平和台球場[1957-1992]
- 2017/01/01
- 23:58
球場別PF:
平和台球場のパークファクターを評価しました。
数値は得点や本塁打といったイベントが「同じリーグの平均的な球場(6本拠地の平均)と比べて何倍出やすいか」を示します。
数値が大きければイベントが発生しやすい、数値が小さければ発生しにくい球場であることを意味します。
ダイエー使用時パークファクター
クラウン(太平洋・西鉄)使用時パークファクター
福岡移転後のホークスが1989年から1992年にかけて本拠地として使用していた球場。
旧時代の規格の球場だったため、この時代に開場した東京ドーム、GS神戸、千葉マリンスタジアムと比較すると狭さが目立ち、
ホークスが使用した4年間はヒッターズパークという位置付けでした。
それ以前には西鉄(太平洋・クラウン)が1950年から1977年まで使用していました。
セと比べて狭い球場が多かった当時のパの中では比較的広い球場だったこともあり、やや投手優位か中庸の時代が多くを占めます。
しかし、小倉球場と並行して使用されていた時代のみ、本塁打がやや出やすいという傾向を示しています。
PFはその球場を本拠地とするチームが「本拠地で記録した成績」と、
「6本拠地で均等に試合した時に記録しうる成績」を比較することで算出されます。
具体的な算出方法については「パークファクターはどのような考え方で算出されるか」をご覧ください。
同じチームの成績が使用球場によってどう変化するかを元に算出されるため、
「中日の得点力が低いからナゴヤドームの得点PFが低い」といった事態は起こりません。
BABIPとFIP以外は、打席数ベース(打席あたりどれだけそのイベントが発生するか)で算出しました。
2004年以前は入手データの都合上、BABIPは犠飛、FIPは敬遠を含まず、四球は死球も含んだ数値となります。
平和台野球場 - NPB.jp
平和台球場は両翼91.4m、中堅122m。
中堅が119m前後の球場が多かった西鉄時代には比較的大きい球場でした。
セ 東京ドーム 阪神甲子園球場 ナゴヤドーム マツダスタジアム 明治神宮野球場 横浜スタジアム
パ 福岡ドーム 千葉マリンスタジアム 札幌ドーム 大阪ドーム 宮城球場 西武ドーム
旧 後楽園球場 ナゴヤ球場 広島市民球場 川崎球場 平和台球場 大阪球場 小倉球場
東京スタジアム 駒沢球場 藤井寺球場 日本生命球場 グリーンスタジアム神戸 阪急西宮球場
平和台球場のパークファクターを評価しました。
数値は得点や本塁打といったイベントが「同じリーグの平均的な球場(6本拠地の平均)と比べて何倍出やすいか」を示します。
数値が大きければイベントが発生しやすい、数値が小さければ発生しにくい球場であることを意味します。
ダイエー使用時パークファクター
年度 | 使用チーム | 得点 | 本塁打 | BABIP | 単打 | 二塁打 | 三塁打 | 三振 | 四球 | FIP | 使用試合 | 順位 | 監督 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1992 | ダイエー | 1.00 | 1.22 | 0.96 | 0.95 | 1.03 | 0.72 | 0.96 | 1.07 | 1.12 | 56 / 130 | 4位 | 田淵幸一 | 福岡ドームへ移転 | |
1991 | ダイエー | 1.07 | 1.40 | 0.98 | 0.98 | 0.97 | 0.83 | 1.01 | 0.96 | 1.14 | 54 / 130 | 5位 | 田淵幸一 | ||
1990 | ダイエー | 1.04 | 1.23 | 0.99 | 1.01 | 0.90 | 0.89 | 0.97 | 1.05 | 1.12 | 54 / 130 | 6位 | 田淵幸一 | ||
1989 | ダイエー | 1.08 | 1.07 | 1.02 | 1.03 | 0.95 | 1.62 | 0.92 | 1.06 | 1.08 | 52 / 130 | 4位 | 杉浦忠 | 大阪球場から移転 |
クラウン(太平洋・西鉄)使用時パークファクター
年度 | 使用チーム | 得点 | 本塁打 | BABIP | 単打 | 二塁打 | 三塁打 | 三振 | 四球 | FIP | 使用試合 | 順位 | 監督 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1978 | クラウン | 0.97 | 0.81 | 1.02 | 1.06 | 0.88 | 0.77 | 0.97 | 1.04 | 0.94 | 53 / 130 | 5位 | 根本陸夫 | 西武ライオンズ球場へ移転 | |
1977 | クラウン | 0.91 | 0.84 | 0.95 | 1.03 | 0.77 | 0.65 | 0.88 | 0.89 | 0.93 | 56 / 130 | 6位 | 鬼頭政一 | ||
1976 | 太平洋 | 0.85 | 0.88 | 0.94 | 1.03 | 0.74 | 0.58 | 0.85 | 0.93 | 0.96 | 54 / 130 | 6位 | 鬼頭政一 | ||
1975 | 太平洋 | 1.01 | 1.08 | 0.96 | 0.99 | 0.82 | 0.77 | 1.00 | 0.95 | 1.01 | 56 / 130 | 3位 | 江藤慎一 | ||
1974 | 太平洋 | 0.96 | 1.06 | 0.97 | 0.98 | 1.05 | 0.53 | 1.00 | 0.97 | 1.01 | 55 / 130 | 4位 | 稲尾和久 | ||
1973 | 太平洋 | 0.96 | 1.03 | 0.99 | 0.99 | 1.13 | 0.75 | 0.96 | 0.95 | 1.00 | 56 / 130 | 4位 | 稲尾和久 | ||
1972 | 西鉄 | 1.17 | 1.35 | 1.04 | 1.02 | 1.03 | 0.64 | 0.97 | 1.13 | 1.19 | 41 / 130 | 6位 | 稲尾和久 | ||
1971 | 西鉄 | 1.14 | 1.26 | 1.08 | 1.06 | 1.15 | 0.84 | 0.93 | 1.06 | 1.16 | 40 / 130 | 6位 | 稲尾和久 | ||
1970 | 西鉄 | 1.00 | 0.93 | 0.96 | 1.01 | 0.71 | 0.75 | 0.99 | 1.11 | 1.00 | 34 / 130 | 6位 | 稲尾和久 | ||
1969 | 西鉄 | 0.88 | 0.94 | 0.94 | 0.96 | 0.94 | 0.86 | 0.84 | 1.14 | 1.07 | 33 / 130 | 5位 | 中西太 | ||
1968 | 西鉄 | 0.90 | 1.10 | 0.99 | 1.05 | 0.68 | 0.95 | 1.00 | 1.01 | 1.04 | 34 / 133 | 5位 | 中西太 | ||
1967 | 西鉄 | 1.02 | 1.13 | 1.02 | 1.03 | 0.92 | 1.11 | 1.05 | 0.98 | 1.01 | 35 / 140 | 2位 | 中西太 | ||
1966 | 西鉄 | 0.88 | 1.02 | 0.96 | 0.95 | 0.87 | 1.09 | 1.05 | 1.09 | 1.01 | 36 / 138 | 2位 | 中西太 | ||
1965 | 西鉄 | 0.83 | 0.84 | 0.93 | 0.89 | 0.97 | 1.21 | 1.06 | 1.03 | 0.92 | 33 / 140 | 3位 | 中西太 | ||
1964 | 西鉄 | 0.90 | 0.90 | 1.01 | 1.05 | 0.84 | 1.16 | 0.97 | 1.10 | 1.00 | 71 / 150 | 5位 | 中西太 | ||
1963 | 西鉄 | 1.03 | 0.85 | 1.05 | 1.06 | 1.11 | 1.20 | 0.85 | 1.11 | 1.04 | 73 / 150 | 1位 | 中西太 | ||
1962 | 西鉄 | 0.99 | 0.96 | 1.01 | 0.98 | 1.18 | 1.14 | 0.98 | 1.00 | 1.00 | 65 / 136 | 3位 | 中西太 | ||
1961 | 西鉄 | 1.00 | 0.80 | 1.02 | 1.03 | 1.19 | 1.10 | 0.90 | 0.95 | 0.96 | 65 / 140 | 3位 | 川崎徳次 | ||
1960 | 西鉄 | 1.17 | 0.87 | 1.07 | 1.03 | 1.17 | 1.32 | 1.01 | 1.02 | 0.97 | 66 / 136 | 3位 | 川崎徳次 | ||
1959 | 西鉄 | 0.92 | 0.94 | 0.99 | 1.00 | 0.95 | 1.01 | 0.99 | 0.96 | 0.97 | 66 / 144 | 4位 | 三原脩 | ||
1958 | 西鉄 | 0.99 | 0.94 | 0.99 | 0.98 | 1.07 | 0.94 | 0.99 | 0.98 | 0.98 | 58 / 130 | 1位 | 三原脩 | ||
1957 | 西鉄 | 1.01 | 0.92 | 1.02 | 1.01 | 0.93 | 1.69 | 1.04 | 0.97 | 0.95 | 66 / 132 | 1位 | 三原脩 |
福岡移転後のホークスが1989年から1992年にかけて本拠地として使用していた球場。
旧時代の規格の球場だったため、この時代に開場した東京ドーム、GS神戸、千葉マリンスタジアムと比較すると狭さが目立ち、
ホークスが使用した4年間はヒッターズパークという位置付けでした。
それ以前には西鉄(太平洋・クラウン)が1950年から1977年まで使用していました。
セと比べて狭い球場が多かった当時のパの中では比較的広い球場だったこともあり、やや投手優位か中庸の時代が多くを占めます。
しかし、小倉球場と並行して使用されていた時代のみ、本塁打がやや出やすいという傾向を示しています。
算出方法
PFはその球場を本拠地とするチームが「本拠地で記録した成績」と、
「6本拠地で均等に試合した時に記録しうる成績」を比較することで算出されます。
具体的な算出方法については「パークファクターはどのような考え方で算出されるか」をご覧ください。
同じチームの成績が使用球場によってどう変化するかを元に算出されるため、
「中日の得点力が低いからナゴヤドームの得点PFが低い」といった事態は起こりません。
BABIPとFIP以外は、打席数ベース(打席あたりどれだけそのイベントが発生するか)で算出しました。
2004年以前は入手データの都合上、BABIPは犠飛、FIPは敬遠を含まず、四球は死球も含んだ数値となります。
参考文献
平和台野球場 - NPB.jp
平和台球場は両翼91.4m、中堅122m。
中堅が119m前後の球場が多かった西鉄時代には比較的大きい球場でした。
球場別パークファクター
セ 東京ドーム 阪神甲子園球場 ナゴヤドーム マツダスタジアム 明治神宮野球場 横浜スタジアム
パ 福岡ドーム 千葉マリンスタジアム 札幌ドーム 大阪ドーム 宮城球場 西武ドーム
旧 後楽園球場 ナゴヤ球場 広島市民球場 川崎球場 平和台球場 大阪球場 小倉球場
東京スタジアム 駒沢球場 藤井寺球場 日本生命球場 グリーンスタジアム神戸 阪急西宮球場