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丸佳浩[2008-]

成績サマリー
年度所属打席打率HR打点wRAAwRC+BABIP+K%-BB%+ISO+盗塁盗刺wSB守備位置補正守備年齢WAR    
2010広島22.15801-3.0-21731971150100.20.0中/左右21-0.2
2011広島495.2419500.710210112712411496-0.4-1.4中/右左221.5
2012広島339.2474226.81241001121701101460.7-1.3右中/左231.9
2013広島601.273145816.01261051081601272915-0.1-1.1中/右243.6AS GG
2014広島644.310196737.91541119018114226110.5-0.9256.0AS B9 GG
2015広島633.249196320.41351001321791451570.2-0.7264.3AS GG
2016広島652.291209032.0148109971541492390.8-0.8275.6AS B9 GG
2017広島651.308239236.8154115981521531331.1-1.2286.1AS B9 GG MVP
2018広島566.306399757.91911151312482291010-2.2-1.4297.3B9 GG MVP
2019巨人631.292278927.61401101041501351250.1-1.6304.8AS B9 GG
2020巨人491.284277726.8151104109141181840.0-1.4314.3B9
2021巨人457.265235517.013610814016715653-0.2-1.5323.2
通算成績6182.280224761277.0143107113166149165790.6-13.348.3


基本打撃成績
年度所属試合打席打数得点安打二塁三塁本塁塁打打点盗塁盗刺犠打犠飛四球故四死球三振併殺打率OBPSLGOPS    
2010広島1422191300031100120070.158.227.158.385
2011広島13149543548105164915650969144161052.241.319.359.678
2012広島1063392832670104410022146534602594.247.353.353.707
2013広島14060150682138255142155829155485511036.273.376.425.801AS GG
2014広島1446445361061663051926367261104100349512.310.419.491.910AS B9 GG
2015広島1436335308113228119219631574494211434.249.361.413.774AS GG
2016広島1436525579816230820268902391384171079.291.389.481.870AS B9 GG
2017広島14365155610917135323281921332683041136.308.398.505.903AS B9 GG MVP
2018広島1255664321091322203927197101001130831305.306.468.6271.096B9 GG MVP
2019巨人14363153582156261272658912507863312515.292.388.495.884AS B9 GG
2020巨人120491423631203112723477843263401013.284.375.553.928B9
2021巨人118457392581042102319455530263001205.265.365.495.860
通算成績1470618252048631459274322242469761165792938880273112080.280.385.474.860

先発出場
年度所属捕手一塁二塁三塁遊撃左翼中堅右翼指名   1番   2番   3番   4番   5番   6番   7番   8番   9番
2010広島 22
2011広島207822146391519
2012広島103236527182332
2013広島1239353067
2014広島14311611243
2015広島14263185911
2016広島143143
2017広島1431142
2018広島1121122
2019巨人14118123
2020巨人11910322732
2021巨人2106725516226
通算成績3312936812879940514665292

打順とポジションの変遷
所属打線起用登録名主要成績1番  2番  3番  4番  5番  6番  7番  8番  9番  
2010年広島打線-(中)丸佳浩.158 0HR 1打点1東出23天谷4栗原5廣瀬67小窪8石原9(投手)
2011年広島打線5(中)丸佳浩.241 9HR 50打点1東出2木村3廣瀬4栗原5丸6バーデン7松山8石原9(投手)
2012年広島打線6(右)丸佳浩.247 4HR 22打点1天谷2東出34エルド5堂林6丸7廣瀬8石原9(投手)
2013年広島打線3(中)丸佳浩.273 14HR 58打点1ルイス2菊池3丸4キラ5松山67堂林8石原9(投手)
2014年広島打線3(中)丸佳浩.310 19HR 67打点1堂林2菊池3丸4エルド5キラ67田中8會澤9(投手)
2015年広島打線1(中)丸佳浩.249 19HR 63打点1丸2菊池3シアー4新井貴5エルド67田中8會澤9(投手)
2016年広島打線3(中)丸佳浩.291 20HR 90打点1田中2菊池3丸4新井貴5エルド6鈴木7安部8石原9(投手)
2017年広島打線3(中)丸佳浩.308 23HR 92打点1田中2菊池3丸4鈴木5松山6エルド7安部8會澤9(投手)
2018年広島打線3(中)丸佳浩.306 39HR 97打点1田中2菊池3丸4鈴木5松山6野間7西川8會澤9(投手)
2019年巨人打線3(中)丸佳浩.292 27HR 89打点1亀井2坂本3丸4岡本5大城6ゲレーロ7若林8小林9(投手)
2020年巨人打線5(中)丸佳浩.284 27HR 77打点1吉川2松原3坂本4岡本5丸6中島7ウィーラー8大城9(投手)
2021年巨人打線3(中)丸佳浩.265 23HR 55打点1松原2坂本3丸4岡本5ウィーラー6中島7吉川8大城9(投手)


コメント

No title

ここまで毎年淡々と技術向上している選手なかなか居ないと思います…いつの間にか化け物みたいな数字出すようになってますよね

Re: No title

アンカツさん、コメントありがとうございます!
返信が大変遅れまして申し訳ございません。

ここまで長打力を上げてくるとは正直思いませんでした。
持ち前の選球眼との相乗効果で、今季は四球が凄まじい量になっていますね。

攻撃と守備を合わせた総合的な貢献で言うと、NPBにおける中堅手の歴代ベストパフォーマンスは、
1950年小鶴誠、1964年広瀬叔功、1980年山本浩二、2002年松井秀喜、2015年柳田悠岐辺りが有力候補ですが、
今季の丸佳浩の貢献は彼らに匹敵する水準だと考えます。特に出場機会あたりでは歴代最高ではないでしょうか。

No title

18年オフFA移籍となりましたが、広島フロントの姿勢が信じられません・・・。前例を覆してでも昨年オフ(FA取得前)に複数年契約を提示すべきだったと思います。また単年の評価としてもずっと低すぎますよね。広島の限られた資金力という基準で見ても明らかに低すぎたと思います。
丸が巨人とロッテから相当な評価をされたことは実に良い事だと思いますが、何より球団史に残るレベルの貢献を果たした選手に対する広島側の評価がこれなのか・・・と寂しく感じました。

Re: No title

アンカツさん、コメントありがとうございます!

仰る通り、丸に支払われた年俸は成績に対して常に安いものだったと私も思います。
ただ、「FA権取得まで安い年俸で雇用できる」のは、育成に成功した球団にだけ許される特権なので、
その特権をまるっと享受できたことは、球団運営の観点から見れば成功だったのかなとも思いました。

黒田に対しても6億を提示していますから、
本気で引き留めにかかるなら、丸に対してももう少し出せたのではという印象は受けました。

やはり、マネーゲームはしないという球団の方針なんでしょうね。
広島の年俸総額予算は依然より拡大したという話ですが、それでも巨人やソフトバンクとは離されていますから、
丸と超大型契約をして不慮の事態が発生すると、他の選手に払える年俸総額が圧縮されているのでチームが傾いてしまいます。

来季、丸が抜けたことで優勝争いが厳しいラインまでチーム力が低下した場合、
近年中のFA取得が予想される野村祐輔、田中広輔、菊池涼介も無理には引き止めないのではないかと予想します。

No title

丸の年俸の話で興味深いのは2015年のオフに丸は前年度より低い額を提示されてそれを受け入れたんですよね。

2015年の丸は打撃三部門で打率.249 本塁打19 打点63と前年度に残した数字(打率.310 本塁打19 打点67)に比べると打率を大きく落としたのですが

ただ
・四球による出塁がリーグ平均(BB% 7.9)より多い(BB% 14.8)
・長打力もリーグ平均(ISO .111)を超えている(ISO .164)
・2015年のマツダスタジアムが打者不利な環境だった(得点PF 0.91)
といったこともあって2015年の丸の打撃貢献は決して低いものではなく(むしろリーグ上位であり)
DELTA算出のWARだとリーグトップクラスの貢献をしている選手でした。
WARではトップクラスの選手であるにも関わらず翌年の年俸が上がるどころかむしろ下げられてしまうというのはなんだか変な話に思えます。
ただこれは広島が丸の貢献を過小評価しているというよりも「球界全体」が打率・本塁打・打点の「打撃三部門」を高く評価してるのに対して
勝利との関係が強い「チームの得失点の増加」を過小評価していることに起因するものではないかなと思っています。
(丸自身も広島の提示に納得していたわけですから)

正確に言えば過小評価と言うより得失点の増加が勝率に強く関わることと「選手個人」の働きでどれだけ得失点を増加させたか(打点や得点のような環境依存的じゃない数字で)を測る方法があるということがあまり知られてないんじゃないかと思いました。
(投手が未だに勝利数や勝率、特に補正もされていない防御率で評価されていますがこれも同様の理由だと思っています)

Re: No title

コメントありがとうございます!

「得失点差の改善に対して与えた影響」を貢献の評価基準にするという考え方は、
セイバーメトリクスではコンセンサスを得ていますし、最も説得力を持った考え方だと私も考えています。
少なくとも打率、本塁打、打点、盗塁などをただ並べ、それぞれに主観に基づいた重み付けをしていくよりは合理的でしょう。

>正確に言えば過小評価と言うより得失点の増加が勝率に強く関わることと「選手個人」の働きでどれだけ得失点を増加させたか
(打点や得点のような環境依存的じゃない数字で)を測る方法があるということがあまり知られてないんじゃないかと思いました。
球界全体にそうした評価基準が浸透していない、という点は私も同意します。
丸が提示額を受け入れたのも、丸自身がそうした評価基準を重視していなかったことを物語っていると思います。
(WARが年俸に比例するという考え方からすると、成績に見合う提示額ではなかったのは仰る通りだと思います。)

ただ、「得失点差の改善に対して与えた影響」を評価基準にした年俸査定をしていないからといって、
「広島はそうした評価基準を重視していない」とは、必ずしも言えないところが興味深い部分だと思っています。
広島はどこまで把握したうえでやっているのかなと。

選手に不満の出ない範囲で、年俸をできる限り安く抑え込むことがフロントの仕事です。
丸がトップクラスの貢献を残したことを把握しながらも、
あえて「打撃三部門」に基づいた低年俸を提示することもできるんですよね。
(実際に丸はそれで提示額を受け入れたわけですから、「年俸を安く抑え込む」という観点で見れば正解でした)

把握したうえでやっているんだとしたら、それは「マネーボール」にほかなりませんね。
(マネーボールのアスレチックスは四球の重要性を把握しながら、それをあえて年俸に反映しなかったことで年俸を抑えた)

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コンテンツ

■2022年シーズンデータ
 ポジション別wRAAと先発救援別RSAA
 セリーグ パリーグ 各種PF


■選手INDEX(球団/五十音/守備)
  De
  西 他消滅球団
 
 

■打線アーカイブ
  De
  西 他消滅球団
 歴代打線得点力評価[-2020]
 歴代打線守備力評価[-2020]

■投手陣アーカイブ
  De
  西 他消滅球団

■打撃に関する記録
 wRAA通算 シーズン チーム
 wRC+通算 シーズン チーム
 BABIP+通算 シーズン チーム
 K%-通算 シーズン チーム
 BB%+通算 シーズン チーム
 ISO+通算 シーズン チーム

■投球に関する記録
 通算 シーズン RSWIN
 通算 シーズン RSWIN(PF/DER)
 通算 シーズン RSWIN(リリーフ)
 RSWINで見る強力ダブルエース
 RSWINで見る強力勝利の方程式

■守備に関する記録
 守備得点

■球場に関する記録
 一軍PF 2021 2020 2019
 二軍PF 2019 2018 2017
 セPF 得点 本塁打 BABIP
単打 二塁打 三塁打
三振 四球 FIP
 パPF 得点 本塁打 BABIP
単打 二塁打 三塁打
三振 四球 FIP
 球場別 東京ド 後楽園
甲子園
バンド ナゴヤ球場
マツダ 広島市民
De 横浜 川崎球場
神宮
PayPay 平和台 大阪球場
西 メラド 小倉球場
京セラ GS神戸 阪急西宮
ZOZO 東京スタジアム
札幌ド 駒沢球場
楽天生命
日本生命 藤井寺

■RCWINに関する記録
 RCWIN歴代記録[-2020]
 通算 シーズン RCWIN
 通算 シーズン RCWIN(PF)
 通算 シーズン RCWIN(PF/POS)
 RCWINで見る強力打撃コンビ
 RCWINで見る強力打撃トリオ
 ポジション別
 

■傑出度に関する記録
 打撃歴代記録[-2020]
 通算 シーズン 打率傑出度
 通算 シーズン 出塁率傑出度
 通算 シーズン 長打率傑出度
 通算 シーズン OPS傑出度
 投球歴代記録[-2020]
 通算 シーズン 防御率傑出度
 通算 シーズン 奪三振率傑出度
 通算 シーズン 与四球率傑出度

■戦力分析とドラフト評価
 2019年一軍分析
  De 西
 2019年二軍分析
  De 西
 2019年補強・ドラフト評価
  De 西
 2017年戦力分析
  De 西
 2015年戦力分析
  De 西
 2014年戦力分析
  De 西
 2013年戦力分析
  De 西
 2015年二軍評価
  De 西
 2015年ファーム得点PFと選手評価
 打順の組み方を眺める
 2016年 セリーグ パリーグ

■選手の個人評価
 ポジション別に最優秀打者を選ぶ
 2017年 セリーグ パリーグ
 2016年 セリーグ パリーグ
 2015年 セリーグ パリーグ
 2014年 セリーグ パリーグ
 2013年 セリーグ パリーグ
 2016年打者の通信簿
  De 西
 2015年打者の通信簿
  De 西
 2014年選手別守備得点と総合貢献
 総括
 簡易WARの答え合わせ2014
 球団史上最高の4人を選ぶ
    De 西
 

■2018年の特筆記事
 現役打者の2000本安打達成確率を考える
 現役20代選手の通算安打(2018年版)

■2017年の特筆記事
 現役20代選手の通算安打(2017年版)
 「8番投手」は珍しいのか?
 2017年各種パークファクター
 2017広島打線は史上最強か?

■2016年の特筆記事
 2016年における2000本安打の展望
 2016年広島打線、得点力向上の要因は?
 2016年各種パークファクター
 パリーグ野手編成と野手運用の私的評価
 セリーグの犠打減少を考える
 糸井嘉男の成績低下リスクを考える


■2015年の特筆記事
 2000本安打の展望
 違反球の再来?2015年セリーグ
 こちらも違反球?2015年パリーグ
 秋山と柳田が挑む、もうひとつの日本記録
 秋山翔吾の安打記録更新の確率を考える
 「余剰安打」で見る、安打新記録の価値
 山田哲人は何位?二塁手シーズンHR記録
 二塁手史上最高の打撃?2015年山田哲人
 30HRと30盗塁の両立
 三浦大輔、23年連続安打
 谷繁元信、27年連続本塁打
 坂本勇人、7年連続二桁本塁打
 阪神タイガース、得失点差-59で貯金
 2015年はどのくらい打低だったのか?
 2015年各種パークファクター

■考察のようななにか
 □分析結果系
 貯金と得失点差の関係を整理する
 徹底比較 ダルビッシュ有と田中将大
 平成の大投手 三浦大輔
 ポスト松井稼頭央時代の遊撃手総合力評価
 恐怖の8番打者
 稲葉篤紀、現役引退表明
 0本塁打のスラッガー
 シーズン二桁本塁打に関する記録
 20盗塁カルテットに関する記録
 ピタゴラス勝率を用いた采配評価の妥当性
 鈴木啓示の先発勝利に関する疑義
 セリーグの野手世代交代に関する考察
 □分析手法系
 RSAAに守備力補正をかける
 守備イニング推定手法の改良案
 RRFの考え方
 外野刺殺指標試案
 外野補殺指標試案
 NPB版oWAR(試案)

■データ置き場
 通算 シーズン 守備位置別安打記録
 通算 シーズン 奪三振率
 通算 シーズン 与四球率
 通算 シーズン K%
 通算 シーズン BB%
 通算 シーズン wSB(盗塁得点)
 投手のシーズン本塁打記録
 セパ年度別 打低打高早見表
 年度別タイトル・表彰獲得者一覧
 平成時代のポジション別最多安打打者
 日本時代のイチローの全試合成績


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 日本プロ野球記録
 スタメンデータベース
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 を参考にさせていただいています。

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