で失点抑止に成功していました。
ところが原因は不明ですが、DELTAのゾーン周りの数値を昨年と比較すると
特にボールゾーンでの被スイング率の低下、コンタクト率の上昇が見られ、ファーストストライク率、空振り率も低下しています。
ソフトバンクだけでなくリーグ全体でもそのような傾向なんですが、
元々ボール球を振らせて三振を狙う戦略をとっていたためマイナス方向に噛み合ってしまい、苦しいカウントでの勝負を強いられ
ボールが飛ぶようになったことも合わせて与四球、奪三振、被本塁打全てが悪化する結果になっています。
偶然や投手の不調でなく他球団のアプローチの変更が原因なら、戦略の変更を考える必要がありそうですね。
ただ奪三振とGB/FBは相反する傾向にあり、現状の投手陣の資質と噛み合わない恐れがある上、この傾向が続く保証もないため
バッテリーで完結できる奪三振を重視するのが悪手だと言い切れないのが難しいところです。
No title
いつも楽しみさせてもらってます。
まだシーズンが終わったわけでありませんが歴代の打線アーカイブを見ても今年の西武のようにスタメンのほとんどのrcwinがプラスになる打線はないような気がします。過去のコメントにもありましたが、このままいくと仮定すると歴代でも最強の打線になりそうですか?
まだシーズンが終わったわけでありませんが歴代の打線アーカイブを見ても今年の西武のようにスタメンのほとんどのrcwinがプラスになる打線はないような気がします。過去のコメントにもありましたが、このままいくと仮定すると歴代でも最強の打線になりそうですか?
Re: No title
九番ライトさん、コメントありがとうございます!
そう仰っていただけますと幸いです。
今季の西武打線に関しては、歴代最強だと断言するまでは至りませんが、
歴代最強候補には入る打線だというのが個人的な見解です。
例えば、今季の西武はパ・リーグの平均的な打線に対して、1試合あたり1.28点多く得点を記録していますが、
足を引っ張ってリーグ平均を下げる球団が消滅した12球団制移行後に限れば、
同年同リーグの平均的な打線に対して、これより多く得点を上積みしたチームは存在しません。(1978年阪急の1.24点が次点)
ただ、これは球場の影響が考慮されていない単純な指標ですので、それも考慮に入れると事情が変わるかと思います。
現在のメットライフドームはやや得点が入りやすい球場ですから、西武打線は若干有利な環境でプレーしていることになります。
シーズン終了後に確定したパークファクターの値を使ってきっちり補正値を算出したいと思いますが、
現時点の暫定値を見る限りでは、昨季の広島打線の方が上になるのでは、と予想しています。
とはいえ、1950年松竹打線、2005年ロッテ打線、2017年広島打線辺りと並んで、
最強候補には確実に入ってくる打線だと考えます。
こちらの記事が参考になりますと幸いです。
この記事と同じロジックで「球場補正込みで平均に対して上積みできた得点」を算出すると、
今季の西武打線は1.15点/試合辺りの水準になると思われます。
http://ranzankeikoku.blog.fc2.com/blog-entry-2463.html
そう仰っていただけますと幸いです。
今季の西武打線に関しては、歴代最強だと断言するまでは至りませんが、
歴代最強候補には入る打線だというのが個人的な見解です。
例えば、今季の西武はパ・リーグの平均的な打線に対して、1試合あたり1.28点多く得点を記録していますが、
足を引っ張ってリーグ平均を下げる球団が消滅した12球団制移行後に限れば、
同年同リーグの平均的な打線に対して、これより多く得点を上積みしたチームは存在しません。(1978年阪急の1.24点が次点)
ただ、これは球場の影響が考慮されていない単純な指標ですので、それも考慮に入れると事情が変わるかと思います。
現在のメットライフドームはやや得点が入りやすい球場ですから、西武打線は若干有利な環境でプレーしていることになります。
シーズン終了後に確定したパークファクターの値を使ってきっちり補正値を算出したいと思いますが、
現時点の暫定値を見る限りでは、昨季の広島打線の方が上になるのでは、と予想しています。
とはいえ、1950年松竹打線、2005年ロッテ打線、2017年広島打線辺りと並んで、
最強候補には確実に入ってくる打線だと考えます。
こちらの記事が参考になりますと幸いです。
この記事と同じロジックで「球場補正込みで平均に対して上積みできた得点」を算出すると、
今季の西武打線は1.15点/試合辺りの水準になると思われます。
http://ranzankeikoku.blog.fc2.com/blog-entry-2463.html
No title
返信ありがとうがございます。
そう考えると昨年のカープの打線はとてもすごかったんですね!これからも記事楽しみに読ませていただきます!
そう考えると昨年のカープの打線はとてもすごかったんですね!これからも記事楽しみに読ませていただきます!
Re: 返信ありがとうございます
カンザスさん、コメントありがとうございます!
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
今季のソフトバンク投手陣は、面子はほぼ同じなのに与四球が大幅に増えてしまいましたよね。
ボールゾーンスイング率の悪化が特に顕著なので、ボール球を上手く見逃されるようになって与四球を増やしたように見えます。
この原因は、ソフトバンク投手陣の不振と他球団のアプローチ変更のどちらか(か両方か)だと私も思います。
NPB全体のボールスイング率は、DELTA調べだと2014年以降は年々下がっています。
選球眼に優れる打者を起用する傾向が強くなっているのか、ストライクゾーン自体が狭くなっているのか分かりませんが、
球界全体でトレンドの変化が起こっていて、ソフトバンクがそれに対応できていない可能性は否定できないと思いますね。
(DELTAは中継映像からゾーン内外を判定していたと記憶しているので、
年度を跨いだ比較をする際に、鵜呑みにはできない可能性がある点は注意が必要ですが)
仰る通りで、たまたま現在はバックの守備が良いので奪三振の妙味が小さくなっていますが、
現在の守備力をずっと維持できるとは限らないため、周囲に依存せずにアウトを取れる奪三振はもちろん魅力的だと思います。
返信が大変遅くなりまして申し訳ございません。
今季のソフトバンク投手陣は、面子はほぼ同じなのに与四球が大幅に増えてしまいましたよね。
ボールゾーンスイング率の悪化が特に顕著なので、ボール球を上手く見逃されるようになって与四球を増やしたように見えます。
この原因は、ソフトバンク投手陣の不振と他球団のアプローチ変更のどちらか(か両方か)だと私も思います。
NPB全体のボールスイング率は、DELTA調べだと2014年以降は年々下がっています。
選球眼に優れる打者を起用する傾向が強くなっているのか、ストライクゾーン自体が狭くなっているのか分かりませんが、
球界全体でトレンドの変化が起こっていて、ソフトバンクがそれに対応できていない可能性は否定できないと思いますね。
(DELTAは中継映像からゾーン内外を判定していたと記憶しているので、
年度を跨いだ比較をする際に、鵜呑みにはできない可能性がある点は注意が必要ですが)
仰る通りで、たまたま現在はバックの守備が良いので奪三振の妙味が小さくなっていますが、
現在の守備力をずっと維持できるとは限らないため、周囲に依存せずにアウトを取れる奪三振はもちろん魅力的だと思います。
Re: No title
九番ライトさん、コメントありがとうございます!
私の中では、昨年のカープ打線は史上最強打線の最有力候補、
という気持ちはまだ変わっていません。
そう仰っていただると幸いです。今後ともよろしくお願い致します!
私の中では、昨年のカープ打線は史上最強打線の最有力候補、
という気持ちはまだ変わっていません。
そう仰っていただると幸いです。今後ともよろしくお願い致します!
No title
西武の秋山、浅村、山川の得点が100を超えましたが
過去に100得点トリオのチームってあったんでしょうか
過去に100得点トリオのチームってあったんでしょうか
Re: No title
お味噌さん、コメントありがとうございます!
100得点トリオは日本プロ野球で4例目ですね。パ・リーグでは初めてです。
1949年大阪打線 別当薫 129得点 / 藤村富美男 116得点 / 金田正泰 108得点
1950年松竹打線 小鶴誠 143得点 / 岩本義行 121得点 / 金山次郎 104得点 / 三村勲 102得点
1985年阪神打線 真弓明信 108得点 / 掛布雅之 102得点 / R.バース 100得点
2018年西武打線 山川穂高 109得点 / 秋山翔吾 102得点 / 浅村栄斗 100得点
100得点トリオは日本プロ野球で4例目ですね。パ・リーグでは初めてです。
1949年大阪打線 別当薫 129得点 / 藤村富美男 116得点 / 金田正泰 108得点
1950年松竹打線 小鶴誠 143得点 / 岩本義行 121得点 / 金山次郎 104得点 / 三村勲 102得点
1985年阪神打線 真弓明信 108得点 / 掛布雅之 102得点 / R.バース 100得点
2018年西武打線 山川穂高 109得点 / 秋山翔吾 102得点 / 浅村栄斗 100得点
返信ありがとうございます
パ・リーグでは初めてだったんですね、勉強になりました。
得点王というタイトルが無いせいかあまり取り上げられないので、詳しく書いて下さってありがとうございます。
得点王というタイトルが無いせいかあまり取り上げられないので、詳しく書いて下さってありがとうございます。
Re: 返信ありがとうございます
お味噌さん、コメントありがとうございます!
「その打者が生産した得点」の近似値を表す指標という観点で見ると、
打点と同じくらい重要な数字だと私は思っていますが、どうも馴染みが薄いですよね。
今後ともよろしくお願い致します。
「その打者が生産した得点」の近似値を表す指標という観点で見ると、
打点と同じくらい重要な数字だと私は思っていますが、どうも馴染みが薄いですよね。
今後ともよろしくお願い致します。
No title
スマートフォン表示だと、守備位置別選手INDEXや守備得点、補正RCWIN(RSWIN)などのページにトップページから飛ぶことができないのですが、メニューに追加していただくことは可能ですか?
https://i.imgur.com/If1Cqhd.jpg
https://i.imgur.com/If1Cqhd.jpg
Re: No title
ROMさん、コメントありがとうございます!
大変返信が遅くなりまして申し訳ございません。
>スマートフォン表示だと、守備位置別選手INDEXや守備得点、補正RCWIN(RSWIN)などのページにトップページから飛ぶことができないのですが、メニューに追加していただくことは可能ですか?
対応致しました。
現状だとスマートフォンからはかなり見づらい状態になっていると思いますので、
そのうち直したいと考えていますが、なかなか手が回らず申し訳ございません。
大変返信が遅くなりまして申し訳ございません。
>スマートフォン表示だと、守備位置別選手INDEXや守備得点、補正RCWIN(RSWIN)などのページにトップページから飛ぶことができないのですが、メニューに追加していただくことは可能ですか?
対応致しました。
現状だとスマートフォンからはかなり見づらい状態になっていると思いますので、
そのうち直したいと考えていますが、なかなか手が回らず申し訳ございません。
No title
「チーム投球成績」の「守備得点」の説明部分と「チーム総合成績」の「守備」の説明部分についてです。
どちらも「-1点分失点を増やした」とすると数値の意味する所とは逆になってしまうのではないでしょうか?
「1点分失点を増やした」又は「-1点分失点を少なく抑えた」が適切と思われますのでお伝え致します。
過去の記事と見比べてもやはりそう思われます。
どちらも「-1点分失点を増やした」とすると数値の意味する所とは逆になってしまうのではないでしょうか?
「1点分失点を増やした」又は「-1点分失点を少なく抑えた」が適切と思われますのでお伝え致します。
過去の記事と見比べてもやはりそう思われます。
No title
ドミンゲスのwRC+111に一瞬目を疑いましたが成績を見直してみると長打力で高いポテンシャルを見せていたんですね。
一軍昇格後すぐの5月に傑出した成績を残して6月以降に急失速してしまったことで降格されその後昇格することはなかったのですが
1軍の指名打者のwRAAを見てみるともうちょっとチャンスを上げても良かったのではないかなと思います。
(ファームでの7月以降の詳細な成績は知らないのでもしかしたらファームでもその後良くなかったのかもしれませんが)
一軍昇格後すぐの5月に傑出した成績を残して6月以降に急失速してしまったことで降格されその後昇格することはなかったのですが
1軍の指名打者のwRAAを見てみるともうちょっとチャンスを上げても良かったのではないかなと思います。
(ファームでの7月以降の詳細な成績は知らないのでもしかしたらファームでもその後良くなかったのかもしれませんが)
Re: No title
コメントありがとうございます!
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
ドミンゲスはもう少し試してもよかったのではないかと私も考えています。
仰るように、ロッテは指名打者が足りてませんでしたからね。
■ドミンゲスの期間別成績
二軍(03/23 - 05/04) 124打席 / 打率.252 5HR / 出塁率.331 長打率.459 OPS.790
一軍(05/05 - 07/11) *93打席 / 打率.190 7HR / 出塁率.269 長打率.488 OPS.757
二軍(07/24 - 09/20) *63打席 / 打率.208 1HR / 出塁率.365 長打率.292 OPS.657
ご推察は当たっていて、7月以降のファームの成績はあまり良くなかったようです。
四球はよく選べていたようですが、特に長打力の低下が顕著だったようで。
これは8月以降に一軍に呼ばれなかった原因の一つだと思います。
個人的には二軍よりも一軍の方がISOが高いのも少々気になるところではあります。
(一軍での長打力がフロックであることを示す証拠とも解釈できるので)
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
ドミンゲスはもう少し試してもよかったのではないかと私も考えています。
仰るように、ロッテは指名打者が足りてませんでしたからね。
■ドミンゲスの期間別成績
二軍(03/23 - 05/04) 124打席 / 打率.252 5HR / 出塁率.331 長打率.459 OPS.790
一軍(05/05 - 07/11) *93打席 / 打率.190 7HR / 出塁率.269 長打率.488 OPS.757
二軍(07/24 - 09/20) *63打席 / 打率.208 1HR / 出塁率.365 長打率.292 OPS.657
ご推察は当たっていて、7月以降のファームの成績はあまり良くなかったようです。
四球はよく選べていたようですが、特に長打力の低下が顕著だったようで。
これは8月以降に一軍に呼ばれなかった原因の一つだと思います。
個人的には二軍よりも一軍の方がISOが高いのも少々気になるところではあります。
(一軍での長打力がフロックであることを示す証拠とも解釈できるので)
No title
ロッテの指名打者関連で惜しかったのはペゲーロのシーズン途中の退団ですね。
ファームレベルでもストライクゾーン管理にやや課題はありそうでしたが(BB/K 0.30)
長打力で言えば打高の傾向があるロッテ浦和を本拠地にしてるとはいえイースタン本塁打王の和田恋(ISO.205)を超えるISO(.250)の高さだったので
ドミンゲスが降格するタイミングまでチームに残っていればその長打力を活かして出場できたのではと思います。
それ以上のストライクゾーン管理と長打力を持つ清宮(BB/K 0.40 ISO.362)でも苦労していたので一軍で活躍できたとは断言できませんが。
ファームレベルでもストライクゾーン管理にやや課題はありそうでしたが(BB/K 0.30)
長打力で言えば打高の傾向があるロッテ浦和を本拠地にしてるとはいえイースタン本塁打王の和田恋(ISO.205)を超えるISO(.250)の高さだったので
ドミンゲスが降格するタイミングまでチームに残っていればその長打力を活かして出場できたのではと思います。
それ以上のストライクゾーン管理と長打力を持つ清宮(BB/K 0.40 ISO.362)でも苦労していたので一軍で活躍できたとは断言できませんが。
Re: No title
NAさん、ご指摘ありがとうございます!
対応が大変遅くなりまして申し訳ございません。
ご指摘の通りだと思います。修正いたしました。
またお気づきの点がありましたら、
今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。
対応が大変遅くなりまして申し訳ございません。
ご指摘の通りだと思います。修正いたしました。
またお気づきの点がありましたら、
今後ともご指導のほどよろしくお願いいたします。
Re: No title
コメントありがとうございます!
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
ペゲーロは惜しかったですね。私も同じ意見です。
■ペゲーロの球場別成績(二軍)
ロッテ浦和 72打席 / .262 5HR / 出塁率.306 長打率.554 OPS.859 / ISO.292
ロッテ浦和以外 92打席 / .289 4HR / 出塁率.348 長打率.506 OPS.854 / ISO.217
ロッテ浦和以外でもしっかり長打は出ていたようです。
球場の大きい一軍でも、長打力が通用する可能性を感じさせる内容でした。
BABIPが極端に高かった根元俊一と加藤翔平を除けば、
結果的にロッテ二軍で最も高いOPSとwRC+を残しているので、
指名打者として、真っ先に候補に挙がるべき選手だったのかなと思います。
返信が遅くなりまして申し訳ございません。
ペゲーロは惜しかったですね。私も同じ意見です。
■ペゲーロの球場別成績(二軍)
ロッテ浦和 72打席 / .262 5HR / 出塁率.306 長打率.554 OPS.859 / ISO.292
ロッテ浦和以外 92打席 / .289 4HR / 出塁率.348 長打率.506 OPS.854 / ISO.217
ロッテ浦和以外でもしっかり長打は出ていたようです。
球場の大きい一軍でも、長打力が通用する可能性を感じさせる内容でした。
BABIPが極端に高かった根元俊一と加藤翔平を除けば、
結果的にロッテ二軍で最も高いOPSとwRC+を残しているので、
指名打者として、真っ先に候補に挙がるべき選手だったのかなと思います。