東京スタジアム[1962-1972]
- 2017/01/01
- 23:00
球場別PF:
東京スタジアムのパークファクターを評価しました。
数値は得点や本塁打といったイベントが「同じリーグの平均的な球場(6本拠地の平均)と比べて何倍出やすいか」を示します。
数値が大きければイベントが発生しやすい、数値が小さければ発生しにくい球場であることを意味します。
ロッテ使用時パークファクター
国鉄使用時パークファクター
ロッテ(東京・大毎)が1962年から1972年まで本拠地として使用していた球場。
中堅120mは当時としては大きかったものの、上空から見るとほぼ真四角となる特異なグラウンド形状が特徴でした。
膨らみのない左右中間は本塁打を生み出しやすかったようで、史上有数のヒッターズパークとなっています。
PFはその球場を本拠地とするチームが「本拠地で記録した成績」と、
「6本拠地で均等に試合した時に記録しうる成績」を比較することで算出されます。
具体的な算出方法については「パークファクターはどのような考え方で算出されるか」をご覧ください。
同じチームの成績が使用球場によってどう変化するかを元に算出されるため、
「中日の得点力が低いからナゴヤドームの得点PFが低い」といった事態は起こりません。
BABIPとFIP以外は、打席数ベース(打席あたりどれだけそのイベントが発生するか)で算出しました。
2004年以前は入手データの都合上、BABIPは犠飛、FIPは敬遠を含まず、四球は死球も含んだ数値となります。
消えた9球場の思い出~忘れじの激闘の舞台~ - 週刊ベースボールONLINE
東京スタジアムは両翼90m、中堅120m。これだけ見ると当時にしては大きい部類です。
しかし、特殊な形状のため左右中間は他球場より短かったようです。
懐かしの野球場10 写真特集 - JIJI.COM
東京スタジアムの上空写真。左右中間の膨らみが全くありません。
現代の球場だとロッテ浦和球場が近いかもしれません。
セ 東京ドーム 阪神甲子園球場 ナゴヤドーム マツダスタジアム 明治神宮野球場 横浜スタジアム
パ 福岡ドーム 千葉マリンスタジアム 札幌ドーム 大阪ドーム 宮城球場 西武ドーム
旧 後楽園球場 ナゴヤ球場 広島市民球場 川崎球場 平和台球場 大阪球場 小倉球場
東京スタジアム 駒沢球場 藤井寺球場 日本生命球場 グリーンスタジアム神戸 阪急西宮球場
東京スタジアムのパークファクターを評価しました。
数値は得点や本塁打といったイベントが「同じリーグの平均的な球場(6本拠地の平均)と比べて何倍出やすいか」を示します。
数値が大きければイベントが発生しやすい、数値が小さければ発生しにくい球場であることを意味します。
ロッテ使用時パークファクター
年度 | 使用チーム | 得点 | 本塁打 | BABIP | 単打 | 二塁打 | 三塁打 | 三振 | 四球 | FIP | 使用試合 | 順位 | 監督 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1972 | ロッテ | 1.06 | 1.23 | 0.99 | 0.98 | 1.08 | 0.82 | 0.97 | 0.94 | 1.09 | 63 / 130 | 5位 | 大沢啓二 | 宮城球場へ移転 | |
1971 | ロッテ | 1.13 | 1.19 | 1.01 | 1.03 | 0.90 | 0.65 | 0.95 | 1.06 | 1.13 | 65 / 130 | 2位 | 濃人渉 | ||
1970 | ロッテ | 1.10 | 1.48 | 1.00 | 0.94 | 1.11 | 1.35 | 1.08 | 0.99 | 1.17 | 65 / 130 | 1位 | 濃人渉 | ||
1969 | ロッテ | 1.14 | 1.21 | 1.05 | 1.03 | 1.20 | 0.87 | 0.99 | 0.92 | 1.07 | 65 / 130 | 3位 | 濃人渉 | ||
1968 | 東京 | 1.24 | 1.45 | 1.03 | 0.98 | 1.20 | 1.30 | 0.98 | 1.00 | 1.19 | 68 / 139 | 3位 | 濃人渉 | ||
1967 | 東京 | 1.11 | 1.20 | 1.01 | 1.01 | 1.08 | 0.70 | 0.93 | 1.03 | 1.11 | 69 / 137 | 5位 | 戸倉勝城 | ||
1966 | 東京 | 1.11 | 1.31 | 1.01 | 0.97 | 1.21 | 0.90 | 0.99 | 1.01 | 1.14 | 64 / 134 | 4位 | 田丸仁 | ||
1965 | 東京 | 1.05 | 1.24 | 0.96 | 0.94 | 1.12 | 0.77 | 0.90 | 1.06 | 1.15 | 67 / 140 | 5位 | 本堂保次 | ||
1964 | 東京 | 1.11 | 1.23 | 0.97 | 0.98 | 0.99 | 0.81 | 1.00 | 0.89 | 1.04 | 74 / 150 | 4位 | 本堂保次 | ||
1963 | 大毎 | 1.07 | 1.04 | 1.00 | 1.05 | 0.93 | 0.60 | 0.99 | 0.86 | 0.98 | 78 / 150 | 5位 | 本堂保次 | ||
1962 | 大毎 | 0.97 | 1.18 | 0.97 | 1.03 | 0.94 | 0.62 | 0.89 | 0.88 | 1.06 | 49 / 132 | 4位 | 宇野光雄 | 後楽園球場から移転 |
国鉄使用時パークファクター
年度 | 使用チーム | 得点 | 本塁打 | BABIP | 単打 | 二塁打 | 三塁打 | 三振 | 四球 | FIP | 使用試合 | 順位 | 監督 | 備考 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1964 | 国鉄 | 1.06 | 1.39 | 0.99 | 0.95 | 1.09 | 0.61 | 1.06 | 1.01 | 1.15 | 24 / 140 | 5位 | 林義一 | 準本拠地 | |
1963 | 国鉄 | 1.10 | 1.54 | 1.04 | 1.03 | 1.03 | 1.10 | 1.01 | 0.97 | 1.19 | 18 / 140 | 4位 | 浜崎真二 | 準本拠地 |
ロッテ(東京・大毎)が1962年から1972年まで本拠地として使用していた球場。
中堅120mは当時としては大きかったものの、上空から見るとほぼ真四角となる特異なグラウンド形状が特徴でした。
膨らみのない左右中間は本塁打を生み出しやすかったようで、史上有数のヒッターズパークとなっています。
算出方法
PFはその球場を本拠地とするチームが「本拠地で記録した成績」と、
「6本拠地で均等に試合した時に記録しうる成績」を比較することで算出されます。
具体的な算出方法については「パークファクターはどのような考え方で算出されるか」をご覧ください。
同じチームの成績が使用球場によってどう変化するかを元に算出されるため、
「中日の得点力が低いからナゴヤドームの得点PFが低い」といった事態は起こりません。
BABIPとFIP以外は、打席数ベース(打席あたりどれだけそのイベントが発生するか)で算出しました。
2004年以前は入手データの都合上、BABIPは犠飛、FIPは敬遠を含まず、四球は死球も含んだ数値となります。
参考文献
消えた9球場の思い出~忘れじの激闘の舞台~ - 週刊ベースボールONLINE
東京スタジアムは両翼90m、中堅120m。これだけ見ると当時にしては大きい部類です。
しかし、特殊な形状のため左右中間は他球場より短かったようです。
懐かしの野球場10 写真特集 - JIJI.COM
東京スタジアムの上空写真。左右中間の膨らみが全くありません。
現代の球場だとロッテ浦和球場が近いかもしれません。
球場別パークファクター
セ 東京ドーム 阪神甲子園球場 ナゴヤドーム マツダスタジアム 明治神宮野球場 横浜スタジアム
パ 福岡ドーム 千葉マリンスタジアム 札幌ドーム 大阪ドーム 宮城球場 西武ドーム
旧 後楽園球場 ナゴヤ球場 広島市民球場 川崎球場 平和台球場 大阪球場 小倉球場
東京スタジアム 駒沢球場 藤井寺球場 日本生命球場 グリーンスタジアム神戸 阪急西宮球場