コメント
No title
今年も戦力分析の記事を楽しみにしておりました。
質問があるのですが、「UZRは1.02 - Essence of Baseballのデータを12球団平均基準からリーグ平均基準に変換して算出しています。」というのは、どのようにして行われたのでしょうか。
差し支えなければ教えていただけますでしょうか。
質問があるのですが、「UZRは1.02 - Essence of Baseballのデータを12球団平均基準からリーグ平均基準に変換して算出しています。」というのは、どのようにして行われたのでしょうか。
差し支えなければ教えていただけますでしょうか。
No title
昨年の横浜の戦力分析でコメントして以来、すっかり本サイトのファンになりました。素晴らしい分析で、楽しく拝見させていただきました。
この記事を拝見すると、改めて横浜のフロントは補強を的確に行っている印象を抱きます。人的補償で田中俊選手の獲得がすぐに行われたのも、納得がいきました。
しかし、両翼が比較的ウィークポイントだった巨人に梶谷選手が加入し、巨人の戦力が盤石になった印象を受けました。ファンとして応援は続けていきますが、現実的にはここ2〜3年の優勝は難しいのかなと思う部分もあります。
横浜が優勝をするには、今後どのように戦力を整備すべきでしょうか?
(素人考えですが思い浮かぶのは、巨人の30代前半の中心選手が加齢で衰える時に、森・伊藤裕・牧・山本選手などのピークを揃え、マイナスのセンターラインを強みに変えておく…などでしょうか)
この記事を拝見すると、改めて横浜のフロントは補強を的確に行っている印象を抱きます。人的補償で田中俊選手の獲得がすぐに行われたのも、納得がいきました。
しかし、両翼が比較的ウィークポイントだった巨人に梶谷選手が加入し、巨人の戦力が盤石になった印象を受けました。ファンとして応援は続けていきますが、現実的にはここ2〜3年の優勝は難しいのかなと思う部分もあります。
横浜が優勝をするには、今後どのように戦力を整備すべきでしょうか?
(素人考えですが思い浮かぶのは、巨人の30代前半の中心選手が加齢で衰える時に、森・伊藤裕・牧・山本選手などのピークを揃え、マイナスのセンターラインを強みに変えておく…などでしょうか)
Re: No title
コメントありがとうございます!
そう仰ってもらえるととても嬉しいです。ありがとうございます。
打球の難易度設定では12球団分のデータを使用しつつ、比較対象をリーグ平均に変換しています。
具体的には以下の行程で計算できます。
1. ポジションごとにリーグの平均UZR/1200を計算する
2. ポジションごとにチームにイニングに1.をかけて1200で割り、
「リーグの平均的な守備者がそのチームと同じだけイニングを消化した時にどれだけのUZRを記録するか」を算出する
3. そのチームが各ポジションで記録したUZRから、そのポジションに対応した2.を引く
そう仰ってもらえるととても嬉しいです。ありがとうございます。
打球の難易度設定では12球団分のデータを使用しつつ、比較対象をリーグ平均に変換しています。
具体的には以下の行程で計算できます。
1. ポジションごとにリーグの平均UZR/1200を計算する
2. ポジションごとにチームにイニングに1.をかけて1200で割り、
「リーグの平均的な守備者がそのチームと同じだけイニングを消化した時にどれだけのUZRを記録するか」を算出する
3. そのチームが各ポジションで記録したUZRから、そのポジションに対応した2.を引く
Re: No title
TJさん、コメントありがとうございます!
そう仰っていただけると、記事を書いた甲斐がありました。
ご感想もいただけまして大変嬉しいです。
>しかし、両翼が比較的ウィークポイントだった巨人に梶谷選手が加入し、巨人の戦力が盤石になった印象を受けました。ファンとして応援は続けていきますが、現実的にはここ2〜3年の優勝は難しいのかなと思う部分もあります。
巨人を凌駕できるかという観点で言えば、
運を味方につけないと数年以内の実現は難しいと私も考えます。
仰るように、巨人の補強が万全というのもあるのですが、
岡本と吉川という若く新しいストロングポイントが生まれたのが非常に大きいです。
巨人が以前のまま坂本と丸だけのチームだったら、近い将来に地盤沈下していた可能性が高いと思いますが、
この2人の台頭によって、アクシデントがなければ巨人は優勝ライン(100点)に近い得失点差をしばらくキープしてくるでしょう。
数年以内というスパンでDeNAがこのラインに達するためには、
(1) オースティンが離脱せず昨季レベルの打撃成績をフルシーズンでマークする
(2) 先発投手陣が目立った故障者を出さずフル稼働する(少なくとも2019年以前のレベルに戻す)
(3) 内野4ポジションと捕手のいずれかから新しい強みポジションを創出する
この辺りの項目が全部揃わないと難しいのかなという印象を持っています。
DeNAが編成で対処できるのは(3)だけで、上で書いているように既にこれに対しては打てる手は打たれているように思います。
1989年の西武のように、盤石なチームでも綻びが生じるシーズンはあります。
今のDeNAにできることは野手の世代交代を進めながら、淡々とチャンスを待つことではないでしょうか。
今のところ一番巨人を凌駕できる可能性が高いのはDeNAだと思うので、頑張ってほしいところです。
そう仰っていただけると、記事を書いた甲斐がありました。
ご感想もいただけまして大変嬉しいです。
>しかし、両翼が比較的ウィークポイントだった巨人に梶谷選手が加入し、巨人の戦力が盤石になった印象を受けました。ファンとして応援は続けていきますが、現実的にはここ2〜3年の優勝は難しいのかなと思う部分もあります。
巨人を凌駕できるかという観点で言えば、
運を味方につけないと数年以内の実現は難しいと私も考えます。
仰るように、巨人の補強が万全というのもあるのですが、
岡本と吉川という若く新しいストロングポイントが生まれたのが非常に大きいです。
巨人が以前のまま坂本と丸だけのチームだったら、近い将来に地盤沈下していた可能性が高いと思いますが、
この2人の台頭によって、アクシデントがなければ巨人は優勝ライン(100点)に近い得失点差をしばらくキープしてくるでしょう。
数年以内というスパンでDeNAがこのラインに達するためには、
(1) オースティンが離脱せず昨季レベルの打撃成績をフルシーズンでマークする
(2) 先発投手陣が目立った故障者を出さずフル稼働する(少なくとも2019年以前のレベルに戻す)
(3) 内野4ポジションと捕手のいずれかから新しい強みポジションを創出する
この辺りの項目が全部揃わないと難しいのかなという印象を持っています。
DeNAが編成で対処できるのは(3)だけで、上で書いているように既にこれに対しては打てる手は打たれているように思います。
1989年の西武のように、盤石なチームでも綻びが生じるシーズンはあります。
今のDeNAにできることは野手の世代交代を進めながら、淡々とチャンスを待つことではないでしょうか。
今のところ一番巨人を凌駕できる可能性が高いのはDeNAだと思うので、頑張ってほしいところです。
No title
今年も楽しみにしてました!毎年進化を楽しみにしてますが、今年は表について見やすくなってますね!
昨年は貯金と得失点差の連動性が悪いと、記事内でも触れられていますが、これは試合数減少が影響してると個人的には思っていますが、いかがでしょうか?(サイコロの振る回数が少ないと、あまり1/6に近くならないイメージ)
昨年は貯金と得失点差の連動性が悪いと、記事内でも触れられていますが、これは試合数減少が影響してると個人的には思っていますが、いかがでしょうか?(サイコロの振る回数が少ないと、あまり1/6に近くならないイメージ)
Re: No title
Yamagamiさん、コメントありがとうございます!
そう仰ってもらえるととても嬉しいです。
昨年は網羅的に言及しようとしてガチャガチャ載せ過ぎてしまったので、
今年は取捨選択をしっかりして本質的な情報に絞りました。上手くいったみたいでよかったです。
貯金と得失点差の連動性ですが、
仰るように試合数が少ないのが一因だと私も思いますね。
そう仰ってもらえるととても嬉しいです。
昨年は網羅的に言及しようとしてガチャガチャ載せ過ぎてしまったので、
今年は取捨選択をしっかりして本質的な情報に絞りました。上手くいったみたいでよかったです。
貯金と得失点差の連動性ですが、
仰るように試合数が少ないのが一因だと私も思いますね。
No title
二遊間(特にショート)が穴というのは近年ずっと言われ続けていることですが、ここは補強で埋めにくいのがつらいですね。
外国人は長打力を求めて攻撃ポジションが優先され、FAではまず守備のピークを過ぎている年齢なので、
生え抜きの育成に失敗すると大穴になりやすいポジションです。
巨人の二遊間が充実していたおかげで、FAの補償で田中という即戦力を引けたのはかなり大きいと思います。
現状ではショートのプロスペクトが森敬斗のみという状況なので、ここは時間をかけて整備していくしかないでしょうね。
外国人は長打力を求めて攻撃ポジションが優先され、FAではまず守備のピークを過ぎている年齢なので、
生え抜きの育成に失敗すると大穴になりやすいポジションです。
巨人の二遊間が充実していたおかげで、FAの補償で田中という即戦力を引けたのはかなり大きいと思います。
現状ではショートのプロスペクトが森敬斗のみという状況なので、ここは時間をかけて整備していくしかないでしょうね。
Re: No title
カンザスさん、コメントありがとうございます!
>外国人は長打力を求めて攻撃ポジションが優先され、FAではまず守備のピークを過ぎている年齢なので、
>生え抜きの育成に失敗すると大穴になりやすいポジションです。
仰る通りだと思います。遊撃手はきっちり埋められた場合と埋められなかった場合で差が付きやすく、
優勝を狙うのであれば弱点化させないのはほぼ必要条件になると思います。
直近10年のNPBでも、遊撃手が弱点のまま優勝したチームは2015年のヤクルトくらいですね。
田中俊太はFA補償では滅多に獲得できないレベルの選手だと率直に思います。
田中はアマチュア時代も含めてほとんど二塁手一筋で来ているようですが、
二塁守備は現役選手ではトップレベルなので、遊撃起用でもそれなりの結果を残すかもしれませんね。
>外国人は長打力を求めて攻撃ポジションが優先され、FAではまず守備のピークを過ぎている年齢なので、
>生え抜きの育成に失敗すると大穴になりやすいポジションです。
仰る通りだと思います。遊撃手はきっちり埋められた場合と埋められなかった場合で差が付きやすく、
優勝を狙うのであれば弱点化させないのはほぼ必要条件になると思います。
直近10年のNPBでも、遊撃手が弱点のまま優勝したチームは2015年のヤクルトくらいですね。
田中俊太はFA補償では滅多に獲得できないレベルの選手だと率直に思います。
田中はアマチュア時代も含めてほとんど二塁手一筋で来ているようですが、
二塁守備は現役選手ではトップレベルなので、遊撃起用でもそれなりの結果を残すかもしれませんね。
No title
結構人的で二遊間より先発を取るべきと言う意見の人が多かったですね。
エース格の離脱が多かった中で井納退団というのもありますけど、
それ以上に大和柴田倉本で二遊間は充実してると考える人が多いようですね。
ただ横浜で田中のプロ3年間の働きに匹敵する選手はせいぜい柴田ぐらいで、
梶谷の加齢リスクと神里を筆頭にした既存戦力で埋まる点を考えると、
下手なFA選手よりもインパクトのある補強になる可能性が高いでしょうね。
それに現時点で井納レベルの先発がプロテクト外な訳ないですし。
エース格の離脱が多かった中で井納退団というのもありますけど、
それ以上に大和柴田倉本で二遊間は充実してると考える人が多いようですね。
ただ横浜で田中のプロ3年間の働きに匹敵する選手はせいぜい柴田ぐらいで、
梶谷の加齢リスクと神里を筆頭にした既存戦力で埋まる点を考えると、
下手なFA選手よりもインパクトのある補強になる可能性が高いでしょうね。
それに現時点で井納レベルの先発がプロテクト外な訳ないですし。
No title
記事作成お疲れ様です。楽しみにしておりました。
FAで井納が抜け、今永も長期離脱が濃厚となると、ちょっと先発が足りないかなあと感じます。
もちろん新戦力と東の完全復活にも期待ですが、それに加えて石田を本格的に先発再転向させてしまっても良いのかなと個人的には思います。
奪三振能力が高いので中継ぎ向きではあるとは思うんですが。このへん楽天の松井裕樹と状況似ている気がしますね…
FAで井納が抜け、今永も長期離脱が濃厚となると、ちょっと先発が足りないかなあと感じます。
もちろん新戦力と東の完全復活にも期待ですが、それに加えて石田を本格的に先発再転向させてしまっても良いのかなと個人的には思います。
奪三振能力が高いので中継ぎ向きではあるとは思うんですが。このへん楽天の松井裕樹と状況似ている気がしますね…
Re: No title
コメントありがとうございます!
DeNAファンの方のコメントを見ていると、私もそんな印象を受けますね。
先発を獲るべきというのは、おそらく平良の成功が影響しているのでしょうが、
あのレベルのプロスペクトをFA補償で獲得できるのは、かなり特殊なケースだったと思います。
現在の巨人の二軍は当時と比べて有望な投手が少なくなっていますし、
菅野智之が流出する可能性があって、先発投手の有望株の囲い込みが至上命題だったわけですから、
今回のFA補償で戦力化が見込める先発を獲得するのはかなり難しかったように感じます。
DeNAファンの方のコメントを見ていると、私もそんな印象を受けますね。
先発を獲るべきというのは、おそらく平良の成功が影響しているのでしょうが、
あのレベルのプロスペクトをFA補償で獲得できるのは、かなり特殊なケースだったと思います。
現在の巨人の二軍は当時と比べて有望な投手が少なくなっていますし、
菅野智之が流出する可能性があって、先発投手の有望株の囲い込みが至上命題だったわけですから、
今回のFA補償で戦力化が見込める先発を獲得するのはかなり難しかったように感じます。
Re: No title
石川さん、コメントありがとうございます!
今永が全く試合に出られないとなると、やや厳しい状態に陥る可能性もありますね。
ただ、よほどの不幸が重ならなければ、それでも先発に大穴が開く状態は考えづらいのではと楽観的に見ています。
規定投球回を確実にクリアできる投手こそ少ないですが、
平均レベルの投球ができる投手は他チームと比べても豊富であるように感じています。
個人的には、救援よりも先発の方が「こなせる選手が少ない」という点で希少なので、
どちらもできる投手には先発をしてもらいたいという気持ちがあります。松井も私はどちらかというと先発賛成派ですね。
仰るように石田が救援向きというのは私も近い意見を持っているのですが、
石田は先発で好成績を残した実績があり、救援投手の中でも先発の適性はある方だと思うので、
どうしても先発が足りなくなった時には先発再転向は検討に値すると思います。
石田のポテンシャルを考えると、山口のようにエースレベルの先発投手に化ける可能性もあると思うんですよね。
今永が全く試合に出られないとなると、やや厳しい状態に陥る可能性もありますね。
ただ、よほどの不幸が重ならなければ、それでも先発に大穴が開く状態は考えづらいのではと楽観的に見ています。
規定投球回を確実にクリアできる投手こそ少ないですが、
平均レベルの投球ができる投手は他チームと比べても豊富であるように感じています。
個人的には、救援よりも先発の方が「こなせる選手が少ない」という点で希少なので、
どちらもできる投手には先発をしてもらいたいという気持ちがあります。松井も私はどちらかというと先発賛成派ですね。
仰るように石田が救援向きというのは私も近い意見を持っているのですが、
石田は先発で好成績を残した実績があり、救援投手の中でも先発の適性はある方だと思うので、
どうしても先発が足りなくなった時には先発再転向は検討に値すると思います。
石田のポテンシャルを考えると、山口のようにエースレベルの先発投手に化ける可能性もあると思うんですよね。